e-就業OasiSとは|主な機能や特徴、導入するメリットを解説
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- e-就業OasiSはさまざまな働き方に合わせて柔軟に設定が可能
- メーカー設定型の勤怠管理システムであり、担当者の負担を減らしてスムーズな導入を実現できる
- さまざまな各種アラート機能によって、健やかな職場づくりと法的リスク軽減につなげられる
e-就業OasiSとは、企業ごとのさまざまな働き方に合わせて勤務パターンなどを柔軟に設定可能な、勤怠管理が楽になる機能を豊富に搭載したクラウド型勤怠管理システムです。本記事では、e-就業OasiSの特徴や主な機能、導入するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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e-就業OasiSとは
e-就業OasiSとは、さまざまな働き方にも合わせた柔軟な設定や豊富な入力形態を用意し、勤怠業務を楽にするクラウド型勤怠管理システムです。初期設定や運用後のサポートが充実しているため、スムーズに導入・運用ができます。
本記事では、e-就業OasiSの特徴や導入するメリット、口コミ・評価などについて解説します。煩雑になりがちな勤怠管理業務を効率化したい場合は、ぜひ参考にしてください。
e-就業OasiSの特徴
e-就業OasiSには、企業ごとの働き方に合った柔軟な設定や充実したサポート体制などで、スムーズな勤怠管理につなげられる特徴があります。ここでは、e-就業OasiSの特徴について詳しく解説します。
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さまざまな働き方に合わせて柔軟な設定が可能
e-就業OasiSは、企業ごとの働き方・就業規則に合わせて、勤務パターンや各種休暇を柔軟に設定できます。自社独自の運用が実現するため、現行の就業規則や管理方法を大きく変えることなく導入しやすいです。
働き方・休み方改革の支援として、システムが育児介護休業法にも対応しており、対象者の休業期間中の休業/就業状況の照会、取得率の計算・表示ができます。
また、「日報自動報告」「月間勤務表自動確定」機能では、休暇(有休)を自動で割り当てるなど、多様な働き方に応じた運用とタイムリーな勤怠管理が可能です。
これらの取り組みにより、取引先・株主・求職者への企業イメージアップにもつながります。
メーカー設定型のシステムでサポートが充実
メーカー設定型の勤怠管理システムであるe-就業OasiSは、ユーザー設定型に比べてサポートが充実しています。
導入の際は、専任の導入支援担当者が就業規則や運用ルールなどの丁寧なヒアリングを行った上で、初期設定・操作方法の指南を行うため、運用までがスムーズです。また、運用開始後は電話・メールでの運用相談が可能であり、安心して利用できます。
操作性の高いUIと運用に合わせて選べる豊富な入力形態
e-就業OasiSは、勤怠管理システムとして使いやすく操作性の高いUIで構成されています。従業員がストレスなく日々の勤怠報告を実施でき、管理者は全従業員の勤務状況をいつでも簡単に確認することが可能です。
出退勤の記録には、スマホやPC、タイムレコーダ、生体認証(顔・手のひら静脈)、PCログオン・オフデータ、入退出データなど、豊富な入力形態から自由に選べます。オフィス規模や営業担当者の直行直帰の有無、自社の改善したい課題などに合わせて、入力形態を選択・併用できる点も魅力です。
e-就業OasiSの主な機能
e-就業OasiSには、各種アラート機能やインフォメーション機能など、勤怠管理を楽にする機能がいくつも搭載されています。ここでは、e-就業OasiSの主な機能について詳しく解説します。
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e-就業OasiSの主な機能
乖離アラート機能
