英語対応のおすすめ勤怠管理システム9選(全22選)|多言語・タイムゾーン対応のシステムも

Check!

  • 外国人労働者を雇用している企業や海外進出を考える企業におすすめ
  • 気になるシステムは資料請求をして比較検討しよう

英語対応の勤怠管理システムは、外国人労働者を雇用している企業や、グローバル化を促進する企業にとって効率的なシステムです。本記事では英語対応のおすすめ勤怠管理システムを紹介します。海外出張時でも勤務管理できる打刻システムや、多言語・タイムゾーンに対応したシステムも合わせて紹介します。

今すぐ見る!英語対応のおすすめ勤怠管理システム

目次

開く

閉じる

  1. 勤怠管理システムの始め方
  2. 英語対応の勤怠管理システムおすすめ9選
  3. 英語・多言語対応の勤怠管理システム比較一覧表
  4. 英語対応の勤怠管理システムのメリット
  5. 英語対応の勤怠管理システムを選ぶ際の注意点
  6. 勤怠管理システムの選び方
  7. 勤怠管理をさらに効率化!関連サービスはこちら

勤怠管理システムの始め方

勤怠管理を行う人事担当者や経営者の方にとって、自社に最適な勤怠管理システムを判断するのは容易ではありません。勤怠管理は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。

特に英語対応の勤怠管理システムは、外国語労働者の正確な勤怠管理をするために必要です。しかし誰しもが日本語を流暢に話せるとは限りません。日本語のみで勤怠管理をした場合、誤入力によって勤務時間や給与にトラブルが発生する場合もあります。

そこで、英語や中国語など従業員が理解できる言語で勤怠管理を行うことで、正確な賃金の支払いや打刻の不正防止など健全な労働環境の維持に繋がります。

勤怠管理システムの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求できます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適な勤怠管理システムを選びましょう。

英語対応の勤怠管理システムおすすめ9選

ここでは、数ある勤怠管理システムを比較して分かった、英語対応のおすすめ勤怠管理システムを紹介します。 製品の特徴も紹介しているので、資料請求と合わせて自社に最適なサービスを検討しましょう。

おすすめ勤怠管理システムをピックアップ!

英語を含む複数言語に対応
英語とタイムゾーンに対応
資料を無料ダウンロード

厳選|英語対応の勤怠管理システム5選

freee株式会社

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

freee勤怠管理Plus

低コストで人事労務全般をカバーしたい小規模法人・中小企業に

GOOD
ここがおすすめ!

  • 小規模法人や中小企業向けのシンプルな機能を不自由なく使える
  • 1時間1分単位での時間休取得が可能
  • GPSの勤怠管理に対応し直行直帰やテレワークでの打刻にも
  • 給与計算もできるfreee人事労務と連携することで人事労務全般がカバーできる

MORE
ここが少し気になる…

  • 低コストで導入できるが初期設定に手間がかかる
  • 連携できるサービスが少ない

株式会社デジジャパン

Touch On Time

株式会社デジジャパン

Touch On Time

勤怠管理に特化したシステムを低価格で導入したい企業に

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • スマホやPC・ICカード・指紋認証等で簡単に打刻ができる
  • 画面がシンプルで操作が簡単にできる
  • サポートやオペレーターの対応が丁寧

MORE
ここが少し気になる…

  • 各種申請後の通知や打刻漏れ等の通知機能がない
  • 打刻ミスの修正は管理者側で行う必要がある
  • 特殊な勤務形態の場合設定が複雑

株式会社ソウルウェア

キンコン

株式会社ソウルウェア

キンコン

無料期間が多めでじっくり検討したい中小企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 5名から使えて無料トライアルも60日と長く、機能や使い心地をじっくり検討できる
  • CSVやExcel出力だけでなく、サイボウズ社やコラボスタイル社との外部連携も充実

