勤怠管理システムと連携できる給与計算ソフトおすすめ15選|一括管理できるクラウド型ソフトも

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  • 勤怠管理システムとの連携で給与計算の更なる効率化に
  • 気になるソフトは資料請求をして検討しよう

給与計算ソフトを勤怠管理システムと連携することで、経理業務の更なる効率化に繋がります。今回は勤怠管理と連携・一括管理できる給与計算ソフトをご紹介。人事労務も管理できるクラウド型ソフトや、無料トライアルを実施しているソフトも紹介します。

目次

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  1. 導入前に知っておきたい!給与計算ソフトの始め方
  2. 勤怠管理と一括管理できる給与計算ソフト2選
  3. 勤怠管理とシリーズで管理できる給与計算ソフト8選
  4. 勤怠管理と連携できる給与計算ソフト5選
  5. 勤怠管理システムと連携させるメリット
  6. 勤怠管理システムと連携させないデメリット
  7. 給与計算ソフトの選び方
  8. まとめ
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導入前に知っておきたい!給与計算ソフトの始め方

給与管理を行う経理担当者や経営者の方にとって、自社に最適な給与計算ソフトを判断するのは容易ではありません。給与計算は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。

給与計算ソフトの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。

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勤怠管理と一括管理できる給与計算ソフト2選

ここでは、給与計算ソフトで勤怠管理ができるおすすめ製品を紹介します。

フリー株式会社

freee人事労務

経理や労務管理初心者でもとにかく使いやすい給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • 従業員情報や給与計算などあらゆる人事労務情報がこれ1つで完結
  • 国内シェアNo.1のAWSを採用し企業のデータを厳重に管理
  • アラート機能でイレギュラーな業務の抜け漏れを防ぐ
  • 既存業務の見直しや操作法のレクチャーなど専任担当が継続的にサポート

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ここが少し気になる…

  • freee会計と連携した際の画面切替が手間

株式会社スマイルワークス

スマイルワークス

ERPシステムで会計業務をカバーしたい企業におすすめ

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GOOD
ここがおすすめ!

  • クラウドERPシステムで財務管理や販売管理・年末調整・マイナンバー管理など、あらゆる給与計算業務を完全網羅!
  • マウス操作を削除したテンキー入力で高速入力が可能
  • 会計データを即時に集計し、損益計算書や決算書などの書類を自動で作成できる

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ここが少し気になる…

  • 機能が充実しているが故に、コストがかかる

勤怠管理とシリーズで管理できる給与計算ソフト8選

ここでは、給与計算ソフトと勤怠管理システムを同じシリーズでまとめて管理できる製品を紹介します。

jinjer株式会社

ジンジャー給与

低コストで導入したい中小企業向け

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与や賞与明細・源泉徴収票などインターネット上で確認できペーパーレス化に
  • 社会保険や労働保険・年末調整など年次業務にも対応
  • シリーズ連携で人事情報から給与計算・各種社会保険の電子申請までジンジャーで完結
  • 優れたUIで価格も安く気軽に導入しやすい

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ここが少し気になる…

  • 所得税や住民税率は手動で変更する必要がある

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド給与

勤怠管理システムや金融機関と豊富に連携したい中小企業に

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GOOD
ここがおすすめ!

  • 勤怠管理や労務管理・マネジメントシステムなど外部サービスとの幅広い連携
  • 金融機関と連携でき、給与計算から振込までオンラインで完結
  • Web給与明細発行で経費も手間も削減
  • シンプルでわかりやすいモダンなUI

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ここが少し気になる…

  • 源泉徴収票や年末調整には対応していない(マネーフォワード クラウド年末調整を導入する必要がある)
  • アラート機能がない

株式会社DONUTS

ジョブカン給与計算

社労士や担当者の声をかたちにした豊富な機能性

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GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与や賞与計算だけでなく通勤手当の自動計算にも対応
  • 税務署や年金事業所といった役所に必要な帳簿を自動出力
  • Todoリストやメモ機能・途中入社や退職者の表示アシストで、業務の抜け漏れを防ぐ
  • 暗号化プロトコルSSL(256bit)採用や、IPアドレス制限など万全のセキュリティ

