freee勤怠管理Plusとは|料金プランや口コミ・基本機能を解説!
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- freee勤怠管理Plusは、シンプルな操作画面ではじめのシステム導入にもおすすめ
- 生体認証やGPSなどさまざまな打刻方法を採用し、多様な雇用形態に対応できる
freee勤怠管理プラスは51人以上11,000人以下の小規模・中小企業に対応できる勤怠管理システムで、紙の勤怠管理から卒業できます。本記事ではfreee勤怠管理Plusの基本機能や料金プラン・特徴・メリットなどを詳しく解説します。
目次
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freee勤怠管理Plusとは
freee勤怠管理Plusは、有料課金ユーザー企業数31万社を突破した勤怠管理システムです。小規模法人や中小企業・NPO法人など様々な企業規模に対応し、シンプルな操作性ながらも充実の機能で正確男体管理を行えます。
また、freee勤怠管理Plusをfreee人事労務をはじめとする人事労務システムや、給与計算システムとAPI連携させることで、経理業務を一括管理し給与計算作業の効率化や自動化につながります。
利用イメージ
freee勤怠管理Plusの特徴
freee勤怠管理Plusは、使いやすさと正確な勤怠管理を実現できる点に大きな特徴があります。ここではfreee勤怠管理Plusの主な特徴を4つ紹介します。
freee勤怠管理Plusの特徴
正確な勤怠管理を簡単に実現できる機能が搭載されている
freee勤怠管理Plusは、正確な勤怠管理を支援する機能が充実している点が大きな特徴です。
スモールビジネスの企業では、紙やExcelを利用したアナログな勤怠管理を続けているケースが少なくありません。紙による勤怠管理は、毎日の打刻の手間がかかるだけでなく、申請漏れや改ざんのリスク、社外活動中の勤務時間の把握が困難などの課題があります。
一方、freee勤怠管理Plusには、多彩な打刻機能や勤務形態管理機能など、正確な勤怠管理に役立つ機能が充実しています。freee勤怠管理Plusの導入により、アナログな勤怠管理における課題を簡単に解決できるでしょう。
シンプルな操作画面で誰でも使いこなせる
操作が複雑な勤怠管理システムは、特にこれまでアナログな手法での勤怠管理を続けていた企業にとって、使いこなせるか不安が大きいでしょう。
freee勤怠管理Plusの打刻画面は、紙のタイムカードと同じレイアウトが採用されており、タイムカードでの打刻に慣れた方でも使いやすいよう設計されています。
操作上の疑問が起こりにくく、また起こったとしても、専任スタッフのサポートを受けられることから、紙ベースの勤怠管理から初めて勤怠管理システムに切り替える企業でも、安心して利用しやすい点が特徴です。
充実の打刻方法で多様な雇用形態に対応
freee勤怠管理Plusでは、企業の就業規則や雇用形態に応じて柔軟な打刻管理をするための豊富な打刻方法が搭載されています。PCやスマホ・タブレットからのWeb打刻はもちろんのこと、指紋や静脈による生体認証やGPSによる打刻方法にも対応しており、テレワークを進める企業でも安心して利用できます。
基本料金0円で導入しやすい・続けやすい
freee勤怠管理Plusは、基本料金0円で利用できる点も大きな特徴です。勤怠管理システムは、1つのものを長期に渡って利用することが多いため、高額なシステムではランニングコストが嵩みます。
一方、freee勤怠管理Plusは、ユーザー数ごとの利用料金しかかからず、利用料金そのものもリーズナブルな設定です。そのため、システム導入にあたって予算が気になる企業でも、安心して利用しやすいでしょう。
freee勤怠管理Plusの料金体系
料金プラン | |
---|---|
初期費用 | なし |
月額料金 | 1ユーザーあたり 300円 |
freee勤怠管理Plusの料金プランは、初期費用0円で月額従量課金制を採用したシンプルなプランです。月額料金は1ユーザーあたり300円となっており、たとえば登録ユーザーが5名の場合、月々の支払い金額は「5名×300円=1,500円」となります。
ユーザー数に応じて料金が変動するため、従業員の増減時にも無駄なコストを抑えたシステム運用が可能です。またfreee勤怠管理Plusでは、年単位での契約も可能です。契約時に設定したライセンス数までは、追加料金なしで新規従業員データの登録が可能です。
freee勤怠管理Plusの主な機能
freee勤怠管理Plusには、勤怠管理業務全般に必要な機能が標準搭載されています。代表的な機能をご紹介します。
