おすすめのeラーニングアプリ8選|アプリの利点や導入方法を解説
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- eラーニングアプリの導入で、プッシュ通知機能によるリマインドが可能になる
- eラーニングアプリ導入の際は、実技学習やモチベーション維持のための工夫が必要
- eラーニングアプリ導入の際は、スマホで見やすいレイアウトか・字幕機能の有無を確認
eラーニングとは、デジタルデバイスやインターネットを活用した学習形態のことを言います。パソコンを使っての学習といったイメージが強いですが、eラーニングはスマホでも利用可能です。本記事では、おすすめのeラーニングアプリと選び方などを解説しています。
目次
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eラーニングはアプリ版のプラットフォームもある
eラーニングとは、デジタルデバイスやインターネットを活用したオンライン学習の形式を指します。法人向けのパソコンを使用した学習というイメージがありますが、実際には個人向けも多い上にスマホなどのモバイル端末でも手軽に利用できるアプリ版も提供されています。
特に、スマホでの受講は現代人の忙しい生活に適しています。移動中やちょっとした隙間時間に、手軽に学習コンテンツにアクセスしてスキルを向上させることができます。
eラーニングアプリはスマホの利便性と操作性の高さを活かし、シームレスで効果的な学習体験を実現します。
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eラーニングとは|基本機能やメリット、最新トレンドに合わせた選び方も解説
eラーニングとは、パソコンやタブレット、スマートフォンを使ってインターネットを利用して学ぶ学習形態です。均一な教育が可能であり、動画を活用したわかりやすい研修が行えます。本記事では、eラーニングのメリットやeラーニングシステムの機能、選び方を解説しています。
「アプリ版」と「ASP版」の違いは?
ASPは「Application Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダー)」のことで、アプリやソフト、それらの稼働環境をインターネットを経由して提供するベンダー、もしくは提供されているサービスそのものを指します。現在では後者の方が一般的でしょう。
本記事でご紹介しているeラーニングの「アプリ版」と同一のものを指している場合もありますが、その他にも「Active Server Pages(アクティブサーバーページ)」「Affiliate Service Provider(アフィリエイトサービスプロバイダー)」もASPと略されるので覚えておきましょう。
また、今回のeラーニングアプリに関しては、モバイルデバイスで利用できることを前提に解説していきます。
eラーニングをアプリで行うメリット
eラーニングのアプリ版導入は、さまざまなメリットをもたらします。以下では、そのメリットに注目し詳しく解説していきます。
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eラーニングをアプリで行うメリット
時間や場所を問わず学習できる
eラーニングアプリは、時間や場所を問わず自身の都合に合わせて学べる柔軟な学習環境を提供します。スマホやタブレットを利用すれば、移動中やちょっとした隙間時間を活かして学習をすることが可能です。
また、eラーニングアプリは24時間利用可能です。これにより、従業員は自身のスケジュールに合わせて学習のタイミングを選べます。仕事の合間や休日、夜間など、学習の時間制約を気にせずにスキルアップできます。
インターネット回線の影響を受けにくい
eラーニングアプリは、インターネット回線の影響を受けずに学習できる点が魅力的です。これは、アプリ内にコンテンツを事前にダウンロードしておくことで実現されます。
つまり、学習者はインターネットに接続されていなくても、ダウンロード済みのコンテンツを利用して学習することができるのです。
この仕組みにより、移動中やオフラインの状況でも学習が可能です。インターネットの接続状況に左右されずに学習できるため、学習の継続性を保つことができます。特に、通信環境が不安定な場所でも安心して学習できる利点があります。
ログインの手間がなくなる
eラーニングアプリは、2回目以降に自動ログインができる仕組みが備わっていることが多いです。これにより、ユーザーは毎回ログイン情報を入力する手間を省くことができます。
自動ログイン機能により、ユーザーは煩わしいログイン手続きを繰り返す必要がありません。アプリを開いてすぐに学習コンテンツにアクセスできるため、学習のスタートがスムーズです。
操作が直感的で簡単
アプリのeラーニングは直感的な操作が可能で、パソコンのブラウザよりも簡単に使用できる点もメリットに挙げられます。eラーニングアプリは誰でも簡単に使えるように作られている上に、フリック入力などのスマホならではの操作に対応したものもあります。
