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森永乳業「pino AirLines」

No.1ブランドを訴求するサイト ユーザーが交流できるコンテンツも開設 森永乳業「pino AirLines」

※2024年5月自社調査。調査方法はこちら

森永乳業「pino AirLines」

森永乳業は4月から、同社のアイスクリーム「pino(ピノ)」のキャンペーンを展開し、キャンペーンサイト「pino AirLines(ピノエアライン)」をオリジナルドメインで展開している。航空会社をキャンペーンの舞台に設定してスケールの大きさを演出し、No.1ブランドとしての存在感を伝えるとともに、動画を効果的に活用したコンテンツで、ユーザー同士のコミュニケーション拡大にも一役買っている。

「pino AirLines」 イメージキャラクターのパフュームは、「pino Airlines」のブランドカラーである赤と白の衣装に身を包んだ姿で登場。航空機も登場している。

" 王道感"を打ち出したい航空会社を舞台にキャンペーン展開

pinoは1976年発売で、今年で34年目を迎えたロングセラー商品。近年は抹茶など新しいフレーバーが期間限定で商品ラインアップに加わっている。 pinoはちょっとしたブレイクタイムに気軽に味わえる6個入りタイプをはじめ、子どもたちのおやつとして家庭で利用される機会も多いアソートタイプが展開されている。「購買層はそれぞれ異なることから、各商品のコミュニケーション展開も購買層に合わせて別々のものとなり、これまでは統一的な展開はありませんでした」と、冷菓事業部マーケティンググループ副主任の森結希氏は語る。しかし、4月末から展開しているキャンペーンでは、「pino AirLines(ピノエアライン)」という架空の航空会社を設定。2008年からイメージキャラクターとして起用されている人気グループ「Perfume(パフューム)」を、エアラインのキャビンアテダントとして登場させ、テレビCMをはじめウェブサイト、ポスターなど全ビジュアルを統一してコミュニケーションを展開している。 今回のようなキャンペーンを展開した背景には、近年、一口サイズのアイスクリームが競合から発売されてきており、競争が徐々に激しくなってきていることがある。そのような状況を踏まえ、発売から30年以上を経たブランドとして、カテゴリーNo.1ブランドでありたいという意味を込め「『王道感』を打ち出していきたいです」と森氏。そこで、メジャー感、大きさを表現したいという思いから、ピノエアラインという航空会社を舞台として設定し、キャンペーンサイトを展開するに至ったわけだ。ドメイン名も当初から「pinoairline」で展開することに決めていたという。

冷菓事業部マーケティンググループ 副主任 森結希氏

携帯画面に空港出現口コミも徐々に拡大

キャンペーンサイトに設けられたコンテンツも、航空会社にちなんだものになっている。サイトにアクセスして自分の携帯メールアドレスを登録すると、携帯にメールが届く。記載されているアドレスにアクセスすると、画面に滑走路が表示され、ピノエアラインの飛行機が着陸する様子が動画で紹介されるというものだ。着陸後はパフュームの登場する動画が楽しめる。飛行機を他のユーザーに向けて"飛ばす"ことも可能で、ユーザー同士がコミュニケーションを図ることも可能になっている。実際のフライトのようにマイレージを貯めることも可能で、「マイレージ獲得がモチベーションとなって、コンテンツを楽しんでくれるユーザーも多いようです」と森氏。 キャンペーンは年内いっぱい続くが、今後はコンテンツの拡充など、新しい企画も打ち出していきたいと森氏は話している。

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    日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。
    レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。
    2024年5月時点の調査。