弥生給与 Next

弥生給与 Nextは、給与計算から年末調整まで初心者でも簡単にできるクラウドサービスです。初期費用なしで導入でき、1年間は無料で利用可能です。本記事では、弥生給与 Nextの強みである特徴・主な機能・導入のメリットや、口コミによる評価、料金体系を解説します。

目次

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1. 弥生給与 Nextとは
2. 弥生給与 Nextの特徴
3. 弥生給与 Nextの主な機能
4. 弥生給与 Nextを導入するメリット
5. 弥生給与 Nextの口コミ・評価
6. 弥生給与 Nextの料金体系　
7. 弥生給与 Nextの導入の流れ
8. 弥生給与 Nextを導入する際の注意点
9. まとめ

弥生給与 Nextとは

弥生給与 Nextは、毎月の給与計算から年末調整まで自社で簡単に行えるクラウドサービスです。法令改正にも自動で対応するため、定額減税や保険料率の変更時にも、担当者による対応の負担を最小限に抑えながら、正確な給与支給を実現できます。

初期費用なしで導入でき、初年度無償キャンペーンを利用すれば1年間は無料で利用できるため、最小限のコストで給与計算業務を自動化できます。本記事では、弥生給与 Nextの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。

弥生給与 Nextの特徴

弥生給与 Nextは低コストでありながら、法令改正にも対応した給与業務を誰でも簡単に行える特徴があります。ここでは、弥生給与 Nextの特徴を解説します。

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はじめての給与業務でも安心

弥生給与 Nextは、はじめてで給与業務の知識がない初心者でも、ミスなく業務を行えます。給与計算や年末調整における工程は、「やることリスト」で一覧化され、各タスクの進捗状況も一目で分かるため、初めての人でも次に何をすべきかを理解しやすいです。

また、給与の支給額や年末調整の税額計算は、取得した勤怠情報や、オンライン上で提出された申告書や年間の勤怠データを元に自動で計算されます。

調書類の自動作成や従業員への源泉徴収票のWeb配布にも対応しており、煩雑な年末調整においてもミスが発生しにくいです。給与や税額の計算・調書の作成にかかるリスクや担当者の心理的負担を減らし、初心者でも安心して業務に取り組めるサービスといえます。

初期費用なし・1年間無料

弥生給与 Nextは初期費用がかからず、初年度無償キャンペーンの利用によって、最初の1年間は無料で利用できます。必ずしも次年度の有償契約は必要ないため、コストをかけずに弥生給与 Nextを試験運用したうえで、有償での導入を検討できます。

なお、弥生給与 Nextには3つのプランがありますが、選択プランは1年間の無料お試し後にも変更可能です。1年かけて自社にとって最適な運用方法を見定めたうえで、有償契約を継続できるため、導入効果の最大化にもつなげやすいでしょう。

法令改正に自動で対応

クラウドサービスである弥生給与 Nextは、定額減税の適用や保険料率の改定にも自動で対応します。担当者は、法令改正のたびに料率のアップデートをせずに済み、手動による複雑な計算も削減できるため、毎月の給与計算が楽に行えます。

また、複雑な法定控除の計算を自動化することで、計算間違いといった人的ミスを削減しながら毎月の給与支給を正確に行える点も、弥生給与 Nextの強みです。

弥生給与 Nextの主な機能

弥生給与 Nextには、給与業務を効率化するための機能が豊富に搭載されています。ここでは、弥生給与 Nextの主な機能を解説していきます。

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給与・賞与明細書作成～配付

給与・賞与の明細書は、タスク一覧に沿って進行するだけでかんたんに作成できます。あらかじめ各種料率や所定労働日数・時間を設定しておけば、勤怠情報を元に、健康保険料や残業代を含めて自動で支給額が計算されるため、転記ミス・計算ミスのリスクもありません。

明細書は無制限に発行でき、オンライン上での配布も可能なため、従業員が増加しても作成から配布までが最小限の手間で済みます。作成した明細書は、回数制限無し・無料でPDFでダウンロードすることもでき、用途に合わせた配布形式を実現可能です。

