Googleアドセンスの代わりになるクリック報酬型の広告は?おすすめ3選を紹介
Googleアドセンスは利益を得やすい成果報酬型広告ですが、サイトの内容によっては審査に通過できないことがあります。
また利用規約が厳しく、広告配信が止まったりアカウントが停止になったりといったトラブルに見舞われることも珍しくありません。
Googleアドセンスに代わる別のクリック報酬型広告の選択肢を持っておくことは、Googleアドセンスが万が一使えなかった場合への備えになります。
今回は、Googleアドセンスの代わりになるクリック報酬型広告を紹介します。
クリック報酬型の広告を選ぶ際のポイント
クリック報酬型広告といえば、最初に選択肢に上がるのはGoogleアドセンスでしょう。
Googleアドセンスはクリック報酬型広告の中ではもっとも優れたサービスで、条件面においてこれを上回る事業者はないため、通常は他の選択肢が浮上することはほとんどありません。
しかし、何らかの理由でGoogleアドセンスが使えなくなったり、広告を掲載できないページがあったりした場合は、他のクリック報酬型サービスで代替するしかありません。
では、Googleアドセンス以外のクリック報酬型サービスを選ぶ際には、どういった点に着目すべきなのでしょうか。
ここではクリック成果型の広告サービスを選ぶ際の3つのチェックポイントを紹介します。
①クリック単価
クリック単価は、広告をクリックした際に得られる1回あたりの収益のことです。
クリック成果型広告の場合、クリック単価は得られる利益を直接的に左右するので、もっとも重要な数字となります。
もちろん、少しでも高いサービスを選ぶに越したことはありませんが、クリック報酬型広告の多くは広告が自動で最適化されるネットワーク広告なので、クリック単価は一定ではなく、実際に広告を運用していく中で、収益の規模を見極めていく必要があります。
参考までに、Googleアドセンスのクリック単価の平均は20円〜30円程度で、それ以外のクリック報酬型広告ではこれよりも低くなるのが一般的です。
②審査の有無
クリック報酬型の広告では、登録時にサイトの審査が行われることがあります。
クリック報酬型の広告で審査がもっとも厳しいのはGoogleアドセンスで、かなりしっかりと作り込んだサイトを提出する必要がありますが、それ以外のサービスでは、審査の基準はそこまで厳しくはありません。
クリック報酬型広告を選ぶ際には、審査の有無や難易度についても確認しておきましょう。
③掲載される広告の質
クリック報酬型広告は、ページやユーザーによって広告が自動で最適化されるネットワーク広告が多くなっています。
サイト側からはどんな広告が表示されるかを指定できないため、出現する広告の質についても注意する必要があります。
特に、広告サービスによってはアダルト系の広告が表示されることもあるため、自分の媒体に合ったものかを確認しておきましょう。
おすすめのクリック報酬型の広告サービス4選
クリック報酬型の広告サービスは種類が豊富とは言えませんが、Googleアドセンスの代替になりうるいくつかの有力な候補はあります。
ここではクリック報酬型の定番サービス3つを紹介しましょう。
①忍者Admax
パソコンとスマートフォンの両方のサイトに対応したクリック報酬型広告です。
最大の特徴はサービス登録時のサイト審査がないことで、どんなサイトでも無条件で広告を掲載できます。
表示される広告にはグレーなものが含まれ、クリック単価も低くなりがちですが、ウェブ広告を掲載しにくい内容のサイトにとっては貴重な選択肢になるでしょう。
②i-mobile
スマートフォン向けに特化したクリック報酬型広告です。
扱っているのはスマホ向けサイトの広告のみで、パソコンからのアクセスでは表示されません。
スマホユーザーに強く訴求する広告が得意で、条件が良ければGoogleアドセンスに匹敵するクリック単価になることもあります。
通販や美容系を得意としているほか、一部アダルト系の広告も扱っています。
③nend(ネンド)
スマートフォン向けに特化したクリック報酬型広告です。
運営母体はA8.netの運営元として知られるファンコミュニケーションズなので、サービスの信頼性は抜群です。
アドネットワークの広告の種類も多く、中にはGoogleアドセンスに匹敵する高収益の広告が表示されることもあります。
一部でアダルト系の広告を扱っているほか、スマホゲームアプリの広告を得意としています。
ASPのクリック報酬型の広告2選
