RocoTimeとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- RocoTimeでは、開発者による充実のサポート体制により、設定から運用まで対応が可能
- シンプルな操作性や36協定管理機能によって、直感的な操作と法令遵守が適切に行える
- 顔認証システムとの連携で、不正打刻を防ぎながら正確な勤怠管理を行うことができる
RocoTimeとは、日本の商習慣に適応した高機能を搭載し、雇用形態ごとの勤怠ルール設定などによって企業の勤怠管理をサポートするプラットフォームです。本記事では、RocoTimeの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
目次
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RocoTimeとは
RocoTimeとは、従業員の労働状況をデジタル上で一元管理することで、労働基準法に基づいた勤怠管理を簡単に実現できるITツールです。
様々な勤務形態・雇用形態が混在する企業でも、1つのシステム内で全従業員の勤怠管理を行えます。本記事では、RocoTimeの特徴やメリット、料金体系について詳しくご紹介します。自社の勤怠管理業務に課題を抱える企業は、ぜひご覧ください。
RocoTimeの特徴
RocoTimeには、自社の勤怠管理をデジタル管理することで、法定労働時間の遵守や自社DX化を実現できる特徴があります。RocoTimeの主な特徴について、詳しく解説します。
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RocoTimeの特徴
高機能で企業ごとの就業規則に対応
RocoTimeは、日本の商習慣に適応した高機能を搭載しており、自社独自の就業規則にも柔軟に対応できます。具体的には、時間外集計ロジック・休暇種別・雇用形態・社員区分別の勤怠ルールを企業ごとに細かく設定できます。
このような機能を活用することで、雇用形態・就業体系に応じて勤怠管理ルールが変わる企業でも、正確な勤怠管理が行えます。正確な勤怠管理は、法定労働時間の遵守・正確な給与計算・従業員メンタルヘルス管理に繋がります。
複雑な設定から運用までサポート
RocoTimeは、充実したスタートアップサポートを受けられる特徴があります。一般的にシステムの導入時には、就業規則の分析・運用ルールの作成・システムの初期設定などの工程があります。これらは一定の専門知識が必要であり、時間と手間のかかる作業です。
RocoTimeでは、システムの開発者でもあるサポートメンバーが、丁寧なヒアリングを基にスタートアップ作業をサポートしてくれます。そのためIT人材が不足した企業でも、スムーズにDX化を進めることができます。
また、導入支援だけでなく、導入後の運用方法について詳細に相談できる点も、RocoTimeならではのサポート体制といえます。
追加費用なしで法令対応を実施
RocoTimeでは、追加費用なしで月1回の定期メンテナンスを実施しています。法改正への対応・新機能のリリース・バージョンアップも定期メンテナンスに含まれています。
原則として、法改正やシステム改修の度に高額な費用が発生することはないため、コストを気にせずに使い続けられます。また、RocoTimeを導入し、常に最新の法令に準拠した勤怠管理を行うことで、法令違反や社会的な信頼の低下などのリスク回避に繋がります。
RocoTimeの主な機能
RocoTimeは、勤怠管理を効率化するための機能が数多く搭載されています。ここからは、RocoTimeの主な機能についてご紹介していきます。
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シンプルな操作性
RocoTimeは、直感的に操作できるシンプルな操作性を備えています。例えば、従業員が残業や休暇取得などを申請する際は、「対象の日付」をクリックから行えます。マニュアルなしでも簡単にできるため、従業員側のストレスや負担を軽減できます。
またRocoTimeには、申請の見落としや承認漏れの防止対策として、管理者がシステムにログインした際に、画面が未承認申請の一覧に強制遷移する機能が備わっています。
管理者は、従業員の申請状況や休暇の取得状況を個別に把握する手間を省くことができ、勤怠管理業務の効率化に繋がります。
バイリンガル対応
RocoTimeは、日本語と英語の表示に標準対応しています。言語の選択は、システムログイン時にプルダウンメニューから従業員各自で行うことができます。
管理者がその都度システムの言語を変更する必要がないため、外国人労働者の割合が多い企業でも、勤怠管理業務を円滑に行えるでしょう。
36協定管理機能
RocoTimeには36協定管理機能が搭載されており、締結した労使協定に基づいた勤怠管理を自動で実現できます。勤務形態や社員区分別の管理にも対応しており、労働時間が36協定限度時間を超過した場合は、該当の従業員にアラートを表示できます。
