LinkPrint CLOUDとは|主な機能や特徴、料金体系を解説
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- LinkPrint CLOUDは、帳票の発行にも受け取りにも対応したクラウド電子帳票サービス
- 電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応し、帳票業務をまるごと電子化できる
- 導入により、業務効率化・生産性向上・コスト削減などの効果が期待できる
LinkPrint CLOUDは、帳票の発行にも受け取りにも対応したクラウド電子帳票サービスです。帳票情報を一元管理でき、業務を効率化させます。本記事では、LinkPrint CLOUDの強みである特徴・主な機能・導入のメリットや料金体系を解説します。
目次
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LinkPrint CLOUDとは
LinkPrint CLOUDとは、帳票業務をまるごと電子化できるサービスです。請求書の発行だけでなく、受け取りにも対応しているため、業務の効率化を図れます。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しており、各種業務を手早く電子化することが可能です。
また、帳票パッケージ・ソリューション導入20年と豊富な実績があり、多くの企業が取り入れているサービスでもあります。発行も受け取りもクラウド上で一括管理でき、部材コストや郵便料⾦の削減によるコスト削減ができる点も特徴です。
LinkPrint CLOUDの特徴
LinkPrint CLOUDの特徴としては、帳票の発行にも受け取りにも対応している点が挙げられます。また、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しており、帳票情報を一元管理できるのも大きな特徴です。
24時間365日の監視体制など、充実のセキュリティ体制も用意されており、セキュリティ面に不安がある方でも安心して利用できます。ここでは、LinkPrint CLOUDの特徴を4つに分けて詳しく解説します。
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LinkPrint CLOUDの特徴
帳票の発行にも受け取りにも対応
LinkPrint CLOUDは、帳票の発行にも受け取りにも対応したクラウドサービスです。専用URL受け取り・クラウド指定伝票受け取り・LinkPrint CLOUDから受け取り・ファイルをアップロードの4種類から、自社のニーズに適した方法を選んで受け取れます。
また、発行した帳票については、電子送付・印刷送付・郵送代行・FAX送信の4種類から選んで、取引先に送付することが可能です。さまざまな方法に対応しているため、取引先に合わせて、受け取りや送付の方法を変えられます。
電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
LinkPrint CLOUDの特徴として、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応している点が挙げられます。電子帳簿保存法では、電子データを保存する際のルールが定められており、保存要件を守らないと罰則が科せられる可能性もあります。
その点、LinkPrint CLOUDは電子帳簿保存法にしっかりと対応しており、法律に則ったルールで帳簿を保存できます。
また、インボイス制度は適格請求書を発行・保存することで、課税事業者が仕入税額控除を受けられる制度です。LinkPrint CLOUDでは、インボイス制度に対応した帳票が作成できるほか、明細情報をもとに税率毎の税額などを算出することもできます。
帳票情報を一元管理
LinkPrint CLOUDでは、帳票情報をクラウド上で一元管理することが可能です。作成・発行・受け取り・保存した帳票を、すべて一括管理できます。管理している帳票の内容については、常に共有・確認できるため、欲しい情報をすぐに探せるのも特徴です。
欲しい情報を探す際には、豊富な検索機能が活用できます。認定タイムスタンプの付与機能も備えており、電子帳簿保存法への対応も問題ありません。帳票を一括管理することにより、帳票に関する業務の大幅な効率化が図れるでしょう。
充実のセキュリティ体制
LinkPrint CLOUDは、セキュリティ体制も充実しています。IPアドレスやメールによる認証機能では、利用ユーザーごとにログイン時に許可するIPアドレスを設定可能です。また、ログイン時にメール認証をするかどうかも設定できます。