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freee勤怠管理Plusの主な機能
勤怠管理機能
勤怠管理機能では、オンライン上での出退勤時の打刻や打刻データの集計が可能です。
打刻はシステム内で完結するため、従来のように、紙の出勤簿に出退勤時間を手書きしたり、タイムカードを押したりする手間を削減できます。スムーズな出退勤手続きが可能になり、従業員の利便性の向上が期待できるでしょう。
また、当日・当月の勤務時間は各打刻データをもとに自動で集計されるため、人事・労務担当者にとっても、従来のように月末に手動でタイムカードを回収し、各従業員の勤務時間を算出する手間を省けます。
シフト管理機能
シフト管理機能では、勤務シフトの作成・管理のほか、従業員のシフト希望の提出を一元的に行えます。
管理者は、従業員に個別にシフト希望を聞き出す手間を省けます。さらに、システム上で提出されたシフト希望は、シフト作成画面の日別スケジュールに自動で表示されるため、視覚的な作業が可能になります。
これらの機能により、面倒なシフト作成業務を大きく簡略化できるでしょう。欠員がある場合に、欠員シフト募集メールを一括送付できる点も利便性が高いです。
さらに、freee勤怠管理Plusには、予定シフトをもとにした従業員間のシフトの偏り・人件費の概算を自動で表示する機能も備わっており、シフトの最適化も簡単に行えます。
勤務形態管理機能
勤務形態管理は、固定の勤務時間・フレックス制・裁量労働制・変形労働制など、さまざまな勤務形態に自動で対応する機能です。1つのアカウントに複数の勤務形態を設定することもでき、複雑な就労環境でも、正確な勤務時間の把握や給与計算を実現できます。
管理権限設定機能
管理権限設定機能では、管理者ごとにシステムの操作権限を設定できます。たとえば、複数の部門や拠点を持つ企業の場合、全体の管理者と各部門・拠点の管理者で操作権限を区別し、各管理者の職分に応じた勤怠管理を実現できます。
また、freee勤怠管理Plusには管理者操作ログも搭載されており、データの不正な改ざんや外部漏洩が発覚した場合でも、迅速な原因究明が可能です。
ワークフロー(申請・承認)機能
ワークフロー機能は、休暇・残業・勤務スケジュール変更の申請・承認をシステム上で行える機能です。クラウド上で手続きが完結するため、社内のペーパーレス化を推進できるほか、時間や場所にとらわれない申請・承認フローの運用が可能になります。
また、システム上で承認された休暇・残業・勤務スケジュールは、そのまま勤怠管理データに反映される点もメリットです。これにより、人事・労務担当者は、手動でのシステムへの転記作業のほか、月末の勤務実績の確認・修正作業から解放されるでしょう。
休暇管理機能
休暇管理機能は、各従業員の休暇の付与・取得を一元管理できる機能です。各従業員の勤務実績や雇用形態に応じた有休付与数を自動で算出できるほか、休暇の付与・取得実績の管理も自動化できます。
従来のように、個別に従業員の休暇日数を管理する必要がなく、人事・労務担当者の手間を大きく削減できるでしょう。なお、freee勤怠管理Plusでは、法定の有給休暇だけでなく、振休・代休・育児休暇・介護休暇や、会社独自の休暇の管理にも対応できます。
アラート機能
アラート機能は、打刻漏れや未申請の残業などを検知し、アラートを表示させる機能です。アラートの基準設定は、「時間」「日」「時間帯」の単位で柔軟に行えます。
従業員の労働時間がアラートの設定基準を超えた時点で、該当の従業員と、あらかじめ指定した管理者に自動でアラートが届きます。この機能により、不適切な長時間労働を防ぎ、結果として従業員の労働時間の適正化を実現できます。
また、未申請の残業や早朝・深夜労働の防止を期待できるほか、申請漏れそのものの抑止にもつながります。
エクスポート・インポート機能
エクスポート機能は、freee勤怠管理Plus内のデータを、CSV・Excel・PDFなどのファイルで出力する機能です。自社既存の給与計算ソフトや労務管理システムにあわせて、最適な出力方法を選択できます。顧問税理士や行政機関に資料を提出する際にも便利です。
インポート機能では、他システムで管理しているデータをCSV形式でfreee勤怠管理Plusに取り込めます。手動でのデータの転記作業の負担を軽減できるほか、転記ミスの防止が期待できます。
集計項目カスタマイズ機能
集計項目カスタマイズ機能では、任意の項目の集計を柔軟に設定できます。
たとえば、各従業員で管理しているタイムカード画面に、残業・深夜労働の合計時間や有休時間休取得時間など、任意の項目を表示させることが可能です。