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ここが少し気になる…

  • ジョブカンシリーズで連携できるものの、連携できる機能には縛りがある
  • サポート体制に不満の声も

株式会社オービックビジネスコンサルタント

給与奉行クラウド

連携機能◎基本的な給与業務ができれば十分な方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与処理はもちろん、賞与・明細送付や振込み・社保関係や年末調整も行える
  • マイナンバー管理に対応しており、廃棄や暗号化・分割保管もできる

MORE
ここが少し気になる…

  • 他サービスと連携する必要があり、1つの機能でバックオフィス系を使いたい方には不向き

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株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME 給与

勤怠管理システムで有名なKING OF TIMEの給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • シンプルで使いやすい画面設計で導入がスムーズ
  • 自動読み取り機能で年末調整の手間や負担を軽減
  • 勤怠管理や人事労務・データ分析までバックオフィスを一元管理

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ここが少し気になる…

  • 一括申請ができない

株式会社Works Human Intelligence

COMPANY 給与計算

連携でさらに効率◎行政の手続きを電子化したい方におすすめ

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GOOD
ここがおすすめ!

  • 「e-Gov電子申請サイト」と連携しており、社保周りの各種届出の電子化・ e-TaxやeLTAXにも対応している
  • 企業独自の福利厚生にも対応できるカスタマイズ性の高さ
  • 大手にありがちな複雑な給与計算精度にも対応している

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ここが少し気になる…

  • 同シリーズでの連携をすればさらに機能性はあがるが、別途申込が必要

SCSK株式会社

ProActive C4

会計や販売管理・勤怠管理など業務全般をこれ1つでカバー

GOOD
ここがおすすめ!

  • クラウドERPシステムで経理や人事・勤怠管理も一括管理できる
  • マルチデバイス対応で場所や時間を問わず利用できる
  • 経理担当者の疑問や不安に寄り添うサポート体制

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ここが少し気になる…

  • 連携できるサービスやシステムが少ない

株式会社電通総研

POSITIVE

グループ企業やグローバル企業にも対応した高度な給与計算システム

GOOD
ここがおすすめ!

  • 複雑な給与体系にも柔軟に対応
  • 4万名の給与計算を10分で処理できるパワフルな稼働
  • 業務の属人化を防ぎ全体状況の把握が可能

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ここが少し気になる…

  • UIがイマイチ

勤怠管理と連携できる給与計算ソフト5選

ここでは、外部の勤怠管理システムと連携できる給与計算ソフトを紹介します。

弥生株式会社

弥生給与 Next

1年間無償キャンペーン実施中!給与計算ソフトをお得に使いたい企業に

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GOOD
ここがおすすめ!

  • すべての機能が初年度無償で使える
  • 勤怠管理や給与明細・年末調整まですべてをペーパーレス化
  • 自動計算で給与・賞与明細書の作成ができ、作業時間や人為的ミスを大幅に削減

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ここが少し気になる…

  • 過去の給与・賞与情報は自動計算されないので、計算ミスや入力漏れが発生する場合も
  • シンプルすぎるUIが故に、操作に慣れるまで時間がかかる

株式会社セルズ

Cells給与

顧問先との連携◎コスト削減・効率化したい社労士におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 顧問先とはクラウド経由で共有でき、急な変更があってっも給与計算結果を手早く送れる
  • 顧問先5社で契約すると2年目以降の保守料金が無料になる
  • 社労士有資格者や実務経験豊富なスタッフを揃え、サポートも手厚い

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ここが少し気になる…

  • あくまでも社労士のための給与計算システムのため、企業での導入の場合機能の過不足が気になる場合がある

株式会社日本デジタル研究所(JDL)

JDL IBEX 給与 net2

最大300人可◎個人から中規模企業の担当者におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 賞与・各種台帳・勤怠データとの連携が行え、給与業務周りをトータルして効率化できる
  • 操作性がよく、社員情報の一括訂正や振り込み依頼データにも対応している

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ここが少し気になる…

  • マイナンバー管理や年末調整・社会保険算定は別途申込が必要になる

ピー・シー・エー株式会社

PCA クラウド給与

多様な給与体系に対応!従業員の多い中小企業にもおすすめ

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GOOD
ここがおすすめ!

