FAST SIGNとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- FAST SIGNは、雇用契約・業務委託契約などの書類回収に適性のある電子契約サービス
- 契約書の発行段階ではなく契約締結段階で通数カウントされるため、無駄なく利用できる
- 導入により、契約締結にかかる工数を減らし、従業員はコア業務に集中できるようになる
FAST SIGNは、雇用契約・業務委託契約などの対個人を中心に利用されている電子契約サービスです。契約締結の工数を減らし、業務を効率化させます。本記事では、FAST SIGNの強みである特徴・主な機能・導入のメリットや料金体系を解説します。
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目次
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FAST SIGNとは
FAST SIGNは、雇用契約・業務委託契約などが簡単に行える電子契約システムです。FAST SIGNの導入で、企業の中で頻繁に行われる契約業務のデジタル化ができ、契約締結の工数の削減と業務の効率化が図れます。
契約書の送信はメールやSNSで行い、クラウド上ですべての契約締結業務が完了できます。そのため、派遣・アルバイト・パート職員などの個人に対する雇用契約などで多く利用されています。スマートフォンにも対応しているため、雇われる側の手続きも簡単です。
また、Web面接を行う場合の個人情報取得の同意書回収や、士業における相談前の同意書の回収などにも適した利便性の高いシステムです。
利用イメージ
FAST SIGNの特徴
FAST SIGNは、シンプルで大変使いやすいシステムで多くの企業に導入されています。それ以外にもコスト面における下記の3つの特徴も企業に選ばれる要因です。ここでは3つの特徴について詳しく解説します。
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FAST SIGNの特徴
定額料金で利用できる
FAST SIGNでは、1ヶ月当りの締結可能通数の違いで3つの料金プランがあり、それぞれのプランの通数以内であれば、定額料金で利用ができるため安心して利用できます。最も安価なプランでも1月当たり100通、1年当たり1,200通の締結が可能です。
月額プランの場合の契約期間は、初期契約では6ヶ月ですが、それ以降は1ヶ月更新となるため、あらかじめ上限を越える月が分かっていれば、上位のプランに変更しておくことも可能です。自社の締結数に合ったプランの選択をしましょう。
通数カウントは契約締結後
電子契約サービスの中には、契約締結が完了したかどうかに関わらず、契約書を送付した時点でサービス利用があったと判断され、通数にカウントされる場合もあります。しかし、
FAST SIGNでは、サービス利用のカウントがされるのは契約締結後です。
したがって、契約書を送付しても契約締結に至らなければ、サービス利用にカウントされません。働き手不足が深刻化している現代では、契約書を送付しても相手方が締結してくれないことも想定されるため、非常に便利なシステムと言えます。
アカウント発行数は無制限
FAST SIGNは、どのプランを利用してもアカウント発行は無制限にできます。そのため、採用や契約書類などの担当者が複数いる企業におすすめであり、担当者それぞれがFAST SIGNへ同時にログインすることで業務の遂行を効率的に行えます。
また、契約に関わる担当者だけなく、契約書類などを管理する担当者にもアカウントの付与が可能です。
FAST SIGNの主な機能
FAST SIGNは、契約の締結や更新・契約書の管理を効率的に行うための多くの機能が搭載されています。ここでは、それらの機能の中から、契約の締結や更新に便利な下記の4つの機能について解説します。
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FAST SIGNの主な機能
署名欄・押印欄のみのテンプレート
FAST SIGNは、事前に署名欄と押印欄のみを設置した書類テンプレートを作成しておき、そのテンプレートに書類の中身を貼り付けるだけで、書類の送付ができます。そのため、基幹システムなどに保管されている書類をそのまま利用することが可能です。
テンプレートの署名欄や押印欄、テキスト入力欄は、自由に配置できます。テンプレートをコピーして利用することで、設置済みのフォームと同じものを複数作成でき、書類作成の大幅な効率化が図れます。
契約更新機能
契約更新機能は、更新タイミングが近付いている契約をアラートで知らせてくれる機能で、契約更新漏れを防ぐことができます。更新が必要な相手には、前回と同じフォーマットの書類を簡単にコピーや編集をして再送信することが可能です。
パート・アルバイト・派遣スタッフなどを大量に抱える企業では、数ヶ月から1年ごとに大量の契約更新が必要です。このような何百人という大量の契約更新を行いたい場合は、CSV一括送信オプションを利用することで、短時間で多くの契約締結が完了できます。
SMSで通知可能
電子契約サービスで書類を送付する場合、Eメールでの送信がよく用いられます。しかし、Eメールの着信をスマホで受けると、迷惑メールフォルダに入ってしまったり、キャリアのメールフィルタによってメールが届かなかったりするケースがあります。
また、個人を対象とした契約の場合、電話番号しか把握していないこともよく多いです。そこでFAST SIGNでは、SMSを利用した書類送付ができるようになっています。SMSなら電話番号だけで利用でき、Eメールよりも圧倒的に到達率が高いです。
Web面接システムと連携
FAST SIGNは、Web面接システムの「SOKUMEN(ソクメン)」との連携が可能です。SOKUMENは、FAST SIGNのベンダーである株式会社マルジュが提供するシステムで、FAST SIGNとの相性は抜群です。