MORE
ここが少し気になる…

  • 最低5名の縛りがあり、最大料金の設定もないので人数によっては割高になる

株式会社ラクス

楽楽勤怠

株式会社ラクス

楽楽勤怠

営業職が多くすでに楽楽清算を使っている企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 「楽楽清算」との連携が可能で、勤怠管理から旅費交通費精算などの経費管理を一貫して行える
  • サポート体制が手厚く、初期設定はもちろん、運用後も見直しや改善の提案をしてくれる

MORE
ここが少し気になる…

  • 1ユーザーごとの価格ではなく、利用人数が少ないと割高になる

株式会社ネオレックス

キンタイミライ(旧:バイバイタイムカード)

株式会社ネオレックス

キンタイミライ(旧:バイバイタイムカード)

大企業シェアNo.1勤怠管理システム!勤怠管理が複雑な企業におすすめ

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • 企業の就業形態にに合わせて柔軟な勤怠管理が可能
  • 複数の拠点からアクセスしても操作の遅延が少ない
  • 勤務時間の過不足や残休暇数などがひと目で把握出来る
  • 導入後も万全のサポート体制で、トラブルが起きた際の対応もスムーズ

MORE
ここが少し気になる…

  • 拠点ごとの管理がわかりづらい
  • スマホやタブレットでの操作は不向き

複数言語対応の勤怠管理システム4選

jinjer株式会社

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社

ジンジャー勤怠

正確な労働時間の管理や働き方改革の促進をお考えの方に

GOOD
ここがおすすめ!

  • 初期設定から定着まで電話・チャット・WEBなどでサポート
  • 24時間365日お問い合わせ可能
  • スマホアプリ対応で場所を問わず簡単に打刻ができる
  • 月末の締め日に見直すだけで簡単に勤怠管理ができる
  • 個人だけでなくチーム全体の勤怠管理ができる

MORE
ここが少し気になる…

  • スマホアプリだと申請や修正画面がわかりにくい

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME

勤怠管理に特化した市場シェアNo.1の勤怠管理システム

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • 20種類の豊富な打刻方法と5カ国の言語・タイムゾーン対応で就業形態を問わず使える
  • シンプルなUIと機能性で従業員への教育コストがかからない
  • アラート機能や自動通知機能で労基法違反を防げる
  • 残業などの時間外労働や休日勤務の把握がしやすい
  • サポート体制やサービスが手厚く、企業や担当者に合わせたサポート体制を作れる

MORE
ここが少し気になる…

  • 起動の速さや操作性はPCのスペックに左右される

株式会社DONUTS

ジョブカン勤怠管理

株式会社DONUTS

ジョブカン勤怠管理

必要な機能を必要なだけ選びたい人事におすすめ

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • プランが豊富で「出勤管理・シフト管理・休暇申請管理・工数管理」の4つの機能から組み合わせて選べるカスタマイズ性の高さ
  • 「工数管理機能」を備えており、自社にあった納期の把握と共有の簡素化ができる
  • Slack対応で打刻と合わせて始業や就業のタイミングを把握できる
  • 医療機関の業種に特化した打刻方法を搭載

MORE
ここが少し気になる…

  • 打刻ミスの修正は管理者側で行う必要がある
  • シフト変更の管理が難しい

株式会社Works Human Intelligence

COMPANY 勤怠管理システム

株式会社Works Human Intelligence

COMPANY 勤怠管理システム

給与・評価連携で人事作業を効率化させたい担当者におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • シンプルな設計で、申請や管理の際も直感的に使えるUI
  • 勤怠管理から給与・評価まで一貫して行えて作業の効率化に有効
  • 社員数や業種に関わらず使いやすい柔軟性のよさ

MORE
ここが少し気になる…

  • 目安の金額でも問い合わせる必要がある

タイムゾーン対応の勤怠管理システム3選

freee株式会社

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

freee勤怠管理Plus

低コストで人事労務全般をカバーしたい小規模法人・中小企業に

GOOD
ここがおすすめ!

