【わかりやすい】 独自ドメインの取得方法を準備からまとめて解説します!
WordPressやメール、学習用などで独自ドメインの取得する際に、手続き方法がわからず困っていませんか?本記事ではこのような不安を解消できるよう、取得方法と準備することをまとめています。独自ドメインの取得手続きはできる限り早く済ませて、ブログやホームページ作成作業を楽しみましょう!
ドメイン取得の前に(おさらい)
そもそもドメインとは、Webサイトの公開や電子メールの利用に必要な『ネット上の住所のようなもの』でしたね。
例えば、いまご覧になっているこのページのドメイン名は「onamae.com」です。この名前を見ただけで、だいたいどんなことをやっているWebサイトか?を想像できるようになっているものが多いでしょう。
ドメインの基礎・そもそもドメインとは?といったことについてさらに理解を深めたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
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独自ドメインの取得は意外に簡単!
それでは、本編のドメイン取得方法について、早速解説していきます。
おおよその流れ
ドメインを扱う業者により若干変わりますが、取得手続きは以下のような順番で進みます。
① ドメイン名(自分が使いたいなと思っている文字列)を決める
② ドメインを取り扱っている企業で申込みする
③ ネームサーバーなどの設定を行う
の3STEPです。
上記の⓵から⓶を本記事でご説明します。⓶の申込みをしただけでは、Webサイトや電子メールでは利用できません。必ず③の設定作業が必要です。設定といっても複雑で専門的な操作ではなく、数か所指定するだけで済みます。
独自ドメインの取得は、指定した期間利用できる権利の購入と言えるでしょう。購入したからといって、本のように目に見える何かが届けられることはありません。手続きは基本的にオンラインで完結しすぐに使うことができますが、一部書類などが必要なものもありますので申し込みの際にしっかりと確認をしましょう。
ドメインを取得すれば、すぐに設定ができるようになります。この設定を行うことでWebサイトや電子メールの利用が可能になります。設定してもすぐ使えるようになるわけではなく、数時間かかることがありますのでその点には気をつけましょう。
後悔しないドメイン名を決める3つのコツ
一旦ドメインを取得したらキャンセルができませんので、あまり深く考える必要はありませんが安易に決めてしまわないよう注意しましょう。
また、Webサイトや電子メールで利用を始めてからドメイン名を変更するのは作業が大変になってしまいます。折角SEO対策を行ったり色々と考えていたこともやり直しになってしまうかもしれません。
ドメイン取得手続きの前には、『どんなブログやメールアドレスにしたいか?』『わかりにくくないか?』など、どういった文字列にするか、複数の候補をしっかり用意しておくとよいでしょう。
決め方のコツ
コツはいくつかありますが、代表的なものは以下の3つです。
短くてわかりやすい
たとえ長くてもコピーアンドペーストすれば、Webサイトや電子メールで使えないわけではありません。ただ、いろいろな人が使うときに負担にならないよう、できる限り短くすることをおすすめします。せっかくオリジナルの名前を自ら決められるわけですので、わかりやすく連想しやすいものにしましょう。
ちなみに、こちらの情報によれば、上限は63文字のようです。
Webサイトで提供する情報やサービスなどの特徴をあらわしている
いくらわかりやすいと言っても、ブログやホームページの内容と全く関係のない名前にすると、利用者がドメイン名とWebサイトなどの内容を結び付けることが難しくなります。
たかが名前かもしれませんが、瞬間的に利用者へWebサイトの内容を伝える入口として、これでは役目を果たしてはいないと言えるかもしれません。
ある程度変わったものにして独自性を出す
特に競合の多い事業を行う場合などのためにドメインを取得する際、大切なことかもしれません。膨大な売り手の中では多少目立つ工夫をしなければ、せっかくの優れた商品やサービスが知られることさえないからです。
もちろん、利用者を不快にさせるような名前は避け、アピールしたい利点を徹底したドメイン名にすべきでしょう。ライバルになりえる事業のドメインを研究してみるのもおもしろいですよ。
おまけ:知っておけば安心!ドメイン情報
ここからは、ドメインの取得の際に意外と知られていないことを少しだけお伝えします。
ドメインは先着順
あおるわけではありませんが、ドメインは『その時に空いているもの』にしか申し込みが出来ません。また重複することもできません。そのため、短く人気のあるキーワードになるようなものはすぐに取得不可になってしまいます。
思い立ったらすぐに『Whois検索』で狙っているドメインが空いているかどか確認してみましょう。狙っているドメインが、残念ながらもう既に取得されていた…と言った場合には『バックオーダー』というサービスもありますのでぜひ利用してみてください。
料金の目安
ドメインは、種類によってはそこまで高価ではありません。特に初年度だけは特別価格になるキャンペーンが多かったり、サーバーと同時に申し込むと永年無料といったものもあり、格安・或いは無料で申し込むことができます。
2年目以降は通常料金に戻る場合もありますが、それでも年間1,000円程度から取得でき、それほど負担にはならないでしょう。
一例として、お名前.comのドメイン料金表を以下に記載しています。参考にしてみてください。
一人(一組織)で何個も取得できる
大抵のドメインの場合は制限がありません。必要なだけ取得可能です。
例えば、ブランド毎にドメイン名を変えWebサイトを用意し、販売促進活動をしている企業は多数あります。プライベートのブログなどでも、ジャンルの異なるものを別々で作成したい、といった時には全く別のドメインを複数利用取得できます。
「.co.jp」など利用目的が限定されているドメインを除き制限はありません。
すぐに検索エンジン対策(SEO)の効果は期待できない?
