定額制受け放題のeラーニングシステムおすすめ4選|選び方も解説
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- 定額制eラーニングシステム導入で、教育コストの削減や従業員のスキル底上げに繋がる
- 定額制eラーニングシステムは、全従業員向けの必須研修を行いたい企業などにおすすめ
- システムを選ぶ際は、教材の充実さ・初期費用や料金体系・使いやすいさを比較検討する
一般的なeラーニングシステムは教材ごとに追加費用がかかるため、導入を迷う企業が多いです。そこで、教育コストをかけずにシステムを導入するなら、定額制のeラーニングシステムがおすすめです。本記事では、おすすめの受け放題eラーニングシステムやメリットを解説します。
目次
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定額制で受け放題のeラーニングシステムとは
eラーニングシステムでは、教材や学習コースごとの従量課金制が主流でしたが、最近では一定の料金を支払うことで複数コースを選択して学べる「定額制プラン」も増えてきています。
定額制eラーニングシステムは、多様なトピックやスキルを学びたい学習者に最適で、コストパフォーマンスが高い学習環境を提供してくれます。新しい分野を学ぶハードルも低くなるでしょう。
eラーニングを初めて利用する方はもちろん、これから取り入れようと考えている企業も、定額制eラーニングシステムの特徴を理解することで、手軽にスキルアップ促進を目指すことができます。
定額制eラーニングシステムを導入するメリット
定額制eラーニングシステムを導入するメリットは、多様なコースやトピックを一定の料金で利用できることです。多様性と柔軟性を両立させながら、効果的な教育プログラムを提供します。ここでは、定額制eラーニングシステムを導入するメリットを解説します。
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定額制eラーニングシステムを導入するメリット
教育コストを抑えながら高コスパで学習できる
コースごとに支払う従量課金制に比べて、定額制では一定の料金で複数のコースやトピックを利用できるため、教育プログラム全体にかかるコストを削減可能です。
学習者がニーズに合わせて自由に科目選択を行い、個々のキャリアアップに向けた長期的な学習計画をコストパフォーマンス高く実現できるでしょう。継続的なスキルアップを考えているものの、かさ張る学習コストに悩んでいる個人・企業に最適なプランです。
従業員のスキル底上げに繋がる
定額制eラーニングシステムは、従業員が必要なスキルや知識を柔軟に選択して学習できる環境を提供します。従業員は自分の興味や職務内容に応じて、さまざまなトピックやコースから自由に学習することができ、必要なスキルを効率的に習得できます。
同一料金で多数のコースにアクセスできるため、従業員は自分の専門領域だけでなく、関連する分野のスキルも高めることが可能です。これにより、従業員のスキルが多様化し、組織全体のスキルの底上げ・能力向上に繋がります。
チーム・目的別に情報共有が可能
定額制eラーニングシステムの中には、ソーシャルラーニングサービスと呼ばれるSNSを通じて、コミュニティを形成して学習を行えるものがあります。この機能を活用し、組織内のチームにおける目的別に、コースやトピックを選択して学習することができます。
つまり、いくつかのSNSと同様に、「いいね」や「コメント」機能を活用しながら、コミュニケーション構築をすることが可能です。各個人の選択に加え、組織・チームでも多様な選択肢から情報共有ができるのも、定額制のシステムの大きなメリットとなります。
管理者の業務負担の大幅な軽減
従来までのeラーニングシステムでは、新たなコースやトピックを選択したい場合、管理者に都度連絡をして確認を取らなければなりませんでした。しかし、定額制eラーニングシステムであれば追加の費用がかからないため、管理者に確認を取る必要がありません。
よって、管理者にとっても業務負担の大幅な軽減が可能となります。組織が大きくなるほどにこのメリットは大きく、部署ごと・チームごとにeラーニングの方針を任せられる点でも、管理者の負担軽減に繋がります。
定額制eラーニングシステムの導入がおすすめの企業
ここでは、定額制eラーニングシステムの導入がおすすめの企業について解説します。以下のケースに当てはまる企業は、定額制eラーニングシステムの導入を検討しましょう。
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定額制eラーニングシステムの導入がおすすめの企業
全従業員向けの必須研修を行いたい企業
定額制eラーニングシステムは、全従業員向けの必須研修を効果的に実施したい企業におすすめです。特にコンプライアンスやハラスメント防止研修など、全従業員が受ける必要があるトピックに対して、効率的な研修を実現できます。
システムを利用することで、全従業員を一斉に集める必要がなく、各自のペースで学習できるため、業務の合間や自宅での学習が可能です。さらに、研修スケジュールの調整が容易であることから、企業の生産性も維持できます。
また、研修の進捗管理も簡単であり、従業員の研修の進捗状況をリアルタイムで確認することができて便利です。
役職別に汎用性の高い内容の研修を行いたい企業
役職別の研修ニーズに合わせて、効果的な教育を提供したい企業にもおすすめです。例えば、内定者向けには基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキル、管理職にはリーダーシップやマネジメントスキルなど、役職ごとに必要なスキルを幅広くカバーできます。
専門的なトピックからソフトスキルまで、幅広い教材を提供するため、役職別の要件に合致する研修プログラムを簡単に構築できます。また、個々のスケジュールに合わせて学習が可能なため、従業員の業務に支障をきたすことなく研修を実施できます。
定額制eラーニングシステムを導入する際の注意点
定額制eラーニングシステム導入時の注意点として、従業員に活用されない可能性が挙げられます。モチベーション維持のためには、いくつかの対策が有効です。まずは、従業員のニーズや目標を理解し、カスタマイズされたコンテンツを提供することです。