WEBサーバー、データベースサーバーは、24時間365日の監視体制で管理されており、異常が発生した場合は担当者にメールを送信してくれます。システムによる自動復旧や対応も行われるため、安心して使用できるのが特徴です。
そのほか、国内最高レベルの管理体制があるデータセンターでサーバーを管理しており、定期的にバックアップを取ってくれます。SSL暗号化などにも対応しているため、サーバー内に格納されているデータは、すべて暗号化されているため安心です。
LinkPrint CLOUDの主な機能
LinkPrint CLOUDの主な機能としては、発行機能や受取機能などが挙げられます。以下で、それぞれの内容を詳しく解説します。
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発行機能
LinkPrint CLOUDには、帳票データを取り込むだけで請求書が作成できる発行機能が備わっています。主な機能としては、システム連携や帳票レイアウト作成機能、標準フォームなどが挙げられます。
また、電子送付やプリンタ印刷などといった機能も利用可能です。ここでは、発行機能について詳しく解説します。
システム連携
システム連携機能では、自社のCSVデータ項目にあわせた取り込み設定が可能です。すでに作成したPDFファイルを取り込んで送付したり、帳票画面に手動で入力したりできます。現在のデータを活かしながら、帳票発行が行える点が魅力的です。
すべてをイチから作成するのではなく、今までに作成してきたデータを取り込みながら電子化を進められるため、手間が大きく省けます。帳票業務の担当者の負担も軽減でき、業務の効率化にもつながるでしょう。
帳票レイアウト作成機能と標準フォーム
発行機能で請求書などを作成する際には、帳票のレイアウト作成機能が便利です。取引先が使用しているフォーマットなどに合わせて、オリジナルのフォームをイチから作成することができます。そのため、現在の帳票をそのまま電子化できるのがメリットです。
さらに、請求書や見積書などよく使う書類の標準テンプレートも用意されています。標準テンプレートは100種類以上収録されており、状況に合わせて使い分けることが可能です。インボイス対応(適格請求書)フォームも多数用意されています。
電子送付
電子送付機能では、帳票を作成すると取引先に案内メールが送付されます。メールを受け取った取引先は、すぐに帳票をダウンロードでき、スピーディーな受け渡しが可能です。受け取る際には、セキュアな顧客専用ページからダウンロードできます。
プレビューで内容を確認できるほか、取引先が送付した帳票を確認したかどうかまで一目で分かります。まとめて電子送付することもでき、日々たくさんの帳票を作成・送付・管理している担当者の負担を大きく軽減できるでしょう。
プリンタ印刷
プリンタ印刷では、電子化や郵送代行が難しい複写帳票などを印刷可能です。ほかの送付物と同様に一元管理しながら、印刷出力に対応できます。専用ツール「LPC Direct」を使うと、自動印刷も可能です。
また、LinkPrint CLOUDには、そのほかにも郵送代行やFAX送信といった便利な機能が搭載されています。郵送代行では、面倒な書類の印刷・封入・封緘・投函までの作業を代行してくれます。
FAX送信では、システムからFAXを送信することが可能です。面倒な設定などは必要なく、登録した宛先に作成した帳票を手軽に送信できます。このように、LinkPrint CLOUDには帳票の発行に関する便利な機能が多数搭載されています。
受取機能
受取機能では、取引先が発行した帳票を受け取ることが可能です。受取機能の中には、専用URLやクラウド指定伝票、ファイルのアップロードなどといった便利な機能が多数搭載されています。ここでは、受取機能について詳しく見ていきましょう。
専用URL
取引先から帳票を受け取る際は、取引先ごとに設定されたURLを使って安全に受け取れます。ほかの取引先と内容が混同したり、誤って管理したりする心配がないため、セキュリティ面でも安心です。
また、IDやパスワードも設定できるため、安全かつ確実に帳票を受け取れます。確認事項などがある場合には、取引先にコメントを付けた上で連絡することも可能です。
クラウド指定伝票
取引先に帳票を作成してもらう際は、自社が用意した専用のフォーマットに入力してもらうことも可能です。自社が管理しやすいフォーマットで作成してもらえ、項目や配置の指定もできるため、帳票が見にくく困る心配がありません。
クラウド指定伝票では、取引先が入力する帳票を自由に設計できます。細かな項目まで設定できるため、業界や自社独自の様式にも対応可能です。取引先ごとに様式が違うために、困惑することもありません。