また、該当の従業員に特別条項の申請を促すことができ、実際に申請がなされた際には、承認者にメールが配信されます。この機能を活用することで、36協定限度時間の延長回数・延長者をリアルタイムで把握できるようになり、法令への対応が容易になります。
また、各従業員の労働時間の管理をデジタル化することで、管理者の負担を軽減できるほか、確認ミスや承認漏れなどのヒューマンエラーの防止にも繋がります。
参考:36協定で定める時間外労働及び休日労働について留意すべき事項に関する指針|厚生労働省
マスタ履歴管理
マスタ履歴管理とは、組織変更や部署異動の履歴管理を行う機能です。具体的には、従業員の部署・雇用形態・役職などの異動がある際に、その情報を登録しておくことで、異動日当日に適切な勤怠管理ルールが適用されます。
手動で設定を変更する必要がなく、異動日当日や異動後の作業負担を軽減できます。異動後に情報登録を行う場合は、従業員自身に承認者を選択させることで、正しい勤怠管理を実現できます。
工数管理機能
工数管理機能は、プロジェクト・タスク・作業などの工数ごとに、社員の労働時間を管理する機能です。作業工数時間と勤怠データを照合することで、各社員の労働時間のウェイトを詳細に把握できるメリットがあります。
例えば、過剰な時間外労働が発生している場合、その原因となる作業を特定することで、解決できる可能性があります。あるいは、特定の社員にのみ負担の大きい作業が集中するのを防ぐことにも繋がります。
このように、工数管理機能を活用することで、業務割り当ての最適化を図ることができます。その結果、社員の満足度向上や企業の健全性を保つことに繋がります。
顔認証打刻
RocoTimeは、顔認証システム「AUTH」との連携により、顔認証打刻が行えます。事前に社員の顔認証登録を行い、会社入り口などにタブレットを設置することで、非接触での出退勤手続きを行うことができます。
なお、顔認証システム「AUTH」との連携による顔認証打刻サービスは、有償オプションです。RocoTimeではこの他にも、Web打刻・静脈認証・スマート認証・ICカードなど様々な打刻方法に対応しており、企業や従業員の環境にあわせて打刻方法を選択できます。
RocoTimeを導入するメリット
正確な勤怠管理を行い、社員の労働時間を適切に管理できるRocoTimeの導入により、企業には様々なメリットが期待できます。ここからは、RocoTimeを導入するメリットをご紹介していきます。
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RocoTimeを導入するメリット
シンプルで柔軟性の高いカスタマイズ
RocoTimeはパラメータ設定により、自社の労働状況にあわせた柔軟性の高いカスタマイズが可能です。これにより、特殊な勤務形態の企業でも正確な勤怠管理を実現でき、働き方改革への対応も容易になるメリットがあります。
例えばRocoTimeの導入により、残業や休日出勤などが頻繁に起こりやすい医療現場などでも、時間外労働を正確に可視化できます。また、あらかじめ締結した36協定管理に基づいた勤怠管理も可能であり、労働基準法に則った労働時間の遵守が容易になります。
特に従業員数が多い企業は、個別の労働時間の集計や把握が煩雑になりがちです。RocoTimeを導入することで、このような課題を解決でき、勤怠管理業務を効率化できるでしょう。
クラウド型・オンプレミス型が選べる
RocoTimeには「クラウド型」「オンプレミス型」の2つの導入形態があり、自由に選択することができます。自社の業種業態・勤怠体系・従業員数に合わせて導入形態を選択できるため、コスト削減や利便性の向上に期待できます。
例えば小規模な企業には、コストの負担が比較的小さいクラウド型がおすすめです。大企業では、自社内でインフラを管理でき、カスタマイズ性に優れたオンプレミス型の方が利用しやすいでしょう。
このように、自社の要件に合った導入形態を選択することで、より柔軟なシステム運用を実現できます。
アプリのダウンロードが必要ない
RocoTimeは、従業員が保有するパソコン・スマートフォンを利用した打刻が可能です。打刻データは自動で集計されるため、手動での集計作業が必要なく、人事・労務担当者の負担を軽減できます。
また、タイムカードやICカードなどを削減し、社内のペーパーレス化を推進できるのもメリットです。なお、Web・スマホ打刻の利用に際して、専用アプリのダウンロードは必要ありません。そのため、出退勤時に毎回アプリを起動する手間を省けます。
また、アプリのダウンロード・設定方法をレクチャーする手間や時間を削減できるのも、RocoTimeのWeb・スマホ打刻ならではのメリットといえます。
チェック体制の自動化が可能
RocoTimeの導入により、所定労働時間・時間外労働時間を可視化し、かつ労使協定に則ったチェックを自動で行えます。
