flier businessとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- flier businessは、17つの豊富なカテゴリで3100冊の要約を提供する人材育成サービス
- 移動中などのすき間時間を有効活用して、幅広い知識をインプットできる
- 著者・出版社の意図をしっかりと反映させた要約コンテンツを提供している
flier businessは、ビジネスパーソンが今読むべき本を10分で読了できる要約コンテンツとして提供する、人材育成サービスです。本記事ではflier businessの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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flier businessとは
flier businessは、ビジネスパーソンが今読むべき本を、10分で読了できる要約コンテンツにして提供する人材育成サービスです。3,100冊以上の書籍が登録されていて、ビジネスパーソンに役立つ書籍が必ず見つかります。
企業の中でのflier businessが果たす役割は人材育成です。本からの学びを基になりたい自分をイメージすることで、今の自分となりたい自分との差を理解し、その差を埋めていくことで自分の成長につなげていくツールです。
flier businessは、日本の一流企業を始めとする多くの企業に導入され、累計導入企業は870社を超えており、継続率は99%以上を誇っています。また、「日本の人事部 HRアワードAward 2021人材開発・育成部門最優秀賞」など、多くの受賞歴があるサービスです。
提供するベンダーは、東京に本社を構える株式会社フライヤー(Flier Inc.)で、「ヒラメキ溢れる世界をつくる」ための事業を展開しています。
flier businessの特徴
flier businessは書籍を単に要約しただけのものでなく、現代ビジネスに必要なコンテンツを、正確に要約することが重視されていることが大きな特徴です。ここでは、その特徴について下の3点に絞って具体的に解説します。
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flier businessの特徴
厳選された著書を10分で読了できる要約を提供している
flier businessではビジネスパーソンが今読むべき本を厳選し、1冊を10分で読み切れるように要約してユーザーに提供しています。したがって、通勤時間や移動中などのすき間時間を有効に使って読了できます。
flier businessでは、「読む」以外に「聴く」にも対応しているので、歩きながらやジムで運動しながらの利用も可能です。倍速再生やバックグラウンド再生にも対応しており、研修の事前や事後の課題として利用している企業も多いです。
17つの豊富なカテゴリから幅広い情報に触れられる
flier businessが取り扱う書籍は3,100冊を超えます。書籍のジャンルは幅広く、仕事にすぐに役立つ本や思考力を鍛える本、最新のビジネス書から不朽の名著まで、17つの豊富なカテゴリの中からニーズに合わせて選択できます。
ビジネスを取り巻く急速な外部環境の変化に柔軟に対応するためには、社員のポータブルスキルの醸成が重要です。そのためには、直接仕事に役立つ情報ばかりでなく、幅広い情報を社員がインプットすることが大切です。
著者・出版社の意図を要約にしっかりと反映させている
flier businessが提供する書籍の要約は、著者や出版社の意図がしっかりと反映されたものになっている点にflier businessの価値があります。要約は、出版社の編集者や新聞記者などの経験を持つハイクオリティな専門ライターが行っています。
そして、要約されたものは2名以上の編集経験者などが精読し、より高い品質の要約へとブラッシュアップしていきます。最終的には、出版社や著者の確認・ 許可を取って公開するという綿密なチェック体制が取られています。
flier businessの主な機能
flier businessが企業の中で果たす役割は、従業員の育成です。ここでは、その目的を達成するための代表的な機能4つについて解説します。
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学びメモ機能
flier businessは、単に書籍の要約が読めて便利なツールなだけではありません。学びメモ機能を利用して、要約で得た学びをより深い学びに導くことができます。学びメモ機能は、要約を通じて得た学びや気付きを組織内でシェアすることが可能です。