  • 100におよぶ給与項目設定で多様な企業環境や給与体系に対応
  • 年末調整や各種書類作成も申告データを入力するだけで完了
  • 充実のサポート体制とセキュリティでトラブルにも迅速に対応

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ここが少し気になる…

  • シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない

BSLシステム研究所

給料らくだプロ24

社労士監修のオンプレミス型給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • 従業員一人ひとりの多様な働き方に対応
  • オンラインでのバックアップにデータ紛失等のトラブルを防ぐ
  • ユーザーサポートや操作サポートがついて導入後も安心

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ここが少し気になる…

  • UIがイマイチ

勤怠管理システムと連携できる給与計算書のおすすめ比較一覧表

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勤怠管理システムと連携させるメリット

給与計算ソフトと勤怠管理を連携することにより、勤怠時間の手入力を大幅に省けるため、労働時間の集計を簡略化し入力ミスの防止が可能です。それによって作業工数を削減し、大幅に業務効率化ができます。

労働時間から即座に給与計算を行えるため、従業員が給与の確認がしやすいのもメリットの一つです。

また、クラウド型の給与計算ソフトでは、税金、社会保険料の改定など複雑になりがちな計算がアップデートにより自動で対応されます。手入力の場合、その都度確認をすることが重要ですが、クラウド型の給与計算ソフトを使用することで法改正の適応漏れの心配がなくなります。

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給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携させるメリット

  1. 自動で給与計算できる
  2. 経理業務が効率化できる
  3. 法改正にも対応しやすい

自動で給与計算できる

勤怠情報から自動的に複雑な給与計算を一括で行うことができます。自動で給与計算することによって手入力の人為的ミスをなくし、業務の効率化を容易く行うことができます。

締め日に多忙になりがちだった勤怠入力作業がなくなり、リアルタイムで給与が計上されるため、業務の平準化につながり従業員の負担が軽減されます。

経理業務が効率化できる

就労時間の確認や各種手当の適用などの自動化により、給与計算にかかっていた手間や時間を軽減することで、他の業務に時間を割くことができます。また、入力・確認に費やしていた経理作業の軽減で人員コストの削減にもつながります。

給与計算ソフトには、勤怠管理ソフトとパッケージ化されているものもあります。複数のシステムを導入する必要がなくなりコスト削減に繋がるだけでなく、機能性の向上も見込めるため導入へのハードルも低くなるでしょう。

給与計算と勤怠管理を連携し、データとして一括管理することで、タイムカードなど書類の紛失のリスクも回避することができます。

法改正にも対応しやすい

クラウド型の給与計算ソフトでは、社会保険料改定や法改正に合わせて自動でバージョンアップされるためトラブルを回避できます。税金や法改正については、その都度確認が必要でしたがソフトの導入でスムーズな対応が可能となります。

給与計算でミスが発生してしまうことは、従業員からの信用を失いかねない重大な問題ですが、こうした機能を利用して法改正の適応漏れの不安を解消することが期待できます。

もう一度見る!勤怠管理と連携できる給与計算ソフト15選

勤怠管理システムと連携させないデメリット

給与計算・勤怠管理は、企業において避けては通れない業務です。集計や計算、確認作業に膨大な手間と時間を要します。

給与計算は、従業員との信頼関係に関わる重大な問題で、ミスは許されません。しかし手作業での入力や計算には人為的なミスが起こるリスクが高く、不安が付きまといます。

勤怠管理は、遅刻や欠勤などのイレギュラーや有給休暇や時間外労働などの差し引き、様々な要素によってミスが起こりやすい作業です。ダブルチェックや修正作業に多くの時間を費やし、人件費がかかります。

