Brabio!とは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- Brabio!は、プロジェクトの進捗やメンバーの状況を可視化できるクラウドツール
- 世界屈指のセキュリティレベルでデータが保護されており、安心して利用できる
- 5ユーザーまで無料で利用でき、コストを抑えて導入したい中小企業にも向いている
Brabio!は、ガントチャートが簡単に作れるクラウドツールです。プロジェクトの進捗やメンバーの状況を可視化し、効率的にタスク管理ができます。本記事では、Brabio!の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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Brabio!とは
Brabio!は、ガントチャートが簡単に作成できるクラウドツールです。作成したガントチャートの活用で、プロジェクトやマイルストーンの進捗管理、メンバーの状況が可視化され、効率的に工程管理ができます。
また、プロジェクト管理において、これまで不明瞭だったメンバーの進捗状況やプロジェクト全体の進捗も素早く把握できます。さらに、ガントチャートによって、タスクの開始日や完了日も一目で確認でき、プロジェクトの工程や期限を確実に守ることができます。
本記事では、Brabio!の強みである特徴や、主な機能、導入のメリット、口コミによる評価や料金体系などについて、分かりやすく解説します。
Brabio!の特徴
Brabio!に搭載されたガントチャートを素早く作成できる機能は、初心者から経験豊かな専門家まで、広範囲のユーザーにとって使い勝手の良さを提供しています。さらに、プロジェクトの進捗をすばやく把握でき、メンバーの管理も簡単に実現します。
ここからは、Brabio!の特徴として、以下の項目について解説します。
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Brabio!の特徴
プロジェクトの進捗をすばやく把握
プロジェクト管理は、特定の目標や成果物を達成するために計画、実施、監視、制御などの一連のプロセスを指します。通常、プロジェクトは時間的な制約や予算の制約の下で行われ、特定の成果を達成するために資源を適切に配置する必要があります。
Brabio!を活用したプロジェクト管理では、ガントチャートを使って各プロジェクトを横断表示することができ、プロジェクトの進行が視覚的に把握しやすくなります。また、プロジェクトで設定される目標を達成するためのスケジュール管理もスムーズに行えます。
メンバーの管理も簡単
Brabio!におけるプロジェクト管理のメンバー権限は、管理者・スタッフ・パートナー・ゲストの4つの設定だけでアクセス権限を管理できます。グループメンバーは内部と外部メンバーに大きく分け、外部メンバーからのアクセスは的確に制限できるように設定できます。
また、Brabio!にはコミュニケーションツールとして「プロジェクト連絡・掲示板機能」や「タスクや進捗報告などへのコメント機能」「つぶやき機能」などが用意されています。そのため、プロジェクトにおけるメンバー同士のコミュニケーションも簡単に行えます。
Brabio!では、社外のメンバーでも「パートナー・ゲスト」の外部メンバーとして簡単に追加でき、気軽にコラボレーションすることが可能です。また、ゲストメンバーはタスクのみに集中できるように設計されていますので、情報管理、セキュリティの面も安全です。
安心のセキュリティ
Brabio!は、Google社のGoogleクラウドと呼ばれるプラットフォーム上で運営されており、データはすべてこの中に格納され管理されています。このプラットフォームは、世界でも屈指のセキュリティレベルで守られ管理されているので、データの保護の面でも安心です。
また、Brabio!はユーザーの情報を守るために、全てのシステム運用を自社内で完結して処理しています。そのため、プロジェクトの運用は常にコントロールされた状況に置かれ、外部からのアクセスや関わることがなく、強固なセキュリティで保護されています。
Brabio!プロジェクトにはアクセスの追跡機能が実装されており、あらゆる情報に対してアクセスされた記録が残ります。そのため、問題などが発生した場合には、追跡情報によって、データのアクセス履歴を解析して原因を解明することが可能です。
Brabio!の主な機能
Brabio!は、プロジェクト管理の幅広いニーズに対応するために、大容量ファイル共有、コミュニケーション、企業間コラボといった多岐にわたる機能が搭載されています。ここでは、Brabio!の主な機能として、以下の項目の詳細を解説します。
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プロジェクト管理
Brabio!では、プロジェクト管理のために効果的なガントチャートを時間をかけることなく迅速に作成できます。ガントチャート作成時の機能として、達成率やマイルストーンの表示と共に、タスクリンクとして次の工程のメンバーにメールで知らせる機能も提供されます。