具体的には、要約から得た学びや気付きを学びメモ機能を使って文章化して、それを組織内でシェアします。その投稿がほかのメンバーの新たな気付きにつながり、学びがより深まると同時に、世代を問わない組織内のコミュニケーションの活性化につながります。
お互いが自分の気付きなどを文章化することは、知識の定着や蓄積に有効な手段です。また、近年不足しがちとも言われているコミュニケーションに必要な価値観や思考を言語化する能力の向上も期待できます。
音声再生機能
flier businessは要約のテキスト表示だけでなく、音声で再生する機能も搭載しています。1~2倍速再生・15秒間隔の早送りや巻戻し・バックグラウンド再生・BGM再生・連続再生などができ、すき間時間に気軽に聞いて学ぶことができます。
音声再生機能の搭載は、flier businessの利用範囲を広げ、車移動中・ジムでの筋トレ中・活字が苦手な方・目の不自由な方なども利用しやすくなります。
プレイリスト機能
プレイリスト機能は、特定のテーマに沿って選んだ書籍の要約リストの閲覧や視聴ができる機能です。担当者が目的に応じたテーマで選んだ書籍の要約をプレイリストに登録して、企業内の読書プログラムとして、社内利用者に配信することもできます。
また、著名人やflier編集部が選書したリスキリングや思考法・D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)などのデフォルトで作成されているプレイリストもあります。また、それらに、アレンジやカスタマイズを加えて独自のプレイリストを作ることも可能です。
管理画面
管理画面では、ユーザー管理・利用状況の確認・おすすめ要約の通知などを行うことができます。ユーザー管理画面では、登録ユーザーの確認・変更・追加など、ユーザーの所属登録やユーザー情報の管理ができます。入退社や異動時のアカウント変更も簡単に行えます。
利用状況の確認画面上では、要約閲覧履歴からいつ・だれが・どの要約を読んでいるかなど、ユーザー一人ひとりの利用状況を確認することができます。また、利用者ランキングや要約ランキングなども簡単に作成でき、おすすめ要約の通知などで利用促進が図れます。
データはCSVで出力可能で、ほかの分析ツールを利用してさらに細かく分析できます。例えば、flier businessの活用推進を図ったり、より効果的なプレイリスト作成に役立てたりすることが可能です。
flier businessを導入するメリット
flier businessを導入することで、従業員が気軽に学びを習慣化できたり、社内のコミュニケーションの活性化に繋がったりします。ここでは、flier businessの導入で、どのような効果が見られるかを中心に導入のメリットを解説します。
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flier businessを導入するメリット
学びのインプットとアウトプットを習慣化できる
多くの企業では、忙しい業務の中で従業員が自ら学ぶ機会が失われている場合が多く見られます。そのような実態は、従業員の成長を阻害していることにも繋がります。この問題を解決するためには、企業が従業員の学びの機会を創出することが重要になります。
そこで、従業員の学びの機会を効率的に創出するflier businessの価値が生まれます。要約からインプットした学びや気付きを学びメモ機能でアウトプットし、それをシェアした人からの違う観点の意見が新たな学びへとつながる、学びのサイクルが生まれます。
この流れが繰り返されることで、従業員は学びの楽しさを感じたり、学びの習慣化へとつながったりします。
社内コミュニケーションの活性化に繋がる
学びメモ機能では、要約を読むことで得られた学びや気付きを組織内でシェアできます。そして、ほかのメンバーの新たな気付きにつながるとともに、メンバーを知る機会にもなります。
要約を通して知るメンバーは、年齢や役職に関係ないため、コミュニケーションの幅が広がります。普段深く関わることの少ない年齢・性別・役割・立場の違う人たちの考えを知ることは自己啓発の発端となり、自然と深い学びにつながります。
企業の中でその環境を提供するのがflier businessで、幅広いコミュニケーションの醸成で人材育成を図ります。
顧客との会話の引き出しを広げられる
従業員に要約を読む習慣が定着してくると、自分の業務に関わる最新の情報を含めて、さまざまな知識が従業員の中に潜在するようになります。その結果として、顧客と会う際の話題の引き出しが広がり、スムーズな対応ができるようになります。