給与・年末調整業務のタスク管理

給与・賞与支給、年末調整、入社・退社手続きなど、基本的な給与業務は、工程ごとにタスク化され、やることリストで一連の流れに沿って整理されます。

やるべきことや、タスクの進行状況を視覚的に把握・管理できるため、初心者でも抜け・漏れといったミスを防ぎながら、正確に業務を行えます。また、各業務の進捗を見える化することで、人員交代時にもスムーズな引継ぎが可能です。

従業員情報の管理・更新

従業員情報の管理・更新では、給与計算・労務にかかわる社内手続きに必要な従業員情報をクラウドで一元管理できます。

具体的には、本人、家族、住所情報といった登録情報の変更は、従業員がクラウド上で自身で申請し、人事担当者は申請内容を確認して承認するだけで済みます。紙の申請変更のようなデータ入力を減らすことで、人事担当者の業務負担を軽減し、転記ミスも防止できます。

また、個人番号（マイナンバー）の登録・削除が必要な従業員は一覧で表示され、漏れのない管理が可能です。アクセス管理機能により、マイナンバーを取り扱うユーザーを制限できるため、外部漏洩などのリスクを減らしながら安全に個人番号を管理できます。

FBデータ出力

弥生給与 Nextでは、事前に登録した事業所の振込元口座と各従業員の振込先口座をもとに、全銀協フォーマットのFBデータをワンクリックで出力可能です。

振込先口座は、各従業員ごとに複数口座を定額/定率で柔軟に設定でき、振込元口座も金融機関のデータベースから選択するだけで簡単に登録できます。

いま使用中のファームバンキングソフトやEBソフトから一括振込できるため、振込におけるミスや手間を削減し、毎月の給与振り込みが楽になります。

賃金台帳や従業員一覧の出力

弥生給与 Nextは、入力された給与データや従業員データを元に、賃金台帳、従業員一覧、年末調整後の源泉徴収票を自動出力する機能が標準搭載されています。

例えば、これまでの給与データから、勤怠・支給・控除額を自動集計して賃金台帳を作成したり、源泉徴収票を出力したりできます。登録している従業員は一覧で出力でき、登録情報のアップデートも一覧から可能です。

個別にデータを確認・集計する手間がかからず、人的ミスを防ぎながら、各種手続きのための資料もすぐに作成できます。

弥生給与 Nextを導入するメリット

弥生給与 Nextの導入によって、給与業務にかかるコストやミスを減らしながら、誰でも短時間で正確に業務を行えます。ここでは、弥生給与 Nextを導入するメリットを解説します。

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給与業務時間を短縮できる

弥生給与 Nextでは、やることリスト上で、給与業務に必要なタスクの内容や順番を視覚的に確認できます。やることリストの項目にチェックを入れながら、順番に消化するだけで給与明細の作成から配布まで完了でき、タスク漏れの心配もありません。

そのため、初心者でも月1回の給与業務をスムーズに完了でき、人員交代時の業務の引継ぎもスムーズです。給与業務にかかる時間を短縮化することで、他のコア業務に取り組む時間が増えて、生産性の向上にもつなげられます。

ペーパーレス化でコストを削減できる

弥生給与 Nextでは、給与・賞与の明細書や源泉徴収の配布に加えて、各控除申告書の回収もオンラインで完結できます。源泉徴収表などの配布は、公開設定によって日時を指定してWeb上で一括配布できるほか、用途に合わせてPDFでのダウンロードも可能です。

紙の明細書・源泉徴収票や各種申告書を廃止することで、配布・回収やソフトへの入力の手間を削減し、紙への印刷代や封筒代、保管にかかるコストも節約できます。

また、Web上で提出された申告書に間違いがあった際は、Web上で修正依頼から修正内容のチェックまで行えるため、紙の申告書を何度もやり取りする手間がかからず、従業員・人事担当者双方の負担が最小限で済みます。