  • 小規模法人や中小企業向けのシンプルな機能を不自由なく使える
  • 1時間1分単位での時間休取得が可能
  • GPSの勤怠管理に対応し直行直帰やテレワークでの打刻にも
  • 給与計算もできるfreee人事労務と連携することで人事労務全般がカバーできる

MORE
ここが少し気になる…

  • 低コストで導入できるが初期設定に手間がかかる
  • 連携できるサービスが少ない

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME

勤怠管理に特化した市場シェアNo.1の勤怠管理システム

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • 20種類の豊富な打刻方法と5カ国の言語・タイムゾーン対応で就業形態を問わず使える
  • シンプルなUIと機能性で従業員への教育コストがかからない
  • アラート機能や自動通知機能で労基法違反を防げる
  • 残業などの時間外労働や休日勤務の把握がしやすい
  • サポート体制やサービスが手厚く、企業や担当者に合わせたサポート体制を作れる

MORE
ここが少し気になる…

  • 起動の速さや操作性はPCのスペックに左右される

株式会社DONUTS

ジョブカン勤怠管理

株式会社DONUTS

ジョブカン勤怠管理

必要な機能を必要なだけ選びたい人事におすすめ

サービスの料金や評判・口コミは
「サービス詳細」をクリック!

GOOD
ここがおすすめ!

  • プランが豊富で「出勤管理・シフト管理・休暇申請管理・工数管理」の4つの機能から組み合わせて選べるカスタマイズ性の高さ
  • 「工数管理機能」を備えており、自社にあった納期の把握と共有の簡素化ができる
  • Slack対応で打刻と合わせて始業や就業のタイミングを把握できる
  • 医療機関の業種に特化した打刻方法を搭載

MORE
ここが少し気になる…

  • 打刻ミスの修正は管理者側で行う必要がある
  • シフト変更の管理が難しい

英語・多言語対応の勤怠管理システム比較一覧表

サービス名
freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plus
ジンジャー勤怠
ジンジャー勤怠
KING OF TIME
KING OF TIME
Touch On Time
Touch On Time
キンコン
キンコン
楽楽勤怠
楽楽勤怠
キンタイミライ(旧:バイバイタイムカード)
キンタイミライ(旧:バイバイタイムカード)
ジョブカン勤怠管理
ジョブカン勤怠管理
COMPANY 勤怠管理システム
COMPANY 勤怠管理システム
資料を無料ダウンロード 資料ダウンロード 資料ダウンロード - - - - - - -
対象規模
1名~
・10名以上
1名~
・1名~
・5名~
1名~
-
・1名~
-
料金(税別)
1ヶ月あたり1ユーザー300円
1名あたり400円/月
・初期費用0円
・1名あたり300円/月
・初期設定費用0円
・1利用あたり300円/月
・1名あたり200円/月
・月額費用30,000円~
問い合わせにて
・初期費用・サポート費用0円
・無料プラン 1名あたり0円/月
・プラン1 1名あたり200円/月
・プラン2 1名あたり300円/月
・プラン3 1名あたり400円/月
・プラン4 1名あたり500円/月
月額最低利用料金 2,000円
要問合せ
モバイルGPS打刻
生体認証打刻

・指紋
・静脈

※SenseThunderとの連携により可能

指紋・指静脈・指ハイブリッドリーダー・カメレオンレコード
◯(オプション)
-
-

指静脈打刻・顔
-
ICカード打刻

交通系ICカード
◯(オプション)
◯(オプション)

Felica/Mifare規格のICカード
入退室管理システム連携打刻
-

※SenseThunderとの連携により可能
-
-
-
-
-
申請機能

勤怠関係申請

勤怠・交通費

休暇申請

休暇関係
アラート機能

有給消化・残業時間

打刻漏れ・申請漏れ・残業時間の超過・遅刻

超過労働対策アラート
他システム連携機能
・freee人事労務
・人事労務システム各種
・給与計算システム各種
・csv
・Excel
・PDF
・LINEWORKS
-
・Excel
・CSV
・PDF
・KING OF TIME 人事労務
・KING OF TIME セキュアログイン
・KING OF TIME データ分析
・KING OF TIME 給与
・API連携
・CSV連携
・給与システム連携
・サイボウズ社のkintone
・コラボスタイル社のコラボフロー
・CSV出力
・Excel出力
・CSV
・楽楽清算
・給与計算ソフト
・CSV
・PDF
-
・任意の形式
他言語
-
英語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語
英語・タイ語
英語対応
英語
-
英語対応
英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語
-
サポート体制

