おすすめの無料のプロジェクト管理ツール6選|個人向けも紹介

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  • 無料のプロジェクト管理ツールは必要最低限の機能が揃っており、使いこなしやすい
  • 無料のプロジェクト管理ツールは、利用制限や広告により作業を進めにくいこともある
  • 無料のプロジェクト管理ツール導入の際は、利用できる人数やデータ容量を確認する

プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトのスケジュールや進捗状況を管理できるツールのことです。ツールの中には、無料で提供しているものもあります。本記事では、おすすめの無料のプロジェクト管理ツールや選び方、どのような企業に向いているのかなどを解説しています。

目次

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  1. プロジェクト管理ツールは無料で利用可能
  2. 無料のプロジェクト管理ツールを導入するメリット
  3. 無料のプロジェクト管理ツールを導入する際の注意点
  4. 無料のプロジェクト管理ツールがおすすめな企業の特徴
  5. 無料のプロジェクト管理ツールを選ぶポイント
  6. おすすめの無料で利用できるプロジェクト管理ツール6選
  7. その他の無料で利用できるプロジェクト管理ツールの選び方
  8. まとめ
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プロジェクト管理ツールは無料で利用可能

プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトのスケジュールやタスク、進捗状況を管理できるツールのことを指します。従来では、プロジェクト管理や進捗管理などはエクセルを利用する場合がほとんどでしたが、情報の共有などに手間がかかるのが課題でした。

プロジェクト管理ツールには、タスクやスケジュール管理・コミュニケーション管理・進捗管理・情報共有機能などの機能があります。さまざまなプロジェクト業務を可視化できるため、管理業務の効率化などに期待できるのが特徴です。

ツールの多くは導入や運用にコストがかかりますが、ツールの中には無料で利用できるものもあります。本記事では、無料で利用できるプロジェクト管理ツールについて解説していきます。

無料のプロジェクト管理ツールを導入するメリット

無料のプロジェクト管理ツールを導入すると、さまざまなメリットがあります。無料で管理業務を効率化できたり、情報共有を円滑に行えたり、さまざまな効果が得られます。

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無料で管理作業を効率化できる

無料のプロジェクト管理ツールは、コストをかけずに管理業務を効率化できます。テンプレートなどの機能を活用することで、スケジュールやタスクなどを毎回記録する手間がなくなり、チーム間でのデータ共有がスムーズになります。

また、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握できるため、状況把握と柔軟な対応が可能になるのもメリットです。

シンプルな機能で使いやすい

無料のプロジェクト管理ツールは、シンプルな機能で使いやすいのがメリットです。プロジェクト管理ツールは、機能やサポート面が充実しているシステムが費用が高い傾向にあります。

無料で利用できるプロジェクト管理ツールは、シンプルな機能である場合が多いです。機能はシンプルでもプロジェクトの一元管理に必要な機能は揃っており、複雑な機能もないため、使いやすいのが魅力です。

情報共有を円滑に行える

無料のプロジェクト管理ツールは、情報共有も円滑に行えます。無料プロジェクト管理ツールの機能には、ファイル共有機能やコメント・チャット機能も備わっており、スムーズに情報共有が可能です。

従来のエクセルで管理する方法では、情報が分散したり、別でファイルを開かなかったりと工程が煩雑なのが課題でした。

無料のプロジェクト管理ツールでは、ガントチャート・スケジュール・タスク・タイムラインもチーム全体で同じものを共有することができるため、進捗情報がいち早くわかり、業務の効率化に繋がります

また、Googleカレンダーなど外部のツールと連携できるものもあるため、認識の相違などを防ぐことができます。特にプロジェクトの責任者などは、多くの情報を管理しなければならないため、情報共有を円滑に行えるというのはとても大きなメリットになります。

自分のタスクを見える化できる

無料のプロジェクト管理ツールは、自分のタスクを見える化できるのもメリットです。エクセルでタスク管理を行うと、管理するファイルなどが分散してしまい、都度データを開いて確認する手間がかかります。

しかし、無料のプロジェクト管理ツールでは、自分のタスクをツール内で整理・管理できます。ツールによって情報が見やすくなり、効率よくタスクを処理できるため、スムーズにプロジェクトを進めることができるのがメリットです。

無料のプロジェクト管理ツールを導入する際の注意点

無料のプロジェクト管理ツールは、機能や人数が制限されていたり、広告などが表示されて処理が面倒な場合もあります。無料のプロジェクト管理ツールを導入する際は、以下の事項に注意しなければなりません。

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無料のプロジェクト管理ツールを導入する際の注意点

  1. 機能や人数が制限されている場合がある
  2. 広告による作業の非効率化

機能や人数が制限されている場合がある

無料のプロジェクト管理ツールは、機能や人数が制限されている場合があります。本来プロジェクト管理ツールは運用コストがかかるため、無料版には制限が設けられていることが多いです。

