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ソニー 『eyeVio』

“目指すのは“感動の共有”動画のアップ、視聴のしやすさにこだわったサイト

※2024年5月自社調査。調査方法はこちら

ソニー 『eyeVio』

ソニーは今年4月、新たな動画サイト「eyeVio(アイビオ)」をスタートさせた。個人が撮影したプライベート映像を投稿し、日常の感動をリアルタイムに共有できる場を提供しようというものだ。顧客にとって使い勝手の良いサービスとなるようソニー製品以外の機器連携などで、幅広い層が利用している。いずれ、“ネットメディア”として価値を高め、新たなビジネス展開も視野に入れている。

eyeVio 動画を投稿し、その感動を共有することを重視したサイト。簡単に動画コンテンツを作成するためのサポートツールや情報も充実している。

ドメインをサービス名で展開しメディアとして独立した個性を強調

 ソニーの映像ネットメディア「eyeVio(アイビオ)」は、個人のプライベート映像を投稿・視聴したり、サイトの公式コンテンツを気軽に視聴することができる無料の動画サイト。「eyeVioには、個人の視点で撮影したライブ映像という意味を込めました。サイトがメディアとして独立していることや、その個性を強調するため、ドメイン名はサービス名としました」と同社コーポレートディベロップメント部ネットメディア開発室チーフプロデューサー本間 毅氏。  先行する他の動画サイトとの違いについて本間氏は「ほかのサイトは、どちらかと言うと既にアップされている面白い動画を見るためにアクセスする人が多い。eyeVioは、自分の撮った動画を投稿することを中心とした、日常の感動をリアルタイムに誰かと共有することでコミュニケーションできる動画サイトとして確立したい」と話す。  女性ユーザーの取り込みを意識したというサイトには、動画コンテンツの新着情報や人気ランキングのほか、「ツール」「チュートリアル」など、動画投稿を簡単に行うための情報が分かりやすく整理されている。中でも、「x-Pict Story for eyeVio」は初めての人でも簡単にデジタルカメラで撮影した静止画から動画を作ることができる。また、プライベートな映像を公開する対象範囲を設定できる「プライベート・シェアリング機能」、携帯電話からの視聴・映像アップロード機能などもある。更にパソコン以外のハードウェアとも積極的に連携を進めており、WalkmanやPSPなどに映像を持ち出して視聴することもできる。

コーポレートディベロップメント部 ネットメディア開発室 チーフプロデューサー 本間 毅氏

 「ソニーという枠だけでなく、他社製品や他サイトともオープンなスタンスで連携を図り、ユーザーの利便性を高めていきたい」と本間氏は話す。デジタルカメラやビデオカメラ製品の購入者に対し、動画撮影の体験価値を高めるサービスを提供することで、ソニー製品のファンを増やしていきたいという狙いだ。サイトがスタートして間もないが、登録ユーザー数や動画投稿数は当初の予想を上回っており、順調な滑り出しだという。eyeVioは、サイト上の全てのコンテンツを24時間監視しており、誰もが安心して利用できるクリーンなメディアであることも大きな特徴。  本間氏は「今後、顧客視点をベースにしながらサイトのメディア価値を高め、企業のブランディングや商品プロモーションを希望する企業とのコラボレーション企画を実施していきたい」と語った。

  • ※表示価格は、全て税込です。
  • ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。
  • ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。
    日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。
    レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。
    2024年5月時点の調査。