・電話
・メール
・チャット

・Self チャットサポート
・Essential(46名未満) メールサポート・チャットサポート・電話サポート・導入サポート
・Basic(46名以上) メールサポート・チャットサポート・電話サポート・導入サポート
・Professional メールサポート・チャットサポート・電話サポート・導入サポート・訪問サポート
・無料サポート
・プレミアムサポート導入支援 500,000円/2カ月
・プレミアムサポート活用支援 30,000円/2時間
・プレミアムサポート運用支援 50,000円/1カ月
・導入サポート/無料
・運用サポート/無料
・オンライン・ヘルプ/無料
-

・初期設定サポート
・運用後サポート 電話・メール
-
-
無料トライアル
-
-
-
-
その他のおすすめ勤怠管理システム

▼ この記事の読者は以下の記事も読んでいます

英語対応の勤怠管理システムのメリット

英語対応している勤怠管理システムは、言語の壁だけでなく、外国人の雇用にあたって重要な管理ができるため、導入することで得られるメリットが大きいです。ここでは、英語対応している勤怠管理システムのメリットを解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

表示言語切り替えができる

表示言語を切り替える機能により、外国人労働者が操作しやすく、操作ミスなどのトラブルを防ぐことができます。また、日本人と外国人の従業員それぞれを、同じシステムで一括管理も可能になるでしょう。

日本語に不慣れな外国人労働者が、日々の勤怠管理を日本語のみのシステムで行うのは大きな負担にもなります。よって、言語に関係なく従業員が操作しやすいよう、言語の切り替えが簡単なシステムを選ぶことが大切です。

ネット環境があればどこでも利用できる

クラウドサービスによって提供される勤怠管理システムは、ネット環境があればどこからでも利用できるメリットがあります。海外出張で現地に支店がない場合でも勤務入力できるため、正確な勤怠管理が可能です。

また、同じ勤怠管理システムの中でも、オンプレミス型のものは社内にサーバーの構築が必要です。クラウド型とオンプレミス型、それぞれにメリットがありますが、複数の拠点で運用する場合は、情報の共有に苦慮する可能性が高いため、クラウド型をおすすめします。

海外の拠点でも時差対応ができる

英語対応している勤怠管理機システムを選ぶことで、海外拠点でも時差に対応して管理ができるメリットがあります。例えば、時差に対応していないシステムでは、担当者が勤務時間を現地時間に修正したり、従業員が修正して入力するといった手間が発生します。

日々の勤怠管理を、このように都度修正するのは作業者の負担が大きいです。よって、作業効率化のためにも、時差対応したシステムを利用するようにしましょう。

海外進出後にシステム移行の手間がない

英語対応している勤怠管理を運用していれば、海外進出後にシステムを移行する手間がないこともメリットです。海外進出のためには、資金調達や人材の手配、情報収集など膨大な準備が必要です。担当者は、これらの作業を少しでも減らしたいと感じるでしょう。

その点、英語対応の勤怠管理システムをあらかじめ利用していれば、移行に必要なコストや作業が不要であり、担当者の負担を大いに軽減させることができます。

もう一度見る!英語対応の勤怠管理システム

英語対応の勤怠管理システムのデメリット

英語対応している勤怠管理システムは、必要とする企業にとって非常に便利ですが、いくつかのデメリットもあります。ここでは、英語対応している勤怠システムの導入におけるデメリットを解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

製品の選択肢が少ない

現在サービスを提供する勤怠管理システムの中で、英語に対応している製品は少なく、製品の選択肢が少ないというデメリットがあります。仮に、なるべく多くの自社のニーズを網羅している製品を選びたい場合は、妥協しなければいけない部分もあるかもしれません。