そのため、運用するメンバー数を把握し、制限内のシステムを選ぶ必要があります。「〇人以下は無料」といった場合でも、人数が増えると追加料金が発生することもあるため、長期的運用も視野に入れて慎重に検討しましょう。

広告による作業の非効率化

無料のプロジェクト管理ツールは、広告表示によって業務が非効率化する可能性があります。広告収入をシステムの運用コストに充てている業者もあり、度々ツール上に広告が表示されるツールも少なくありません

広告が多いと集中力が切れたり、削除するのに手間がかかったりするため、業務の妨げとnなる可能性も考えられます。追加料金を支払うことで、広告を消せる機能もあるため、気になる方は有料プランも検討しましょう。

無料のプロジェクト管理ツールがおすすめな企業の特徴

無料のプロジェクト管理ツールにはメリットだけでなく注意点もあるため、企業によって向き不向きがあります。ここからは、そのメリットと注意点を踏まえて無料のプロジェクト管理ツールがおすすめの企業の特徴を解説します。

参加者が少ない小規模プロジェクト

無料のプロジェクト管理ツールは、少人数での小さなプロジェクトを進行している企業におすすめです。無料のプロジェクト管理ツールはユーザー数とデータ容量に制限があるため、小規模プロジェクトのみ行うといった企業であれば、十分に活用できます。

小規模であっても少人数で進行しているプロジェクトは、メンバー個人が多くの業務を抱えているため、機能がシンプルでも導入効果を感じやすいです。

業務の多くを外注している

業務の多くをフリーランスなどに外注している企業は、無料のプロジェクト管理ツールで十分なケースが多いです。企業ごとに異なるため一概には言えませんが、多くの業務を外注している場合、プロジェクトに関わっている社員の人数が少ないといったこともあります。

外注先が多くても進捗管理を行う社内のプロジェクト管理者が少数であれば、ツールのユーザー数は少なくても問題ありません。もちろん、外注先もユーザーに含める場合は例外ですが、社内の管理者のみがツールを使用するのであれば、無料のツールで十分です。

無料のプロジェクト管理ツールを選ぶポイント

無料のプロジェクト管理ツールはさまざまな種類があるため、自社に適したツールを選ぶのは困難です。ここでは、無料のプロジェクト管理ツールを選ぶポイントについて解説します。

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提供形態を確認

無料のプロジェクト管理ツールは、クラウド型とインストール型があるため、提供形態を確認しましょう。クラウド型は、インターネット環境であれば、いつでもどこでも利用できるのがメリットです。

パソコンやスマートフォンなどデバイス問わず利用でき、リモート環境や社外とのプロジェクト管理などもスムーズに行えます。そのため、リアルタイムで進捗状況を管理したい企業におすすめです。

一方で、インストール型は、自社のサーバー内にインストールを行い利用します。オフライン環境化でも使用でき、セキュリティ性の高さがメリットです。そのため、自社内のプロジェクト管理業務や、セキュリティ性を重視するプロジェクト管理におすすめの形態です。

無料で利用できる人数・容量を確認

無料のプロジェクト管理ツールは、利用できる人数と容量を確認しましょう。無料のプロジェクト管理ツールは、一定の条件を超えると有料プランに変更するように設計されていることが多いです。

また、現在利用するチーム人数やタスク数、容量だけの判断ではなく、事業を拡大する予定があれば、それも考慮した上でシステムを選定しましょう

無料システムを利用しても、後々別システムを導入しなければならなくなると、導入準備や費用が2倍になる可能性もあります。追加料金が発生した際の想定もしっかりと行い、長期的なコストも考えて運用準備を行いましょう。

スマホアプリに対応しているか

無料のプロジェクト管理ツールは、スマホアプリに対応していると便利です。スマホアプリでは、出先でもiPhoneやスマートフォンからプロジェクトの管理が可能になります。

アプリ内によって進捗状況の可視化はもちろん、チャットやメッセージ機能などで素早く

対応ができます。そのため、出張やテレワークなどが多い企業にとって、スマホアプリは特に活躍する機能です。

日本語に対応しているか

無料のプロジェクト管理ツールは、海外の製品もあるため、日本語に対応しているか確認が必要です。海外のツールの場合、画面やサポートが日本語対応していない製品があり、従業員が操作できない可能性があります。

チームメンバー1人でも、操作ができないと適切にプロジェクト管理ができなくなってしまいます。ツールの中には一部日本語未対応のものもあるため、一度運用を始める前に適切に利用できるかどうかフローを確認しておきましょう。

