キンコン

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キンコン

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こんな方におすすめ

無料期間が多めでじっくり検討したい中小企業におすすめ

チェックポイント

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  • 5名から使えて無料トライアルも60日と長く、機能や使い心地をじっくり検討できる
  • CSVやExcel出力だけでなく、サイボウズ社やコラボスタイル社との外部連携も充実

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勤怠管理システムの重要比較

比較ポイント 内容
対象規模 ・5名~
料金(税別) ・1名あたり200円/月
他システム連携機能 ・サイボウズ社のkintone
・コラボスタイル社のコラボフロー
・CSV出力
・Excel出力
他言語 英語
サポート体制 -
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キンコンとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説

Check!

  • キンコンでは、交通系ICカードを使って打刻と交通費の記録を同時に行える
  • 月額料金が割安で、既に所有している端末を利用すれば初期費用もかからない
  • 外部のシステムやサービスとの連携により、さらに業務を効率化させることができる

キンコンは、勤怠管理機能と交通費精算機能を搭載したシステムです。キンコンを利用することでこれらの業務を効率化し、コストを削減することができます。本記事ではキンコンの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。

目次

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  1. キンコンとは
  2. キンコンの特徴
  3. キンコンの主な機能
  4. キンコンを導入するメリット
  5. キンコンの口コミ・評価
  6. キンコンの料金体系
  7. キンコンの導入の流れ
  8. キンコンを導入する際の注意点
  9. まとめ

キンコンとは

キンコンとは、打刻データや交通費をクラウド上で一元管理することで、紙ベースでの勤怠管理・交通費精算を廃止し、人手・時間などの目に見えない「労力コスト」削減に繋げるツールです。

様々な外部システムとの連携が可能であり、バックオフィス業務の一本化にも役立ちます。本記事では、キンコンの特徴・メリット、料金体系について詳しくご紹介していきます。勤怠管理や交通費精算業務に課題を抱える企業は、ぜひご覧ください。

キンコンの特徴

キンコンには、勤怠管理や交通費精算業務を効率化できる様々な特徴があります。ここでは、キンコンの特徴をご紹介します。

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打刻と同時に交通費も記録

キンコンは、交通系ICカードで打刻した際に交通費情報を記録できる特徴があります。具体的な手順は、従業員のスマートフォンにキンコンアプリをインストールし、出退勤時に交通系ICカードをアプリ内のカードリーダーにタッチします。

この作業により、打刻時刻と交通費情報が同時に記録されます。一般的に交通費清算の申請では、出勤簿記録とは別の申請書を用い、所定項目の記入や上長への提出が必要です。

しかしキンコンであれば、打刻と同時に交通費の登録が済みます。システム上で申請を行えるため、申請書作成の労力を省くことができ、従業員の負担軽減に繋がるでしょう。

また、勤怠・交通費データの編集もクラウド上で行えるため、管理者や申請者の差し戻し作業や修正作業もスムーズになります。なお、交通系ICカードを利用した私的な買い物のデータと交通費データは分けて管理できます。

自動集計で業務を効率化

勤怠データ・交通費情報を自動で集計し、業務を効率化できる点も、キンコンの特徴の1つです。例えば、勤務日数・総労働時間・所定内労働時間・時間外労働などは、日々の打刻データをもとにリアルタイムで集計・更新されます。

これに伴い、経理担当者は、月末の締め日に各従業員の出退勤時刻を個別に確認・集計する手間が省けます。同様に、交通費の金額もリアルタイムで集計されるため、この確認作業も削減できます。

時間のかかる集計作業を自動化することで、経理担当者は他の重要な業務に専念できるようになり、人的リソースの節約に繋がります。また、正しい打刻時刻・交通費がそのままクラウド上に反映されるため、手動の集計作業に伴う転記ミス・計算ミスも削減できます。

低コストで導入可能

キンコンは、低コストで導入できます。例えば、料金は1ユーザーごとに発生するため、従業員数が少ない企業でも、利用料金を無駄にすることなくツールを利用できます。

また、打刻には、日頃利用しているスマートフォン・パソコン・交通系ICカードを用いることができ、原則として新しい打刻ツールの購入費用は発生しません。この点も、コストの節約に繋がります。

