法人口座開設までが早いネット銀行おすすめ4選|選び方も解説

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  • 法人口座の開設を急いでいる場合には、最短即日でも開設が可能なネット銀行がおすすめ
  • ネット銀行なら法人口座開設までの流れがわかりやすく、すぐにビジネスを開始できる
  • ネット銀行で法人口座を開設する際は、開設までの期間・手数料・必要書類を確認する

実店舗を持つ大手銀行や地方銀行で法人口座を開設するには、数ヶ月かかることもあります。しかしネット銀行を利用すれば、最短即日でも開設が可能です。この記事では、すぐにでも法人口座を開設したい方向けに、法人口座開設までが早いおすすめのネット銀行を紹介します。

目次

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  1. 法人口座の開設には時間がかかる
  2. ネット銀行なら法人でもすぐに口座開設できる
  3. ネット銀行で法人口座を開設するメリット
  4. ネット銀行で法人口座を開設するデメリット
  5. 法人口座を開設する際のネット銀行の選び方
  6. 法人口座開設までが早いネット銀行おすすめ4選
  7. スピーディーに法人口座開設を進めるためのポイント
  8. まとめ

法人口座の開設には時間がかかる

新しいビジネスの立ち上げに際して、法人口座を開設する人もいるでしょう。しかし、法人口座の開設には時間を要することが一般的です。

特に、実店舗を持つ大手銀行や地方銀行では、法人口座の開設にあたって膨大な書類の提出や長い審査といった工程があり、申請から開設までに数ヶ月かかることもあります。また、大手銀行は審査基準が厳しく、審査に落ちるケースも少なくありません。

希望していた時期に法人口座の開設が間に合わず、さまざまなデメリットが生じる可能性が高いのが、法人口座開設における大きな課題です。

ネット銀行なら法人でもすぐに口座開設できる

ネット銀行は、実店舗を持つ銀行と比べて、法人口座の開設までの時間が短い傾向があります。ネット銀行とは、インターネット上で金融サービスを提供するのが特徴であり、多くの場合は実店舗や対面の窓口、紙の通帳、専用のATMを持っていません。

ネット銀行を利用した場合、実店舗型の銀行に比べて、法人口座を早く開設できる可能性が高いです。そのため、法人口座の開設を急ぐ場合は、ネット銀行での開設を検討すると良いでしょう。

また、ネット銀行には、開設までの時間が早い他にもさまざまなメリットがあります。

ネット銀行で法人口座を開設するメリット

ネット銀行での法人口座の開設は、開設までの流れが簡単であり、すぐにビジネスをスタートできるなど、さまざまなメリットがあります。ここでは、ネット銀行で法人口座を開設するメリットを紹介します。

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開設までの流れがわかりやすい

ネット銀行での法人口座の開設は、従来の法人口座に比べると、開設までの流れが分かりやすいです。従来の法人口座開設に比べて、提出すべき書類が少ない傾向にあるためです。

公式HPなどで必要書類や提出方法を明確に説明している銀行が多く、手続きの流れが分かりやすいです。また、ネット銀行によっては、オンライン上で書類を受け付けていることもあり、郵送や店舗への持参の手間がかかりません。

そのため、従来の法人口座開設のような煩わしさがなく、誰でも簡単に申請できます。

すぐにビジネスをスタートできる

前述のように、ネット銀行は従来の銀行に比べて、法人口座開設までの時間が短いのが特徴です。そのため、事業のために急いで法人口座の開設が必要な人でも、すぐにビジネスをスタートできます。

開設までの時間はネット銀行によって異なりますが、おおむね1週間〜2週間ほどで開設できます。実店舗型の銀行では2週間〜数ヶ月かかることもあるため、口座開設を急ぐ人にはネット銀行のほうが適しています。

法人口座を使ってすぐにビジネスを始められることにより、商談や契約の機会を逃さずに済み、事業の成長につなげられるでしょう。

いつでもどこでも取引ができる

ネット銀行は、インターネット環境さえあれば24時間365日いつでも取引が可能です。従来の銀行の営業時間は平日の15時までで、この時間を過ぎてから急な振込が必要になった場合は、次の営業開始時間を待たなければなりません。

