楽楽勤怠とは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- 楽楽勤怠は、勤怠情報をシステムで一元管理して給与計算を手軽にする勤怠管理システム
- インターネット環境があれば、外出先・テレワークなど場所を問わず使用できる
- 時間外労働の上限規制など、働き方改革関連法対応機能が備わっている
楽楽勤怠は、勤怠管理・給与計算を効率的に行える勤怠管理システムです。使いやすいシンプルな画面設計やサポート体制が充実している点で優れています。本記事では楽楽勤怠の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
楽楽勤怠とは
楽楽勤怠は、「面倒!」といわれている勤怠管理を楽に行うことができるクラウド型の勤怠管理システムです。出退勤時の打刻や残業、休暇申請・取得などの勤怠情報を一元管理し、給与計算に必要なデータをエクスポートして連携も可能です。
また、インターネット接続したパソコンやスマホにより、外出時でも利用可能で、テレワーク・在宅勤務などにも対応しています。さらに、使いやすいシンプルな画面設計やサポート体制が充実している点が注目され、67,000社を超す企業や組織に導入されています。
本記事では、楽楽勤怠の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系などについて、分かりやすく解説します。
楽楽勤怠の特徴
楽楽勤怠には、誰でも使いやすいシンプルな画面設計など多くの特徴があります。
また充実したサポート体制や、柔軟に設定できる豊富な機能性などが好評です。ここからは、楽楽勤怠の特徴として、以下の項目について詳しく解説します。
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誰でも使いやすいシンプルな画面設計
楽楽勤怠の特徴として、誰でも使いやすいシンプルな画面設計が挙げられます。ユーザーインターフェースや操作性に優れており、担当者から管理者まで、誰でもマニュアル無しで操作ができる画面設計となっています。
そのため、初めて勤怠管理システムを使うユーザーにも直感的で分かりやすく、マニュアルを見なくても画面のガイダンスに沿ってスムーズに利用することができます。
ノウハウを活かした充実のサポート体制
楽楽勤怠は、クラウドサービス累計の導入社数が67,000社以上という導入実績があります。これらの実績や経験で培ったノウハウをもとに、勤怠システムの最適な導入・運用方法や、業務フローなどを提案します。
勤怠管理システムを初めて導入するユーザーに対しては、ヒアリングからスタートして、ユーザーの勤怠業務に合致する設定や運用などが提案されます。また、既に勤怠管理システムを導入している場合でも、運用の見直しや改善点などが提案されます。
導入時のサポートや稼働後の問い合わせに対しては、電話・メールによる迅速なサポートが行われます。さらに、オンライン会議ツールによるサポートを受けることができるので安心です。
柔軟に設定できる豊富な機能性
楽楽勤怠では、従業員の勤務体系や雇用形態に合わせて、残業・有給休暇などの申請・承認、会社独自の休暇への対応など、希望する運用に合わせてシステムを柔軟に設定できます。
雇用形態ごとの勤務時間集計機能として、基本労働時間制、時短勤務、変形労働時間制、在宅ワーク、フレックスタイム制などの形態に合わせた時間集計ができます。
また、勤務状況確認や打刻情報の確認、出退勤管理をサポートするさまざまな機能が搭載されています。具体的には、部門・部署ごとの勤務状況確認や、打刻漏れエラー表示、勤務予定・実績、位置情報取得、勤務予定変更・申請などがあります。
楽楽勤怠の主な機能
楽楽勤怠は、企業における柔軟な出退勤管理への対応、勤務・雇用形態ごとの勤務時間集計、有給休暇・代休・振休管理など、多様な機能を提供しています。ここでは、主な機能の詳細を説明します。
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柔軟な出退勤管理
楽楽勤怠では、出退勤管理として勤務状況確認や打刻漏れエラー表示など、出退勤管理をサポートするさまざまな機能を提供しています。また、リアルタイムで従業員の勤務実績を確認することができるので、管理者にとっても便利です。
出退勤管理のプロセスとしては、従業員が出退勤時に時間を打刻し、上長・管理者は「楽楽勤怠」で出勤簿を確認・承認します。出席簿では、リアルタイムで従業員ごとの出退勤状況を閲覧し、把握することができます。