次に、学習の重要性や成果に対する認定を設けることで、動機付けを促進します。さらに、学習プロセスを楽しみやすい形にするために、学習内容にゲーム性を持たせ、進捗を可視化するツールを提供することも効果的です。
これらの対策を行いながら、従業員のeラーニングに対するモチベーションを維持させ、効果的なeラーニングの実施を行っていきましょう。
定額制eラーニングシステムを導入する際のポイント
定額制eラーニングシステムを導入する際には、いくつかのポイントがあります。ここでは、定額制eラーニングシステムを導入する際のポイントについて解説します。以下のポイントを考慮して、従業員のスキル向上とモチベーションの向上を図りましょう。
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定額制eラーニングシステムを導入する際のポイント
教材が充実しているか
定額制eラーニングシステムを選ぶ際の重要なポイントは、豊富な教材コンテンツの形式と充実したカリキュラムがあるかです。例えば、多様な教材形式(動画、テキスト、演習など)が提供されることで、従業員の学習スタイルに合わせた効果的な学習が可能です。
また、自社が求めるトピックやスキルがカリキュラムに組み込まれているかを事前に確認し、学習内容が自社ニーズにマッチしているかを確認することが重要です。
適切な形式と内容を備えたeラーニングシステムを利用することで、従業員のスキル向上と業務の効率化が期待できます。
料金体系を確認
eラーニングシステムの利用料金は、通常、利用料だけでなく初期費用も発生することがあります。利用料は、定期的にシステムを利用する際に支払う料金であり、月額または年額で設定されることが一般的です。
対して、初期費用には、システムのカスタマイズやトレーニング、テクニカルサポートの設定などが含まれることがあります。そのため、料金体系を確認する際には、利用料金と初期費用の両方を考慮して総費用を把握し、予算に合わせた選択をすることが重要です。
受講者が使いやすいか
使いやすいシステムは受講者のモチベーションを高め、効果的な学習を促進します。ITツールの場合、受講者がシステム内でスムーズに必要なコンテンツへアクセスできることは、学習効果にも直結する重要な要素の一つです。
操作性の良さに加え、受講者のニーズに対応できるカスタマイズ機能や進捗管理、成績確認などの機能を備えたシステムがおすすめです。自分の学習状況を把握し、自己評価を行うことがモチベーション維持に繋がるからです。
企業が定額制eラーニングシステムを導入する際は、受講者のスキル向上や企業の生産性向上に繋げるために、受講者視点の使いやすさ・UIデザインへもフォーカスしてみましょう。
おすすめの定額制eラーニングシステム4選
株式会社EdulinX
Reallyenglish
ネイティブ英語教師によるオンラインレッスンなど幅広いコースから選択し、グローバル人材の育成を行うなら、Reallyenglishの導入がおすすめです。
GOOD
ここがおすすめ!
- 「総合力向上」「スピーキング」「ライティング」「TOEIC対策」など、コースが充実!
- 個々の英語レベルに合わせてカリキュラムを自動で生成するため、効率よく学べる(一部のコース)
- オンライン英会話は業界内で評判のいい「QQEnglish」が提供
MORE
ここが少し気になる…
- 期間内にコースを修了しなければならない(別途料金を払えば延長可能)
株式会社FCE
Smart Boarding
GOOD
ここがおすすめ!
- 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
- 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
- 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える
MORE
ここが少し気になる…
- 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ
GOOD
ここがおすすめ!
- 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
- スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能
MORE
ここが少し気になる…
- 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も
GOOD
ここがおすすめ!
- クラウド型とインストール型があり、企業に合わせて利用できる
- 他言語に対応しており、使用したい言語用テキストファイルを追加するだけで外国人社員も学習可能に
MORE
ここが少し気になる…
- 動画視聴時に10秒早送りをする機能がなく、もう1度聞きたい場合は最初から見直す必要がある
その他の定額制eラーニングシステムの選び方
定額制eラーニングシステムを選ぶ際には以下の「重要なポイント」「その他の比較ポイント」に注目することをおすすめします。これらのポイントを比較し、自社の学習ニーズに合ったシステムを選定し、従業員のスキルと組織の生産性の向上を図りましょう。
【重要なポイント】
- 学習を進めやすいか
【その他の比較ポイント】
- 提供形態を確認
- カスタマイズ性が高いか
- モバイル端末に対応しているか
- セキュリティ対策は万全か
まとめ
定額制で受け放題のeラーニングシステムは、一定の料金を支払うことで無制限に多様な教材やコースを利用できるサービスです。教育コストを抑えながら広範な学習内容にアクセスすることができ、個々のニーズに合わせた自由な学習が可能です。
また、費用対効果が高い教育手段であるといえ、従業員のスキル向上と組織の競争力強化に繋がります。導入時には教材の充実度に着目し、多様で質の高いコースや教材が揃っているかを十分に確認しておきましょう。
その他にも、料金体系では隠れた追加費用がないかを判別することも大切です。受講者が積極的に利用できる使いやすいインターフェースかも考慮し、学習成果の最大化を図っていきましょう。
企業のニーズに即した適切なeラーニングシステムの導入は、効果的な学習環境を提供し、従業員の成長と組織の発展をサポートしてくれます。