また、休日出勤・夜勤回数を抽出して支払うべき手当の根拠を明確にしたり、システムの入力時間を抽出してプロジェクト工程数を把握したりできるなど、目的に沿ったデータの集計を効率的に行えます。
働き方改革対応機能
働き方改革対応機能は、2019年より施行された「働き方改革関連法」の対応に役立ちます。たとえば、規定の時間外労働時間を超過した場合や、年次有給休暇の取得日数が不足している場合に、自動でアラートを表示させる機能が代表的です。
勤務間インターバルや「月60時間超の時間外労働の割増賃金率引上げ」の要件に沿った勤怠管理にも対応しており、管理者が個別に従業員の労働状況を把握せずとも、企業全体で適正な労働環境を維持できます。
語学対応機能
語学対応機能は、日本語・英語表示の切り替えや併用運用が可能です。また、海外タイムゾーンの設定も可能であり、国内外の従業員の勤怠情報をfreee勤怠管理Plus内で一括管理できます。
人事システム連携機能
人事システム連携機能は、クラウド人事労務ソフト「freee人事労務」とAPI連携できる機能です。ワンクリックで勤怠データを反映できるだけでなく、このデータをもとにした給与計算・給与明細の発行・給与振り込みファイルの生成までを自動で実行できます。
手動でのデータ転記・勤務形態にあわせた複雑な給与計算を自動化することで、勤怠締め・給与支払い業務にかかる手間やストレスを大幅に軽減できるでしょう。
freee勤怠管理Plusを導入するメリット
freee勤怠管理Plusの導入により、従来のアナログな手法に比べて、勤怠管理業務を簡略化できるメリットがあります。ここからは、freee勤怠管理Plusの導入により、期待できるメリットを具体的に解説していきます。
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freee勤怠管理Plusを導入するメリット
勤怠管理業務の全てをシステム上で完結できる
freee勤怠管理Plusの導入により、勤怠管理業務のすべてを1つのシステム上で完結できるメリットがあります。たとえば、アナログな手法の勤怠管理業務では、勤務実績の集計から給与計算システムへの転記、さらに給与明細の発行・給与振り込みを手動で行うことが一般的です。
各工程は、打刻専用端末・Excel・給与計算ソフトなどのシステムで個別に管理する場合が多く、一連の作業を行うには、複数のシステムを開いて作業しなければなりません。
一方、freee勤怠管理Plusでは、これらの作業を一貫して行えます。「freee人事労務」や給与計算ソフトとの連携により、打刻・勤怠締め・給与の振込までカバーでき、従来のような複数のシステムの使い分けは必要ありません。
これにより、人事・労務における作業負担を軽減できるほか、システムコストの削減を見込めるでしょう。また、クラウド上で勤怠管理を行うことにより、社内のペーパーレス化を推進できます。
freeeで置き換え可能な書類
freee勤怠管理Plusの導入により、勤怠管理業務のシステム化を図ることで、次のような紙ベースの書類を廃止できます。
- 出勤簿
- タイムカード
- 賃金台帳
- 給与支払明細書
- 労働者名簿
- 休暇届
- 残業届
- 早退届
これらの書類を削減し、社内のペーパーレス化を行うことにより、紙代・印刷代の節約になります。また、勤怠データはクラウド上に保管されるため、従来のように紙書類を保管するキャビネットや専用スペースも不要になります。
Webによる各種申請・承認により業務が効率化される
紙を利用した勤怠管理では、打刻漏れ・二重打刻・印字が読めないなどのトラブルが発生しやすく、月末の集計作業のたびに確認・修正が必要です。ここに休日届・残業届などの申請の確認・修正が加わり、作業はより煩雑化します。
また、確認・修正が完了した後も、正確なデータをExcelに入力して勤務実績を集計し、改めて給与計算ソフトに転記するなど、多くの工程を要します。各システムへの転記作業には手間と時間がかかるほか、転記ミスなどのリスクが潜んでいます。
一方、freee勤怠管理Plusであれば、打刻データの回収や集計・給与計算ソフトへのデータ反映・各種の申請・承認はWeb上で実行され、手動で行っていた作業の大半を削減できます。
時間のかかる集計・転記作業をカットできるため、人事・労務担当者の負担の軽減と転記ミスの防止に繋がります。さらに、各種の申請のために紙書類のやり取りにかかるタイムラグを解消できるため、申請・承認フローのスピードアップも見込めます。
多彩な打刻機能でさまざまな働き方に対応できる
freee勤怠管理Plusは、次のような多彩な打刻機能を実現しています。
- 共有端末
- ICカード
- PC