パソコンのブラウザでのeラーニングの中にはITリテラシーを求められるものもあり、場合によっては受講に進めない可能性も考えられます。アプリはどこをタップすればいいかなども一目でわかるため、これからスキルを習得したい受講者でも容易に操作できます。
通知機能により利便性が高くなる
eラーニングアプリの通知機能は、ユーザーに対して学習に関する情報やアップデート、新しいコンテンツの提供などを通知する役割を果たします。
通知を受けることで、学習のスケジュールを効果的に管理し、学習を忘れるリスクを低減するだけでなく、締切や重要なイベントを見逃すリスクも軽減します。また、ユーザーは学習の進捗管理やモチベーション維持に役立てることができます。
導入ハードルが低い
スマホの操作は、多くの人にとって身近で慣れているものです。日常的にスマホを使用してメールやSNSにアクセスすることが一般的であり、その扱いに慣れているケースが多いです。
専用のデバイスを用意する必要がなく、手持ちのスマホが学習のツールとして活用できるため、利便性が高まります。個人のスマホや既存の社用スマホを使用すれば、学習の際に特別な装置や設定を必要とせず、手軽に学習に取り組むことができるのです。
eラーニングアプリを導入する際の注意点
eラーニングアプリを導入する際には、いくつかの注意点に留意することが重要です。ここからは導入の際に注意すべきポイントを見ていきましょう。
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eラーニングアプリを導入する際の注意点
実技には不向き
eラーニングアプリは、理論や知識の学習には非常に効果的ですが、実技でのスキル習得には向いていない場合があります。なぜなら、実技は現実の状況や場所に関わることが多く、アプリ単体ではその環境を完全に再現することが難しいからです。
実際のスキルを磨くためには、現場や施設でのトレーニングが不可欠です。eラーニングアプリを使用して理論や基礎知識を学び、その後に実際の場での実習やトレーニングを行うことで、実技スキルを効果的に習得することができます。
例えば、自動車の運転のような実技スキルを習得する際には、実際の操作や体験が不可欠です。このような場合に、eラーニングアプリと実地トレーニングを組み合わせることで、理論と実技のバランスを取りながら、より実践的なスキル習得が可能となるでしょう。
モチベーションの維持が難しい
eラーニングでは、学習の進捗やスケジュールを自己管理する必要があります。しかしこの自己管理が適切にできない場合、学習の継続が難しくなることがあります。
この課題に対処するためには、学習の目標を具体的に設定し、進捗を定期的に確認することが重要です。進捗管理を行うには、自身の学習スケジュールや目標を明確にする必要があります。
また、他の学習者と情報交換を行ったり、専門家に質問したりすることも有効です。これらの方法を取り入れることで、eラーニングアプリを活用する際のモチベーション維持が効果的に向上するでしょう。
事前準備にはWi-Fi環境が必要
コンテンツを事前にダウンロードすることでオフラインでも学習ができるeラーニングアプリですが、ダウンロード時はWi-Fi環境が求められます。
eラーニングの多くは動画視聴による学習となるため、Wi-Fiなしでのダウンロードは時間がかかるだけでなく通信量を消費します。eラーニングでの学習を進めれば進めるほどダウンロードする件数は多くなり、データ使用量も増えます。
快適な学習にはWi-Fi環境が必須とも言えるため、eラーニングアプリを導入する場合は、Wi-Fi環境の整備も必要です。
eラーニングアプリを導入する2つの方法
忙しい現代のビジネス環境において、時間の使い方は非常に重要です。そのため、移動中などのちょっとした空き時間に効率的に学習できる環境は魅力的です。
eラーニングアプリの導入は、効果的な学習環境を整え、従業員のスキル向上と組織の成果を最大限に引き出すきっかけになります。以下では、eラーニングアプリを導入する際の方法を紹介します。
【方法1】スマホアプリを導入
アプリストアで販売されているeラーニングアプリを利用すれば、簡単にスマホでeラーニング学習を始められます。eラーニングアプリを導入する手順は、以下の通りです。
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最適なeラーニングアプリを導入するための手順
1.目的とニーズの明確化
まず、どのような目的でeラーニングアプリを導入するのか、どのような学習ニーズを満たしたいのかを明確にします。自社のニーズに合ったアプリを選ぶために、しっかりと計画を立てましょう。
2.アプリの選定
目的やニーズに基づいて、適切なeラーニングアプリを選びます。豊富なコースやコンテンツを提供しているか、スマホでの利用がしやすいかなど、検討すべきポイントを確認します。
3.ダウンロードとインストール