給与計算・勤怠管理には複雑で難しい課題が付きまといますが、それによりどんな問題が引き起こるのか詳しく見ていきましょう。

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集計に時間と手間がかかる

労働時間の集計作業は、出退勤の入力を手作業で行うため、給与計算を行う締め日前後には、作業量が特に多くなってしまうという課題があります。ミスが許されない作業のため、ダブルチェックや修正に多くの手間と時間を要します。

人為的なミスが起こる

給与計算を行う際に、手入力ではミスが起こりやすく、改善したいと思う方も多いでしょう。正確に計算作業を行うには、正確な勤怠管理が必要です。しかし、従業員の労働時間は一定ではなく遅刻や早退などのイレギュラーなことが起こることがあります。

その際には、その都度データの修正が必要になり、多くの手間がかかります。ミスを引き起こしやすい作業なので、修正ミスにより正確な給与計算が行えないことも考えられます。

業務が属人化している

経理を行うには、税金や社会保険料などの専門的な知識が求められます。また、複雑な経理作業やマニュアルに落とし込みにくい内容のため、業務が属人化しやすく、専任の担当者以外は経理を担当できないことや、急な退職により業務品質の低下を引き起こす可能性があります。

給与計算ソフトの選び方

給与計算ソフトの導入を検討する際、自社に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは給与計算ソフトの選び方について詳しく解説していきます。

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自社の企業規模に合わせて選ぶ

給与計算ソフトは、企業規模や従業員の人数によって機能やコストが異なります。中小企業と大企業では給与計算に必要となる機能が変わってくるため、自社の規模に合っているかどうかを最初に確認しておきましょう。

30名以下の小規模企業|給与計算特化タイプ

給与計算特化タイプは、主に給与の自動計算・明細発行に機能が絞られ、低コストで導入できるのが特徴です。給与計算に特化しているため、従業員30名以下の小規模企業に向いています。

中にはマイナンバー管理機能やWeb明細発行機能を持つ製品もあり、労務管理分野をカバーすることも可能です。

300名程度の中小企業|人事給与タイプ

人事給与タイプは、給与計算・管理のみならず勤怠・労務管理機能も備えており、人事・労務の分野までカバーできるのが特徴です。外部の勤怠・労務管理システムと連携しやすく、会社体制・業務フローの変化に柔軟に対応しながら業務システム化の範囲を広げられます。

企業の成長に合わせて段階的に機能拡張できるため、今後会社の成長により会社体制・業務フローの変化が見込まれる中小企業におすすめです。

300〜1,000名以上の中小・大企業|ERPタイプ

ERPタイプは、社員・金銭・商品・情報を1つに集約して統合的に管理するERP(基幹系情報システム)を活用しているのが特徴です。人事管理のほか販売・会計など幅広い領域をカバーし、各データをシームレスに共有・活用できるメリットがあります。

業務を一括で集中管理できるため、拠点が複数ありルールが複雑化している中小・大企業におすすめです。一部、小企業向けのソフトも販売されています。

自社の体制や業務フローに合わせて種類を確認

給与計算ソフトの導入方法は主に、クラウド型・インストール型・オンプレミス型の3つに分かれます。企業によって適した形態が異なるので、それぞれの特徴を確認して選びましょう。

インストール型

インストール型は、パソコンにソフトウェアをインストールし、パソコンやサーバー上で給与計算を行います。オフラインでの使用も可能です。ソフト購入費用が数万円程度かかるものの、その後のランニングコストが不要でコストを抑えられるのが最大のメリットです。

クラウド型

クラウド型は、インターネット上のサイトで使用します。常に最新データに自動更新され、法改正・税率改定などに合わせて手作業で更新する手間が省けるため、業務フローを大幅に削減できます。

スマートフォンで利用できるシステムもあり、勤怠データと連携しテレワークなどのさまざまな勤務形態で利用できます。

オンプレミス型

オンプレミス(On-Premses)型は、社内サーバー・通信回線を使用してシステムを構築し、自社運用を行うタイプです。ネットワーク・サーバ構築、システム開発など導入までに多大な金銭・人的コストが発生しますが、導入後はメンテナンス費用以外の維持費がほとんどかからず、カスタマイズの自由度も高いため、雇用形態が多様な大企業向けの導入形態です。