乖離アラート機能では、月間勤務表画面と日報画面で、打刻(記録)と実績に乖離が発生している日に「!」マークでアラート(警告)表示します。打刻(記録)と自己申告する労働時間の差を確認でき、サービス残業や本来必要のない残業の解消に役立てられます。
アラート表示は、警告表示のみとするか、勤務報告自体をエラーにするかが自社の運用方針に合わせて設定可能です。エラーの場合は乖離理由の報告を求める通知を行い、対象者は乖離理由を入力することでエラーが解除され、勤務報告できるようになります。
「日報自動報告」「月間勤務表自動確定」機能
「日報自動報告」「月間勤務表自動確定」機能は、予定されている勤務シフトに対して、未報告の日は休暇(有休)を自動で割り当てて日報を確定します。勤務日は出退勤打刻のみを行えば良いため、パート・アルバイトが毎日の勤務報告を簡単に実施できます。
定時勤務やみなし勤務の管理職・従業員には、自動で定時勤務報告を行う運用も可能です。また、月間の勤務表は自動で確定できるため、滞りがちな勤務報告が漏れなくスムーズに進み、タイムリーな勤怠管理が実現します。
インフォメーション機能
インフォメーション機能は、システムへのログイン後すぐにインフォメーションが表示される、情報発信に役立つ機能です。夏季休暇取得期間や年末調整提出期日など、人事総務からの伝達事項を、従業員に発信できます。
全従業員への広範囲な情報発信をはじめ、特定の条件に当てはまる対象者のみへの表示も可能です。また、期間限定のお知らせとして掲載期間を設定すれば、古い情報との混乱や見落としを防げます。
有休取得状況の照会機能
有休取得状況の照会機能では、従業員の年休取得状況や取得予定をWeb画面で一覧表示します。管理画面から、従業員ごとに各月の休暇取得状況を確認可能です。上長と従業員本人の双方が取得状況を確認できるため、有休の計画的な取得や取得の促進につなげられます。
使用者義務として課せられている、「年次有給休暇5日の取得義務」の法令どおりの起算に合わせた管理により、有休の取得漏れを防ぎつつ確実な勤怠管理が可能です。
PCログオン/ログオフデータ連携
PCログオン/ログオフデータ連携では、「ez-PCLogger」を利用して、PCのログオン・ログオフデータを収集し、客観的記録として出退勤を管理します。クラウドサービスなため、ネットワーク環境で情報収集でき、従業員の自己申告時刻との乖離を目視でチェック可能です。
厚労省のガイドラインで定められた記録方法に基づいており、労働時間を適正に把握しながら法令に則った確実な勤務管理ができます。特に、PCを常に利用している企業や、サービス残業の防止・改善を図りたい企業にとって便利な機能です。
e-就業OasiSを導入するメリット
e-就業OasiSを導入することで、法的リスクの軽減やコンプライアンスの向上につながるなど、さまざまなメリットを得られます。ここでは、e-就業OasiSを導入するメリットについて解説します。
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e-就業OasiSを導入するメリット
各種アラート機能の活用で法的リスク軽減につながる
e-就業OasiSには、残業超過アラートや36協定アラート、休暇アラート、督促アラート、勤怠チェックアラートなど、さまざまなアラート機能が搭載されています。各種アラート機能の活用で、健やかな職場づくりと法的リスクを軽減できるのがメリットです。
例えば、労働基準法が定める上限時間の月100時間/年720時間/複数月平均80時間に対し、近付いた場合や超過した際に、報告者本人・承認者・管理者のWeb画面にアラートを表示します。
アラートはホーム画面への表示に加え、督促メールの配信も可能です。関係者それぞれにリマインドできるため、報告や承認の漏れを防ぎながら、法的リスクを未然に回避することにもつながります。
不正な報告を防いでコンプライアンスを向上できる
e-就業OasiSでは、複数の打刻を管理して乖離状況を確認できるため、不正な報告を防いでコンプライアンスの向上につなげられます。