選定したアプリをスマートフォンにダウンロードしてインストールします。通常、App Store(iOS)やGoogle Play Store(Android)からアプリを入手できます。
4.アカウント作成
アプリを起動し、必要な情報を入力してアカウントを作成します。既存のアカウントでログインすることができる場合もあります。
5.コンテンツの選択
アプリ内で提供されるコースやコンテンツから、自身が学習したい内容を選びます。
【方法2】自社でeラーニングアプリを開発
自社でeラーニングアプリを開発することで、従業員のニーズに合わせた学習コンテンツやデザインを自由に調整できるという大きなメリットがあります。自社専用のアプリは、従業員のスキル向上や専門知識の獲得を効果的に支援することができます。
ただし、アプリの開発にはコストと時間がかかるため、開発から導入までのプロセスを十分に計画することが重要です。eラーニングアプリを自社で開発する手順は、以下の通りです。
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eラーニングアプリを自社で開発する手順
1.アプリの開発
まず、どのような目的で教材を作成したいのかを整理し、従業員が効果的に学習できるように設計します。それを基に、自社のニーズに合わせたeラーニングアプリを開発します。
2.カスタマイズ
自社専用アプリなので、学ばせたい内容を自社のブランディングやデザインに合わせてカスタマイズを行います。これにより、独自性を高めた学習環境を提供できます。
3.学習コンテンツの組み込み
業界に特化した学習コンテンツをアプリに組み込みます。例えば、商品の解説や法律規制の変更情報などを追加できます。
4.導入と運用
アプリが準備できたら、従業員のデバイスに導入して利用を開始します。運用中も定期的なアップデートや新しいコンテンツの追加など、アプリを最新かつ有益な状態に維持するための作業が必要です。
eラーニングアプリの比較ポイント
従業員のスキル向上や業務効率の向上を目指すためには、自社にとって適切なeラーニングアプリを選定することが重要です。
以下では、eラーニングアプリを導入する際のポイントを詳しく解説していきます。自社のニーズに合ったアプリを選び、効果的な学習環境を整えるために、重要なポイントを押さえましょう。
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eラーニングアプリの比較ポイント
従業員が扱いやすい操作性・動作性か
eラーニングアプリを導入する際には、従業員が扱いやすい操作性や動作性が重要なポイントとなります。アプリが使いにくい場合、従業員の学習意欲や効果的な学習を妨げる可能性があります。
操作性や動作性が良好であることは、効果的な学習環境を整える上で欠かせない要素と言えます。例えば、シンプルなナビゲーションやユーザーインターフェースが提供されているアプリは、従業員が素早く必要な情報やコンテンツにアクセスできるようになります。
導入前にアプリのデモンストレーションやトライアルを行い、従業員が使いやすいかどうかを確認することをおすすめします。
レイアウトが見やすいか
文字サイズやレイアウトは視認性を左右するため、スマホで見やすいかどうかは重要な選定ポイントになり得ます。場合によっては、PC用に作成したものをそのままスマホで表示させているものもあるため、見やすいかどうかの確認が必要です。
PC画面とスマホ画面は、大きさや解像度が異なるため、同じデザインがスマホアプリでは適切に機能しないことがあります。文字が小さすぎたり、要素の配置が乱れたりすることがあり、これが学習体験に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。
字幕機能やテキスト資料を利用できるか
字幕機能やテキスト資料の利用は非常に重要です。これにより、ユーザーが音声を聞かなくても内容を理解し、学習を進められる環境を整えることができます。
例えば、コースやコンテンツの中には、音声だけでなくテキストや図解を多用しているものもあります。視覚的にも理解しやすい資料は音声を聞かなくても内容を把握でき、内容の理解度が深まります。
また、字幕機能を活用することで、動画コンテンツや音声コンテンツにおいても、言葉のテキスト表示を提供することができます。これにより、聴覚に制約のある人や移動中など音声を聞くことが難しい状況でも、字幕を読むことで内容を把握できます。
スマホでコンテンツ作成ができるか
スマホを使用してコンテンツを作成することは、より身近で現実的な視点を持ちながらコンテンツを構築できる観点において重要です。
スマホでコンテンツを作成することで、従業員や学習者の視点に立った実践的な情報や事例を組み込みやすくなります。学習者は自社の業務や状況に即した具体的な内容に接することができ、学習の有用性や実践への応用性を高く評価するでしょう。
おすすめのeラーニングアプリ8選
GOOD
ここがおすすめ!
