メイシー

メイシとは、ユーザー数無制限で利用可能な名刺管理アプリ・ソフトです。DX時代の名刺管理に必要な機能だけを搭載し、シンプルで使いやすいUI設計となっています。本記事では、メイシーの特徴や主な機能、導入のメリット、料金体系などを解説します。

目次

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1. メイシーとは
2. メイシーの特徴
3. メイシーの主な機能
4. メイシーを導入するメリット
5. メイシーの口コミ・評価
6. メイシーの料金体系
7. メイシーの導入の流れ
8. メイシーを導入する際の注意点
9. まとめ

メイシーとは

メイシーは、DX時代の名刺管理に必要な機能だけを搭載した、シンプルで使いやすい名刺管理アプリ・ソフトです。利用者は紙の名刺を送るだけで、メイシーが代行してデータ化・確認作業を行うため、名刺管理におけるさまざまな手間やミスから解放されます。

本記事では、メイシーの特徴や主な機能、導入するメリットなどを解説します。機械の読み取りミスやベンダーとの面倒なやり取りが積み重なり、煩雑な名刺管理に課題を抱えている場合には、ぜひ参考にしてください。

メイシーの特徴

メイシーには、高い入力精度と迅速なデータ化を実現し、サービスの安全性を重視した万全のセキュリティ対策を講じているなどの特徴があります。ここでは、メイシーの特徴について解説します。

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Wチェックによる高い入力精度と迅速なデータ化

メイシーは、三段階の工程・人の手入力によるデータ化で、高い入力精度のデータを提供しています。具体的には、OCR（文字認識）機能による変換後、専門の入力担当者が1次チェック・修正を行い、その後2次チェック担当者によるWチェックが実施されます。

スキャン作業としてOCRと画像データ化を行い、人の手による修正・追加入力といったデータ化作業、最後に熟練スタッフによる目視チェック作業が入り、全三段階の工程・データ化を経て、正確で高精度かつ迅速なデータ化が可能です。

さらに、利用者は溜まった紙の名刺を送るだけで、面倒なデータ化や確認作業にかかる手間を削減できます。一般的な名刺管理ソフトとは異なり、読み取りミスや再チェックなどに時間と費用が発生するのを抑えられます。

サービスの安全性を重視した万全のセキュリティ対策

メイシーはサービスの安全性を重視し、利用ユーザーのデータを保護するために、万全のセキュリティ対策を講じています。ソフト内に登録された名刺データは、ISMS認証取得のデータセンターに格納され、通信もSSLによって暗号化されています。

また、高度なセキュリティ規格として金融機関等にも導入されている、SAMLによるSSOを追加料金なしで利用でき、高度な安全性を有したフレームワークを使用するなど、データは万全のセキュリティで守られています。

さらに、SNSのような情報共有機能を搭載しておらず、不特定多数の人に対する情報漏洩の危険性が低いです。メイシーの利用により、名刺を持ち歩いたり、ただ端末に名刺データを格納したりするよりも、利便性を高めながら安全に名刺管理が行えます。

ユーザー数無制限で利用可能な業界最安値水準のサービス

名刺管理サービスとして、高い機能性と信頼性を兼ね備えたメイシーは、業界最安値水準の価格で提供されています。導入費用と利用人数に応じたアカウント料金は発生せず、ユーザー数無制限で一定の月額利用料金がかかる設定です。

そのため、営業担当者や管理者が多いほど、お得に利用できます。また、既存のCSVデータは無料でインポートが可能です。

メイシーの主な機能

メイシーは名刺管理・ソフトとして必要な機能だけを搭載し、シンプルな設計で使いやすいです。ここでは、メイシーの主な機能について解説します。

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名刺管理・整理機能

名刺管理・整理機能では、名刺データのグループ分け、詳細表示、検索等が簡単に行えます。名刺管理・整理機能に含まれる機能と概要の一覧は以下のとおりです。

機能	概要
名刺検索	検索バーから、氏名、会社名、役職、住所、メールアドレス、URL、 メモなどでキーワード検索が可能
全員の名刺検索	メイシー利用者の名刺情報から一括で検索が可能
ラベル機能	社長・顧客・取引先など、自由にラベルを付けてソートで一覧表示ができる
名寄せ機能	同一氏名の名刺をリストアップし、1つのデータにまとめる
名刺詳細表示	詳細表示画面から、いつでも名刺データの修正が可能
非表示機能	不要な名刺情報を非表示にする
並び替え機能	会社名・名前のフリガナで表示順を並び替えする

