Hubbleとは|主な機能や特長、導入で解決できることを解説
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- Hubbleは、「誰でも使いやすい」を目指したこだわりのUI/UXで設計されている
- 自社ですでに利用しているサービスと連携可能であり、最適な業務フローを構築できる
- Hubbleはバージョン管理が自動で行われるため、無駄な労力の削減で生産性が向上する
Hubbleは、契約業務における法務と事業部門の協業性を高めて、会社全体の生産性を大きく向上させる契約書管理クラウドサービスです。本記事では、Hubbleの特長や主な機能、導入することで解決できること、料金体系などを解説します。
目次
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Hubbleとは
Hubbleは、契約業務における法務と事業部門の協業性を高め、会社全体の生産性向上を支える契約書管理クラウドサービスです。電子帳簿保存法に完全対応しており、契約書の作成や審査依頼、検討過程・合意文書の一元管理ができます。
本記事では、Hubbleの特長や主な機能、料金体系などについて解説します。契約業務に課題を抱えている場合は、ぜひ参考にしてください。
Hubbleの特長
Hubbleには、誰でも使いやすい操作性と手厚いサポート体制などにより、企業の生産性を大きく向上できる特長があります。ここでは、Hubbleの特長について解説します。
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誰でも直感的に操作可能なUI/UX
Hubbleは「誰でも使いやすい」を目指したこだわりのUI/UXで設計されています。操作画面を構成するのは、フォルダ一覧・編集スペース・ドキュメントリストの3画面のみです。日常的に使用するツールの操作性に近く、新たに操作方法を学ぶ必要がありません。
また、フォルダ一覧・編集スペースの表示言語は英語にも対応しているため、外国人の従業員がいる場合も問題なく利用できます。大幅に業務フローを変更することなく契約書管理が行え、導入後のストレスが少ないです。
ツール連携で最適な業務フローを構築
Hubbleでは、さまざまなサービスと柔軟に連携ができるため、自社で利用中のツールと併用しながら契約業務の効率化が可能です。
例えば、契約書を作成するドキュメントや契約締結を行うツール、ワークフローシステム、コミュニケーションツールなど、業務に欠かせない便利なサービスと連携できます。
分散しがちなコミュニケーションの場所が一元化されることで、返信の遅れや対応漏れがなくなるなど、既存のフローを活用しながら最適な業務フローを構築できるでしょう。
カスタマーサクセスによる手厚いサポート
Hubbleではサービスの導入準備から運用開始後まで、企業法務出身のメンバーを中心とした、カスタマーサクセスによる手厚いサポートが受けられます。初めての導入でも、最適なプランの提案を受けられるため、自社に合った方法で利用を始めやすいです。
導入後は、チャットサポートや会社向け説明会などのサービスが利用できます。運用中の課題解決や継続的なマニュアル調整、活用事例の共有などによって、活用の幅を広げながら安心して利用できる点も魅力です。
Hubbleの主な機能
Hubbleには、生産性の高い契約書業務を実現するための、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、Hubbleの主な機能について解説します。
機能 | 概要 |
---|---|
全自動バージョン管理 | WordやExcelで編集・保存すると、自動でバージョン管理される |
ドキュメントリスト | 契約書作成と同時に台帳化を行い、締結版・ステータス・関連法令を 管理する |
OCR機能 | 文字情報を付与し、PDFでもテキスト検索を可能にする |
強力な検索機能 | 全文検索、条項検索、コメント検索、取引先検索などの条件で検索できる |
変更点の検知 | 契約書の変更点を自動で抽出し、マークアップする |
更新期限通知 | ドキュメントリストに契約終了日などを入力し、期限の約半年前から月一回、 期限が切れる契約書を知らせる |
コメント機能 | 確認依頼のやり取りや修正意図といった、意思決定の過程を契約書単位に残せる |
メール連携 | メール通知に対して返信すると、Hubbleにコメントが反映される |
リンク共有機能 | アクセスコードと有効期限を付与した契約書ファイルのURLを外部に共有できる |
AI自動入力機能 | アップロードされた締結版PDFから、AIが主な契約内容9項⽬を自動で 読み込み・抽出し、契約台帳に反映する |
Hubbleで解決できること
Hubbleでは、煩雑化する契約書管理業務で発生しやすい課題を解決できます。ここでは、Hubbleで解決できることについて詳しく解説します。
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Hubbleで解決できること
審査依頼時の情報不足を解消できる
Hubbleでは、背景やレビュー期日などの項目をカスタマイズ可能なフォームを通じて、依頼内容の粒度を統一できます。これにより、審査依頼の情報不足を解消し、案件の受付から完了までをスピーディーに進めることが可能です。
さらに、依頼内容が自動で一覧化されるため、対応漏れを防ぎ、効率的な業務管理を実現します。
無駄な労力の削減と情報の属人化防止