しかし、事前に譲れない機能と妥協する機能を挙げて、自社で何らかの対策をした上で導入すると、導入に失敗するリスクは減らせるでしょう。

時差対応している製品が少ない

英語に対応している勤怠管理システムが少ない中で、時差に対応するシステムはさらに少ないです。海外拠点で利用する際は必ず欲しい機能であり、製品が絞られてしまうのは大きなデメリットとなります。

また、タイムゾーン(標準時間帯)の切り替えに対応している製品も限られており、日本に本社を構える企業が日本の標準時間で記録をする場合、現地時間と照合して計算をしなければならないことも考えられます。

英語対応の出番がない可能性もある

外国人労働者が少ない場合や、海外進出が少ない場合など、そもそも英語を使わない環境であれば出番がないというデメリットが発生します。勤怠管理システムだけを利用したいなら、不要な機能があることでコストの無駄遣いになってしまうでしょう。

よって、導入を検討する際は、本当に英語対応の勤怠管理システムを必要としているのか、どのように運用していこうと考えているのか、今後の事業展望をしっかりと見据えて慎重に決めることが大切です。

英語対応の勤怠管理システムがおすすめな企業

外国人労働者と雇用関係にある企業に限らず、自社の将来を見据えて英語対応の勤怠管理システムを導入するべき企業もあります。ここでは、英語対応の勤怠管理システムがおすすめな企業の特徴を解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

外国人の従業員がいる企業

外国人の従業員がいる日本企業は、英語などの言語対応だけではなく、必要書類や在留期限まで把握することが求められます。よって、昨今の勤怠管理システムの中には、不法就労を防止するために、ビザの期限を把握する機能が備わっているものもあります。

また、日本には様々な国籍の外国人労働者がいるため、一概に英語が理解できるとは限りません。そのため、なるべく多言語に対応し、従業員が個別で言語を切り替えられるシステムであると非常に便利です。

海外拠点がある企業

海外拠点がある企業では、海外出張や現地採用が発生するでしょう。そのため、英語対応に加え、時差に対応した勤怠管理ができるシステムがおすすめです。仮に、時差が反映されないシステムでは正確な労働時間が把握できず、管理側が計算することになり大変です。

また、複数の拠点がある場合には、拠点ごとの言語対応ができるシステムを選ぶことで、確実な管理が可能です。なお、海外出張の勤怠管理が必要な場合は、自社にサーバーを構築するタイプのオンプレミス型のシステムは避け、クラウド管理できるものを選びましょう。

グローバル展開の予定がある企業

将来的にグローバル展開を予定している企業は、英語に対応した打刻や労務管理が可能な勤怠管理システムを導入しておけば、後々便利です。グローバル展開する前から運用方法に慣れておくことで、海外に展開した際も、スムーズに従業員の管理が進みます。

勤怠管理システムは、導入から運用までのコストがかかるため、導入してからすぐに他のシステムへの切り替えを行うのは難しいでしょう。よって、今後のグローバル展開を予定している場合は、英語対応の勤怠管理システムの導入がおすすめです。

英語対応の勤怠管理システムを選ぶ際の注意点

英語対応している勤怠管理システムを選ぶ際は、いくつかの注意点を意識して比較検討を行いましょう。ここでは、下記の注意点を解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

言語切り替えが簡単にできるか

勤怠管理は出勤時において毎日行うものであり、日本人労働者はもちろん、外国人労働者も視覚的に分かりやすく、使用しやすいものでなければなりません。

また、使用者によって簡単に言語切り替えができるシステムでないと、利便性が低くなり、従業員のモチベーションを低下させてしまうことも考えられます。よって、お試し運用などで使用感を確認し、言語切り替えが直感的に行えるかを確認しましょう。

英語以外の言語にも対応しているか

世界の共通言語である、英語に対応した勤怠管理システムを選ぶのは大事ですが、グローバル展開を行う企業では、英語以外の言語を必要とすることも多いでしょう。そのため、在籍する外国人労働者がどの言語を必要としているのか、事前に把握することが大切です。

