請求QUICK[発行]とは|特徴や利用の流れ、導入するメリットを解説
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- 請求QUICK[発行]は、経理実務のノウハウを詰め込み業務効率化を実現するサービス
- 業務プロセスの短縮と効率化で、担当者への依存や手作業によるミスを防止できる
- ファクタリング機能「入金QUICK」では、発行した請求書を最短2営業日で資金化できる
請求QUICK[発行]は、請求書の作成・発行から、入金・出勤・仕訳までの経理業務を効率化する機能を搭載した、無料で始められるクラウド型請求書発行システムです。本記事では、請求QUICK[発行]の特徴や主な機能、導入するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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請求QUICK[発行]とは
請求QUICKとは、1つのシステムで請求書の発行から入金消込・仕訳、請求書の買取まで行い、経理業務を効率化できるクラウド型請求書発行システムです。月額0円から、経理実務のノウハウを詰め込んだサービスを利用できます。
本記事では、請求QUICKの特徴や導入するメリット、料金体系などについて解説します。請求書の発行に関わる経理業務で課題を抱えている場合は、ぜひ参考にしてください。
請求QUICK[発行]の特徴
請求QUICKには、煩雑になりがちな作業の自動化などにより、業務効率を向上できる特徴があります。ここでは、請求QUICKの特徴について詳しく解説します。
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請求QUICK[発行]の特徴
業務プロセスの短縮と効率化でミスを防止
請求QUICKでは、請求書を作成するだけで取引先と品目も登録できます。手入力の手間が削減されるため、業務プロセスの短縮と効率化が可能です。業務が簡素化されることで、担当者への依存をなくしつつ、手作業によるミスを防止できます。
例えば、請求書における印刷・押印不要のWeb発行や、ワンクリックでの自動入金消込など、Web上で一連の業務が完結するため、手作業を減らして職場の大幅な生産性向上を図れます。
発行した請求書を最短2営業日で資金化
請求QUICKのファクタリング機能「入金QUICK」を活用すれば、業界最安水準の手数料0.5〜3.8%で、発行した請求書を最短2営業日で資金化できます。取引によっては、支払いまで時間がかかる場合や、急な注文で仕入資金の確保が必要になることもあるでしょう。
請求QUICKでは、システム上で申込むだけで、売掛先に発行した請求書をスムーズに資金化できます。売掛先への通知は不要で、申し込みも請求書を選択して申請ボタンを押すだけです。資金繰りで抱えがちな悩みを解消でき、安心して取引を続けられます。
入金情報からスピーディーに自動消込
請求QUICKの入金消込機能「消込QUICK」では、自動取得した入出金明細と請求QUICKで発行した請求書の金額をワンクリックで自動突合できます。
事前に消込条件を設定しておけば、入金情報からスピーディーに自動消込が行え、銀行での記帳や明細表の作成は不要です。金額や振込名義人の情報から、請求QUICKが「請求書」と「入金情報」を自動でマッチングするため、簡単かつ正確な消込業務ができます。
仮に、転記ミスや金額差異が発生すると、社内外で確認にかかる工数が増加してしまい、業務が非効率的になりがちです。請求QUICKの機能で煩雑な作業が自動化されることで、従業員の作業負担を大幅に削減でき、業務の効率化につながります。
請求QUICK[発行]の主な機能
請求QUICKには、請求書発行に関する業務を効率化できる、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、請求QUICKに搭載されている主な機能について解説します。
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請求書作成
請求書作成の機能では、初期設定なしで簡単に請求書を作成できます。ロゴデータと印影の登録・表示、請求書のレイアウト変更、メモ機能、作成予約機能などを活用し、自社独自のカスタマイズで請求書作成が可能です。
メモ機能では、請求書ごとにメモを記載することができ、紙での回覧・承認時に口頭やメールで行っていた連絡をWeb上で簡単に行えます。さらに、作成周期を選択すれば、定型的な請求書の自動作成予約もできるため、請求忘れや漏れが発生する心配がありません。
また、CSVアップロード機能で各種マスタをまとめて作成できます。CSV取り込みが可能なマスタは、「取引先」「内訳」「プロジェクト」「消費税区分」「ユーザー」「所属」「役職」「承認・発行経路」です。この機能の活用で、複数の請求書を一括作成できます。