給与計算のミスを軽減できる

弥生給与 Nextを導入すると、各種システムと連携して給与などの自動計算を行うため、人的ミスを軽減できます。例えば、他社勤怠管理システムから月次の勤怠データを取得し、あらかじめ設定した給与計算ルールや法定控除項目に基づいて自動で給与が計算されます。

法定控除項目の設定は任意の項目を選択するだけで設定でき、全国健康保険協会の場合は最新の保険料率が自動適用されるため、手動での料率変更や計算は必要ありません。

給与計算においてミスが起こりやすい工程を自動化することで、業務担当者の負担を軽減しながら、正確な給与支給を実現できます。

弥生給与 Nextの口コミ・評価

弥生給与 Nextの利用者は、「操作が直感的でとてもわかりやすい」と感じています。特に、給与計算や年末調整はやることリストのタスク順に従うだけで完了でき、初心者でもスムーズに作業を進められる点が高く評価されています。

また、「クラウド管理なので自宅で空いた時間にも作業が出来るのがうれしい」と感じる利用者もいます。明細書の作成・配布から、各控除申告書の回収までオンラインで完結できるため、給与業務のためだけの出社は必要ありません。

社外からでもスムーズに給与業務に取り組めることにより、リモートワークにも柔軟に対応可能です。

弥生給与 Nextの料金体系　

弥生給与 Nextの料金体系は3つのプラン別に異なります。セルフプランは初年度料金0円で、次年度以降は年額31,000円+税がかかります。同じくベーシックプランも初年度料金は0円で、次年度以降の年額料金は54,200円+税です。

トータルプランの初年度料金は、半額の年額37,500円+税、次年度以降は年額75,000円+税の支払が必要です。プランによってサポート内容や、Web給与明細・Web年末調整申告の利用人数が違うため、自社の利用規模や用途に合わせたプラン選択が重要です。

	セルフプラン	ベーシックプラン	トータルプラン
初年度料金	0円	0円	半額年額37,500円+税
次年度以降	年額31,000円+税	年額54,200円+税	年額75,000円+税

参考：料金プラン｜弥生給与 Next

弥生給与 Nextの導入の流れ

弥生給与 Nextを導入するには、まず申込手続きとして、弥生IDの登録や申込プランの選択、決済情報の登録を行います。その後、企業情報や従業員登録といった初期設定を行い、勤怠データの入力まで完了すると、明細書作成を開始できます。

プラン別に、スタートアップ動画・チャット・メール・電話によるサポートが利用でき、初めてクラウドサービスを導入する企業でもスムーズな運用開始につなげやすいです。申込から最短当日での利用開始も可能です。

弥生給与 Nextを導入する際の注意点

弥生給与 Nextでは初年度無償キャンペーンを利用できますが、この場合でも決済情報の登録が必要です。契約終了までに停止・解約の手続きをしない限り、自動的に契約が更新されるため、キャンセルやプラン変更は期日までに忘れずに行いましょう。

また、セルフプランでは電話やメールでのサポートは利用できません。専任スタッフによるサポートを希望する場合は、ベーシックプランかトータルプランに加入する必要があります。

まとめ

弥生給与 Nextは、初心者でも給与業務を短時間で正確に行えるクラウドサービスです。やることリストでタスクの順番や進捗を視覚的に把握でき、対応漏れを防ぎながら簡単に明細書の作成から配布までを行えます。

勤怠データや事前設定の法定控除項目を元に、自動で給与計算が行われ、法令改正にも自動で対応するため、定額減税や保険料率の変更時でも、手動での複雑な計算不要で正確な給与支給を実現できます。

導入に際して初期費用はかからず、プランによっては初年度無料で利用できるため、導入効果を十分に確かめたうえで導入を検討可能です。

給与計算における人的ミスや法令対応の作業負担を軽減し、業務の効率化を図るには、誰でも簡単に給与業務を行える弥生給与 Nextがおすすめです。