勤務状況確認は従業員ごとに加えて、設定した任意の部署や部門、グループごとにメンバーの出勤簿を一覧で確認することができます。打刻漏れがあった際にエラーやアラートを表示するため、修正箇所の確認が容易にできます。
勤務・雇用形態ごとの勤務時間集計
楽楽勤怠では、勤務・雇用形態ごとに勤務時間の集計が可能です。基本労働時間制、時短勤務、変形労働時間制、在宅ワーク、フレックスタイム制などが対象となり、それぞれの形態に合わせた時間集計ができます。
また、従業員や管理者ごとに勤務時間や休憩時間などの設定を個別に行うことができます。例えば、通常正社員の勤務時間は9:00〜17:00、時短勤務社員は10:00〜16:00、在宅ワークは08:30〜17:30など、それぞれに応じて設定できます。
さらに、フレックスタイムへの勤務時間対応では、コアが11:00〜15:00、フレキシブルタイムが8:00〜10:00、15:00〜21:00など細かい設定ができます。そのため、多様化する働き方に合わせた柔軟な勤務時間への対応が可能です。
有給休暇・代休・振休管理
有給休暇・代休・振休管理の機能としては、年次有給休暇やその他の代休や振休の申請・承認・差し戻し処理と共に、時間単位での休暇取得にも対応しています。また、一覧表示画面では、従業員の休暇残数や取得状況も簡単に確認できます。
休暇申請の流れとしては、従業員がシステム上で休暇申請を行い、上長・管理者が承認または差戻しの処理を行います。勤怠システムの利用によって、リアルタイムで休暇の残数確認を行うことができます。
休暇に対する機能としては、時間単位、半日の取得にも対応し、設定できます。また、従業員の勤務・雇用形態に合わせて休暇の使用や制限の設定も可能で、会社独自のリフレッシュ休暇やバースデー休暇などへも対応できます。
残業管理
残業管理としては、36協定に応じたアラート、残業の事前申請設定などに関する管理サポート機能を提供します。また、残業管理の勤務時間の一覧表示によって、従業員ごとの残業時間をリアルタイムで確認することができます。
残業管理の処理の流れとしては、従業員がシステム上で残業申請をして、上長・管理者が承認または差戻し処理を行います。上長・管理者は出勤簿によって、リアルタイムで各従業員の残業時間を把握できるので、承認時に役立ちます。
残業管理の機能としては、36協定の締結内容に応じて、上限値や警告値を設定できる機能があります。また、部門や役職、従業員ごとに残業時間のレベルやアラートを設定できるので、段階的にアラートを出すことが可能です。
工数管理
工数管理として、対象となるプロジェクトやタスクの登録ができます。同時に、プロジェクトごとに利用できる従業員や期間を制御する設定も可能です。
また、プロジェクトやタスクごとに配分された稼働時間の工数入力ができます。工数集計実績のデータは、CSV形式での出力が可能です。また、プロジェクトの予定・実労働時間の差分チェックも可能です。
働き方改革関連法対応機能
楽楽勤怠では、働き方改革関連法にも対応しています。36協定の締結内容に応じて上限値やアラートを設定し、36協定の限度時間や回数を超えないように管理することが可能です。また、年5日の有休取得が義務化され、取得していない従業員は一覧で表示できます。
労働時間の管理は「使用者が自ら現認」「客観的な記録を基礎」を原則としています。楽楽勤怠の打刻方法は、パソコン・スマートフォン・タブレット端末だけでなく、交通系・社員証などのICカードにも対応しており、労働時間を客観的に把握することができます。
さらに楽楽勤怠では、残業時間に応じてレベル別のアラート設定ができます。アラートが出ている従業員は一覧表示で確認できるので、残業抑制につなげることができます。
各種申請機能・承認フロー設定
楽楽勤怠では、各種申請機能として、従業員からの出退勤時刻、勤務予定、残業、休暇、休日出勤などの申請に対応しています。
承認フローの設定として、残業や休暇の申請後の承認フローを1〜5段階まで設定できます。また、部署や課、任意のグループ・チーム、従業員ごとに柔軟に変更することができ、代理承認の設定も可能です。
楽楽勤怠を導入するメリット
楽楽勤怠を導入するメリットとして、申請・承認・打刻などのミスを減らせることや十分なセキュリティ対策がとられている点などが挙げられます。ここからは、楽楽勤怠を導入するメリットについて解説します。
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楽楽勤怠を導入するメリット
十分なセキュリティ対策がとられている
楽楽勤怠の情報を管理するサーバーは、高い防災性能や強度のセキュリティを誇る国内屈指のデータセンターに設置されています。暗号化通信などセキュリティ対策も充実しているので安全・安心です。
