ドメインを考えてもらう
※2024年9月自社調査。調査方法はこちら
ドメインとは、一言で言うと「インターネット上の住所」のことで、「〇〇.com」や「○○.jp」などと表現されます。
企業のホームページや個人のブログサイトなどはインターネット上の「家」で、そのドメインが「住所」であるといったイメージをすると、よりわかりやすいかもしれません。
ドメインは、「IPアドレス」という情報を文字列に変換したものです。
IPアドレスとは「000.00.000.0」といった数字の羅列で表されますが、人間にとって覚えにくいため、覚えやすい文字列にしたものが「ドメイン」です。
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ドメインのIPアドレスとDNSの仕組みを学ぶ
ドメインとURLの違いは?
ドメインとメールアドレスの違いは?
といった疑問もよく聞かれます。
Webサイトを閲覧するためにはURLが必要ですが、例えばこのURLが
「https://www.onamae.com/」であれば
ドメイン名は「onamae.com」です。
また、ドメインはメールアドレスにも使用できます。
メールアドレスが「[email protected]」であれば、
この場合もドメイン名は「onamae.com」の部分になります。
ドメイン名は、重複しないように一意に発行・管理されています。
通常はアルファベット、数字、そして一部の記号で構成されており、日本語など各国の言語や文字を使用した国際化ドメイン名も利用できるようになりました。
ドメイン名は、主に4つのレベルから構成されています。これを例えるなら、私たちの住所の都道府県、市町村、地名、番地に相当します。
まずはドメインの構造を正しく理解しましょう。
トップレベルドメイン(TLD) | 例えば ".com" や ".jp" など、分野別で世界中の誰でも登録できるドメイン部分です。 |
第2レベルドメイン | 用途を表します。一般的には企業名や組織名が使用されます。 |
第3レベルドメイン | より具体的な識別子として用いられ自由に決定可能です。 日本語を含めることが可能です。 |
第4レベルドメイン | こちらも自由に決定可能です。 サブドメインと呼ばれ、特定のウェブページやサービスを識別するために用いられます。 |
トップレベルドメインは、種類によっては一定の審査が必要なものもあります。例えば "co.jp" や "ac.jp" などです。しかし基本的には、最初に申請した者がドメイン名を取得できます。
ドメインを取得しようというとき、必ず耳にするのが「レジストリ」と「レジストラ」です。
レジストリとは、「.com」や「.net」「.jp」などのトップレベルドメインのデータベースを管理しています。
ドメインによってレジストリは異なり、例えば「.com/.net」は、VeriSign、「.jp」はJPRSが管理しています。
レジストラとはドメインの販売を行うドメイン登録業者のことです。
レジストリに直接アクセスする権限があり、レジストリのデータベース上への登録も行います。
お名前.comはアジアで初めてICANNから認定を受けたレジストラです。
まずは検索!ドメインは早い者勝ち
「独自ドメイン」「サブドメイン」の意味と違いについて説明していきます。
「独自ドメイン」とは、お名前.comのようなドメイン取得サービスで取得できる【世界に一つしかないオリジナルのドメイン】のことで、法人・個人に関わらず、自分で好きな文字列を指定して取得できます。
「サブドメイン」とは、ドメインの先頭に文字列を追加したものです。
event.onamae.com
support.onamae.com
のように、用途に合わせて複数のサブドメインを持つことも可能です。
また、URLの先頭によくついている「www」についてもサブドメインです。 慣習的に使われ続けている文字列であり、特に機能が与えられているわけではありません。 「www」の有無によって機能的には違いはないため、独自ドメインでウェブサイトを立ち上げる場合、最終的には好みで選んで構いません。
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おすすめの独自ドメインと取得方法とは?