ただし、自社内にスマートフォンやパソコンなどの端末がない場合は、新しく購入する必要があります。

キンコンの主な機能

キンコンには、勤怠管理や交通費精算業務を効率化するための機能が充実しています。ここからは、キンコンの主な機能についてご紹介します。

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見やすい管理画面

キンコンは、見やすい管理画面を備えています。シンプルな画面と分りやすいメニュー配置で、誰でも直感的な操作が可能であり、初めて勤怠管理システムを利用する方でも安心して使いやすいでしょう。

また、出退勤データは従業員別・部署別に自由に切り替えでき、様々な角度からのデータ確認が可能です。Android版アプリでは、ユニバーサルデザインの利用も可能で、小さな画面でも問題なく業務を遂行できます。

多彩な打刻方法

キンコンは様々な打刻方法に対応しており、企業や従業員のニーズに合わせて選択できます。打刻方法には次のようなものがあります。

  1. ICカード打刻
  2. アプリ打刻
  3. Webブラウザ打刻
  4. チャット打刻

アプリ打刻やWebブラウザ打刻を利用することで、出張・営業・リモートワークのメンバーも社外から打刻が可能になります。なお、アプリ・ブラウザ打刻には、GPSを活用して打刻位置情報を取得する機能が備わっており、不正打刻の防止に役立ちます。

アラート機能

キンコンには、打刻忘れ・労働時間の超過を発見した場合に、関係者にアラートを表示させる機能が備わっています。システムが対象者を抽出・表示するため、管理者が従業員の打刻・労働時間の状況を個別確認する手間を省けます。

また、対象者の見落としを防止でき、正確な勤怠管理の実現長時間労働の防止に繋がります。さらに、キンコンでは、システム上で勤怠・残業・休日・交通費の申請がなされた際に、設定された上長のもとに「承認待ち」のアラートを表示させることが可能です。

この機能により、上長の承認漏れを防ぐことができ、申請者は承認待ちのタイムロスを削減できます。申請の承認や差し戻しもシステム上で完結でき、従来のような紙書類のやりとりにかかる時間を削減できる点もメリットです。

様々な労働条件の設定

キンコンでは、従業員別に異なる労働条件を設定し、勤怠管理できます。例えば、従業ごとに固定時間制度・裁量労働制度・フレックスタイム制度・時短勤務などを適用でき、それに合わせた労働時間の上限設定や休憩時間・休暇の付与を行えます。

シフト制度に対応した就業規則の設定も可能であり、CSV形式でシフトデータを他ツールから取り込むこともできます。

このようにキンコンでは、様々な就業形態・勤務条件の従業員が混在する企業でも、労働時間を正確に把握する機能が備わっており、労働基準法に則った勤怠管理に役立ちます。

さまざまな休日設定

キンコンでは、有給休暇・時間休・定休日などをフレキシブルに設定できます。従業員別の休日の取得状況・残日数もシステム上で一元管理できるため、管理者の確認作業の簡略化や、法定休暇の未取得の防止に繋がるでしょう。

また、「ワークフロー機能」の活用により、休日や時間休の承認・申請をキンコン内で完結できます。従業員・管理者ともに、スマートフォンやパソコンを使って休日の申請・承認を行えるため、リモートワークなどの社外メンバーの利便性が向上します。

外部システム連携

キンコンは、サイボウズ社の「kintone」を始め、様々な給与・人事労務管理・会計・承認フローシステムとのAPI連携が可能です。API連携が不可能なシステムについては、キンコン内の交通費・勤怠のデータをCSV・PDF・Excel形式で出力することで対応できます。

これらのシステム連携により、手動のデータ転記作業の削減を見込めます。また、申請・承認フローの迅速化も可能であり、バックオフィス業務のさらなる効率化に期待できます。

キンコンを導入するメリット

キンコンを導入することにより、企業には様々なメリットが期待できます。ここからは、キンコンを導入するメリットをご紹介していきます。

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シンプルで誰でも使いやすい

キンコンはシンプルな操作性で、誰でも簡単に操作できるメリットがあります。また、日頃から使用しているパソコン・スマートフォン・交通系ICカードを利用できる点もメリットです。

システムやツールの操作方法を従業員に教育する必要がなく、この分の時間・手間・人件費などを節約できます。また、通信環境さえあればシステムにアクセスできるため、社外メンバーの利便性の向上にも期待できます。

継続的にアップデートされている

キンコンは、利用者からの要望や法改正にあわせて継続的にアップロードされているメリットがあります。企業が自社で機能追加やアップデートをする必要がなく手間や人件費の節約に繋がります。