例えば、打刻にスマホとタイムレコーダーを利用することで、2種類の客観的記録と勤務時刻を並べて表示し、それぞれの乖離状況のチェックが可能です。乖離があった場合には、アラート機能の活用により、従業員へのリマインドや乖離が発生した理由の把握ができます。
従業員全員分の出勤状況をリアルタイムで確認できる
e-就業OasiSでは、打刻履歴を利用した出勤状況照会が可能です。リアルタイムで出勤状況別の集計も確認できるため、勤怠管理が効率化します。働き過ぎの従業員を管理・把握することで、タイムリーな残業時間のコントールが可能です。
従業員本人をはじめ、上長は部下の、管理者は従業員全員分の月間勤務実績詳細や時間外勤務詳細、勤務実績照会、年次有給休暇取得照会など、各実績の確認ができます。それぞれが必要な情報をすぐに把握できるため、打刻漏れや欠勤・遅刻などの整理もしやすいです。
e-就業OasiSの口コミ・評価
e-就業OasiSを実際に利用した人からは、「アラート機能のおかげでうっかりミスが0になった」という声が上がっています。各種アラート機能が充実しており、残業時間の超過や休暇の期限切れなど見逃しがちなミスを防ぎ、確実な業務につながっているようです。
また、「管理業務が自動化され本業に集中できるようになった」という口コミ・評価もあります。充実した集計機能や日報の自動報告などで業務が削減できることにより、生産性の向上も実現しています。
e-就業OasiSの料金体系
e-就業OasiSの料金は、「初期導入費」と「月額利用料」の合計金額で、利用人数や追加するオプションに応じて費用が変動します。月額利用料には、サポート対応費用とバージョンアップ費用が含まれています。また、保守・運用の追加費用は不要です。
トライアルとして1か月の無料体験版も用意されているため、自社の運用方法との相性や実際の操作性を確認できます。無料体験版を試したい場合は、公式HPより申し込みを行いましょう。
利用人数 | 初期導入費 | 年間利用料 | 月間利用料 |
---|---|---|---|
50名 | 100,000円 | 192,000円 | 16,000円 |
100名 | 100,000円 | 384,000円 | 32,000円 |
150名 | 144,000円 | 576,000円 | 48,000円 |
参考:価格
e-就業OasiSの導入の流れ
e-就業OasiSを導入する際は、電話またはHPから問い合わせが必要です。打ち合わせの際は、担当営業が就業規則・要望のヒアリングを行うため、自社の状況や課題を伝えましょう。訪問やWebでのデモなどで、自社の運用方針とシステムが合っているか確認します。
その後、自社専用の体験版サイトが用意され、約1か月間の体験版を利用できます。実際のデータをセットして、質問・相談しながら、実際の運用のイメージやギャップの検証が可能です。
体験版を経て導入を決めた際は、利用人数やオプション、タイムレコーダなどの要望を含めた見積もりが提示されます。それから利用申し込みを行い、導入サポートメンバーが各マスターデータの登録やシステムの初期設定を行います。
最大1ヶ月間は試用期間(平行稼働時間)としてテスト運用が可能です。テスト運用の終了後は、本格的な導入・運用に入ります。
e-就業OasiSを導入する際の注意点
e-就業OasiSを導入する際の注意点があります。申し込み後から導入まで、平均2〜3か月間を要します。自社の導入したい時期に間に合うよう計画的に申し込みを行い、急ぎの場合は早い段階で相談することが大切です。
まとめ
e-就業OasiSとは、自社の就業規則に合わせた柔軟な設定や豊富な機能・入力形態で、勤怠業務を楽にするクラウド型勤怠管理システムです。使いやすいUIで、簡単に勤務報告や出勤状況の把握ができ、プロジェクト工数実績管理、経費入力といった便利な機能も搭載されています。
また、メーカー設定型のシステムであるため、専任の導入支援担当者による初期設定や、運用後の電話・メールによる相談ができるなど、サポート体制が充実しています。システムの導入・運用が初めてで不慣れな場合でも、安心して利用できるでしょう。
自社の就業規則に合った勤怠管理システムを導入したい場合や、勤怠管理業務の作業時間を削減したい場合には、e-就業OasiSの導入がおすすめです。