おすすめのオープンソースCRM4選|失敗しない選び方や注意点を解説
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- オープンソースCRMは、カスタマイズが自由でにできるフリーウェアである
- オープンソースCRMは、海外製品が多いため日本語対応していないものがある
- コミュニティが活発なオープンソースCRMを選ぶと、問題解決が早い
自社にエンジニアや専任者がいる企業は、顧客管理を効率化できるCRMツールをオープンソースで導入し、自社の目的に合わせてカスタマイズすることもできます。本記事では、オープンソースCRMの選び方を、オープンソースCRMの注意点を交え解説します。
目次
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オープンソース(OSS)CRMとは
オープンソース(OSS)CRMとは、ソフトウェアを構成するプログラムを自由にカスタマイズできるソフトウェアのことです。
オ―プンソースCRMは誰でも利用でき、ソースコードの改変や再配布、バグの修正、機能の追加などを自由に行えます。
CRMは顧客の情報を一元管理をするツールで、社内共有などの業務の効率化が図れます。オープンソースCRMは、無料で利用できるフリーソフトウェアが多いため、一般的なCRMツールよりコストを抑えてシステムを導入することが可能です。
CRMとSFAの違い
CRMとよく似たシステムに、SFAがあります。SFAとは、営業プロセスの効率化を支援するシステムです。CRMは、受注以降の顧客とのコミュニケーションをメインにサポートする一方、SFAは、見込み顧客へのアプローチがメインです。
オープンソースで提供されているSFAも多くあるため、それぞれの違い・役割を理解し、自社に適切なシステムを選びましょう。
\より詳しいCRMの解説はこちら/
CRMとは、利益の最大化を目的に顧客との関係性を管理することを指します。この記事では、顧客関係管理やマネジメントを自動化・効率化してくれるCRMの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。
オープンソース(OSS)CRMの特徴
オ―プンソース(OSS)のCRMは、無料で誰でも利用できる便利なツールですが、実際どのようなことが行えるのかイメージできない方も多いのではないでしょうか。ここでは、オープンソースCRMの特徴について詳しく解説します。
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オープンソース(OSS)CRMの特徴
無料で使えるものが多い
オ―プンソース(OSS)のCRMは、無料で使えるものが多いです。そのため、初期費用や月額料金、年間ライセンス使用量など、ランニングコストを抑えて利用できます。
システム自体を無料で使うことができるため、手軽に自社が使いやすいCRMを見つけることができるでしょう。有料のオープンソースCRMであっても、無料お試し期間が設けられているものが多いので、実際に試用してみるのがおすすめです。
カスタマイズが自由でにできる
オープンソースCRMは、カスタマイズが自由にできるのも特徴です。公開・再使用・改変などが自由にできるため、機能の追加や他システムの連携など自社が使いやすいようにカスタマイズができます。
ただし、改変するオープンソースを開発するには、プログラミング技術が必要です。そのため、プログラミングのスキルや技術を持った人材の確保や、システム会社の協力が必要になるでしょう。
長期間安定して利用できる
オープンソースは、いつでもカスタマイズができるため、長期間安定して利用できるのが特徴です。ベンダーが提供する有料のCRMツールは、アップデート対応が遅れたり、突然サポートが打ち切られたりという事態も想定されます。
一方で無償のオープンソースCRMを利用すれば、サポートの提供期間など縛りもなく、長期的に安定した運用が可能です。自社のシステムエンジニアに技術があれば、メンテナンスが行えるのもメリットです。
オープンソース(OSS)CRMの注意点
オープンソース(OSS)CRMを利用する上で、注意しなければならないポイントが3つあります。ここでは、オープンソースCRMの注意点について詳しく解説します。
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オープンソース(OSS)CRMの注意点
技術や知識をもったエンジニアが必須
オープンソース(OSS)CRMの運用には、技術や知識をもったエンジニアが必須です。オープンソースは基本的にカスタマイズして構築するため、ソースコードを改変する必要があります。
また、安定的な運用を実現するためには、バグなどが起きた際に迅速な対応ができなければなりません。システム会社など外部に委託する場合は、対応に遅れが生じることもあるため、自社にスキルや技術をもったエンジニアを確保しておくのがおすすめです。
自社でのセキュリティ対策が必要な場合がある
オープンソースのCRMでは、自社でのセキュリティ対策が必要な場合があります。特に無償のオープンソースCRMは、セキュリティ対策やサポート体制がない場合が多いです。自由にカスタマイズできる分、脆弱性や不具合が発生する可能性も考えられます。
また、CRMは個人情報を管理するシステムのため、セキュリティ対策が非常に重要です。セキュリティ機能のアップデートなどにも対応できるように、セキュリティ面にも精通した人材の確保など、準備を徹底しておきましょう。
海外製品が多い
オープンソースのCRMは、さまざまな国で開発されているため、海外製品が多い傾向にあります。日本語に対応していない場合は、導入時に日本語対応のカスタマイズをしたり、毎回翻訳したりと手間がかかってしまいます。
基本的にオープンソースに使用されている言語は英語なので、資料や文書なども英語表記が多いです。日本語に対応していると社員が使いやすくなるため、カスタマイズをして簡単に翻訳ができるツールなどの準備が必要です。
ライセンスに準拠する必要がある