しかし、ネット銀行の多くは年中無休であり、スマートフォンやパソコンがあれば、好きな場所から手続きができます。夜中や早朝でもすぐに振込手続きなどを完了でき、迅速に対応することで、顧客や取引先からの信頼が高まるでしょう。

手数料が安い

ネット銀行は、実店舗を持つ銀行に比べて、各種の利用手数料や口座の維持費用が安い傾向にあります。ネット銀行は、店舗や担当スタッフ、紙の通帳を持たないことが多く、この分の経費がかからないため、利用手数料が安く抑えられています。

特にネット銀行は振込手数料が安価な場合が多く、1件につき100円〜300円程度が相場です。また、同一支店間の振込手数料はかからないなど、条件によっては手数料が無料になることもあります。振込件数が多い事業者にとっては、大きな節約になります。

ネット銀行で法人口座を開設するデメリット

ネット銀行での法人口座開設にはさまざまなメリットがある一方で、対面サービスがない、紙の通帳がないといったデメリットに留意しなければなりません。ここでは、ネット銀行で法人口座を開設するデメリットについて解説します。

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ネット銀行で法人口座を開設するデメリット

  1. 対面でのサービスは受けられない
  2. 紙の通帳がない

対面でのサービスは受けられない

ネット銀行の多くは実店舗や対面窓口がないため、対面のサービスは受けられません。例えば、資金調達や税金、ローンに関する相談をしたいときに、行員からアドバイスを受けることは不可能です。

そのため、銀行からの手厚いサポートを必要とする人には、ネット銀行は適していません。ネット銀行によっては、電話やメールによるサポートを提供していますが、対面での相談に比べると、込み入った内容の相談はしづらい可能性があります。

紙の通帳がない

ネット銀行には紙の通帳がないため、会計処理で入出金の履歴を見返したいときに、やや不便さを感じる可能性があります。利用明細をオンライン上で確認したり、ダウンロードしたりすることができる場合もありますが、そのための手間がかかるのが課題です。

また、ネット銀行で確認できる利用明細は、件数や期間が制限されていることもあります。

法人口座を開設する際のネット銀行の選び方

ネット銀行は従来の銀行に比べて、簡単かつスピーディな法人口座の開設が可能であり、利用にかかる費用も安いです。しかし、ネット銀行によって開設までの期間や手数料、手続きの内容が異なるため、自身にあった銀行を選ぶことが大切です。

ここでは、法人口座を開設する際のネット銀行の選び方を解説します、

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法人口座を開設する際のネット銀行の選び方

  1. 開設までの期間を確認
  2. 手数料はいくらか
  3. 必要書類は簡単に用意できるか

開設までの期間を確認

ネット銀行によって、法人口座の申請から開設までの期間は、3日、2週間、1ヶ月と幅があります。特に、口座開設を急ぐ場合は開設までにかかる時間を確認しましょう。

確認方法としては、公式HPなどで確認するほか、実際に開設した人の体験談や口コミを検索する方法があります。また、書類確認や審査を最短で終わらせるために、ネット銀行ごとの提出書類や審査傾向を調べて、あらかじめ対策しておくことも大切です。

なお、ネット銀行によっては即日開設できる場合もあり、すぐにビジネスをスタートしたい人におすすめです。

手数料はいくらか

AMT利用手数料や振込手数料は、ネット銀行によって異なります。1件単位ではさほど金額の差がなくとも、利用件数が増えればコストに大きな差が出るため、節約したい場合は各種手数料を必ず確認しましょう。

ネット銀行は、お得に利用できるプランやキャンペーンを実施していることも多いです。これらを利用した場合の料金もシミュレーションし、予算に合致する銀行を選びましょう。

必要書類は簡単に用意できるか

口座開設時の必要書類は、ネット銀行によって異なります。書類の中には、発行までに数週間程度要することもあり、そのぶん口座開設までの時間も長引きます。

開設を急ぐ場合は、簡単に用意できる書類のみで申請可能なネット銀行を選ぶ必要があるでしょう。

法人口座開設までが早いネット銀行おすすめ4選

GMOあおぞらネット銀行株式会社

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国庫金受取可能◎口座を使いわけて利用したい方におすすめ

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  • Pay-easy(ペイジー)に対応しており、国庫金や保険料・地方税の支払いもらくらく
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  • 対象カード利用で他行宛の振込手数料が「月に最大20回」無料