請求書発行
請求書発行の機能では、請求書のメール送付や請求書送付時のメール文面登録、ワンクリックでの郵送代行、自動発行予約ができます。メールで発行する場合は、PDFファイル付きメールとリンク付きメール、2つの方法から選択可能です。
メールの文面は顧客ごとにカスタムした文面を事前に登録できるため、送付する度に考える必要がなくなります。郵送代行では、発行時に「郵送代行」を選択するだけで印刷・封入・投函まで、すべての作業を代行依頼できます。
また、請求書は任意の時刻に自動で送付されるように予約可能です。送付するためだけに出社する必要がなくなり、リモートワークを導入している企業にも便利です。取引先や自社の勤務形態に合わせて、柔軟な方法・カスタマイズで請求書の発行ができます。
入金確認
入金確認の機能では、インターネットバンキングと自動接続し、回収業務や入金消込をシステム上で完結できます。「消込QUICK」で入金情報をワンクリックで取得し、自動で請求書との照合が行われるため、記帳やインターネットバンキングへのログインは不要です。
未入金の案件は請求QUICK画面で即座に把握し、そのまま「督促」ボタンをクリックすれば督促メールを送れます。督促メールの文書は取引ごとにカスタマイズ可能です。
また、自動で入金消込を行う設定をするだけで、請求書と口座に入金された情報を突き合わせて消込みができます。振込手数料などが差し引かれた場合の消込条件も自由に設定が可能であり、簡単に消込業務を行えます。
仕訳データ出力
仕訳データ出力の機能では、既存の会計ソフトと連携し、仕訳データの出力が可能です。マッピング機能で複数の出力形式を管理し、発行した請求書情報や入金消込情報はそのまま仕訳データにできます。会計ソフトへ直接入力する手間を省き、工数削減につながります。
自社で利用中の会計ソフトへ取り込むための設定をすれば、誰でも簡単にデータ作成が可能です。テンプレートもあらかじめ用意されており、仕訳設定に不安がある方でも簡単に連携設定ができ、属人化しがちな仕訳も統一されます。
電子帳簿保存法対応とインボイス制度対応
請求QUICKは法令改正にも適宜対応しており、電子帳簿保存法とインボイス制度に対応した運用ができます。請求QUICKで作成・送付された書類の控えは、電子帳簿保存法の基準に対応した保存・検索が可能です。
インボイス制度に対しては、請求書への記載項目の追加や適格請求発行事業者の登録、電子帳簿保存法に則ったインボイスのデータ保存を行います。法令税法上、発行側と受領側はどちらもインボイスを7年間保存する義務があるため、請求QUICKで適切に対応できます。
入金QUICK
入金QUICKでは、請求QUICK上で請求書の買取申請をすることで、発行した請求書をスムーズに資金化できます。利用の際は、はじめにWeb申込が必要であり、請求QUICKの画面から必要情報の入力と審査書類の提出を行います。
契約審査・取引先審査が完了したら、利用可能額内での買取申請が可能です。Web申込から取引審査終了までは最大4営業日かかり、申請後は最短2営業日で買取金額から買取手数料を控除した金額が振り込まれます。
申込から最短6営業日、2回目以降は最短2営業日で資金化できます。手数料は業界最安値水準の0.5%〜3.8%で、利用可能額に上限は設定されていません。取引先への債権譲渡通知や支払口座変更の必要もないため、状況に合わせてすぐに利用可能です。
請求QUICK[発行]を導入するメリット
豊富な機能を搭載した請求QUICKを導入すると、業務改善や作業の効率化など、さまざまなメリットを得られます。ここでは、請求QUICKを導入するメリットについて解説します。
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請求QUICK[発行]を導入するメリット
低コストで大幅な業務改善と工数削減を実現
請求QUICKは初期費用0円で導入でき、月50通まで無料で請求書の発行が可能です。低コストでありながら、豊富な機能やスムーズな操作性によって、高いコストパフォーマンスを発揮します。
請求書ごとにバラバラだった書式を統一し、メールで取引先へ自動送付できるなど、大幅な業務改善が可能です。さらに、クレジットカード決済機能を利用すれば、振込における未回収リスクを減らすこともできます。
導入コストがかからず、費用負担を少なく抑えながら、事業規模や成長に合わせた大幅な業務改善と工数削減の実現が可能です。
CSVデータの取り込み・出力で移行・連携がスムーズ
既存のシステムで使用していた顧客情報などがある場合は、CSVデータの取り込みによってスムーズに移行ができ、簡単に請求QUICKへと切り替えられます。
CSVデータの出力が柔軟に行えるため、他の会計ソフトにデータを取り込んだり、メールに添付したりなど、さまざまなCSVデータの取り扱いができる点も便利です。