また、プロジェクトを跨いだ工程の状況を確認するための「プロジェクト横断ビュー」機能では、プロジェクト全体で誰が・いつ・何をやっているのか一目瞭然で判別できます。そのため、プロジェクトの進捗管理や要員毎の負荷の偏りなどを調整できます。
通常、プロジェクトにはさまざまなタスクが混在しているため、全体を把握するのが難しくなります。Brabio!では、ガントチャート表示に加えて、カレンダー表示や締切日表示、印刷用画面などで表示できるので、プロジェクト管理がさらに容易になります。
大容量ファイル共有
Brabio!は、1GBの大容量ファイルに対応しているので、大規模なプロジェクトのガントチャートでもそのままファイルに格納して共有できます。また、ファイルはExcelやCSVとしてエクスポートできるので、ガントチャート利用の自由度がさらに高まります。
ExcelやCSVへのエクスポートができることによって、ガントチャートを見る側の使用するデバイスやブラウザの利用範囲が広がります。そのため、取引先などとガントチャートを共有したい場合には、CSVによるエクスポート機能を効果的に利用できます。
コミュニケーション
Brabio!によって、プロジェクトにおけるメンバー同士のコミュニケーションも簡単にできます。そのため、プロジェクト連絡用の掲示板機能やタスクや進捗報告へのコメント機能、ユーザーによるつぶやき機能など、細かいコミュニケーション手段が揃っています。
プロジェクトにかかわるメンバー全員がスマートフォンなどを持っていないケースもあります。そのため、Webにアクセスすることなくコミュニケーションができるように、メールによるコメント通知機能や、通知メールの返信でコメントを残す機能などが提供されます。
企業間コラボ
Brabio!では、プロジェクト管理におけるメンバー権限の細かい設定は不要で、管理者・スタッフ・パートナー・ゲストの4つの権限だけでアクセス権限を管理できます。
グループメンバーは、内部メンバーと外部メンバーの大きく2つに分けて設定できます。外部メンバーからのアクセスは適切に制限できるように設定できるので、管理面でも安心です。
協力会社などの社外メンバーはパートナー・ゲストの外部メンバーとして簡単に追加できるので、手間をかけずにコラボレーションすることが可能です。ゲストメンバーはタスクのみにアクセスできるように設計されているため、情報管理やセキュリティ上も安全です。
マイルストーン
工程管理におけるマイルストーンとは、プロジェクトの進捗を示す重要なイベントや節目を指します。特定の工程が終了する日や重要な要素を持つ日にマイルストーンを設定することで、プロジェクトにおける各工程の期限をより明確にできます。
Brabio!では、ガントチャートにマイルストーンを簡単に追加できます。マイルストーンを設定する場合は、ガントチャートの日付をクリックして、マイルストーンのタイトルや名前を入力して登録ボタンを押すだけです。色分けしてグループのように扱うこともできます。
マイルストーンを設定することで、プロジェクトでの重要な区切りを明確にすることができます。また、進捗状況によって、工程が遅延する前に作業工程の見直しや調整など柔軟な対応ができます。
Brabio!を導入するメリット
Brabio!を導入することによって、タスク管理がよりスムーズにできる、エクセルファイルを一括出力できる、5ユーザーまでずっと無料で使えるなど機能が多彩なため、自社のニーズに合ったプロジェクト管理ができます。
ここからは、Brabio!を導入するメリットとして、以下の項目について詳しく解説します。
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Brabio!を導入するメリット
タスク管理をよりスムーズにする
プロジェクトにおけるタスク管理は、プロジェクト内の個々の作業や活動を計画して、追跡、実行、評価するためのプロセスです。タスク管理はプロジェクトの成功に重要な影響を与える要素であり、適切な計画と実行が必要です。
Brabio!のタスク管理機能である「担当状況ビュー」は、メンバー毎のタスクアサインの状況や空き状況などを可視化し、タスク管理をより確実なものにします。そのため、メンバーによるタスクの偏りなどが調整され、円滑にプロジェクトが進められます。
また、「プロジェクト横断ビュー」機能は、プロジェクトを跨いだタスクの状況を簡単に確認できます。この機能の活用で、複雑で大規模なプロジェクトでも担当するメンバーのタスクにかかわる動向が一目瞭然で判別できます。
エクセルファイル一括出力できる
Brabio!で作成したガントチャートをレポート表示する場合には、エクセルファイル一括出力機能が便利です。この機能を使って、ガントチャートをエクセルに展開して、レポートに出力することで、プロジェクトの工程を社内で共有でき管理も容易になります。
また、複数のプロジェクトのガントチャートを一括して一枚のエクセルシートに出力することもできます。出力する段階で、プロジェクトリスト上から出力したいプロジェクトを選択するだけで、複数のプロジェクトをまとめて1つのエクセルシートに出力できます。
このシートのガントチャートをレポートに出力することによって、社内における進捗中の複数のプロジェクトの概観を把握することができます。
5ユーザーまでずっと無料で使える