特に勤怠管理は、従業員の個人情報を扱うため、情報漏えいなどに対処する高いセキュリティが求められます。
楽楽勤怠のサービス内に登録される情報は、SSL暗号化による通信が行われ、データは毎日バックアップが採られています。さらに、24時間365日の監視体制下のデータセンターで稼働しており、万全なセキュリティ体制で守られています。
申請・承認・打刻などのミスを減らせる
楽楽勤怠では、申請の承認依頼や取り下げ、承認完了時などに申請者や承認者に対してメール通知の設定ができます。これにより、申請・承認処理における承認漏れなどを防ぐことができ、確実性も増します。
また、打刻アラート機能として、イレギュラーな打刻が発生した場合などには、アラートを表示します。これにより、連続打刻による時刻の重複などへの防止や抑制が可能になり、勤怠データの修正の手間が低減され、データの精度も向上します。
給与システム連携・WEB給与明細表示が可能
楽楽勤怠では、出退勤や残業、休暇取得などの勤怠情報を一元管理しており、給与計算に必要なデータを出力できるので、給与システムとの連携が可能です。
CSVの出力レイアウトを採用している給与システムに合わせて設定しておくことにより、月次の出勤簿をCSV形式でダウンロードできます。これにより、給与システムとの連携が手間をかけずに実現できます。
また、給与計算後のデータを楽楽勤怠に取り込むことで、従業員はPCやスマホなどでWEB給与明細を表示することができます。印刷や発送・手渡しなどの手間の削減が可能になり、ペーパーレス化の促進にも繋がります。
楽楽勤怠の口コミ・評価
楽楽勤怠では、クラウドサービス累計導入社数67,000社を超すユーザーに導入されており、その実績から機能面やサポートの点でも評価が高いです。特に操作面で、「インターフェースに優れ直感的に操作ができる」という口コミがあり好評です。
また、「PC・スマホから勤怠登録ができ、出張先での利用が簡単」「過去の記録の確認や休暇申請なども時間をかけずに申請が可能」という声もあり、遠隔地での機能が高く評価されています。
さらに、「パソコン・スマホから勤怠登録ができるので、直行・直帰の日でも使い勝手が良い」という口コミもあり、使い勝手の良さが高評価となっています。
楽楽勤怠の料金体系
楽楽勤怠の料金プランは、月額費用30,000円〜(税抜)となっています。これにはシステム利用料、データバックアップ、バージョンアップ費用、サポートの利用料などが含まれます。
月額利用料は、利用ユーザー数に応じて変動します。また、月額利用料の他に初期費用、オプション費用がかかります。打刻刻機器を利用する場合は、別途購入費用が発生します。
ユーザー数に応じて変動する費用や初期費用、オプション費用などの内訳については、楽楽勤怠に問い合わせて確認してください。
月額費用 | 30,000円~(税抜) |
楽楽勤怠の導入の流れ
楽楽勤怠の導入の流れとしては、まずベンダーに問い合わせします。その後、ヒアリングステップとして、現行の運用方法についての確認があり、実際の画面を見ながら会社に合わせた運用が提案されます。
導入を決めて申し込みをすると、専任のサポート担当が初期設定をサポートします。このステップでは、電話やメール、WEB会議システムなどを使用しながら、会社が希望する運用に合わせた初期設定が行われます。
また、勤怠管理システムを初めて導入する際には、ヒアリングからスタートし、希望するシステムについて話し合い、確認します。既に勤怠管理システムを導入されている場合でも、運用の見直しや改善点が提案されます。その後、導入・運用開始となります。
楽楽勤怠の導入時の注意点
楽楽勤怠を導入する際には、いくつかの注意点があります。月額料金は利用する従業員数に応じて変動します。この変動する料金を算定するための料金シミュレーションの際には、前もって問い合わせや確認が必要です。
また、打刻の方法としてICカードによる打刻を利用する場合は、専用打刻機を購入する必要があります。機器の詳細や価格などについては、ベンダーに問い合わせが必要です。
まとめ
勤怠管理は面倒な処理と言われています。しかし、楽楽勤怠を利用すれば、楽に実施することができます。出退勤時の打刻や残業、休暇申請・取得などの勤怠情報を一元管理し、給与計算に必要なデータをエクスポートして連携も可能です。
また、インターネットに接続されたPCやスマホを使うことで、どこでも利用可能なので、テレワーク・在宅勤務などにも利用できます。さらに、シンプルな画面設計や使い勝手の良さが評価され、現在、67,000社を超える企業や組織に導入されています。
勤怠管理システムを選んで導入する際には、楽楽勤怠も候補に入れて機能などを確認し、効率的な勤怠管理を展開しましょう。