IT研修向けのおすすめeラーニング3選|メリットや選び方も解説

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  • オンライン学習ができるeラーニングの中には、IT研修に特化したものもある
  • eラーニングを使用することで、社員のレベルや役職に応じた内容を学ぶことができる
  • IT研修向けのeラーニングを選ぶ際は、機能やコンテンツが目的に合うかを確認する

オンラインでさまざまな学習が可能なeラーニングには、IT研修に特化したものもあります。今やITリテラシーは、IT企業だけに限らず、すべての企業・組織に必要な知識となっています。この記事では、IT研修におすすめのeラーニングや、メリット・選び方などを解説します。

目次

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  1. eラーニングでITリテラシーが学べる
  2. IT研修向けeラーニングのメリット
  3. IT研修向けeラーニングを選ぶ際のポイント
  4. おすすめのIT研修向けeラーニング3選
  5. おすすめの英語学習向けeラーニング
  6. その他のeラーニングの選び方
  7. まとめ
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eラーニングでITリテラシーが学べる

eラーニングとは、インターネットを利用する学習形態です。パソコン・スマートフォン・タブレットなどでコンテンツ(教材)を視聴しながら自主学習します。eラーニングのコンテンツは多彩で、一般科目だけでなく、ビジネスに役立つスキルやマナーも学べます。

近年はDXの推進などを背景に、ITツールやシステムを理解するためのITリテラシーを学べるeラーニングも数多く登場しています。

IT研修向けeラーニングのメリット

eラーニングにはITリテラシー研修用の講座やコンテンツも豊富に用意されています。IT研修をeラーニングで行うメリットについて、一般的な集合型の研修と比較しながら解説します。

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ITに関する資格取得の対策が行える

eラーニングの導入により、IT関連の資格取得のための環境を整備できます。集合型の研修や通信教育でも資格取得の学習はできますが、eラーニングは従来の学習法よりコンテンツが豊富です。

たとえば、テキストを使った学習法だけでなく、動画やパワーポイントを利用したコンテンツなどもあり、難解な科目やつまづきやすい部分も、理解しやすいように工夫されています。

また、eラーニングのコンテンツは、1回の学習が5〜10分程度で終わるものが多いです。個人が隙間時間を利用しながら、無理のないペースで取り組めるため、効率的に学習を進めていけるでしょう。

社員のレベル・役職に応じた内容を学べる

eラーニングでは、各社員のレベルや役職に応じたコンテンツで学習できます。eラーニングの多くは受講管理機能を備えており、誰が・どのようなコンテンツを・どの程度履修したかを一目で把握できるようになっています。

未履修のコンテンツや受講すべき講座内容の割り当ても自動的に行え、役職やスキルに合わせた最適なカリキュラムの提案が容易になります。

また、テスト・アンケート結果をもとに、理解が進んでいない部分も客観視でき、よりwありやすい教材を提供したり、ピンポイントでフィードバックやアドバイスを与えたりすることが可能です。

各従業員の学習状況にあわせたコンテンツや講座をすぐに提案できるため、着実なステップアップにつながります。

研修内容の進捗管理が行いやすい

eラーニングには、学習の進捗状況の管理機能が備わっています。ITリテラシーの理解スピードは年齢などによって差が出やすく、特に年齢が高くなるほど学習効率が落ちる傾向があります。

eラーニングの学習進捗管理機能を使えば、学習が進んでいない従業員やつまづいている箇所を客観的に把握できるため、ピンポイントでフォローできます。

また、習熟度や理解度に合わせたコンテンツの提案も可能なため、従業員ごとの理解度のバラつきを抑えられます。

リモートワークに対応できる

eラーニングは時間や場所を問わずに学習できるため、研修もリモートで行うことができます。IT業界はリモートワークの導入が進んでいますが、スキルを習得するまでは出社が必要なケースが少なくありません。

eラーニングシステムの導入はリモートワークに対応しながら、さまざまな研修や学習の機会を増やし、従業員のスキルアップが図れるでしょう。

リスキリングを実施できる

技術が発展し続けている現代において、新たに必要となる業務に適応するためのリスキリングは非常に重要です。リスキリングとは、DX化や働き方改革などによって新たに必要となる知識やスキルを身につけるための学習のことです。

特にIT業界は技術の発展が目覚ましく、リスキリングが重要視されています。eラーニングの中にはリスキリングを目的とした教材もあり、新たな技術を取り入れたいと考える企業に向いています。

IT研修向けeラーニングを選ぶ際のポイント

IT研修向けのeラーニングは、自社の状況に適したものを選ぶ必要があります。eラーニングの選び方の5つのポイントを抑え、自社に最も効果のあるサービス・システムの導入につなげましょう。

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必要な機能が搭載されているか

eラーニングによって搭載機能が異なるため、自社が必要とする機能を備えたものを選びましょう。eラーニングの主な機能には、次のようなものがあります。

  1. ユーザー(学習者)管理機能
  2. 受講履歴管理機能
  3. 学習進捗管理機能
  4. 学習理解度テストの作成・管理機能
  5. コンテンツ作成・管理機能
  6. アンケート送信機能
  7. リマインダー機能
  8. 講義配信機能

研修内容を充実させたい場合は、コンテンツの作成や講義配信機能を備えたものが望ましいです。

従業員に着実なスキルアップを促したい場合は、ユーザー管理や受講履歴管理機能・学習進捗状況管理機能など、学習を後押しするような機能を備えたものがおすすめです。IT研修における課題や達成したい目的を明確にすることで、必要な機能を絞り込めます。

