infoboxとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- infoboxでは、BtoBの営業戦略に最適な営業リストをスピーディに作成することができる
- 企業データだけでなく人物データも充実しているため、リサーチにかかる工数削減が可能
- 独自のリサーチによって、ターゲット企業・キーパーソンへの質の高い提案が実現する
infoboxは、市場リサーチ・企業リスト作成・決裁者アプローチを一気通貫で実現する営業データプラットフォームです。BtoB営業を強力にアシストします。本記事では、infoboxの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
infoboxとは
infoboxとは、市場リサーチ・企業リスト作成・決裁者アプローチを一気通貫で実現する営業データプラットフォームです。市場開拓に必要なデータベース機能やアプローチを支援するアシスト機能などにより、効率的な営業活動につなげることができます。
本記事では、infoboxの特徴や機能、導入するメリットなどについて解説します。業務が多岐にわたる営業活動において、課題を抱える場合にはぜひ参考にしてください。
infoboxの特徴
infoboxには、営業活動における課題を解決しながら、商談化率を向上させる独自の特徴があります。以下では、infoboxの特徴について詳しく説明します。
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営業戦略に最適な営業リストをスピーディに作成
infoboxでは、業種・従業員数などの基本要素に加え、200種類以上の特徴タグを用いて対象の企業を選定します。そのため、BtoBにおける自社の営業戦略に最適な営業リストをスピーディに作成することが可能です。
自社が企業を調査し、リストを作成する手間を大幅に簡略化でき、部署直通電話番号がわかることで、コンタクト率の向上にも期待できるでしょう。さらに、自社のCRMデータを照合した情報の補完も行えるため、顧客の正確な情報管理にもつながります。
キーパーソンを判別して商談化率を向上させる
infoboxを利用することで、提案先企業の役員や部門長を中心とした、豊富な人物情報の中から、キーパーソンを判別して直接アプローチができます。営業の鍵を握るポジションであるキーパーソンに話を通しやすくすることで、商談化率を向上させることが可能です。
BtoBの営業において、相手企業の担当者へのアプローチは上長への許可などで時間がかかり、繰り返しのやり取りは自社の営業担当者にとってストレスにもなります。その点、infoboxを利用することで、効率的な商談へとつなげられるでしょう。
リサーチ情報をターゲット企業への提案に活かせる
infoboxは独自のリサーチから自社と相性の良いサービスを把握できるため、ターゲット企業に対して質の高い提案が実現します。そして、自社の営業担当者がリサーチに工数をかけることなく、確度の高い仮説の立案が可能です。
ターゲット企業に対するピンポイントの提案ができることで、説得力の高さによる商談率の向上が期待できるでしょう。なお、特定の利用サービスデータにおいても、追加リサーチオーダーのオプションが用意されています。
infoboxの主な機能
infoboxには、あらゆる面から営業活動をサポートする機能が搭載されています。ここからは、infoboxの主な機能について解説します。
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infoboxの主な機能
検索機能
検索機能では、人物データ、現在の利用サービスの情報などをもとに、アプローチするべき顧客を簡単に検索できます。つまり、営業担当者がターゲット企業を調査してリスト化する必要がないため、作業工数の大幅な削減が可能です。
初回の提案までのスピードが大幅にアップすることで、効率的な営業活動につなげられるでしょう。また、企業の事情をある程度把握していることにより、商談もスムーズに進みやすくなります。
組織図・部署直通電話
企業データや人物データ、関連情報がinfoboxに収集されているため、ターゲット企業の組織図や部署の直通番号が把握できます。そして、担当者やキーパーソンへの直接的なアプローチを行う際、やり取りによるタイムロスをなくし、商談化率の向上につながります。