- 企業の規模に合わせた料金体系があり、どれだけ費用が掛かってくるか予算を立てやすい
- 年に4回以上のアップデートが行われており、PCの最新のOSにも対応できる
- デザインの選択やロゴの登録が可能で、オリジナル感ある資料が作れる
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ここが少し気になる…
- 教材は自社で作成する必要があるため、1から始める場合は時間や労力が掛かる可能性も
業界最安値とも言われるリーズナブルな価格設定で、誰でも使いやすくカスタマイズ性の高いeラーニングシステムなら、LearnOの導入がおすすめです。
GOOD
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- 「総合力向上」「スピーキング」「ライティング」「TOEIC対策」など、コースが充実!
- 個々の英語レベルに合わせてカリキュラムを自動で生成するため、効率よく学べる(一部のコース)
- オンライン英会話は業界内で評判のいい「QQEnglish」が提供
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ここが少し気になる…
- 期間内にコースを修了しなければならない(別途料金を払えば延長可能)
ネイティブ英語教師によるオンラインレッスンなど幅広いコースから選択し、グローバル人材の育成を行うなら、Reallyenglishの導入がおすすめです。
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- 共有機能やコミュニケーション機能なども備え、オールインワンで使える
- 100ユーザーまで月額2万円からと、低コストで導入できる
- 学生から教員まで、年齢問わず扱いやすいシンプルな機能と画面
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ここが少し気になる…
- 動画配信はオプション扱いで、ライトプランでは一部利用できない機能がある
学修記録をシステムのクラウド上で可視化し、さまざまな教育現場・企業研修で煩雑化する作業の利便性を高めるなら、Phollyの導入がおすすめです。
GOOD
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- 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
- スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能
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ここが少し気になる…
- 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も
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- クラウド型とインストール型があり、企業に合わせて利用できる
- 他言語に対応しており、使用したい言語用テキストファイルを追加するだけで外国人社員も学習可能に
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ここが少し気になる…
- 動画視聴時に10秒早送りをする機能がなく、もう1度聞きたい場合は最初から見直す必要がある
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- デモアカウントで「無料体験」することができ、導入前に使用感を確かめられる
- スマホやタブレットにも対応
- 理解しているか確認できる「習得度チェックテスト」機能を備え、エビデンスとしても使える
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ここが少し気になる…
- 自社教材も扱えるが、有料オプションとなる
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- 無料トライアルがあり初期費用も無料かつ、利用プランは月単位で変更できる柔軟な契約形態が魅力
- 手軽に学習コンテンツが作成でき、幅広い人材育成プロセスに対応している
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ここが少し気になる…
- 大量に動画がある場合は別途料金が追加になる場合がある
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- 日本初の「eラーニング専門会社」で、導入実績が2000社以上もある安心感
- ワンストップで総合的かつ専門分野に優れたスタッフによるサポート支援
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ここが少し気になる…
- 教材制作時にミスがあっても修正するのに時間や手間がかかり面倒な点がある
その他のeラーニングアプリの選び方
eラーニングアプリを選ぶ際には、これまでの内容以外にも以下のようないくつかのポイントに注目することがおすすめです。これらのポイントを押さえたアプリを比較することで、最適なアプリを選び、効果的な学習環境を提供できるでしょう。
【重要なポイント3つ】
- 教材の種類を確認
- 対象人数を確認
- 学習を進めやすいか
【その他の比較ポイント】
- 提供形態を確認
- カスタマイズ性が高いか
- セキュリティ対策は万全か
まとめ
eラーニングアプリの導入は、個人のペースで学習が可能な柔軟性や、進捗管理や通知機能による自己管理の効果、そして個々のニーズに合わせたカスタマイズ性など、ビジネスにおける学習に多くの利点をもたらします。
さらに、操作に慣れているスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスから手軽にオンライン学習ができる利点も魅力的です。
eラーニングは、従業員のスキルアップを効果的に支援し、効率的な学習環境を提供します。これらのメリットを最大限に引き出すためにも、eラーニングアプリの導入を積極的に検討しましょう。