ファイルアップロード
受取機能の中には、ファイルアップロードと呼ばれる便利な機能もあります。ファイルアップロードでは、メールや他システムから受け取ったPDFファイルをアップロードし、システム内で受け取った帳票と一緒に保管することができます。
アップロードした帳票にはタイムスタンプが付与されるため、電子帳簿保存法の要件への対応も可能です。さらに「かんたん情報登録」を使うと、取引年月日や取引金額などの管理情報を登録して保存できます。
LinkPrint CLOUDを導入するメリット
LinkPrint CLOUDを導入するメリットとしては、帳票業務の効率化や生産性の向上、コスト削減などが挙げられます。また、クラウド帳票基盤として利用できるのもメリットです。ここでは、LinkPrint CLOUD導入のメリットを解説します。
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LinkPrint CLOUDを導入するメリット
業務効率化・生産性向上
LinkPrint CLOUDを導入すると、業務の効率化や生産性の向上に期待できます。帳票の発行や受取作業を電子化することで、帳票作業にかかる時間や手間を削減可能です。請求書の作成には時間がかかりますが、電子化すれば短時間で作成・管理できます。
帳票データを取り込むだけで請求書が作成できるほか、受け取りも情報登録も簡単に行えるのがメリットです。電子化によって業務が効率化すれば、生産性の向上にも期待できるでしょう。
コスト削減に繋がる
請求書を紙媒体で作成・管理すると、印刷や郵送にコストがかかります。また、作成する際には時間と手間がかかるため、人件費もかかるでしょう。
一方、LinkPrint CLOUDを導入して電子化した場合は、データのやり取りのみで完結するため、郵送費や印刷代はかかりません。また、受け取った請求書などを紙媒体で管理する必要もなくなり、余計なスペースを確保せずに済みます。
このように、帳票業務の電子化はコストを削減できるのが大きな魅力です。年単位で考えると、郵送費や印刷代は意外と高額になるため、サービスの導入によって効率よくコストを削減できるのは、非常に嬉しいメリットといえます。
クラウド帳票基盤としても利用できる
LinkPrint CLOUDは帳票業務を電子化できるだけでなく、クラウド帳票基盤としても利用できるのがメリットです。送付管理を利用しない場合は、各帳票の発行基盤としても利用できます。
例えば、Web APIでシステムと連携して使用したり、手持ちの印刷データを差し込んで印刷したりすることが可能です。また、手書き感覚で帳票画面に入力して印刷もできます。CSV・Excelデータファイルの取り込み、PDF出力や自動印刷も可能です。
LinkPrint CLOUDの料金体系
LinkPrint CLOUDの料金体系は、初期費用無料で年額24,000円からとなっています。年間の帳票発行、受取数による料金設定のため、月々の数量の変動による追加料金はありません。初期費用もかからず、気軽に利用開始できます。
年額費用は、発行・受取管理件数によって料金が変わります。ただし、発行や受取管理を行わないPDFファイル作成のみの場合、利用件数の制限はありません。詳しい費用については、ベンダーに問い合わせましょう。
初期費用 | 年額費用 |
無料 | 240,000円~ |
LinkPrint CLOUDを導入する際の注意点
LinkPrint CLOUDを導入する際の注意点としては、入金管理機能が搭載されていない点が挙げられます。帳票の管理や電子化とともに、入金管理を行いたい場合には、別のシステムやサービスを併用する必要があるでしょう。
また、送付物として登録できるファイル数は5点までと決められているのも注意点の一つです。送付1件あたりの容量は、合計10MB以内までと定められています。一度にたくさんのファイルを登録したいと考えている場合は、十分注意しましょう。
まとめ
LinkPrint CLOUDは、帳票業務の電子化や効率化に便利なサービスです。発行も受け取りも同じサービス内で簡単に行えるほか、クラウド上でデータを一元管理できるため、欲しいデータをすぐに探し出すことができます。
また、クラウド帳票基盤としても利用できる点も大きなメリットです。帳票業務を電子化すれば、印刷代や輸送費の削減にもつながります。さらに、生産性の向上にも期待できたり、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応できたりなど、利点が多いです。
サービスの導入によって、コスト削減や業務の効率化など、多くのメリットが得られます。帳票業務を電子化したい場合は、ぜひ本記事を参考に導入を検討しましょう。