これらの機能を活用することで、タイムカード・ICカードを使った勤怠管理のように、手動で労働時間を集計したり、労働時間が労使協定に違反していないかチェックしたりする必要がなくなります。
特に従業員数の多い企業では、労働時間の集計・チェック作業は膨大であり、多くの人手を要しました。RocoTimeの導入により、少ない人手でも勤怠管理業務を遂行できるため、リソースの有効活用につながります。
打刻用ツール不要で正確な勤怠管理
RocoTimeでは、顔認証打刻やスマート認証打刻などが利用でき、ICカードやタイムカードのような打刻専用ツールを廃止できます。これにより、なりすまし打刻や代理打刻などの虚偽申告を防止でき、正確な勤怠管理に繋がります。
また、管理者にとっても、各従業員のID・ICカードを管理したり、ICカード忘れ・紛失時に再発行したりする手間を削減できるメリットがあります。
導入後も即回答の充実したサポート
RocoTimeでは、充実したスタートアップ支援だけでなく、システム導入後も手厚いサポートを受けられるメリットがあります。追加費用なしで、システムの操作方法や運用方法を相談できます。
RocoTimeでは、システム開発メンバーがサポートに当たることから、課題やトラブル発生時でも早期解決を図ることができます。サポート方法は電話・メールの2種類があり、利用回数は無制限です。
RocoTimeの口コミ・評価
RocoTimeの口コミ・評価では、「入力しやすい」「簡単に出退勤の操作ができる」という操作性に関するポジティブな意見が目立ちました。シンプルな画面とメニュー配置により、初めてシステムに触れる方でも直感的に操作できる点が評価されています。
また、勤怠情報が自動で集計されるため、「管理者の負担が軽減できる」という意見もあります。時間外労働時間や休暇の取得状況を従業員自身で確認でき、「自発的に残業を削減する意識が従業員に芽生えた」など、企業風土の変化が見られたという意見もあります。
RocoTimeの料金体系
RocoTimeの料金体系は、「初期費用+月額利用料金500円/人」です。初期費用は、企業の規模や業種などによって変動するため、詳しい金額を知るには個別に見積もりを依頼するのがおすすめです。
なお、月額利用料金には、メールや電話の問合せ・システム設定変更・障害時の対応・データ抽出・バージョンアップなどが含まれます。有償オプションとしては、顔認証システム「AUTH」との連携などのサービスが用意されています。
料金 | |
---|---|
初期費用 | 別途個別見積 |
月額費用 | 500円/人 |
その他 | 別途月額基本料金が必要有償オプションあり |
RocoTimeの導入の流れ
RocoTimeの導入の流れは、次のようになっています。
- 問い合わせ・製品説明・デモ
- Fit&Gap分析・見積もり
- 就業規則の分析・運用要件のヒアリング
- 初期マスタ設計
- システム導入・各種パラメータ設定
- システムテスト
- 運用・操作説明会
RocoTimeの発注から導入までの期間は、平均3〜4ヶ月です。導入段階ではシステムテストを行い、よりスムーズに運用できるよう細かい調整を行います。なお、導入期間は企業によって異なるため、問い合わせの段階で確認しておくのがおすすめです。
問い合わせ前には資料のダウンロードもでき、自社内でシステム導入を検討する際に役立ちます。資料のダウンロードは公式HPで行えます。
RocoTimeを導入する際の注意点
RocoTimeを導入する際の注意点は、初期費用が企業によって変動する点です。別途有料オプションサービスもあるため、利用料金の詳細を知るには、まず個別の問い合わせが必要です。
また、前述の通り、発注から導入までに平均で3〜4ヶ月ほどかかる点も留意しましょう。なお、RocoTimeでは丁寧なヒアリングや導入支援を始め、充実したサポートが提供されています。コストや導入期間についても相談できるため、安心して導入しやすいでしょう。
まとめ
RocoTimeは、残業を含めた労働時間を可視化できる勤怠管理システムで、働き方改革への対応に役立ちます。細かなパラメータ設定により企業独自のカスタマイズが可能であり、雇用形態・社員区分などに勤怠ルールが異なる企業でも、正確な勤怠管理を実現できます。
その他にも、多様な打刻機能・36協定管理機能・マスタ管理機能の活用により、自社の状況にあわせた柔軟な勤怠管理フローを構築できます。紙ベースでの勤怠管理を廃止することで、人事・労務担当者の負担軽減や社内のペーパーレス化にも繋がります。
また、RocoTimeは、スタートアップから運用開始後のサポート体制が充実しているのも特徴です。追加費用なしで、法令対応やバージョンアップがなされるため、システム導入に不安がある企業でも安心して利用できるでしょう。
勤怠管理に課題を抱える企業は、勤怠管理業務を簡単に適正化できるRocoTimeの導入がおすすめです。