ドメイン取得後すぐに公開したWebサイトが、検索エンジンで上位に表示されることはまずありません。Webサイトの内容が有益であることはもちろん、その有益な情報やサービスを提供しているドメイン名自体の「力強さ」も関係しているからです。
この「力強さ」とは、取得からの年数や外部のWebサイトからのリンクの数など多くの要素によって評価されています。
上記のように長い間使用され、良質なリンクなどのSEOに効果があるかもしれない、マークのたまった中古ドメインを「プレミアムドメイン」といいます。SEO効果を期待できますが、かなり高価なものが多いのでご自身へのメリットとデメリットをしっかり検討して申し込むようにしましょう。
申し込み先はどのように選んだらいいの?
申し込みができる企業を検索すると、比較記事やドメイン関連の情報が大量に見つかります。これではどこがいいのか余計に迷ってしまいますよね。
この章では選ぶときに困らないよう、最低限知っておくべきことを整理しています。専門的なことよりも、利用者にとり大切なことを優先しています。
選択のポイント
実績のある企業を選ぶ
長い間ドメインを取り扱っているような老舗といえる企業は、当然のことですが技術的なノウハウを蓄積しています。そのため、初めての利用で不安が大きい方は、困ったときに利用するサポートの対応に差が出るためこの部分を意識して選ぶとよいかもしれません。
問い合わせ窓口が複数用意されている
上記のサポートと近しいですが、サポートしてもらえる「タイミング」も大事ですよね。利用者が困る時間帯は平日昼間だけではありません。それ以外の時間帯でも何かあったら問い合わせができ、問題点を解消する手段が充実しているかを以下の項目をチェックしましょう。
- サポート窓口が対応する曜日や時間帯
- 連絡方法(メール、電話、画面共有などができるビデオチャット、AIなど)
- ヘルプページの充実度や調べやすさ
ドメイン管理画面の使いやすさ
もともとドメイン取得以降の設定項目数はそれほど多くはありませんが、初めての場合はシンプルで使いやすいことが重要です。理由は以下の通りです。
- 管理画面の設定は最初と変更時だけで、ふだんはあまり使わない
- 複数のドメインを正確に効率良く管理するときに混乱しない
- ドメインの設定項目に似たような用語が多く利用者が間違えやすい
ここに注意!
ドメインを扱う企業は様々な広告手段で情報を提供しています。そのため可能な限り、公式サイトの情報から判断すべきと考えます。一部の比較サイトなどでは、過度な表現が目立ち情報の公平さが保たれていないことがあります。
もちろん、ご自身が「信頼できる!」と思った場合はこの限りではありません。公式サイトからの情報も、知見のある方の利用体験談も、しっかり納得できるまで確認することが大切です。
それでは実際に申し込んでみましょう
お名前.comの申し込みページでご説明します。取得したいドメインの候補が決まっていれば、数分で終わるかんたんな手続きなので安心してください。
手順はわずか5ステップ
(1)検索する(ドメイン毎よりも「指定なし」で一括して検索すると効率的)
(2)希望のドメインを選択し申し込みボタンを押す
(3)内容を確認する(ログインしていなければログインする)
(4)決済手段を選択し申し込みボタンを押す
(5)確認画面が表示されメールが届く
お得な取得方法
一例として、お名前.comでは「ドメイン×サーバー同時登録でドメインが0円」になるキャンペーンを実施しています。
これで、Webサイトの公開や電子メールを利用する準備が手軽にできますね。WordPressも使いやすく、制作会社など法人の利用にも向いています。そのほかにも割引プランや関連サービスが多くあります。
まとめ
ご自身または所属する組織の内容を表現し、やりたいことを実現する手段としてまずは独自ドメインを取得してみましょう!取得手続きはその最初の一歩です。手続きはそれほど難しくありません。他にはない独自なドメインをぜひ入手して楽しくブログやホームページ、メールアドレスなどの作成を始めましょう。