請求書をメールで送る際には、ダウンロードリンクだけでなく、PDFファイルをそのまま添付する方法も選択できます。CSVデータを効果的に活用可能なため、既存のシステムや顧客データを活かした運用につなげられます。
豊富な機能を使いこなすほど業務効率化が可能
請求QUICKには、請求・経理業務の手間とコストを削減できる豊富な機能が搭載されています。そのため、使いこなすほど業務の効率化が進み、生産性を向上できる点が大きなメリットです。
利用開始から最大3ヶ月は発行枚数などの従量部分も無料で、すべての基本機能を利用できます。無料期間に請求書の発行枚数や入金明細の取得回数を気にせず、機能を存分に活用することで、本格運用に向けたより便利な利用方法を策定可能です。
請求QUICK[発行]の口コミ・評価
請求QUICKを利用した人からは「入金消込にかかっていた時間を大幅にカットできた」という声が上がっています。請求QUICKで自動的に請求書の内訳と銀行口座情報の金額を突き合わせできるため、作業が大きく簡略化され、負担の解消につながっているようです。
また、「テレワークでの請求業務が可能になった」という声もありました。システム上で業務が完結できることでペーパーレス化が実現し、さまざまな働き方に合わせた運用が可能となるでしょう。
請求QUICK[発行]の料金体系
請求QUICKは初期費用と月額が0円で、使用できるユーザーは無制限です。基本料金は請求書の発行通数、請求書自動読取(AI-OCR)、インターネットバンキングの明細取得が上限を超えた場合に、従量で料金が加算されていきます。
従量料金は最大3ヶ月無料です。無料期間に自社が必要とする回数を把握し、本格運用の際にどのくらい料金が発生するかを判断すれば、事前に予算を立てることも可能です。自社の事業に最適な価格で利用できるのが、請求QUICKの大きな特徴といえます。
基本料金 | 従量 |
---|---|
月額0円 | 最大3ヶ月無料 |
ユーザー:無制限 | ユーザー:無料(無制限) |
請求書発行通数[発行]:月50通まで | 1通ごとに:30円 |
請求書自動読取(AI-OCR)[受取]:月50枚まで | 1枚ごとに:50円 |
インターネットバンキングの明細取得:月30回まで ※1口座ごとに1カウント | 30回ごとに:300円 |
+オプション 郵送代行1通ごとに200円
※請求書発行では、1つの請求書で複数枚になる場合は「1通」とカウントします。
※価格はすべて税抜
請求QUICK[発行]の導入の流れ
請求QUICKの導入では、まずサービスの概要を理解するため事前に「Webセミナー概要編」を視聴する必要があります。利用を希望する場合はフォーマットに必要事項を入力して申込みを行い、最大3ヶ月の無料期間でサービスを試してみましょう。
無料期間中は、Webセミナーや経験豊富なスタッフによるサポートを受けながら、運用の準備を整えます。運用の準備が整ったら、継続利用の申込みを行いましょう。
継続利用の申込み後に、本格運用が始まります。本格運用までは、無料期間の利用に応じて1ヶ月〜3ヶ月ほど必要です。運用後も、Webマニュアルや電話・メールといった充実のサポートがあるため、安心して継続できます。
請求QUICK[発行]を導入する際の注意点
請求QUICKを導入する際は、注意点が2点あります。 1点目は、無料期間の「最大3ヶ月間」とは、アカウントが発行された日から、その翌々月末日までを指すことです。
アカウント発行後に機能を利用していない場合でも、無料期間としてカウントされているため、忘れないよう注意が必要です。無料期間を有意義に使うためには、月初めからお試し運用を開始できる状態で申込みを行いましょう。
2点目は、PCからのアクセスが想定されており、スマートフォンでの操作には対応していないことです。オフィス外でも利用はできるものの、移動中に操作が必要な場合は気軽に操作できず手間に感じることもあるでしょう。
利用の際はPCとインターネット環境が必要となるため、出張やオフィス外出勤の従業員が多い場合は運用方法の検討が重要です。
まとめ
請求QUICKとは、初期費用・月額0円で請求書の発行から入金消込・仕訳などの業務を完結できるクラウド型請求書発行システムです。低コストながら、豊富な機能と優れた操作性で、請求書業務を大幅に効率化できます。
請求書のメール送信や、請求額と入金額のワンクリックでの自動突合など、誰でも簡単に操作でき、ミスを防止しやすい点も魅力です。金額の不一致によって確認作業が発生するリスクも下げられるため、従業員の作業負担を削減できます。
そして、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、法改正にかかる労力削減にもつながります。低コストで豊富な機能を活用して請求書業務を効率化したい場合や、法改正への対応で業務改善を必要とする企業には、請求QUICKの導入がおすすめです。