特に法改正への対応は煩雑になりやすいため、この作業をベンダーに一任できるのは心強いでしょう。法令への対応に不安がある企業や、法令違反を回避したい企業にもおすすめのシステムです。

外部連携で業務をさらに効率化

外部システムとの連携性に優れており、バックオフィス業務を更に効率化できる点もキンコンのメリットです。例えば、チャットツールを利用した打刻により、従業員や管理者の利便性が向上します。

また、スケジュールツール・バックオフィス系ツールとの連携により、勤怠管理・交通費精算・その周辺業務の更なる効率化が見込めます。一般的にバックオフィス業務は多岐にわたり、多くの人手を要します。

キンコンと外部システムとの連携により、バックオフィス業務の一元管理が可能となり、自社内リソースの有効活用や生産性の拡大が見込めます。

キンコンの口コミ・評価

キンコンの口コミ・評価で多いのは、「ICカードやスマホで打刻ができて便利」という意見です。「スッキリしたUI」「操作方法がシンプルで分りやすい」など、使いやすさの面でもポジティブな意見が寄せられています。

また、「交通費精算が楽になった」など、バックオフィス業務の利便性が向上したという意見も見られました。

キンコンの料金体系

キンコンの料金体系は、「220円(税込価格) / 従業員1人につき」です。年払いの場合は5%割引が適用され、よりお得に利用できます。最低利用人数は5名で、利用人数の上限はありません。

なお、キンコンでは、入会金等の初期費用は原則としてかかりません。打刻ツールについても、既存のスマートフォンやパソコンを利用できるため、コストを抑えて勤怠管理システムを導入したい企業にもおすすめです。

初期費用月額料金
0円220円(税込価格) / 従業員1人につき

参考:料金プラン|キンコン

キンコンの導入の流れ

キンコンの導入の流れは、次のようになっています。

  1. 申し込み
  2. 無料トライアル
  3. 正式導入

キンコンでは最大2ヶ月の無料トライアル期間があり、正式導入前にツールをテスト運用できます。操作性や機能性を実際に確かめてから正式導入に臨めるため、運用開始後のミスマッチを防げるでしょう。

なお、無料トライアル中にはサポートサービスを利用でき、システムに関する疑問点や不明点をすぐに解消できます。初めてITツールや勤怠管理システムを導入する企業でも、安心して利用しやすいでしょう。

キンコンを導入する際の注意点

キンコンを導入する際は、打刻・交通費清算用のツール・端末を自社で用意する点に注意しましょう。必要なツールや端末は勤怠打刻方法・交通費精算方法の種類によって異なります。

例えば、ICカードの読み取りにスマホアプリではなく、専用のICカードリーダーを利用する場合が代表的です。この場合、カードリーダーの購入・設置は自社で行う必要があります。

また、トライアル後に継続してキンコンを利用する場合、無料トライアル期間終了までに本契約に進むべき点にも注意が必要です。期間終了後に本契約は、「支払い画面」から支払方法を設定することで行えます。

なお、キンコンの支払方法には次があります。

  • クレジットカード(VISA、Master、JCB、Amex、Dinners)
  • 銀行振込
  • 口座振替
  • コンビニ支払い

クレジットカード以外の支払方法には審査があります。そのため、無料トライアル期間終了後に申し込むと、審査待ちのタイムロスが発生し、利便性が下がる恐れがあります。利用を継続する場合は、スケジュールにゆとりを持って申し込むのがおすすめです。

まとめ

キンコンは、交通系ICカードを利用して打刻と交通費精算を同時に行い、勤怠管理・交通費精算業務にかかる人手・費用を削減できるツールです。勤怠・交通費データは自動で集計されるため、従来のような人力での集計・確認作業を省略できます。

交通系ICカード以外にも、スマホ・ブラウザ・チャットツールを使った多彩な打刻方法に対応しています。また、打刻忘れや過剰な時間外労働を検知した場合にアラートが表示されるため、正しい勤怠管理の実現に役立ちます。

キンコンは原則として初期費用がかからず、1ユーザーあたり月額200円で利用できます。導入により、紙ベースの勤怠管理簿や各種申請書を削減し、ペーパーレス化を推進できるでしょう。紙・インク代などのコスト削減を図りたい企業にもおすすめです。

勤怠管理や交通費精算にかかる人手・コストを削減したい企業は、キンコンの導入を検討しましょう。

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