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赤城乳業「ガリ白銀」

縁起もの×ウィンタースポーツで楽しさを演出 冬季のアイス需要創出をサポート 赤城乳業「ガリ白銀」

※2024年5月自社調査。調査方法はこちら

赤城乳業「ガリ白銀」

赤城乳業は、2008年12月より「ガリガリ君リッチ 白銀ミルク」という商品の楽しさを体感してもらうウェブサイト「ガリ白銀」をオープン。サイトでは、冬にガリガリ君を食べるシーンを面白く提案。需要喚起と売り上げアップにつなげている。

「ガリ 白銀」ウェブサイト 冬にガリガリ君を食べるシーンをウェブサイトで提案。これまで好評だった年始の縁起物としてのおみくじと、商品の雪の世界観、そしてウィンタースポーツを掛け合わせている。

ドメインの一部を固定化することで統一感あるキャンペーンを実施

発売以来30年近いロングセラーで、幅広い世代に支持されている赤城乳業の「ガリガリ君」。この通常の商品よりも付加価値が高いのが「ガリガリ君リッチ」シリーズだ。このシリーズは、商品の中身はもちろん、それ以外で提供する楽しみによってさらに差異化。「食べる」「遊ぶ」「当たる」「うれしい」、というサイクルを消費者に提供する企画商品。「当たる」というのは、アイスの棒に“当たり”と書いてある時に、その棒を送ってもらえるプレミアムの魅力。そして「うれしい」というのは、そうした体験などをブログなどに書き込んでもらうこと。 今回の「ガリ白銀」のサイトは、このサイクルの中の「遊ぶ」の役割を担っている。 ガリガリ君リッチのキャンペーンサイトをオリジナルドメインで展開し始めたのは、2007年の夏から。「garigarikun.jp」の部分を共通にして、その前の部分をフレーバーやキャンペーンのキーコンセプトに合わせて展開している。 「もともと、ガリガリ君リッチについては商品ごとにキャンペーンサイトを展開していきたいと考えていたので、“garigarikun.jp”という部分を残し、キャンペーンサイトの土台をつくりました」(赤城乳業 営業本部営業統括部課長マーケティング担当 萩原史雄氏)。

赤城乳業 営業本部営業統括部課長マーケティング担当萩原史雄氏

店頭の商品展開がウェブへの誘引に効果的

今回の冬キャンペーンにおいては、06年から展開してきた「年始の縁起物としてのガリガリ君」に加えて、キャラクターがスノーボードをしているテレビCMを放映するなど、“ウィンタースポーツの後に食べる”ことを提案。ウェブサイトも、ガリガリ君 白銀ミルクの雪の世界観と、ガリ神社おみくじを合わせた作りになっている。 コンテンツとしては、縁起物である「ガリおみくじ」のほかに、アイスを食べて当たりが出るともらえる「ラッキータオル」の紹介、そしてテレビ・ラジオCMの紹介など。また08年12月に行った、苗場スキー上でのサンプリングの模様が見られるムービー「ガリガリ君in苗場」を設け、ウィンタースポーツとの関連性もアピールしている。こうした、通常であればアイスの需要が落ち込むのでプロモーションには適さないと考えがちな冬の時期にキャンペーンを行うことで、キャンペーンをスタートさせた06年は前年比270%、今回もそれと同じくらいの勢いで売り上げを伸ばしている。 今後について萩原氏は「ガリガリ君リッチの商品展開に合わせて、生活シーンとコラボレーションした新しい切り口のキャンペーンを目指し、お客さまを楽しませていきたいです」と語った。

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  • ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。
    日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。
    レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。
    2024年5月時点の調査。