給与計算に必要な機能を確認

給与計算ソフトの機能はさまざまです。自社の給与計算業務における課題を洗い出すことで、どのような機能を備えたものを選べばよいかがわかります。また、必要な機能を把握しておけば、無駄なコストをかけずに適切な給与計算ソフトを選ぶことができます。

既存システムとの連携機能

給与計算業務を効率化させるにあたり、勤怠管理システムとの連携は必須となります。社内で複数のシステムを利用している場合は、互換性を確認してから選びましょう。

経費精算システムと連携できるものなら、精算額を自動的に取り込み給与に反映させることも可能になります。経理ソフトから給与計算ソフトに情報を転記する作業が必要なくなるため、人的コストの削減にも繋がります。

年末調整の対応機能

給与計算業務を自社で行なっていても、年末調整は外部に委託している会社が多くあります。年末調整に対応できる給与計算ソフトを導入すれば、自社で年末調整を行うことも可能です。

年末調整を外部へ委託していると、提出や回収などのやりとりに手間がかかる場合があります。自社で年末調整を行えば、提出があったものから少しずつ処理できるため作業に余裕が生まれやすくなり、委託費用がかからないというメリットも得られます。

自動計算機能

給与計算を自動化できることは、給与計算ソフトの導入によって得られる大きなメリットの1つです。勤怠情報のインポートから計算までを自動化できるものなら、残業代などの計算もスムーズになります。

ソフトによって自動計算できる範囲は異なるため、対応可能な範囲を確認してから選ぶことが重要です。各種社会保険料率の変更や社保等級の改定なども自動計算できるソフトを選べば、より正確で効率的な給与計算業務を実現できます。

一般的に従業員数が多いほど給与計算業務の負荷が高まるため、規模の大きい会社ほど恩恵を感じやすくなるでしょう。

勤怠管理システムやほかサービスと連携できるか

給与計算は勤怠管理システムとの連携が不可欠です。すでに勤怠管理システムを導入している企業は、給与計算ソフトが自社の勤怠管理システムと連携できるか、必ず確認しましょう。

また給与計算ソフトの中には、会計システムや経費精算システムなどと連携可能な製品もあります。経費精算システムと連携すれば、給与計算と一緒に経費精算が可能です。ソフトによって連携できるシステムは異なるので、導入前に確認しておきましょう。

サポート体制はセキュリティ対策は充実しているか

給与計算ソフトは、サービスの提携状態により導入や設定の難易度が異なります。操作中にトラブルが発生した際、電話やメール・チャットでの連絡・相談ができると心強いです。連絡手段や営業時間と合わせて確認しておきましょう。

また、従業員の個人情報やマイナンバーを安全に管理するために、セキュリティ対策も確認しましょう。担当者の権限に応じたアクセス制限の機能があるか、情報が暗号化されているかなどは、最低限確認するべき項目です。

費用や無料トライアルの有無を確認

給与計算ソフトは、導入する製品や提供形態によってコストに大きな違いがあります。初期費用の安さだけを意識するのではなく、月々にかかる費用や、導入によって削減できる費用などと照らし合わせてソフトを検討しましょう。

また、給与計算ソフトの操作性や機能性を確認するためにも、無料トライアルを利用するのがおすすめです。複数の給与計算ソフトを実際に利用し、比較することで自社にあった最適な製品が選べます。

もう一度見る!勤怠管理と連携できる給与計算ソフト15選

まとめ

勤怠管理システムを連携できる給与計算ソフトを利用することで、入力作業の大幅な削減と複雑な給与計算の一括自動化、そして重大な計算ミスを防止できます。さらに給与、勤怠情報を正確にデータで管理することが可能です。

また、給与明細をデータで配布することができるため、書類代・封筒代・郵送代などのコスト削減が期待できます。
給与計算ソフトを導入される際は、勤怠管理システムと連携可能か、サポート体制が充実しているかなど重要なポイントをおさえて、自社の体制に合っているかしっかり確認することがおすすめです。

もう一度見る!勤怠管理と連携できる給与計算ソフト15選

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