チムスピ勤怠とは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- チムスピ勤怠は、あらゆる規模・業種に対応できるクラウド勤怠管理システム
- 金融機関やエンタープライズ企業も採用する世界水準のセキュリティ環境が利用できる
- 勤怠データのリアルタイム集計や休暇管理の機能により、労務担当者の負担を軽減する
チムスピ勤怠は、世界水準のセキュリティ環境を備え、高いカスタマイズ性によりあらゆる規模・業種に対応したクラウド勤怠管理システムです。本記事ではチムスピ勤怠の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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チムスピ勤怠とは
チムスピ勤怠は、10年以上のクラウド勤怠管理システムの実績を持つ、株式会社チームスピリットが提供するクラウド型勤怠システムです。契約社数1,800社以上の導入実績を持ち、多くの大手優良企業も導入する信頼度の高さが魅力です。
その信頼度の高さの裏には、世界水準のセキュリティ環境があり、大企業のクラウドシフトとしても多く採用されています。本記事では、チムスピ勤怠の特徴や機能と導入のメリットを解説していきます。また、口コミによる評価や料金体系についても紹介します。
チムスピ勤怠の特徴
チムスピ勤怠には勤怠管理システムとして多くの特徴を持っています。ここでは、チムスピ勤怠の強みとなっている下の3つの特徴について解説します。
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チムスピ勤怠の特徴
複雑な計算もシステム内で完結
勤怠管理を行うためには、労働時間・残業時間・休暇取得状況をはじめ数多くの集計作業が伴います。システム導入前までは、これらの集計作業を手作業で行う必要があり、時間と手間がかかっていました。それを自動化できるのが、勤怠管理システムです。
その中でもチムスピ勤怠は、単純な集計ばかりでなく、Excelで使うような計算式を自由に設定でき、独自の集計方法や複雑な計算式もすべてシステム内で完結できます。それによって、月次の勤怠集計作業の大幅な削減が可能になります。
高いカスタマイズ性
チムスピ勤怠は、業種や企業規模に関わらず、さまざま企業に選ばれています。その背景には、チムスピ勤怠の優れたカスタマイズ性があります。クラウド型では、企業がシステムに合わせる部分が多いですが、チムスピ勤怠は、企業にシステムを合わせることが可能です。
したがって、導入の際にはベンダーに自社が抱えている勤怠管理上の課題や、導入の目的を伝え、それに応じた機能選択と運用方法の提案を受けるのがおすすめです。この過程をしっかりと行うことで、費用対効果の高い導入につながります。
世界水準のセキュリティ環境
チムスピ勤怠を提供するチームスピリットは、個人情報の保護や情報セキュリティの管理が適正に行われている企業に付与される、プライバシーマークとISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証の両方を取得していて、安全性が認められています。
また、チムスピ勤怠で取得されるデータは、世界水準のセキュリティ環境を創り出すSalesforce Platformで管理されます。Salesforce Platformは、エンタープライズ企業や金融機関でも利用されている堅牢なプラットフォームです。
チムスピ勤怠の主な機能
チムスピ勤怠は、カスタマイズ性が高く、企業規模や業種を選ばず利用できる退勤管理システムです。ここでは、数多くある機能の中から、よく利用されている下記の5つの機能に絞って解説します。
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チムスピ勤怠の主な機能
出退勤管理(PC・モバイル)
チムスピ勤怠の基本となる打刻には、さまざまな方法が準備され、多様な業務形態での利用が可能です。これにより、打刻漏れが減り出退勤管理も楽になります。標準の打刻方法は、PCによるブラウザからの打刻とスマートフォンアプリからの打刻です。
スマートフォンからの打刻は、オフィス外からの打刻が可能になり、直行や直帰の多い企業に便利です。そのほかにも、ICカード打刻・入退館打刻・チャットツール打刻などのオプションが用意されています。