ドメイン名に会社名やブランド名を入れることでブランド力や信頼性を高めることができます。ドメインはメールアドレスとしても利用できるので会社名の入ったドメインを利用すれば、ビジネスの場でも信頼感を与えられます。
自由に文字列を組めるため、ブランドやサービス名をドメイン名に組み込むことが可能です。
また、URLを短くすることもできるので、ユーザーに覚えてもらいやすくなり、アクセス数の向上も期待できます。
ドメインの所有者は自身に帰属するため、サーバーを変更してもドメインは永続的に利用可能です。
共有ドメインの場合、サービス終了によってドメインを利用できなくなることがありますが、独自ドメインの所有者は自身なので使えなくなることはありません。
独自ドメインは他サイトの影響を受けません。
検索エンジンから信頼性が高いと認識されるため、SEO効果の向上が期待できます。
独自ドメインは取得や更新の際に料金がかかります。
共有ドメインは無料で利用できることが多いため、コスト発生するのはデメリットともいえるでしょう。
料金は事業者によって異なりますが、お名前.comでは0円で取得できるドメインがあり、サーバー同時登録で更新費用も無料になりますのでコストの削減が可能です。
独自ドメインを取得した場合は、自身でドメインの管理や更新手続きが必要です。
更新費用を払い忘れてしまうとホームページにアクセスできなくなってしまうため注意が必要です。
お名前.comでは更新忘れを防ぐ自動更新の設定も可能です。
独自ドメインを取得する際には「Whois情報」として、個人または法人の名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの登録者情報を登録および公開する義務が発生します。
お名前.comでは「Whois情報公開代行サービス」をご用意しています。こちらを利用すれば、個人情報を公開される心配がないため、ぜひご利用ください。
ドメイン名の「.」で区切られた一番右側をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます。大きく分けて、用途・分野別のgTLD(generic TLD)と国や地域を表すccTLD(country code TLD)の2つ。gTLDは2012年以降に新たに創られたドメインを新gTLDといい、特定の意味を持つものが多いことが特徴です。
.comや.netなど用途や分野別に世界中の誰でも自由に登録できるドメインです。
ドメイン | 用途・特徴 |
---|---|
.com | 商用サービスや企業向けのドメイン |
.net | ネットワークに関するサービス向けのドメイン |
.biz | ビジネスや企業向けのドメイン |
.info | 情報発信・口コミ向けのドメイン |
.org | 組織や非営利団体向けのドメイン |
gTLDのうち、2012年以降に新たに創られたドメインを新gTLDといいます。後発のドメインのため、.comや.netなどでは取得困難な文字列も登録できる可能性があります。
ドメイン | 用途・特徴 |
---|---|
.site | Webサイト全般に合うドメイン |
.blog | ブログを意味するドメイン |
.cloud | クラウドを意味するドメイン |
.app | アプリケーションやゲーム向けのドメイン |
国や地域に割り当てられているドメインで、登録するには特定の地域に居住する個人や団体でなければならない場合もあります。一部のccTLDはgTLD同様に登録要件などはなくどなたでも取得することが可能です。
ドメイン | 用途・特徴 |
---|---|
.jp | 日本を意味するドメイン |
.us | アメリカを意味するドメイン |
.id | インドネシアを意味するドメイン |
.tv | ツバルを意味するドメイン |
.co | コロンビアを意味するドメイン |
.co.jp(企業)や.ac.jp(大学等)など組織ごとに分けられたドメインのこと。登録要件があり、さらに1組織が登録できる数は1種類のみです。
登録要件が厳格なためユーザーの安心感と信頼を得やすいので、企業や各種団体の公式ホームページとして利用されることが多いです。
ドメイン | 用途・特徴 |
---|---|
.co.jp | 日本国内で登記を行っている会社向けのドメイン |
.or.jp | 財団法人・社団法人・特殊法人向けのドメイン |
.ac.jp | 高等教育機関および学校法人向けのドメイン |
.go.jp | 日本の政府機関や各省庁所管の 研究所向けのドメイン |
.ne.jp | 日本国内のサービス提供者による ネットワークサービス向けのドメイン |
まずは検索!ドメインは早い者勝ち
ドメイン名を決める上で最も重要なのは、ユーザーがわかりやすく、覚えやすいものを選ぶことです。
また、ドメイン名は「あとから変更」ができません。
変更したい場合、もう一度取得しなおす必要があります。
費用面はもちろん、設定等の手間がかかるので、一度購入したドメインの取得しなおしはおすすめしておりません。
以下のポイントを意識しながらドメイン名を決めましょう。
主なポイントは以下の3つです。
シンプルで短めなドメインを意識してみてください。