クリック報酬型広告は、前章で紹介したようなクリック報酬型を専門に扱うサービスのほかに、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)が提供しているものもあります。
ASPのクリック報酬型は、広告が自動的に選択されるネットワーク広告ではなく、特定の商材のみの広告で、成果報酬型と融合した形態となっています。
ここではクリック報酬型広告を提供しているASPを紹介しましょう。
A8.net
国内のASPの最大手・A8.netはクリック報酬型の広告を提供しています。
A8.net内の「クリック報酬ランキング」では、クリック報酬型広告のラインナップと詳細を確認可能です。
その多くはクリック報酬型と成果報酬型広告の組み合わせになっていて、広告クリックにつき1円程度の報酬が発生し、そこからサービスや商品の購入があると成果報酬を得られる方式です。
バリューコマース
ASPの老舗のひとつ、バリューコマースもクリック報酬型の広告に対応しています。
バリューコマースでは通常の成果報酬型広告の一覧の中にクリック報酬型広告が混在しています。
管理画面の「プログラム検索」を開き、「報酬条件」の「クリック報酬(CPC)」を有効にして検索すると、クリック報酬型の広告プログラムが表示されます。
バリューコマースもA8.netと同様にクリック報酬型広告も成果報酬型との組み合わせで、クリックした時点でクリック報酬が発生し、そこから購入があると成果報酬が得られる仕組みです。
Googleアドセンスが使えなくなる主な原因とは?
Googleアドセンスは利用条件が厳しいこともあって、常に確実に使えるわけではありません。
Googleアドセンスが使えない環境の場合は、ここまで紹介してきたクリック報酬型サービスへの乗り換えを検討しなければなりません。
ここからはGoogleアドセンスが利用できなくなる状況について解説します。
Googleアドセンスを利用できないケースは?
Googleアドセンスは具体的に以下のようなケースでサービスの利用に制限がかかります。
- サイト審査に通過できない
Googleアドセンスは初回登録時にサイトの審査があり、合格しないと広告を掲載できません。
この審査の基準はかなり厳しく、複数回の挑戦でも通過できないサイトも少なくありません。
どうしてもサイト審査に合格できない場合は、上で紹介したクリック報酬型広告を利用しましょう。
- ポリシー違反の内容がある
Googleアドセンスでは利用上のルールを定めたプログラムポリシーに違反した内容のページでは広告を掲載できません。
プログラムポリシーの規制は広告の掲載方法から広告を掲載するページのコンテンツ内容まで様々ですが、特に注意が必要なのが「Google パブリッシャー向け制限コンテンツ」です。
ここでは性的・暴力的、違法性の高いコンテンツが規制されていて、この制限に該当するページではGoogleアドセンスの広告は表示されなくなります。
制限コンテンツに該当しそうなページにクリック報酬型広告を掲載したい場合は、Googleアドセンス以外のサービスを利用する必要があります。
- アカウントを無効化された
Googleアドセンスでは上述のプログラムポリシーの違反が繰り返されると、より重いペナルティとしてアカウントそのものが無効化されます。
このアカウントの無効化が行われると、広告が停止になるだけでなく、新規登録も不可能になるため、そのユーザーは二度とGoogleアドセンスを利用できなくなります。
万一、Googleアドセンスのアカウントが無効化されたら、以降はGoogleアドセンスは永久に使えなくなるため、別のクリック報酬型サービスを利用するほかありません。
まとめ:Googleアドセンスが使えないときは代替サービスの出番
今回は、Googleアドセンス以外のクリック報酬型サービスと、その選び方について解説しました。
クリック報酬型の広告の中では、Googleアドセンスはクリック単価の高さと広告の質において、圧倒的な優位性があるため、通常、他のサービスが選択肢に上がることはほとんどありません。
しかし、Googleアドセンスの規約に抵触する可能性のあるウェブページや、ペナルティにより運用できない状況を想定して、他のクリック報酬型広告もチェックしておくと、いざという場面で収益を途絶させずに済みます。
特に、Googleアドセンスはアカウントが無効化されると、永久にサービスを利用できなくなるため、プログラムポリシーにひっかかる恐れのあるウェブページでは、あらかじめ代替のクリック成果型広告に置き換える安全策を取ることをおすすめします。
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