言語切り替えに対応した勤怠管理システムは、選択肢が限られてしまいますが、長期的な働く環境を考慮したら、多言語に対応したものを選択するべきです。企業が複数の言語対応を求める場合は、英語以外の言語対応にも注視して検討を行いましょう。

英語対応以外の機能も確認する

勤怠管理システムには、言語対応以外の機能も複数搭載しています。そのどれもが、勤怠管理という業務を効率化するためのものですが、カスタマイズ性が高いものほど多くの機能を搭載しています。そのどれもが自社にとって必要であるとは限らず、知らない間に大きなコストがかかっていた、という事態も考えられます。よって、外国人労働者に向けた施策だけでなく、会社全体の業務効率化を目指しながら、システムを比較検討するようにしましょう。

もう一度見る!英語対応の勤怠管理システム

勤怠管理システムの選び方

勤怠管理システムは、自社の特徴や運用方針に合わせて選ぶことで、利便性が高いものを選択でき、生産性の向上が期待できます。勤怠管理システムを選ぶ際は、以下のポイントにも注目しましょう。

【重要なポイント3つ】

  1. 自社の業務や企業規模・勤務形態と合っているか
  2. 海外拠点ごとの標準語に対応しているか
  3. 時差対応しているか

【その他の比較ポイント】

  1. 海外でシステム使用ができるか
  2. 自社に最適な打刻方法か
  3. 必要な機能が搭載されているか
  4. 担当者・従業員が使いやすいか
  5. 料金体系を確認
  6. サポート体制が充実しているか
  7. 無料トライアルがあるか

勤怠管理システムの詳しい選び方については、こちらの記事を参考にしてください。

おすすめの勤怠管理システム9選(全48選)を徹底比較|中小企業向けや無料で使える製品も

従業員の出退勤時間を自動集計し、労働時間の管理や給与計算に役立つ勤怠管理システム。本記事ではおすすめの勤怠管理システムを選び方とともに紹介します。小規模法人や中小企業向け・無料で使える製品など比較一覧表で紹介するので、ぜひ参考にしてください。

その他のおすすめ勤怠管理システム

エス・エー・エス株式会社

勤労の獅子

エス・エー・エス株式会社

勤労の獅子

複雑な就業規則でも適切に設定したい担当者におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 利用人数の制限がなく、複雑な就業ルールでも実現できる柔軟性・カスタマイズ性がある
  • 専任のコンサルタントがつき、導入までのヒアリングや初期設定も丁寧に行える

MORE
ここが少し気になる…

  • 料金設定の記載がなく、問い合わせをしないと分からない

株式会社チームスピリット

チムスピ勤怠

株式会社チームスピリット

チムスピ勤怠

モバイル打刻可能!連携サービス数重視の方にもおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • あらゆるサービスと連携が行えて、より便利に活用できる
  • 入退館・PCログなどの「客観ログ連携」機能を搭載
  • リモートワークや英語にも対応し、幅広く利用可能

MORE
ここが少し気になる…

  • 連携や有償オプションを利用しないと使えない機能も多い

株式会社日立ソリューションズ

リシテア/就業管理クラウドサービス

株式会社日立ソリューションズ

リシテア/就業管理クラウドサービス

勤怠のほか工数管理もしたい100名以上の企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • スタンダードプランだけでも使える機能が多い
  • 初期費用を抑えて短期間で導入ができ、必要があれば業務に寄り添った工数管理もつけられる

MORE
ここが少し気になる…

  • 最低利用人数が100名からと多く、社員数によっては利用できない

株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー

WiMS/SaaS

株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー

WiMS/SaaS

大企業の勤怠管理やグループ全体のDX化を進める企業に

GOOD
ここがおすすめ!