おすすめの無料で利用できるプロジェクト管理ツール6選

Fog Creek Software

Trello

タスクを漏れなく洗いだしたい企業やチームにおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • あらゆるワークフローに対応しているため、プロジェクトの大小を問わず活用可能
  • 毎週・年次計画といった幅広い範囲でスケジュールを把握できる

MORE
ここが少し気になる…

  • グローバルに展開している分、価格は日本円ではなく米ドルでの設定となる

株式会社PR TIMES

jooto

一目で分かる◎漏れなく直感的に使いたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • カンバン方式を採用して視覚的にも分かりやすく、操作も簡単
  • 「ガントチャート」機能を搭載しており、工数管理にもうってつけ
  • 無料プランをはじめ、個人向けにもぴったりな4つのプランから選べる

MORE
ここが少し気になる…

  • 標準的な機能しか搭載していないため、シンプルに使いたい場合には便利だが多機能性を求める場合はやや物足りない

Asana Japan 株式会社

Asana

チームのタスクも◎自分の管理も徹底したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 世界190か国・100万以上のチームが導入している豊富な実績
  • コミュニケーションがとりやすく、タスク単位で紐づけが可能
  • 目標と因果関係が可視化でき、問題の早期発見やモチベーションアップにつながる

MORE
ここが少し気になる…

  • チュートリアルやガイドが少なく、慣れるまでに時間がかかる

Wrike Japan株式会社

Wrike

マルチな機能◎作業バランスを効率よく回したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 多くのAPI連携が可能で、場合によっては双方同期が可能
  • チームの作業負荷が可視化でき、タスクの再振り分けや燃え尽き症候群を防げる「リソース管理」

MORE
ここが少し気になる…

  • グローバルに展開している分、価格は日本円ではなく米ドルでの設定

ブラビオ株式会社

Brabio!

複数作成に対応◎プロジェクトが複数ある方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • プロジェクトもグループも複数作成可能
  • プロジェクトごとに権限を変更できるため、情報管理の強化にも効果的
  • 「依頼ボタン」を搭載し、進捗遅れや確認が手軽に行える

MORE
ここが少し気になる…

  • 複数のプロジェクト管理ができる反面、使用画面がやや見にくく反映にも時間がかかる場合がある

株式会社ヌーラボ

Backlog

シンプルで直感的に使えるUI!苦手意識がある方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • シンプルかつ分かりやすいデザインで苦手意識が強い方でも慣れやすい
  • メンバーが増えても利用価格が変わらない「スペース課金」方式を採用
  • 業務管理に欠かせない機能が揃っており、セキュリティも強固

MORE
ここが少し気になる…

  • 画像添付を頻繁に使う場合、プロジェクトが長期化すると数制限に引っ掛かって新たにプロジェクトを作成し直す必要がある

その他の無料で利用できるプロジェクト管理ツールの選び方

無料で利用できるプロジェクト管理ツールを選ぶ際は、自社に必要な機能が備わっているか、従業員が使いやすいかを確認することが重要なポイントです。

無料とはいえ、導入の目的が達成できなければ導入する意味がなくなってしまうため、以下のポイントに注目して自社に合ったシステムを選定しましょう。

おすすめのプロジェクト管理ツール9選|選び方を詳しく解説

プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトのスケジュール管理やタスクの進捗管理などプロジェクト運営を可視化できるツールです。本記事では、ツールの導入を検討している方に向けて、おすすめのプロジェクト管理ツールとその選び方を詳しく解説しています。

【重要な2つのポイント】

  1. 自社に必要な機能が揃っているか
  2. 従業員が使いやすいか

【その他の比較ポイント】

  1. セキュリティ対策は万全か
  2. サポート体制は充実しているか

まとめ

プロジェクト管理ツールは、プロジェクトのスケジュールやタスク、進捗管理などが一元管理できるツールです。プロジェクト管理ツールは無料で利用できるものもあり、無料で管理業務を効率化などが行えたり、情報共有を円滑に行えたりするのがメリットです。

そのため、プロジェクト管理ツールを検討しているものの、コストが気になる方におすすめです。無料ツールとはいえ機能や人数に制限があったり、広告表示で作業が非効率となったりするケースもあるため、有料の製品や追加料金を支払うことなども検討しましょう。

また、プロジェクト管理ツールはクラウド型とインストール型の種類があり、個人向けや大企業向けといった向き・不向きもあります。自社の導入目的を明確にし、必要な機能が備わっているか、従業員が使いやすいかなどを確認することが重要なポイントです。

無料のプロジェクト管理ツールを導入を検討する際は、この記事を参考に、利用するシステムを選び、円滑にプロジェクト管理を行える環境づくりを行いましょう。

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