ICカード打刻は、PCでの打刻ができない現場などでよく利用されています。また、入退館打刻は、本人でなければ打刻できないため、第三者による不正打刻や打刻忘れの防止に役立ちます。
勤怠データのリアルタイム集計
勤怠管理では、労働基準法で規定されている労働時間を遵守するために、従業員のリアルタイムな勤務状況の把握は欠かせません。特に法定労働時間を超えて労働を命じる場合には、36協定に準じた運用をしなくてはなりません。
また、時間外労働の上限が原則月45時間・年360時間と定められました。さらに、特別条項も定められ条件が複雑になり、手作業での集計・管理は難しくなっています。これらの部分をチムスピ勤怠は自動で行ってくれ、効率的な勤怠管理が行えます。
チムスピ勤怠は、リアルタイムに従業員の勤務時間を集計し、時間外労働が特定の時間に達したら、従業員に自動的に注意喚起を促します。従業員はそれを受けて、36協定の上限時間を超えないように業務調整を図ることが可能になります。
また、上司や労務担当者へメールで通知することもでき、従業員の業務割り振り変更の参考にもできます。
休暇管理
年次有給休暇の付与は法令で定められ、規定に従って定められた日数を従業員に与えなくてはなりません。また、従業員ごとに年次有給休暇管理簿の作成と、休暇の取得状況の把握も企業に義務づけられています。
それに加え、年10日以上の年次有給休暇が付与されている従業員に、5日以上取得させる義務もあります。企業には、これらの法に則った休暇の運用が求められています。チムスピ勤怠では、指定日を設定して年次有給休暇の自動付与が可能です。
また、従業員の有給休暇取得状況は、レポートで見える化でき、有給消化率などの把握も可能です。従業員へ有給休暇の取得を促すことも重要で、チムスピ勤怠ではダッシュボード機能がよく利用されています。
ワークフロー(申請・承認)
ワークフローとは業務の流れのことで、勤怠管理では主に各種申請から承認までの流れのことをいいます。チムスピ勤怠では、従来の紙媒体の申請書を承認者に回覧する方法から、すべて電子データを用いてシステム上で行う方法に変わります。
可能な申請は、休暇申請・残業申請(定時前・定時後)・休日出勤申請・振替申請・勤務時間変更申請・直行直帰申請・勤務時間修正申請・日次確定申請です。利用しない申請はOFFにすることもできます。
企業や申請の種類によっては、承認フローが異なる場合も多いです。チムスピ勤怠では申請内容や部署などの条件でフローの設定が可能で、多くの承認フローに対応できます。承認フローを電子データ化することで、ペーパーレスの推進や業務の効率化も図れます。
客観ログ連携(入退館・PCログ等)
企業には、従業員の労働時間を客観的データで把握する義務があります。そして、厚生労働省は、労働時間の把握方法として、パソコンのログインとログアウトの記録を挙げています。したがって、勤怠を入退館やPCログなどの客観ログで行うことも可能です。
チムスピ勤怠の客観ログ連携機能を利用して、入退館やPCログデータと打刻データとの乖離判定で使うことができます。
参考:労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン | 厚生労働省
チムスピ勤怠を導入するメリット
チムスピ勤怠は、多くの機能の中から自社に合った機能を選んでシステムを構築するクラウド型勤怠システムです。そのため、チムスピ勤怠には、さまざまなメリットがあります。ここでは、その中の下にある3つのメリットについて解説します。
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チムスピ勤怠を導入するメリット
労務担当者の負担を軽減する
チームスピリットが10年以上蓄積した勤怠システム導入のノウハウを元に、設計されたのが現行のチムスピ勤怠です。チムスピ勤怠の導入で、勤怠業務の効率化ができ、企業規模に関わらず、労務担当者の負担軽減を実現しています。
今まで手作業で行っていた、打刻の漏れや修正忘れのチェックや休暇取得状況の把握も、チムスピ勤怠が自動で確認・計算・集計してくれます。また、状況の告知も自動的に行われるなど、労務担当者の業務負担は大幅に軽減されます。
労務管理を高度化する