目的に合ったコンテンツが提供されているか

自社が従業員に実施したい講座やコンテンツの有無は、導入前に必ず確認しましょう。eラーニングによって、利用できるコンテンツや講座内容は大きく異なります。

多くのeラーニングは一般的に必要とされるITリテラシーに対応していますが、プログラミングのように専門性の深い内容は充実していない場合もあります。

専門的な知識やスキルの学習に利用する場合は、自社が求めるレベルに達するコンテンツがあるか確認しましょう。

コンテンツを制作・カスタマイズできるか

多くのeラーニングはコンテンツの提供を行っています。しかし既存のコンテンツは、自社が求める学習内容をすべて網羅しているとは限りません。

自社の希望に沿ったコンテンツを利用したい場合は、オリジナルコンテンツの作成・コンテンツのカスタマイズがしやすいeラーニングシステムを選びましょう。特に専門的・特殊な知識やスキルを磨きたい場合は、柔軟なコンテンツ作成が可能なものが望ましいです。

システムの実績は確認できるか

eラーニングによって特徴や強みは異なります。どのような特徴・強みがあるのか確認したい場合は、導入実績・利用者の満足度などを見るのもおすすめです。

自社と同業種・同形態の企業での導入実績が高ければ、自社でも円滑に導入・運用できる可能性は高いと言えます。

システムの評判や口コミは確認できるか

口コミサイトなどをもとに、実際の利用者の声や評判を確認しましょう。生の声を聞くことで、実際の使用感や効果をある程度予測できます。

また、資料や商品説明に載っていないような隠れた情報をキャッチできることもあります。そのため、自社での導入に適しているか、良い判断材料になります。

おすすめのIT研修向けeラーニング3選

Mogic株式会社

LearnO

規模に合わせた料金体系!少人数から大人数の企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 企業の規模に合わせた料金体系があり、どれだけ費用が掛かってくるか予算を立てやすい
  • 年に4回以上のアップデートが行われており、PCの最新のOSにも対応できる
  • デザインの選択やロゴの登録が可能で、オリジナル感ある資料が作れる

MORE
ここが少し気になる…

  • 教材は自社で作成する必要があるため、1から始める場合は時間や労力が掛かる可能性も

業界最安値とも言われるリーズナブルな価格設定で、誰でも使いやすくカスタマイズ性の高いeラーニングシステムなら、LearnOの導入がおすすめです。

Mogic株式会社

Pholly

月額2万から!保管場所にも悩んでいる教育機関におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 共有機能やコミュニケーション機能なども備え、オールインワンで使える
  • 100ユーザーまで月額2万円からと、低コストで導入できる
  • 学生から教員まで、年齢問わず扱いやすいシンプルな機能と画面

MORE
ここが少し気になる…

  • 動画配信はオプション扱いで、ライトプランでは一部利用できない機能がある

学修記録をシステムのクラウド上で可視化し、さまざまな教育現場・企業研修で煩雑化する作業の利便性を高めるなら、Phollyの導入がおすすめです。

株式会社Schoo

Schoo for Business

動画数◎気軽に学べてスキルアップをしたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
  • スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能

MORE
ここが少し気になる…

  • 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も

おすすめの英語学習向けeラーニング

IT研修において英語学習を求める場合には、こちらのeラーニングがおすすめです。

株式会社EdulinX

Reallyenglish

TOEIC対策も!豊富なコースでビジネス英語を習得したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 「総合力向上」「スピーキング」「ライティング」「TOEIC対策」など、コースが充実!
  • 個々の英語レベルに合わせてカリキュラムを自動で生成するため、効率よく学べる(一部のコース)
  • オンライン英会話は業界内で評判のいい「QQEnglish」が提供

MORE
ここが少し気になる…

  • 期間内にコースを修了しなければならない(別途料金を払えば延長可能)

ネイティブ英語教師によるオンラインレッスンなど幅広いコースから選択し、グローバル人材の育成を行うなら、Reallyenglishの導入がおすすめです。

その他のeラーニングの選び方

eラーニングを選ぶ際は、まず対象人数・学習の進めやすさの2つのポイントを抑えましょう。加えて、+αのポイントを考慮することで、より自社にとって使いやすいシステムを選定できます。

【重要なポイント2つ】

  1. 対象人数を確認
  2. 学習を進めやすいか

【その他の比較ポイント】

  1. 提供形態を確認
  2. カスタマイズ性が高いか
  3. モバイル端末に対応しているか
  4. セキュリティ対策は万全か

まとめ

eラーニングシステムは、インターネットを利用して行う学習です。従来の集合型研修や通信教育と異なり、通信環境さえあれば時間・場所にとらわれず学習を進められる点が特徴的です。

DXの推進を背景に、ITリテラシー研修を提供するeラーニングシステムも多く登場しています。導入により、従業員に対して、IT関連の資格取得の後押しをできます。

eラーニングシステムにはユーザー管理機能・受講履歴管理機能・学習進捗状況管理機能が備わっており、誰が・どのようなコンテンツを・どの程度学習できているかを一目で確認できます。

未履修の講座やコンテンツの提案、また理解が進んでいない箇所に対するアドバイスやフォローも容易に行えるため、従業員の着実なステップアップを実現できます。

IT研修向けのeラーニングシステムを選ぶ際は、自社に必要な機能の有無・コンテンツの内容・コンテンツの作成可否を確認しましょう。また、使いやすい・効果のあるシステムを選ぶには、導入実績や口コミサイトで実際の利用者の感想を確認するのもおすすめです。

近年はDX化や働き方の多様化を受け、研修や講習も従来の集合型・通信教育ではなく、eラーニングシステムが主流になっています。自社に適したeラーニングシステムを導入し、ITリテラシーをはじめさまざまなスキル・知識の学習を効率的に進めましょう。

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