複数ユーザー管理機能

複数ユーザー管理機能では、組織の部署・グループごとにユーザー設定、機能制限等が行えます。複数ユーザー管理機能には、部署設定機能と閲覧制限機能が含まれます。

機能	概要
部署設定機能	ユーザーに部署を設定し、部署ごとの名刺検索が可能
閲覧制限機能	部署やユーザーに閲覧権限を設定できる

名刺情報簡単アクセス機能

名刺情報簡単アクセス機能では、相手会社の所在地・経路・会社HP等に関して、すべてワンクリックで表示が可能です。名刺情報簡単アクセス機能として、以下のような機能が搭載されています。

機能	概要
地図表示	名刺の住所を検索・表示
乗換え／経路	名刺情報から乗換え・経路情報のページを表示
会社HP	名刺情報から会社のHPを表示
株価情報	名刺情報から会社の株価情報を表示
人物検索	名刺の氏名情報を検索・表示
会社検索	名刺の会社名情報を検索・表示

メール送信・リスト作成機能

メール送信・リスト作成機能は、顧客情報をカスタマイズしてメルマガ配信や挨拶状の送付に活かせる機能です。主な機能と概要は以下のとおりです。

機能	概要
Gmail設定機能	個別メールを送る際にGmailが開く
一斉メール送信機能	絞り込んだリストまたは全員に一斉メール送信
テンプレート登録機能	メールのテンプレートを登録
配信解除リンク設定	1クリックで配信解除できる配信解除リンクの差込
配信予約機能	配信予約した日に一斉メールを送信できる
CSVエクスポート機能	絞り込み・ラベル付けした名刺リストをCSVファイルでエクスポート

他サービスとの連携機能

メイシーは、SFAやCRM等の他サービスと連携し、機能の拡張ができます。また、SAML認証を設定することで、SSO認証が可能です。メイシーと連携可能な他サービスには、以下のようなものがあります。

1. Salesforce
2. Zapier
3. 筆まめonline
4. Zoho CRM
5. misoca
6. Synergy!
7. 挨拶状ドットコム
8. ポスコミ

メイシーを導入するメリット

メイシーを導入することで、保有している名刺をフル活用し、取引先との商談をスムーズに進行できるなどのメリットを得られます。ここでは、メイシーを導入するメリットについて解説します。

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専用のスマホアプリで名刺をフル活用できる

メイシーでは、iPhone版・Android版の専用のスマホアプリが提供されており、外出先からでも簡単に名刺情報を確認できます。例えば、メイシーに登録されている名刺情報から住所・経路検索をしたり、訪問前に商談相手の部署や肩書きなどを確認できたりします。

さらに、名刺交換した際には、社外からスマホで名刺を撮影・アップロードすれば、2〜3日後にはデータ化が可能です。ほとんどの機能がオフラインでの利用に対応しているため、飛行機内など電波が届かない場所からでも隙間時間に作業が完了します。

保有している名刺をメイシーに登録しておくだけで、名刺をフル活用して取引先との商談がよりスムーズに進行します。

自社に合った好きな方法で名刺の取り込みが可能

自社ですでに所有しているスキャナーを使った名刺の取り込み、無料のスマホアプリを活用した名刺情報のアップロードに加え、メイシーでは手元にある名刺をまとめて郵送してデータ化してくれるサービスや、出張スキャンといったサービスも提供しています。

特に、大量の名刺をデータ化し、ミスなく楽に一括管理を行いたい場合には、名刺データ化サービス・出張スキャンサービスの利用がおすすめです。また、取り込みたい枚数が少ないケースでは手入力で済ませるなど、自社に合った好きな方法で名刺の取り込みが可能です。