サイトやブログを見るユーザーからスムーズに覚えてもらえるよう、わかりやすくコンテンツの内容と結びつくようなものを使用するとよいでしょう。
単語の間に「-(ハイフン)」などを入れるのもおすすめです。
ご自身の社名や提供するサービス、商品名を使って作成してみましょう。
ドメイン名とブランドサービスを関連付けることで、ユーザー認知を高めるといった効果が期待できます。
ドメインと社名が同じであれば、安心感や信頼性にもつながります。
ドメインには種類があるとお伝えしました。
それぞれにしっかりと意味や意図があるため、それを利用してベストなドメイン名を決めましょう。
例えば、旅行関連のサイトやブログを作成するなら「.travel」など、瞬時に「これに関連するページなのだな」とわかるようにすることをおすすめします。
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ドメインの種類一覧
まずは検索!ドメインは早い者勝ち
ここではドメイン取得(登録)とその設定について基本ステップを解説いたします。
簡単な流れは以下の通りです。
1取得したい文字列を決める
自身のブランド名や商品名など分かりやすい文字列を考えましょう。
文字数は3文字以上63文字以下です。
2トップレベルドメインを決める
.comや.net は人気のトップレベルドメインですが、ご希望の文字列が空いていない可能性もあります。.website、.newsなど様々な種類のトップレベルドメインがあるので、ご自身のサイトにぴったりなものを見つけましょう。
3ドメイン取得手続き&レンタルサーバーを用意する
実際に取得手続きを進めましょう。
一般的に登録者名、住所、電話番号、メールアドレスの入力を求められます。
また、こちらの情報の一部は「Whois情報」としてインターネットを通して世界中に公開されます。
お名前.comであれば無料で「Whois情報公開代行サービス」が付いてくるため、お客様の個人情報が公開されることがなく安心して取得可能です。
また、ドメインを実際に利用するにはレンタルサーバーが必要です。
お名前.comであればレンタルサーバーとドメインを同時に申し込むことで対象ドメインが無料になりますので、まだレンタルサーバーをお持ちでない方は一緒に申し込みしましょう。
4ネームサーバーを設定する
取得したドメインとレンタルサーバーを紐づけているのが「ネームサーバー」です。
実際に使えるようにするにはこのネームサーバーの設定が必要です。
お名前.comで同時に申し込んだ場合は、自動で設定が完了されているので特別な操作は不要です。
それぞれ別サービスで申し込んだ場合は、レンタルサーバー会社から提供されているネームサーバー情報を確認し、
ドメインの管理画面で設定を行いましょう。
5レンタルサーバーでメールアドレス作成等を行う
ここまでくればドメインが利用可能です!
レンタルサーバーの管理画面でメールアドレスの作成をしたり、WordPressのインストールを行いましょう。
お名前.comではマニュアルが充実しており初めての方でも安心です。
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目的ごとの流れ(お申込み内容ごとに解説)
まずは検索!ドメインは早い者勝ち
ホームページを作りたい方におすすめなのが、ドメインとレンタルサーバーのセットプランです。
お名前.comで提供しているレンタルサーバーは、Web表示が超高速で、容量はオールSSDの200GB。
親切で使いやすい操作画面と丁寧なガイドを完備しており、初心者の方でも安心です。
使いやすさと高機能を両立したレンタルサーバーです。
また、ドメイン登録と同時にレンタルサーバーをお申込みいただくことでドメインの登録料金が無料になります。
人気の.com/.net/.jpなども無料対象のため、同時申し込みがおすすめです。
メールアドレスは通常、利用しているサービス(例えばGmailなど)から提供されるため、それ専用のドメインが使われています。
しかし、独自ドメインを取得することでメールアドレスにもこの独自ドメインを設定し、世界に一つだけのオリジナルメールアドレスを作成することが可能になります。
お名前.comではドメイン取得とともに、オリジナルのメールアドレスを作成できるサービス「お名前メール」をご用意しております。
ドメインポータルサイト「お名前.com」は、GMOインターネット株式会社が運営する、国内最大級のドメイン公式登録サービスです。.com .net .jpドメインなど、630種類以上のドメイン取得が可能で、ドメインを活用できるサービスもご用意しています。
ドメインは、登録するだけではなくその後の運営が肝心です。お名前.comには、ドメイン知識と蓄積してきたノウハウがあります。「ドメインって何?」というお客様にも安心してご利用いただけるよう、年中無休で電話・メールでのサポートを行っています。また、お客様からいただく質問は「よくある質問」として、Webサイトで公開しています。
あなたも、日本国内や世界で有名な企業も多数利用しているお名前.comで、安心のドメイン登録・ドメイン管理をはじめませんか?
まずは検索!ドメインは早い者勝ち