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MOTTAINAIキャンペーン

「MOTTAINAI」を世界の合言葉に!サイト訪問者に行動を促す参加性あるサイト

※2024年5月自社調査。調査方法はこちら

MOTTAINAIキャンペーン

ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの提唱により、2005年よりスタートした「MOTTAINAIキャンペーン」。その公式サイトでは、個人や企業・団体が日ごろから取り組んでいる「MOTTAINAI」を宣言する「MOTTAINAI宣言」を実施している。ほかにも、アンケートやクリック募金など参加型コンテンツを充実させ、環境問題を考えるきっかけを提供している。

「MOTTAINAIキャンペーン」 ウェブサイト 「MOTTAINAI」を世界の共通語にすべく行っている様々な活動を知らせるハブとなっているウェブサイト。参加性のある「MOTTAINAI宣言」や、手軽にできる1クリック募金などコンテンツも充実している。

アクセスしやすくするために独自サイトを開設

MOTTAINAIキャンペーンは、日本語の「もったいない」の精神を世界に広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す活動として始まった。現在は66社の企業の参加を受け、毎日新聞社と伊藤忠商事が合同で事務局を運営している。 公式サイトがオープンしたのは、2007年3月のこと。事務局の山領雄氏(伊藤忠商事ネットワークコンテンツ部)によると、「もともとは毎日新聞紙上や同社ウェブサイト上で情報発信していましたが、それではあくまでサイトの一部として情報が埋もれがちなので、一般ユーザーの方々にアクセスしてもらいやすくするために、キャンペーンキーワードをドメイン名に使った独自サイトを開設した」。当時、「もったいない」という言葉を使ったドメイン名の多くがすでに取得済みだったこともあり、最終的に「.info」を採用した。

ネットワーク・コンテンツ部メディア・コンテンツ課プロジェクトリーダー 山領 雄氏

参加型コンテンツを充実させ環境について考える機会を提供

公式サイトでは、環境ニュースやキャンペーン情報などを随時配信するほか、一般ユーザーが気軽に参加できる参加型コンテンツにも力を入れている。その一つが、個人や企業・団体が自分たちの取り組みを宣言する「MOTTAINAI宣言」。参加者自ら撮影した写真を投稿してもらう、あるいはフリーマーケット等のイベント会場で参加を募るなどして、現在までに449名の個人、12企業の宣言が掲載されている。 また、ユーザーに投稿してもらった身近な「もったいない」に対し、ユーザーが投票する「それってMOTTAINAI?」アンケートも人気だ。例えば「たこやきのつまよう枝が3本ついてくるのはもったいない」など、気になるネタについては事務局が独自に取材を行い、サイト上で結果を報告している。「こういった環境キャンペーンでは、誰でも気軽に参加できるよう、“はじめの一歩”の負担を少なくすることが大事。このサイトが環境について考えるきっかけになればと思っています」(山領氏)。 サイトの告知は、毎日新聞紙上やイベント会場で行うほか、関連商品の購入者への案内を通じてサイトへの誘導を図っている。サイト開設からPV数は順調に増え続け、現在では約70万PV/月に達している。 今後の展開について山領氏は、「短期的な目標としては、週1回開催しているフリーマーケットのネット上での実施や、他社サイトとの連動を進めていきたい。長期的には、海外に向けた『MOTTAINAI』精神の発信に取り組んでいきたい」と話している。

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  • ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。
    日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。
    レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。
    2024年5月時点の調査。