企業のDX化を促進し部門を超えて生産性が向上する

メイシーはUI重視の設計となっており、グループ分けしたユーザーの管理や部門を超えた顧客情報の共有によって、社内の生産性を向上させることができます。さらに、高い精度で入力された名刺データは、営業や顧客管理にも有効活用が可能です。

また、さまざまな他社サービスとのデータ連携が素早く行えるため、企業のDX化を促進して、業務フローの改善にも役立てられます。クラウド上で名刺管理が行え、万全のセキュリティで正確かつ迅速なデータ化ができるメイシーなら、低負担での業務効率化が可能です。

メイシーの口コミ・評価

メイシーを導入したユーザーからは、「費用が安いのが一番のメリット」と評価されています。業界最安値水準のサービスでありながら、名刺管理に必要充分な機能を搭載し、他サービスとの連携も可能であるため、高いコストパフォーマンスが評価を得ているようです。

また、「名刺画像をアップするだけで、24時間いつでも素早くデータ登録をしてもらえる」との声もあります。メイシーでは、スマホアプリから画像をアップロードするだけで、素早くデータ化が完了し、担当者の業務負担を軽減できるのが大きな導入効果といえます。

メイシーの料金体系

メイシーの月額利用料金は1,980円で、ユーザー数に制限がありません。利用者の数に関わらず、統一された月額料金でサービスを利用できます。また、必要に応じてデータ入力料金に1枚あたり26円、スキャン料金には1枚あたり10円が発生します。

月額利用料金は前払いのみとなり、1年分・2年分・3年分の前払いで、それぞれ割引が適用されるため、長期的な利用を検討するほどお得です。なお、既存のCSVデータは、無償でメイシーにインポートできます。

最大名刺登録枚数は、全ユーザー合計で2,500枚です。2,500枚を超える場合は＋月額1,078円で2,500枚ずつ追加できます。データ化する枚数が少なく自社ですべてを行う場合、月額利用料金のみが発生するなど、運用方法に合わせた自由な選択が可能です。

月額利用料金	データ入力料金	スキャン料金
1,980円 / ユーザー数無制限	26円／枚	10円／枚

※価格はすべて税抜き

参考：メイシーの料金

メイシーの導入の流れ

メイシーの導入を検討する際は、まず申し込みを行います。入力したメールアドレス宛に届いた請求書宛先と決済方法、更新期間を確認し、契約したい場合には請求書を入力して提出します。

その後、アカウント＆パスワードが発行され、利用開始の運びとなります。利用開始日の30日後までに、初回請求金額を支払うようにしましょう。

なお、名刺のデータ化だけを試してみたい場合には、「デモサイト利用希望」である旨を相談することで、1ヶ月無料でメイシーのシステムを試すことができます。期間終了後の契約に加え、無料期間のみで解約することもできるため、積極的な活用がおすすめです。

メイシーを導入する際の注意点

メイシーで郵送による名刺のデータ化を希望する場合、1回の返送につき500円の返送費用が発生します。さらに、データ化を依頼する際の郵送費も自己負担です。ただし、枚数に応じた従量課金制ではないため、一度にまとめて依頼するほどお得に利用できます。

また、メイシーは日本語と英語にのみ対応しています。他の言語でのサポートやデータ処理は提供されておらず、外国語の名刺にどちらの言語も表記されている場合、入力では日本語が優先されます。

その他、ユーザー自身で名刺画像をスキャンする際には、メイシーに依頼するよりも正確な読み取りが必要となり、手間が発生する点にも注意しましょう。

まとめ

メイシーは、DX時代の名刺管理に必要な機能だけを搭載し、サービスの安全性を重視した万全のセキュリティ対策を講じている、シンプルで使いやすい名刺管理アプリ・ソフトです。業界一の低価格で提供されており、ユーザー数無制限で利用できます。

メイシーが代行してデータ化・確認作業を行う場合は、全三段階の工程・データ化を経て、正確で高精度かつ迅速なデータ化が可能です。また、自社に合った好きな方法で取り込みが可能なため、コストパフォーマンスを考慮した導入を検討できます。

名刺管理ソフトで最重要ともいえるセキュリティ性を考慮し、クラウド上で使いやすいUIやスマホを活用した効率的な名刺管理を行いたい企業には、メイシーの導入がおすすめです。