GMO掛け払いとは|特徴や導入するメリットを解説
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- GMO掛け払いでは、新規取引先の与信審査など業務負荷が高い業務を代行する
- GMO掛け払いのリアルタイム与信を導入することで、スピーディーな取引を実現できる
- 豊富なオプションサービスがあり、自社の運用に合わせた最適なカスタマイズが可能
GMO掛け払いとは、業界最低水準の料金設定で企業間取引における与信管理や請求に関する業務をすべて代行し、入金保証※で未回収リスクを回避する掛け払いサービスです。本記事では、GMO掛け払いの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。
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GMO掛け払いとは

GMO掛け払いとは、企業間取引における高負荷な請求業務を代行し、売掛金を保証する未回収リスク保証付き※の掛け払いサービスです。与信管理や請求書発行、入金管理などに加え、リアルタイム与信による即時決済でスピーディーな企業間取引を実現します。
本記事では、GMO掛け払いの特徴や導入するメリット、料金体系などについて解説します。自社請求書払いによる資金繰りの悪化リスクや業務過多といった課題を抱えており、請求業務のアウトソーシングを検討する場合は、ぜひ参考にしてください。
※GMOペイメントサービス株式会社の与信を通過し、正常完了した取引に限る。
GMO掛け払いの特徴

GMO掛け払いはわかりやすい管理画面ですぐに利用を開始でき、豊富なオプションサービスにより、自社の運用に合わせた最適なカスタマイズが可能なサービスです。ここでは、GMO掛け払いの特徴について解説します。
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スピーディーな取引にも大型取引(最大3,000万円)も対応可能
GMO掛け払いは既存のシステムやカートなどとの連携により、原則30万円までの小ロット取引において、買い手企業の決済時に通常2〜3秒で与信審査が完了します。購買意欲の高いうちに決済までスピーディーに完了するため、顧客の取りこぼしリスクを減らせます。
また、事前審査(最大10営業日)により、最大3,000万円の大型取引も利用可能です。
その結果、与信判定まで在庫を取り置きせずに済み、無駄な在庫管理コストの削減が可能です。さらに、リアルタイム与信に加え、取引頻度や金額に併せて与信方法を使い分ければ、事前審査によって買い手企業ごとの保証枠を設定し、高額な大型取引まで対応できます。
業界最低水準の料金設定と徹底したサポート体制
GMO掛け払いはインボイス請求書に対応しており、業界最低水準の料金設定でありながら、取引先ごとに圧着はがき・封書・PDFの請求書を出し分けできます。そのため、さまざまな請求書が混在する企業でも、低コストかつ正確な請求書の発行が可能です。
また、サービスの提案から契約、導入支援、運用後のフォローまで業界特化の営業担当者が徹底したサポートを行い、スムーズな利用開始につなげられます。なお、GMOペイメントゲートウェイ株式会社との共同提案により、あらゆる決済サービスの提案も可能です。
柔軟に対応できる豊富なオプションサービス
GMO掛け払いには定額の取引に最適な「定期請求」や、締日より前に個別で請求書を発行できる「個別請求書発行」など、豊富なオプションサービスが用意されています。それらにより、業界ごとの商習慣や取引先ごとの要望に応じた柔軟な対応が可能です。
例えば、所定日より早い支払いの前倒しをしたり、与信審査が通らなかった取引について代行してもらえたりします。自社だけでなく、取引先を交えた業務の効率化によって企業間取引の円滑化にもつながります。
GMO掛け払いを導入するメリット

GMO掛け払いを導入すると、企業間取引における負荷の軽減や未回収リスクの回避といったメリットを得られます。ここでは、GMO掛け払いを導入するメリットについて解説します。
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GMO掛け払いを導入するメリット
企業間取引の対応にかかる負荷を軽減できる
GMO掛け払いでは、新規取引先の与信審査から既存の取引先への請求書発行、入金管理、督促業務などの高負荷業務を代行してくれるため、企業間取引での業務負荷を軽減できます。
取引先ごとに支払いサイクルが異なる場合でも、毎月の請求業務に多大な時間をかけることなく、心理ストレスを減らしながら業務のアウトソーシングが可能です。
わかりやすい管理画面とAPI連携による楽な運用をはじめ、小口取引から大型取引まで初回登録からスムーズに利用できます。
未回収による資金繰り悪化のリスクを防げる
日本の商習慣で一般的な自社請求書払いは、貸し倒れのリスクが伴います。その点、GMO掛け払いはGMOペイメントサービス株式会社が未回収リスクを負担するため、資金繰りの悪化を懸念せずに済みます。
具体的には、GMO-PSによる与信審査を通過し、正常に完了した取引を対象に、GMOペイメントサービス株式会社が債権の譲渡を受け、売掛金の未回収リスクを負担する仕組みです。
この仕組みにより、未回収での資金繰り悪化のリスクを防げます。さらに、支払いサイクルの長い買い手に対しても、資金繰りの安定化によって販路の拡大を検討し、経営上の課題解消にも役立ちます。
コア業務に集中し新規ビジネスの加速化が可能
GMO掛け払いのリアルタイム与信を導入し、スピーディーな与信と決済の完了を実現させることで、受注機会損失のリスクを回避しながら成約率の向上を図れます。
また、短期間に集中する煩雑な業務のアウトソーシングにより、営業担当者は他のコア業務に集中して業務の効率化が可能です。その結果、新規ビジネスの加速化に向けた新たなマーケティング戦略の立案につなげられます。
GMO掛け払いの口コミ・評価