また、一度接点を持った休眠顧客の中から、再アプローチ先を見つけ出すことも可能です。タイミングのよいコミュニケーションを実現することで、効果的な営業の機会を逃がすことがありません。
人物一覧・関連情報
ターゲット企業の役員や部門長を中心とした、豊富な人物データや関連情報から、キーパーソンとなる人物を判別します。その後、決裁権を持つ人物に直接アプローチすることで、話がスムーズに進みやすくなるでしょう。
また、むやみにアプローチするのではなく、担当者のSNSアカウントやインタビュー記事などの関連情報を活用します。そのため、ターゲット企業に合わせた質の高い提案ができ、商談化率の向上に期待できるでしょう。
スコアリング機能
スコアリング機能では、アプローチ先企業の優先順位を把握できます。収集したデータをもとにスコアリングされるため、ニーズが高まっている企業にピンポイントでアプローチが可能です。
効率的に営業活動を進められるため、営業担当者の業務負担が削減されるうえに、成約率の向上が期待できるでしょう。
リサーチデータ機能
リサーチデータ機能では、営業活動に活用できる情報を多面的に調査し、確度の高い仮説を立案できます。なぜ・いつ対象の企業にアプローチするべきなのか、理由まで明確になるため、根拠を持った営業活動が可能です。
自社と相性の良いサービスや、競合サービスを導入している企業など、Web上では収集できない情報まで独自の手法でリサーチします。それにより、ターゲット企業に対して質の高い提案が可能です。
営業担当者のリサーチにかかる工数を減らし、提案内容の質を高めることで、営業活動の効率を大幅に向上できるでしょう。
infoboxを導入するメリット
infoboxを導入することで、複雑になりがちな営業活動を効率化し、営業力の強化につなげられる多くのメリットがあります。以下では、infoboxを導入するメリットについて解説します。
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infoboxを導入するメリット
タグと企業リストの作成で営業効率が高まる
ターゲット企業が利用しているサービスとの、相性などを押さえた上で営業活動ができることで、営業効率が高まるメリットがあります。それは、infoboxに備わっている「特徴タグ」の検索とかけ合わせて該当する企業を抽出し、簡単にリストを作成できるためです。
200種類以上の特徴タグを活用することで、膨大な数の企業の中から、自社の営業戦略にマッチした企業をターゲットとして選定できます。選定後は迅速に営業リストが作成され、ピンポイントのアプローチを行うことで、結果的に営業効率の向上につながるでしょう。
代表電話以外への効果的なアプローチが可能
infoboxは独自のリサーチ手法により、企業データだけでなく人物データも充実しています。そのため、部署直通番号や担当者のSNS情報などに対し、代表電話以外の効果的なアプローチができるメリットがあります。
代表電話へのアプローチでは、キーパーソンとなる人物や担当者まで話がつながりにくく、商談までに時間がかかる懸念点がありました。しかし、充実したデータを活用することで、一歩踏み込んだ接点を持つことができ、商談化率の向上に寄与します。
さまざまな切り口の提案で営業力を強化できる
infoboxの検索軸や分析方法の活用により、さまざまな切り口の提案で営業力を強化できるメリットがあります。そして、営業活動がパターン化することがなくなり、ターゲット企業に合わせた柔軟なアプローチが行えます。
通常のアウトバウンドセールスでは質より量が重視されがちですが、infoboxを利用することで、新しい気づきを発見して取り入れやすくなります。つまり、画一的なアプローチを防ぎながら、ターゲット企業が自社に魅力を感じるような営業活動を実現できるでしょう。
テレワークにも対応した顧客目線の営業が行える
infoboxを活用することで、テレワークに対応した顧客目線の営業ができるメリットがあります。近年では、新型感染症の蔓延によってテレワークが普及し、BtoBの営業スタイルにも変化が訪れました。
たとえば、テレワークが普及したことで、オフィスにおける社員の不在が多くなりました。そして、代表電話へのつながりにくさや、担当者から聞かれるテンプレ的なやりとりで、商談化までに必要以上の時間を要することもあります。