  • 従業員の勤務時間や雇用形態に柔軟に対応できる豊富な機能
  • プロジェクト工数管理機能により部署の業務改善や、残業時間の短縮に
  • 過重労働アラート機能により適切な勤務管理と従業員の健康管理に
  • スマホ対応

MORE
ここが少し気になる…

  • エラー解消時の対処方法がわかりにくい
  • スマホ版は操作できるメニューが制限されている

ソニービズネットワークス株式会社

AKASHI

ソニービズネットワークス株式会社

AKASHI

工数管理ができ多彩な打刻方法から選びたい企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 機能に応じて3種類のプランから選べ、テレワークやシフト・工数管理まで対応している
  • 自社にあった就業条件を踏まえて設定してくれる「初期設定サポート」がある

MORE
ここが少し気になる…

  • シフトや工程管理まで使いたい場合は400円と割高になる

株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

e-就業OasiS

株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

e-就業OasiS

初期費用がかかっても短期間で運用開始したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 環境構築はマスタ設定のみのため、短期間で素早い運用ができる
  • 固定勤務・フレックス勤務・時給勤務に対応し、社員ごとに勤務パターンの設定が行える

MORE
ここが少し気になる…

  • 英語表示切替機能・プロジェクト工数管理機能はオプション扱いとなる

株式会社 エイ・アイ・エス

ちゃっかり勤太くん

株式会社 エイ・アイ・エス

ちゃっかり勤太くん

拠点数やルールが複数ある小売・工場・医療現場におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • アルコールチェックや工数・損益管理が行え、勤怠以外にもマルチに使える
  • 導入までのサポートが手厚く、自社にあわせた勤怠システムやプランを選べる

MORE
ここが少し気になる…

  • 「Web給与明細」を使用する場合は、初期費用に9万円と1名あたり月額50円がかかる

株式会社ロココ

RocoTime

株式会社ロココ

RocoTime

英語に対応!勤怠だけでなく工数管理もしたい企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • プロジェクトや作業などの工数管理ができる機能を標準装備
  • サポートが手厚く、メールや電話での問い合わせに随時対応
  • PCやスマホ、IC・生体認証といったさまざまな打刻方法を搭載

MORE
ここが少し気になる…

  • PCログオン・オフ打刻はユーザー側にて情報を登録しなければならない

NTTコムウェア株式会社

follow SaaS版

NTTコムウェア株式会社

follow SaaS版

工数管理や申請機能もしたい中~大企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 安価な「follow」では使えなかった申請や工数管理も使えて作業の可視化ができる
  • 自分で設定を行う無料サポートと、NTTコムウェアに依頼できる有料サポートが選べる

MORE
ここが少し気になる…

  • 50名以上からしか使えず、ある程度社員数やアカウント数が必要

NTTコムウェア株式会社

follow スマートタッチ

NTTコムウェア株式会社

follow スマートタッチ

出張が多く申請や管理の手間を省きたい小規模企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 1名につき200円と安価でICカードやタブレットにも対応し、無料期間も60日と長く試せる
  • 「駅すぱあと」と連携ができ、出張費用の管理と申請が行いやすい

MORE
ここが少し気になる…

  • 打刻完了までの反応やサポートの返信が遅い場合がある

株式会社オープントーン

ICタイムリコーダー

株式会社オープントーン

ICタイムリコーダー

1名から使えて複数打刻から選びたい企業に幅広くおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 1名から100名以上まで使えて人数が増える程価格も安価になる
  • 打刻の種類が豊富で、次世代顔認証から虹彩認証を駆使して不正を防げる

MORE
ここが少し気になる…

  • 安価で「ICタイムリコーダー」使えるが、5名以下しかいない場合は最低利用料金が1,500円かかる

キャップクラウド株式会社

Focus U タイムレコーダー

キャップクラウド株式会社

Focus U タイムレコーダー

拠点や利用人数が多く打刻メインで使いたい企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 1名から大人数まで使えて、数によって料金設定が細かく設定されている
  • 機能は必要最低限のみで、とりあえずすぐに導入たい際にも手軽で便利