GMO掛け払いを導入したユーザーからは、「当社のシステムとのリンクで1クリックで金額修正などなく決済が完了できるので、クレジット決済よりも利便性が高い。」と評価されています。
決済処理の簡略化と回収業務の代行などにより、大幅な業務効率化につながっているようです。自社ですでに利用中のシステム・カート等との自動連携も可能なため、運用方法に合わせて柔軟な対応を検討できます。
また、「営業の方のフォローも丁寧であったため、導入もスムーズに行えた」という声も上がっています。GMO掛け払いは導入支援から運用後のサポートまで一気通貫で行っており、初めて掛け払いサービスを導入する企業でも、安心して運用できる点が好評です。
GMO掛け払いの料金体系

GMO掛け払いの利用には、初期費用0円、月額固定費〜14,000円がかかります。また、最低取引件数や最低取引金額はなく、取引1件につき〜3.4%の手数料、ハガキ・封書・PDFでの請求書発行1通ごとに0円〜242円の費用が発生します。
月額固定費に加え、利用した分だけ料金が発生する仕組みのため、最小限のコストでサービス運用が可能です。なお、月額固定費や手数料率は商材及び販売方法などによって異なり、オプションサービスの利用時にも別途手数料が発生します。
具体的な金額を知りたい場合は、個別で見積もりを依頼しましょう。
初期費用 | 0円 |
月額固定費 | ~14,000円 |
手数料率 | ~3.4%(個別相談) |
請求書発行費用 | ハガキ:208円 封書:242円PDF:0円 |
※価格はすべて税抜(手数料は非課税)
参考:業界最低水準の料金設定
GMO掛け払いの導入の流れ

GMO掛け払いの導入では、まず1週間ほどで結果が届く事前審査を受けます。申し込みには必要書類として、「GMO掛け払い利用申込書」「履歴事項全部証明書(発行より3ヶ月以内のもの)」「販売許可証あるいは販売免許証のコピー」を用意します。
申し込み後に加盟店審査が実施され、審査を通過したら自社で決済方法説明画面等の設定作業を行います。ベンダーによる最終チェックが完了したら、サービス開始の案内メールが送付され、本運用開始です。
導入にあたってシステム開発は必要なく、サポートによる導入支援も整っているため、リソース不足の企業でもスムーズな導入・運用が可能です。
GMO掛け払いを導入する際の注意点

GMO掛け払いを導入する際には、注意点が2つあります。1つ目は、加盟店の審査結果に合わせて、取扱い商材や提供されるサービスによっては利用ができません。例えば、金券など換金性の高い商材を取り扱う企業では、サービス利用が不可となっています。
2つ目に、利用可能な取引先は日本国内で事業運営している企業限定です。日本から海外への販売には本サービスを利用できないため、海外取引を中心とした企業には適していません。自社の運営形態を考慮しながらサービスの導入を検討しましょう。
まとめ

GMO掛け払いは、企業取引における与信管理から請求書発行、督促業務などを代行し、売掛金の入金保証※によって未回収リスクを回避できる掛け払いサービスです。業界最低水準の料金設定で取引1件から利用可能なため、最小限のコストで導入・運用できます。
リアルタイム与信によるスピーディーな即時決済で、顧客の取りこぼしを防ぎながら成約率の向上を図れます。さらに、豊富なオプションサービスを利用すれば、取引先ごとに管理が必要な請求書においても、柔軟なカスタマイズで対応が可能です。
短期間に集中する煩雑な業務のアウトソーシングにより、営業担当者は他のコア業務に集中し、業務の効率化と新規取引の拡大につなげられます。資金繰りを安定化させ、リスクを回避しながら生産性を向上させたい企業には、GMO掛け払いの導入がおすすめです。
※GMOペイメントサービス株式会社の与信を通過し、正常完了した取引に限る。