learningBOXとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- learningBOXは、専門知識がなくても簡単にeラーニングを作成できるシステム
- 幅広い教材形式・問題形式に対応しているため、幅広いシーンで活用できる
- モバイル端末で利用できるため、すき間時間を有効活用して学習できる
learningBOXは、フリープランもあり、豊富な機能がリーズナブルな価格帯で使える、コストパフォーマンスが高いeラーニングシステムです。本記事ではlearningBOXの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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learningBOXとは
learningBOXは、「learningBOX株式会社」が提供するeラーニングシステムです。教材作成・問題・テスト作成・採点・成績管理など、eラーニングに必要な機能を備えています。
システムに関する専門知識がなくても使えるように設計されており、学習管理のための多様なツールを提供しています。このシステムは、動画・PDF・レポートなどさまざまな教材形式に対応し、穴埋めや並び替えなど多様な問題形式での学習が可能です。
また、10アカウントまでなら無料で利用でき、100アカウントでも年間33,000円と低価格で提供されています。本記事では、learningBOXの特徴・機能・メリットについて解説し、口コミや料金体系なども紹介します。
learningBOXの特徴
learningBOXは、誰でも導入しやすいeラーニングシステムです。専門知識不要かつ低コストで利用でき、さまざまな学習コンテンツを作成できます。ここでは、learningBOXのそれらの特徴について解説します。
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learningBOXの特徴
専門知識がなくても簡単にeラーニングを作成できる
learningBOXは、専門知識がない人でも簡単にeラーニングコンテンツを作成できるように、直感的に操作できる問題作成フォームを提供しています。
このフォームを使用することで、選択肢や穴埋め問題など、さまざまな種類の問題を簡単な手順で作成することが可能です。これにより、教材の開発における技術的な難易度を大きく低減し、初心者でも迅速にeラーニングコンテンツを構築できるようになっています。
低コストかつフリープランもあるため導入しやすい
learningBOXはフリープランを提供しています。また、有料プランも比較的低コストであることから、導入しやすいeラーニングシステムです。教育機関・企業・個人が高い初期投資を心配することなく、eラーニングの導入を検討できる価格設定が特徴的です。
幅広い教材形式・問題形式に対応している
learningBOXは、動画・PDF・PowerPointなどの教材形式や、選択問題・穴埋め問題・記述問題などの多様な問題形式に対応しています。
この幅広い対応性により、ユーザーはさまざまなタイプの学習コンテンツを作成し、提供できます。これにより、教育のニーズに合わせた柔軟な学習方法を実現することができます。
learningBOXの主な機能
learningBOXは、多種多様なコンテンツ管理を始め、細かな設定ができるユーザー管理機能や成績管理機能など、便利な機能を備えています。ここでは、learningBOXの主な機能について解説します。
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コンテンツ管理
learningBOXのコンテンツ管理機能は、学習者のニーズやレベルに合わせて学習コンテンツを簡単に設計・管理できます。
教材形式は、暗記カード・動画・PDF・WEBページ・虫食いノート・添付ファイル・タイピング教材・埋め込み教材・PowerPoint教材など、さまざまです。アンケート・認定証発行・成績表などのコンテンツも提供しています。
WEBクイズやWEBテストの出題形式も豊富で、択一問題・複数選択問題・並び替え問題・〇×問題・組み合わせ問題・記述問題・穴埋め問題などが作成可能です。レポート付き問題や画像選択問題も作成できます。
このように、多様な学習コンテンツの作成・配布により、バラエティに富んだ学習コースのカスタマイズが可能です。細かな条件指定によって、学習すべき順番・出題数・制限時間などを設定することもできます。