オープンソースを利用する際は、ライセンスに準拠する必要があります。オープンソースは、カスタマイズなどの自由度が高いですが、無条件に使用できるわけではありません。
ライセンスを正しく理解し、適切に使用できなければ、利用規定違反として公開や利用を止められたり、訴訟に発展したりする恐れがあります。ライセンスについてしっかり理解してから、オープンソースCRMを利用するようにしましょう。
失敗しないオープンソースCRMの選び方
オープンソースCRMは、さまざまなツールがあるため、どれを選んだら良いか分からない方も多いでしょう。ここでは、失敗しないオープンソースCRMの選び方について解説します。
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失敗しないオープンソースCRMの選び方
日本語対応しているか確認する
オープンソースのCRMは、日本語対応しているかを確認しましょう。海外で制作されたものは、トラブルシューティングなどの資料も英語表記である場合が多いです。英語に強い社員なら支障はないかもしれませんが、全社員が英語が得意な訳ではありません。
日本で開発されたものなら気軽に導入でき、問い合わせや相談などもスムーズにできるでしょう。また、海外の製品でも日本語の資料や変換ツールが提供されているものもあり、翻訳の手間がかからないものもあります。
社員が適切にCRMを利用するためにも、必ず日本語対応についてチェックしておきましょう。
サポート体制やセキュリティ対策が万全か確認する
オープンソースCRMを導入する際は、サポート体制やセキュリティ対策が万全か確認してください。オープンソースはソースコードが公開されているため、セキュリティに関して脆弱性が発見されやすい傾向にあります。頻繁にアップデートされているかも一つの目安となるでしょう。
CRMは顧客情報を管理するために、セキュリティ面が非常に大切です。24時間問い合わせが可能なサービスなど、トラブル時にすぐに対応できる体制を準備しておきましょう。
コミュニティが活発か確認する
オープンソースCRMを導入する際は、コミュニティが活発かどうかも確認が必要です。オープンソースはサポート体制がない場合があるため、問題が起きた際はコミュニティなどの情報を活用することになります。
頻繁にコミュニティで情報共有が行われていれば、トラブルやセキュリティなどの情報を得られます。メンテナンス対応などもスムーズにできる可能性も高くなるため、導入前にコミュニティについてもチェックしておきましょう。
おすすめのオープンソースCRMツール4選
OrangeOne株式会社
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ここがおすすめ!
- 「AI搭載予想コンタクトスコア」を搭載しアプローチに役立つ
- 4プランから選べ、顧客管理だけであればフリープランだけでも十分な機能
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- 有料プランは使える機能が多い反面、使わない機能は持て余す場合も
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ここがおすすめ!
- 顧客情報の分析により、商談管理や営業支援などの業務を効率化できる
- 使える機能が多く、さまざまな営業支援にも活用可能
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ここが少し気になる…
- 機能が多いため使いこなせるまで時間がかかる
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Dynamics 365
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- 11種類の機能をもつアプリがあり、必要なものを必要なだけ選択して使える
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ここが少し気になる…
- 公式サイトは日本語にも対応しているが機能や料金ページが分かりにくい
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ここがおすすめ!
- 大量の名刺があっても「AI」を駆使して精度の高いデータでまとめられ、全社で人脈を共有できる
- 専用のスキャナーやスマホアプリにも対応し、メールも自動蓄積する
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ここが少し気になる…
- 具体的な金額は要問合せ
その他のCRMツールの選び方
その他のCRMツールを選ぶ際は、自社に必要な機能や、使いやすい機能を適切に分析することで、よりメリットを実感できます。CRMツールを選ぶ際は、以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。多数のサービスを比較し、自社に合ったものを選びましょう。
【重要なポイント3つ】
- 必要な機能とコストが見合っているか
- 他システムと連携できるか
- 画面が見やすく使いやすい操作性か
【その他の比較ポイント】
- 多言語に対応しているか
- サポートは充実しているか
- セキュリティ対策は万全か
- 無料トライアルがあるか
まとめ
オープンソースCRMは、カスタマイズが自由にできるフリーウェアです。特に自社にエンジニアや専任者がいる企業や、自社の目的に合わせてカスタマイズしたい企業にはオープンソースのCRMがおすすめです。
ただし、CRMはさまざまなツールがあるため、自社に合った機能などを慎重に選ぶ必要があります。オープンソースCRMは、日本語対応やセキュリティ対策の有無などを確認し、効率的かつ安定的に運用できるように工夫が必要です。
オープンソースCRMを導入する際は、この記事を参考に利用するシステムの選定や準備を行い、顧客管理の効率化などのシステムのメリットを実感できる環境作りを行いましょう。