Brabio!は、5ユーザーまでなら無料で使用できます。そのため、Brabio!を試用して機能や操作性などを確認したい場合に便利です。また、規模の大きくないプロジェクト管理をする場合も効果的です。
5ユーザーまで利用する際のストレージの容量は50MBまでで、ほとんどの機能が使用可能です。ただし、「プロジェクト横断ビュー」は無料の場合、2プロジェクトまでといった制約があります。
6人以上のユーザー数になると有料になりますが、ストレージの容量は1GBに増量します。基本的なユーザー数は最大300人までですが、エンタープライズプランでは、それ以上のユーザー数やボリュームに柔軟に対応しています。
サーバーのインストールは不要
Brabio!は、クラウド上で稼働するサービスなので、サーバーなどのハードウェア機器の搬入は不要です。そのため、サーバーを設置する場所の確保や保守が不要となり、コスト面でも有利で、すぐに使用できます。
また、Brabio!のフレームワークの基盤は、Googleのサービスを使っているので世界最高峰のサーバーが管理不要で使用することができます。強固なセキュリティーによって保護されているので、安心して情報を共有することができます。
Brabio!の口コミ・評価
Brabio!はガントチャート作成の容易さや直感的な画面操作性などの機能が評価されています。多くの企業に導入され、ユーザーからの評価も高いです。口コミでは、「直感的な操作でガントチャートが作成できる」という声があり、操作性の良さが高く評価されています。
また、「チームのプロジェクトのタスクが俯瞰して確認できる」といった口コミもあり、表示の機能性も好評です。さらに、「5人のグループまでならフル機能が無料で使える」という声もあり、小規模なプロジェクト管理をする場合のコスト面も評判です。
Brabio!の料金体系
Brabio!の料金体系は、無料プラン、エントリープラン、ミッドレンジプランに分かれています。5ユーザーまでは無料となっており、試用して機能や操作性を確認する場合や、小規模なプロジェクト管理に向いています。
エントリープランは、プラン10からプラン50まで、5つのユーザー数のカテゴリーに分かれています。ミッドレンジプランは、プラン100からプラン300まで、3つのユーザー数のカテゴリーに分かれています。
その他にもカスタマイズが必要なユーザー向けのエンタープライズプランがあります。価格などの詳細については、問い合わせが必要です。
プラン | 価格 | ユーザー |
---|---|---|
無料プラン | ¥0/月 | 5ユーザーまで |
【エントリープラン】
プラン | 価格 | ユーザー |
---|---|---|
プラン10 | ¥3,300/月 | 10ユーザーまで |
プラン20 | ¥6,600/月 | 20ユーザーまで |
プラン30 | ¥9,900/月 | 30ユーザーまで |
プラン40 | ¥13,200/月 | 40ユーザーまで |
プラン50 | ¥16,500/月 | 50ユーザーまで |
【ミッドレンジプラン】
プラン | 価格 | ユーザー |
---|---|---|
プラン100 | ¥33,000/月 | 100ユーザーまで |
プラン200 | ¥66,000/月 | 200ユーザーまで |
プラン300 | ¥99,000/月 | 300ユーザーまで |
※価格は全て税込
Brabio!の導入の流れ
Brabio!はメールアドレスを登録するだけで、無料版をすぐに使用できます。まず、アカウントを登録してフリープランのグループを作成します。次に作成したグループで5名までのユーザーでプロジェクトを共有できます。この手続きで、Brabio!システムを使用できます。
GoogleやFacebookなどのサービスと認証を連携して、そのメールアドレスで登録することもできます。認証を連携しても他サービスへの投稿などは行われません。
Brabio!を導入する際の注意点
Brabio!を導入する際には、いくつかの注意点があります。まず無料プランを使用する場合、対象グループへの登録は5人までです。また、グループカレンダーなどの横断ビューのプロジェクト数が2つまで、1プロジェクトあたりの登録タスク数は500個までです。
さらに、エクセルの書き出しが読込や書出しは各々3回/日まで、ディスク容量は50MBまで、テキスト広告が入る場合があります。また、無料プラン・有料プランに関わらず、アップロード制限はファイル1つあたり1GBまでとなっており、オプションで追加できます。
まとめ
Brabio!は、Web上でガントチャートの作成を効率よく行えるクラウドツールです。操作性の良さや手軽さから初心者でも容易に運用開始でき、ガントチャートなどの作成が簡単なステップで完成できます。
また、スケジュールや工程管理表も、視覚的に分かりやすい表として作成できます。さらに、Excelシート・CSVファイルを一括出入力し反映させることもできる機能などが注目され、プロジェクト管理ツールとして多くの企業に導入されています。
ガントチャートを活用してプロジェクト管理を行う場合には、Brabio!の機能や操作性を検討して、自社のニーズにマッチするかを確認して、効率的なプロジェクト管理を実施しましょう。