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ここが少し気になる…

  • 入出金110円の手数料が対象なのは、セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行のみ

住信SBIネット銀行 株式会社

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手数料は月最大20回無料!高金利口座が欲しい方におすすめ

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  • 普通預金金利を0.01%にするためには「SBI証券」の自動振替口座に設定する必要がある

PayPay銀行株式会社

PayPay銀行

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カードレスで入出金◎アプリと連携して使いたい方におすすめ

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  • 金利があまり高くない

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  • 連動しているサービスが多い反面、お得に使うためには各種エントリーが必要

スピーディーに法人口座開設を進めるためのポイント

スピーディーに法人口座を開設するには、必要書類の準備や審査への対策といった準備が必要です。ここでは、法人口座開設までの時間を短縮するためのポイントを解説します。

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必要書類を揃えておく

ネット銀行で法人口座を開設するには、申込フォームなどから申請後、銀行から必要書類の指定を受けてこれらを提出し、審査という流れです。必要書類をあらかじめ用意しておくと、申請から審査開始までの時間を短縮でき、スピーディな口座開設にも期待できます。

ネット銀行で法人口座を開設する際に必要な書類としては、法人としての本人確認書類や事業内容確認書類、履歴事項全部証明書、法人の印鑑証明書、法人設立届出書などが一般的です。

ネット銀行によっては、これらに加えて建物謄本や賃貸借契約書、申込者の身分証明書、銀行印などが求められることもあります。発行までに時間がかかる書類もあるため、すぐに提出できるよう、あらかじめ調べて準備しておきましょう。

審査基準をチェックしておく

法人口座の悪用防止などを目的に、ネット銀行でも従来の銀行と同じく、口座開設の際に審査を行います。信頼性の低い事業者は、審査に時間がかかる場合や審査に落ちる可能性もあります。

銀行からの信頼を高めて速やかに審査に通過するために、審査対策は万全に行いましょう。例えば、開設したいネット銀行の審査基準を調べて、それに合わせて事業計画書を作成するのがおすすめです。

申込フォームは丁寧に記入する

申し込みフォームにおける事業内容や目的は、法人口座の審査において重要な審査項目です。これらが矛盾している場合、信ぴょう性を疑われて、審査に落ちる可能性が高まります。このようなリスク回避のためにも、申し込みフォームの記入は丁寧に行いましょう。

あわせて、企業の基本情報の記入も慎重に行う必要があります。例えば、登記謄本と申し込みフォームで、企業の所在地や電話番号が異なっている場合も、銀行から信頼されづらくなります。

誤字や入力ミスなどに気をつけながら、申し込みフォームにおける基本情報・事業内容・事業目的が、すべて一致するように記入しましょう。

複数のネット銀行に申し込む

ネット銀行は1つに絞るのではなく、まとめて複数の銀行に申し込むのがおすすめです。1行に絞ると審査落ちした場合に、他の銀行に対して最初から申請手続きを始めなくてはならないためです。

このようなタイムロスを削減するために、複数のネット銀行にまとめて申し込むことが望ましいです。なお、複数の金融機関に法人口座を持つと、経費項目や拠点別に口座を使い分けることができ、資金繰りの改善にも役立ちます。

まとめ

ネット銀行は従来の銀行に比べて、法人口座の開設までにかかる期間が短く、手数料が安い傾向があります。ビジネスの立ち上げなどに際して、急いで法人口座を開設したい場合や、コストを安く抑えたい場合は、ネット銀行の利用を検討しましょう。

また、ネット銀行は24時間365日利用でき、早朝や深夜の手続きが必要なときにも便利です。ネット銀行によって、開設までの期間や必要書類、手数料が異なるため、自社条件に合致する銀行を選ぶ必要があります。

法人口座の開設には必ず審査を通過する必要があるため、事前に必要書類や審査基準を調べて準備するのがおすすめです。特に、申し込みフォームの記入項目が矛盾しないように注意しましょう。
本記事のポイントを参考に、スピーディに法人口座を開設できるネット銀行を選び、ビジネスに活用しましょう。

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