バージョン管理が自動で行われているHubbleでは、WordやExcelでの編集・保存をするだけで、前バージョンからの変更点が表示されます。最新版の契約書が一目でわかりやすく、契約書の作成・確認にかかる時間の大幅な短縮が可能です。
契約書のバージョンを自動で管理できるため、個々でバージョンを管理する必要がなくなり、無駄な労力の削減や情報の属人化防止につながります。人的ミスを防いで信頼性を高めつつ、会社全体の生産性向上を図れます。
契約書の進捗状況がすぐに確認できる
Hubbleには契約書に関わるコミュニケーションがすべて集約されるため、契約書の進捗状況を素早く確認できます。時系列まで明らかにすることで、進捗や検討状況の把握をはじめ、契約書の確認・問い合わせ工数の削減が可能です。
Slackやメールなど、さまざまなツールを活用している場合、契約の更新時などにはチャットのやり取りを読み返す必要があり、情報の確認に時間を要することもあるでしょう。
Hubbleでは、Wordの修正前のデータを含めた、変更・修正履歴に関する情報がデータベース上で管理されるため、交渉ごとの把握や変更された理由までが明らかになります。ツールを遡って情報を都度探し出す必要がなく、担当者の業務負担を削減できます。
適切な契約書管理体制を構築できる
Hubbleでは、締結した契約書をアップロードするだけで、AIが契約内容を読み取って網羅的な管理台帳を自動で作成します。項目は「契約相手方名」や「自動更新の有無」をはじめ、フルカスタマイズできるため、自社の運用方法に合わせた管理台帳の作成が可能です。
手入力によるミスや抜け・漏れの発生を防ぎ、正確な契約書管理を実現できるでしょう。また、他ツールとの連携にも対応しているHubbleは、契約業務を一気通貫で効率化しながら、スムーズに導入できる点も魅力です。
IPO前や事業規模の拡大などで契約書管理体制の構築が急務となる場合でも、適切な契約書管理体制を構築できます。
メール通知で更新期日を漏れなく把握できる
契約終了日や更新・解約通知期限が近付くと、Hubbleがメールで通知します。直近半年間に期限が迫る契約書を、月に1回の通知によって、更新の漏れや意図しない自動更新を未然に防ぐことが可能です。
通知の内容は、Hubble上のコメント欄に残って情報が一元化されているため、見落としを防げます。案件が膨大で煩雑化しやすい中でも、メールが埋もれてしまうことなく、情報を探す手間を削減しつつ、正確な期限管理ができます。
Hubbleの口コミ・評価
Hubbleを実際に利用している人からは、「リーガルチェックに関する工数削減を実現できた」という声が上がっています。
バージョン管理の自動化やツールの連携、使いやすいUI/UXで契約書業務をスムーズに進められることに加え、社内にもフローを浸透させやすいのは大きなメリットといえます。
また、「過去のナレッジ確認もしやすく、前任者の検討過程や交渉過程が把握しやすい」という声もみられました。契約更新の際には旧版のものと比較できるため、担当者が変わっても契約の状況を把握しやすく、属人化の防止につながっているようです。
Hubbleの料金体系
Hubbleは初期費用0円で始められ、月額基本料金とオプション費用が発生します。全自動のバージョン管理やAI自動入力機能、OCR機能など多くの機能が、基本機能として搭載されています。
SSOやIPアドレス制限、電帳法完全対応などは、オプション機能として追加が必要です。問い合わせから見積りを依頼することで、利用人数や契約業務における課題など、自社に合わせた最適なプランの案内を受けられます。
初期費用 | その他費用 |
---|---|
0円 | 月額基本料金+オプション費用 |
参考:料金
Hubbleの導入の流れ
Hubbleを導入する際は、はじめに問い合わせが必要です。公式HP上の「お問い合わせ」より、必要事項をフォームに記入の上、送信しましょう。次はヒアリングにて、自社の課題や要望を把握した上で、最適な運用方法やプランの提案を受けます。
導入を検討する場合、トライアル期間として無料でHubbleを使い、実際の使用感を確かめられます。利用開始後は、専属のカスタマーサクセスからの運用提案、マニュアル作成・各種設定の補助、全社向けの説明会の実施まで、さまざまなサポートを受けられます。
導入後も、希望や都合に合わせた月1回程度のミーティングなど、継続したサポートのもとで安心して運用することが可能です。
Hubbleを導入する際の注意点
Hubbleを導入する際、注意点が2点あります。1点目は、基本機能であるAI自動入力機能で読み取りできるのは9項目のみであることです。自社で設定して任意の項目も読み取り対象としたい場合には、オプション契約となるため、導入の際に相談する必要があるでしょう。
2点目は、AIのレビュー機能はないものの、AIレビューサービスとの連携は可能であることです。AIレビュー機能を検討している場合、連携するツールも合わせて考える必要があります。
まとめ
Hubbleは、自動のバージョン管理や連携、更新期限の通知などで、煩雑になりがちな契約業務をスムーズに実施できる契約書管理クラウドサービスです。直感的な操作感のUI/UXや英語対応によって、誰でもストレスなく利用できます。
優れた連携機能で情報が一元化されることにより、業務ミス・漏れを未然に防止し、生産性を大幅に向上できる点も魅力です。変更履歴や交渉過程も把握できるため、担当者が変わった際に発生する属人化の解消にもつながります。
契約書管理業務を効率化しながら正確性を高めたい場合や、蓄積されたデータを業務で幅広く活用したい場合には、Hubbleの導入がおすすめです。