チムスピ勤怠の利用で、勤怠データをリアルタイムにモニタリングして働き方を可視化できます。さらに、労働時間の管理をリアルタイムに行うことで、法に則った労務管理が可能になり、長時間労働などの労務リスクに対しての事前対処を可能にします。
また、チムスピ勤怠は、企業形態の違いに対応できるクラウド型勤怠システムであり、高度化した労務管理を、ほかの営業所や支店にも反映できます。そのため、異動があっても違和感のない高度化された勤怠管理が可能です。
生産性の向上に繋がる
チムスピ勤怠には、従業員の業務に関するデータが日々蓄積されています。チムスピ勤怠は、それらの蓄積された勤怠データを利用して、従業員や組織の働き方を可視化するための分析環境を提供しています。
データ分析から、企業の勤怠管理に関わるさまざまな課題が明確になり、それらの課題を解決することで、企業内のさまざまな部分での業務改善が図れます。それにより、自社の人材価値の向上と、人材資源の有効活用ができるようになり企業の生産性向上が期待できます。
チムスピ勤怠の口コミ・評価
チムスピ勤怠を実際に導入した企業や活用している方からの口コミでは、データが可視化できて勤怠管理が行いやすいという声が多くあります。また、有給休暇残日数の確認などが容易で便利だという声も数多く見られます。
以下に、実際の口コミの一部を紹介します。
- フレックスタイム制の従業員一人ひとりが勤務時間を柔軟に管理でき、無駄な事務作業が減った
- メモや備考欄などがあり、いろいろなコメントが残せ、休暇申請もスムーズになった
- パソコン打刻ができるので、リモート勤務でも勤怠管理がスムーズにできるようになった
チムスピ勤怠の料金体系
チムスピ勤怠の料金体系は、下の表に示したようになっています。利用者が50名を超えると、月額利用料は利用者に応じて変動します。詳しくは問い合わせるのがおすすめです。
チームスピリットでは、勤怠管理のほかに工数管理と経費精算のシステムなども扱っています。チムスピシリーズから2製品または3製品を選べる、お得なパッケージプランも用意されています。
月額ライセンス費用 |
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400円/1人(税別) 月額20,000円/50ライセンス〜 |
※月額ライセンス料金に加え基本サポート費(ライセンス料金×20%/月)がかかります。また初回契約時に初期費用が発生します。
※利用人数が50名を下回る場合も、50ライセンス分の費用が最低利用価格となります。
参考:価格|チームスピリット
チムスピ勤怠の導入の流れ
チムスピ勤怠の導入は、大まかに分けて導入フェーズ、運用フェーズ、活用・改善フェーズの3つに分かれています。基本プランでは、導入企業が主体にそれぞれのフェーズを進め、問い合わせなどでベンダーのサポートが受けられます。
有償プランでは、担当コンサルタントが導入から本稼働開始までを支援します。また、組織変更や業務規程、法律改定、活用改善などについての支援・サポートも行ってくれます。
さらにさまざまな支援を受けたい場合は、プレミアサポートがおすすめです。導入支援から運用支援まですべてのフェーズにおいて、専任コンサルタントによる細かなサポートが受けられます。
チムスピ勤怠を導入する際の注意点
ユーザー数が50人以下の企業がチムスピ勤怠を導入する場合は、注意が必要です。チムスピ勤怠の利用料金はユーザー数によって変動しますが、50ユーザーの料金が最低料金となっています。したがって、ユーザーが50人以下の企業でも50ユーザーの料金が適用されます。
一方でユーザー数の上限はなく、大企業では数万人のユーザーがいる企業でも導入されています。
また、導入から運用開始までには期間がかかり、早ければ1〜2ヶ月、余裕も持たせるなら3ヶ月くらい必要になります。加えて、チームスピリットは年間契約となるため、この点も留意しましょう。
まとめ
チムスピ勤怠は、高いカスタマイズ性により、あらゆる規模・業種に対応できるクラウド型勤怠管理システムです。金融機関やエンタープライズ企業も採用する、世界水準のセキュリティ環境が利用できるため、機密情報を扱う大企業でも多く導入されています。
打刻方法は多様で、働き方改革による多様な勤務形態に対応できます。また、勤怠データのリアルタイム集計ができる機能・休暇管理を行う機能・ワークフローの改善に役立つ機能などで、業務の効率化が図れ、労務担当者の業務負担の大幅な軽減が可能です。