MORE
ここが少し気になる…

  • 打刻やメッセージ機能だけでは足らない場合は別途他システムを導入する必要がある

まとめ

外国人と雇用契約を結ぶ企業にとって、英語に対応した勤怠管理システムは利便性が高いです。特に、外国人労働者が多い企業や海外拠点がある企業、グローバル化を進めている企業では、言語切り替えや時差対応などの機能が非常に役立ちます。

通常の勤怠管理システムでは、言語が理解できない中での操作ミスによるトラブルや、勤務時間を現地時間に修正しなければならない、などの手間が発生します。そこで、英語対応の勤怠管理システムを活用することにより、多くの問題を解決できるでしょう。

効率よく運用するためには、自社のニーズに合ったシステムの選定が必要です。自社の今後のビジネス・企業展開に合わせて、英語対応の勤怠管理システムを導入し、従業員の正確な労働管理を行いましょう。

もう一度見る!英語対応の勤怠管理システム

勤怠管理をさらに効率化!関連サービスはこちら

おすすめ勤怠管理システム

おすすめ勤怠管理システム10選(全48選)を徹底比較|中小企業向けや無料で使える製品も

従業員の出退勤時間を自動集計し、労働時間の管理や給与計算に役立つ勤怠管理システム。本記事ではおすすめの勤怠管理システムを選び方とともに紹介します。小規模法人や中小企業向け・無料で使える製品など比較一覧表で紹介するので、ぜひ参考にしてください。

小規模法人向け

小規模企業におすすめの勤怠管理システム9選(全15選)|無料システムや中小企業向けも

小規模法人や中小企業の勤怠管理はどうしてるだろう…そう考える人事担当者の方は少なくありません。本記事では、小規模法人におすすめの勤怠管理システムを紹介。中小企業や零細企業におすすめのシステムや、無料で始められるシステムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

中小企業向け

中小企業向けおすすめ勤怠管理システム9選(全20選)を徹底比較|零細企業にも

中小企業の勤怠管理はどうしてるのだろう… そう考える人事担当の方は少なくありません。本記事では中小企業におすすめの勤怠管理システムを紹介します。中小企業における勤怠管理の課題や、労務管理と一元管理できるシステム、零細企業におすすめの勤怠管理システムも紹介します。

大企業向け

大企業向けおすすめ勤怠管理システム15選|大手企業の労務管理にも

業員の多い大企業や大手企業ほど、勤怠管理システムの導入は必要です。本記事では大企業向けおすすめ勤怠管理システムを徹底比較。勤怠管理システムの課題や導入するメリット・注意点や選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Web打刻対応の勤怠管理システム

Web打刻ができる勤怠管理システム10選(全44選)|ブラウザ上で簡単に打刻できる

パソコンやスマホから簡単に出退勤ができるWeb打刻は、正確な勤務時間の把握と不正打刻の防止・集計業務の効率化に繋がります。本記事ではWeb打刻に対応した勤怠管理システムを紹介。アルバイトや派遣社員など雇用形態を問わずにシンプルで使いやすいシステムや、無料で使えるシステムも紹介します。

無料で使える勤怠管理システム

無料で使える勤怠管理システムおすすめ8選(全18選)|個人事業主やリモートワークに

紙のタイムカードや出退勤管理簿による勤怠管理から勤怠管理システムへ変更する際、フリーソフトや完全無料版の勤怠管理システムも検討の対象です。本記事では無料または無料トライアルを実施している勤怠管理システムを紹介。無料で使える仕組みや有料版との違い、入退室管理やGPS打刻などの打刻機能も解説します。

給与計算ソフト

給与計算ソフトおすすめ10選(全26選)を徹底比較|無料で使える小規模法人向けや中小企業向けも

従業員の給与額の算出や給与明細の作成・社会保険料の計算などを自動化できる給与計算システム。本記事では無料で使えるクラウドソフトや勤怠管理と連携できるソフト、アプリ対応のソフトなどおすすめソフトの価格や機能を比較して紹介します。業界シェアランキングも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Share

top