営業などでは、顧客との人間関係が非常に重要なため、要約で得た知識は人間関係づくりに役立ちます。また、あらかじめ顧客の業界における最新の情報を要約で理解しておけば、顧客は業界のことを理解してもらえていることに安心し、商談を進められるようになります。
本を購入する時の判断材料として活用できる
本が好きな従業員でも自分で書籍を購入すると、自分の好きなジャンルや興味のあるジャンルを選ぶことが多いです。そのような従業員の中には、flier businessを自分の読書ジャンルを広げるためのツールとして利用している方も多いです。
flier businessの要約は、書籍の内容が変わってしまったり、要約者の主観が入ってしまったりすることがなく、客観的な要約になっています。そのため、あまり読んだことのないジャンルの本を購入する前に、要約を読んで購入の判断材料とするという活用方法も可能です。
より深い業務理解に繋がる
企業の中で日々の忙しい業務に追われていると、自己を高めるための機会がなくなり、将来的に業務の停滞が見られるようになります。特に変化の激しい業界の業務では、最新の情報を常に得ながら業務を進めることは必須の条件です。
したがって、企業として従業員が自己を高める機会を意図的に提供する必要があり、それを実現するのがflier businessです。
業務で扱う内容で気になったキーワードを検索し、要約を読むことで、自分の業務や顧客の業務の理解を深め、自分の行動を細かく見直すことを可能にしています。
flier businessの口コミ・評価
実際にflier businessを導入している企業や活用している方からの口コミでは、「忙しい日々でも知識の吸収ができる」「時間の捻出が難しい人でも有効活用できる」などの声が多くあり、10分程でどこでも読める要約の便利さが高く評価されています。
また、幅広いジャンルが網羅され、業界理解に役立てられることを評価する声も多く、「市場のトレンドや競合他社の戦略の理解に役立った」「最新のマネージメント手法やビジネス戦略が短時間で学べた」などの声も多くあります。
flier businessの料金体系
flier businessは、法人対象のプランとは別に個人を対象にしたプランもあります。flier businessは、利用促進や導入フォローを行う専門スタッフのサポートが受けられたり、 要約を使った社内読書会の開催などが可能になったりするなど、幅広い活用が可能です。
flier businessの導入には初期費用と月額費用がかかりますが、具体的な金額は問い合わせからの見積もりでの確認が必要です。
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 |
flier businessの導入の流れ
flier businessは、 問い合わせ・ヒアリング・引き渡しの3つのステップで簡単に導入できます。まず、WEBサイトの問い合わせから必要事項を入力して送信すると、3営業日以内にベンダーから連絡が入ります。
連絡後はシステムやプランの説明やヒアリングを行います。その企業にとって最適な活用方法とプランの提案があり、納得できれば申込書の提出に至ります。この時点で、申込書の内容に沿って利用開始日が決定します。
最終ステップは、管理画面の引き渡しです。必要に応じて利用者のメールアドレス一覧を提供して、ベンダーが管理画面の登録作業を行います。登録作業が完了すれば、管理画面が引き渡され、運用開始となります。
flier businessを導入する際の注意点
詳しい料金プランは公表されていません。問い合わせによって、各企業に合わせた最適なサービスの提案を受け、見積もりを取る必要があります。価格・サービス内容・機能・サポート体制などをしっかりと確認して、自社に適合したサービスの導入をしましょう。
また、flier businessの運用開始日の決定は、申し込み書の提出時に行われます。管理画面の登録作業が完了して管理画面の引き渡しが終了すれば、運用開始できます。目安として、申し込み日から最短5営業日ほどで運用を開始できます。
まとめ
flier businessは、ビジネスパーソンが今読むべき本を、10分で読了できる要約コンテンツとして株式会社フライヤーが提供する人材育成サービスです。短時間で読めるので、移動中などのすき間時間を有効活用して、幅広い知識をインプットできます。
flier businessは、著者・出版社の意図をしっかりと反映した要約を提供しています。さらに、学びや気付きをアウトプットしてシェアできることに大きな特徴があり、より深い学びと幅広いコミュニケーションを提供するサービスになっています。