- モバイル端末(スマートフォン・タブレット)
- 生体認証
- チャットツール
これらの多彩な打刻機能により、リモートワーク・在宅勤務・現場に直行直帰するなど、さまざまな働き方に対応できます。モバイル端末での打刻では、打刻時の位置情報を取得できるため、不正打刻も防止できます。
社外にいる従業員の勤務状況の把握が容易になることで、多様な働き方を実現できます。その結果として、従業員の職場満足度の向上や、企業全体での生産性の向上が期待できます。
リアルタイム把握で適切なコミュニケーションができる
従来のアナログな勤怠管理では、月末の勤怠締めまで、時間外労働時間の把握が難しいのが課題です。特に、在宅勤務やリモートワークなど社外で活動している従業員は、管理者の目が届きにくいこともあり、不適切な長時間労働が発生しやすい傾向があります。
一方、freee勤怠管理Plusであれば、社内・社外にかかわらず、全ての従業員の当日・当該の労働時間がリアルタイムで集計されます。労働時間が超過しそうな段階で、管理者が適切なコミュニケーションをとれるため、従業員の労働時間を適正に維持できるでしょう。
また、freee勤怠管理Plusにはアラート機能が搭載されており、労働時間の基準値を超えた従業員は自動で表示されるため、管理者の確認漏れがあった際にも安心です。
ビジネスの変化や成長に対応できる連携性
ビジネスの変化・成長に伴い、従業員の増加や勤務形態の複雑化が起こると、従来のアナログな手法での勤怠管理や給与管理では、業務が追いつかなくなる恐れがあります。バックオフィス業務の停滞は、企業の成長の機会を奪うことにもなりかねません。
freee勤怠管理Plusは、「freee人事労務」や給与計算ソフトとAPIやCSVで連携できます。また、他システムとの連携により、freee勤怠管理Plusにない機能も利用可能です。
他システムとの連携性や拡張性に優れるfreee勤怠管理Plusにより、バックオフィス業務をデジタル化することで、このような課題を解決できます。正確な勤怠管理の実現により、企業の健全性を保ちつつ、ビジネスの成長を促せるでしょう。
freee勤怠管理Plusの口コミ・評価
freee勤怠管理Plusの口コミや評価で最も多かったのは「簡単に勤怠管理ができる」という声でした。スマホやタブレットなどニーズに合わせて多様な打刻方法を実現できるほか、勤怠データの集計の自動化や、従業員の残業時間・休日取得状況を可視化できる点が評価されています。
また、freee人事労務との連携も可能で「給与計算をする際にマスタを一元管理できる」という声も見られました。企業には欠かせない給与計算ソフトの導入と合わせてfreee勤怠管理Plusを導入するという企業も多く、バックオフィス全体の効率化に役立ちます。
シンプルな表示画面ながらも充実の機能性で簡単に操作できる点や、価格設定がリーズナブルな点もユーザーから評価され、システムコストを抑えて導入したい企業におすすめの勤怠管理システムと言えるでしょう。
freee勤怠管理Plusのよくある質問
ここではfreee勤怠管理Plusに関するよくある質問を紹介します。
freee勤怠管理Plusのアプリはある?
残念ながらfreee勤怠管理Plusはアプリに対応していません。しかしスマホやタブレットなどのデバイスからログインをすればfreee勤怠管理Plusを利用できます。モバイル版では打刻確認やスケジュール確認・各種申請・パスワード変更などの機能が利用でき、アプリでないものの簡単に操作できます。
freee勤怠管理Plusに無料トライアルはある?
残念ながらfreee勤怠管理Plusにて無料トライアルは行っていません。しかし、初期費用0円で月額300円の低コストで始められるため、まずは資料請求をしてシステムを試してみるのをおすすめします。
まとめ
freee勤怠管理Plusは、簡単に正確な勤怠管理を実現できるクラウド型勤怠管理システムです。タイムカードと同じ打刻画面が採用されており、タイムカードからITツールへの切り替えも違和感なく行えます。
多彩な打刻機能を搭載しており、企業のニーズ・多様な働き方にも対応可能です。また、休暇や残業の申請・承認もシステム内で完結するため、人事・労務担当者の確認・修正の手間を軽減できるほか、ペーパーレス化にも役立ちます。
他システムとの連携性や機能の拡張性にも優れており、freee勤怠管理Plus内で幅広い業務をカバーできます。料金体系は1ユーザーあたり300円とシンプルかつリーズナブルで、コストを抑えてバックオフィス業務をデジタル化したい企業におすすめです。
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