働き手不足が問題となっている現代では、できる限り多くの人と面接することが重要です。そこで、Web面接システムのSOKUMENを利用すれば、企業側の採用コストの削減ができるとともに、応募者側も気軽に面接が受けられます。
SOKUMENを応募者が利用する際には、アプリのダウンロードなどは不要で応募者の負担もありません。電子契約ツールのFAST SIGNとWeb面接ツールSOKUMENを連携することで、面接から雇用契約までWeb上でスムーズに行えるようになります。
FAST SIGNを導入するメリット
特に、採用業務の多い企業へのFAST SIGN導入は、大きなメリットがあります。ここでは、下記の3点のメリットについて詳しく解説します。
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FAST SIGNを導入するメリット
契約締結がスピーディーになる
FAST SIGNを導入するメリットの1つ目は、契約締結までの時間が短縮できることです。従来の紙媒体の書類でのやり取りは、時間とコストがかかります。しかし、FAST SIGNでは、すべて電子データでのやり取りで書類が瞬時に届き、コストもかかりません。
本人確認書類の提出が必要な場合もスマートフォンのカメラで書類を撮影し、そのままアップロードすることが可能です。また、ファイル添付オプションを利用すれば、書類同意と同時に本人確認書類の写真やデータファイルを添付することが可能になります。
応募者から送信されたデータは、そのままFAST SIGN上で管理できるため、手間もかからず書類紛失の防止にもなります。契約業務に入ってから締結まで2~3日程度で完了できる場合も多く、紙媒体で行っていた工数に比べて半分程度の工数に抑えられます。
書類の検索性が向上する
FAST SIGNを導入するメリットの2つ目は、必要な書類がすぐに見つけられることです。紙媒体の書類の多くは、ファイリングして管理します。その中から特定の人物の契約書や本人確認書類を探したい場合には、いくら整理されていても手間と時間がかかります。
その点FAST SIGNでは、すべての書類が電子化されているため、検索すれば瞬時に目的の書類を探し出すことができ、効率の良い業務が進められます。
コア業務に集中できるようになる
FAST SIGNを導入するメリットの3つ目は、FAST SIGNによる効率化によって生まれた時間を、より生産性の高いコア業務に使えるようになることです。また、働き手不足が現実化している現在では、従業員の減少への対応に当てることもできます。
中には、従来1人当たり3時間かかっていた契約締結業務が、1時間でできるようになったという導入事例もあります。これは、契約締結業務が50件あれば、100時間の余裕ができるということであるため、コア業務に当てれば企業の生産性の向上につなげられます。
FAST SIGNの料金体系
FAST SIGNには、契約締結件数によってライトプラン・ベーシックプラン・プレミアムプランの3種類のプランがあります。どのプランでも初期費用は無料で、アカウント数の制限はありません。
月毎の契約締結件数の上限は、ライトプランは100件、ベーシックプランは500件です。月額プランのほかに年間プランの設定もあります。月額プランに必要な費用は、下記のようになっています。
別料金で、タイムスタンプオプション・ファイル添付オプション・CSV一括送信オプション・書類インポートオプションの利用も可能です。
ライトプラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
月額費用10,000円 (税込11,000円) | 月額費用20,000円 (税込22,000円) | 月額費用応相談 |
FAST SIGNの導入の流れ
FAST SIGNには、無料プランが用意されています。FAST SIGNの導入を検討する場合は、無料プランを利用して、操作性や自社の契約締結業務との適合性をチェックするのがおすすめです。
ただし、無料プランは、契約書発行が月10通まで・担当者アカウントは1人分・書類テンプレートの作成は1つの制限があります。また、SMSテンプレートの利用とベンダーのサポートの利用はできません。制限は多いですが、さまざまな機能の確認が可能です。
FAST SIGNを導入する際の注意点
FAST SIGNの料金体系はどのプランも定額制ですが、各プランの契約締結数の上限を超えて利用した場合は、1通あたり200円(税込220円)の料金がかかります。
また、有料プランは契約締結数で上限が制限されていますが、無料プランは契約書の発行での制限になっています。したがって無料プランでは、契約書を送付すると1件の利用とカウントされるので注意しましょう。
まとめ
FAST SIGNは、雇用契約・業務委託契約などが簡単に行える電子契約システムで、アルバイト・パート・派遣スタッフなどの対個人を中心とした雇用契約に多く利用されています。導入により、契約締結業務の工数を大幅に削減でき、業務の効率化が図れます。
料金体系は定額制で、契約締結数で複数プランが用意されています。契約書の送信数でなく契約締結数でプランを選べるので、運用に無駄が出ません。契約締結業務の効率化で生まれた時間をコア業務に集中させれば、企業の生産性の向上にもつながります。
参考:FAST SIGN
製品詳細
運営会社情報
社名 | 株式会社 マルジュ |
住所 | 〒171-0044 東京都豊島区千早1-15-17 第一上州ビル4F |
設立 | 1999年11月17日 |
代表者名 | 深尾 英義 |
事業内容 | 各種パッケージ商品企画・開発・販売・保守 ホームページ制作、Webサービスの企画・運営 Webモバイル・アプリケーションの受託開発 |
資本金 | 1,000万円 |
参考:会社概要
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