その結果、大幅なタイムロスや機会損失につながる可能性が高くなります。しかし、infobox上のデータをもとに、部署直通番号やSNSを活用することにより、顧客目線での営業活動を行えます。よって、ターゲット企業とも良好な関係を築きやすくなるでしょう。
キーパーソンの把握から追加提案につなげられる
infobox内の人物データをもとに、企業の全体像やキーパーソンを把握することで、新規提案につなげたり、他部署に追加提案したりできるメリットがあります。
たとえば、影響力を持つキーパーソンが自社の提案を参考に、他部署にも採り入れることで会社にとって有益であると判断すれば、追加提案として他部署への提案実現にも期待できます。つまり、新規提案から追加提案へと営業の範囲を広めることも可能です。
組織内の関係性の解像度が上がることで、提案先の組織に即したアプローチを実現し、営業活動をさらに効果的なものにできるでしょう。
情報収集にかかる工数削減で全体の生産性が向上
通常の営業活動におけるアポイントメントでは、アポ前の情報収集に多くの手間と時間を要していました。たとえば、ターゲット企業が導入しているサービスやITツールに対する、自社サービスとの相性といった情報収集です。
infoboxは独自のリサーチ手法によって、Web上にない情報収集やSNSアカウントの紐づけを行いながら、スピーディな情報収集が可能です。そのため、情報収集やリサーチにかかる工数を削減でき、社内全体の生産性向上につなげられるメリットがあります。
また、infoboxを活用することで、該当する企業を素早く抽出してリスト化できるため、営業効率を高めつつ作業工数を大幅に削減できます。そして、営業担当者の負担軽減にもつながり、接客などに関する他業務の品質向上にも期待できるでしょう。
infoboxの料金体系
infoboxの料金は、初期費用と固定の月額を支払えばアカウント数は無制限です。そのため、営業担当者が多い企業においても、機能を必要とする全ての社員がinfoboxを利用できます。
なお、初期費用・月額費用どちらも、詳細な金額については問い合わせが必要です。月額固定の費用には、データベース機能・スコアシステム機能が搭載されており、オプションが必要な場合には別途契約する必要があります。
アカウント数 | システム利用料金(月額固定) |
---|---|
利用部署/アカウント無制限 | 初期費用+月額費用 |
参考:プラン・料金
infoboxを導入する際の注意点
infoboxを導入する際には、注意点が2点あります。1点目は、infobox上で確認ができない、特定のサービスの利用状況を知りたい場合は、追加リサーチのオプション契約が必要になる点です。
たとえば、自社と相性が良いとされるITツールを導入している企業をターゲットとして抽出するとします。そのツール情報がinfobox上で用意がないケースについては、追加リサーチとして依頼することになります。(すでに利用状況がinfobox上に存在している場合、追加料金がかかりません。)
その際にはオプション契約が必要であり、通常の月額固定費には含まれていないため、予算の立て方に注意しましょう。導入前には、自社の目的や月額固定で搭載されている機能、オプションで必要な機能をそれぞれ明確にしておくことが大切です。
2点目は、リアルタイムな状況を把握できる動的なデータや通知機能に関しては、機能が十分ではないことが挙げられます。現状や変化を常に把握しながら営業活動を進めたい場合、営業先が多さから都度リマインドが必要な場合には、物足りなさを感じるかもしれません。
自社の導入目的とinfoboxの機能がマッチしていることが重要ですが、今後のアップデートにも期待したい点といえるでしょう。
まとめ
infoboxとは、市場リサーチ・企業リスト作成・決裁者アプローチを一気通貫で実現する営業データプラットフォームです。煩雑になりがちな営業活動にかかる工数を削減することで、営業活動の効率化や営業担当者の負担軽減につながります。
また、独自のリサーチ手法により、企業データや人物データから、決裁者となるキーパーソンの判別・自社のサービスに合った企業の抽出が可能です。そのため、ピンポイントで企業にアプローチができ、商談化率の向上に期待できます。
さらに、効率的な営業活動を実現することによって、自社の業績向上や顧客との良好な関係の構築にもつながるでしょう。現状の営業活動に膨大な時間を要している企業や、全体的な生産性の低下に悩みを抱える企業には、infoboxの導入がおすすめです。