直感的な問題作成フォームを使うことで、プログラミング知識が不要で、エクセルやテキストでの作成も可能なため、複数の設問を一括で登録することも可能です。
ユーザー管理
learningBOXのユーザー管理機能では、ユーザーの招待・管理・権限の付与・グループ管理が可能で、これにより効率的なeラーニング環境の運営が実現します。
CSVでの一括登録・有効期限の設定・権限による細分化された管理が特徴です。管理者は、学習者や教育内容を柔軟にコントロールでき、特に大規模なユーザー基盤を持つ組織での利用にもおすすめです。
例えば、ユーザーのグループ管理機能を利用すれば、学習開始時期や習熟度などに応じて学習者をグループに分けて管理することが可能になります。
また、権限の付与では、コンテンツ管理の権限や成績管理の権限などを細かく設定することで、複数人でlearningBOXを管理することもできます。これにより、管理者の負担をチームで分散し、効率的な管理・運営を実現することが可能です。
成績管理
learningBOXの成績管理機能は、自動で学習者の成績を採点・保存できるため、管理者と学習者が成績を確認するのが容易になります。
成績に関する情報として、点数・合否・学習開始日時・所要時間・取得した認定証やバッジの一覧など詳細な内容を確認できるのも特徴的です。成績は、期間・グループ・学習状況などの条件で絞り込んで表示できます。
カルテ機能を用いれば、学習者ごとの得意・不得意分野を分析でき、個別の学習サポートが可能です。
これらの機能は、オンライン授業や研修で学習進捗を詳細に追跡し、学習プランの最適化に役立ちます。例えば、学習進捗の遅れがある学習者に追加の支援を提供したり、集団内での理解度の偏差を特定して教材の改善につなげたりすることができます。
AIアシスト
learningBOXのAIアシスト機能は、AIチャットボット「ChatGPT」と連携した機能であり、教材作成やレポート分析を自動化し、手間と時間を削減します。
例えば、提供された動画やPDFから自動で学習コースやクイズを生成したり、レポートをAIが分析してフィードバックを提供したりできます。これにより、教育者は教材作成や評価の効率化を実現し、より教育内容の質の向上に集中できます。
EC機能
learningBOXのECオプションを契約すれば、教育コンテンツの制作からオンライン販売までを簡単に行うことができます。この機能は・商品登録・受講期間制御・収益配分設定などを設定でき、企業や個人が効率的にeラーニングコースを市場に出すことを支援します。
クレジットカード決済や請求書払いなど各種決済に対応し、購入前のプレビューや受講者のレビュー表示も可能です。個人向けの販売だけでなく、企業単位・グループ単位の販売も可能であり、BtoB向け学習コンテンツの販売にもおすすめできます。
メッセージ
learningBOXのメッセージ機能は、個人・グループへのメッセージ送信が可能です。これにより、管理者や学習者間のコミュニケーションや理解度の確認が容易になります。
例えば、管理者による授業のアナウンス・学習進捗の個別フィードバック・学習者同士での情報共有などに活用できます。リアルタイムでのやり取りを可能にし、教育過程において柔軟かつ迅速なコミュニケーションを促進します。
多言語対応
learningBOXは多言語対応により、多国籍の従業員を持つ企業や異なる国籍の学生がいる教育機関にとっても、使いやすいeラーニングシステムです。
日本語・英語・ベトナム語に対応しているため、異なる言語圏のユーザーが利用しやすく、教材作成やユーザー管理を自身の言語で行うことができます。
learningBOXを導入するメリット
learningBOXは汎用性が高く、システム連携でより利便性を高められるなど、さまざまなメリットがあります。ここでは、learningBOXを導入するメリットを解説します。
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learningBOXを導入するメリット
外部基幹システムとのAPI連携で利便性を高められる
learningBOXは、API連携によって外部の基幹システムとの統合を可能にし、ユーザー管理や成績管理などの情報を一元化できます。
これにより、企業で従業員の研修成績を基幹システムで一元管理したり、外部システムの従業員情報を取り込んで学習者の登録作業を省略したりできます。
また、シングル・サインオンにより、他システムのID・パスワードでlearningBOXにログインできるため、利用者は複数のシステム間でのログイン手続きを簡略化できます。これは、大規模な組織での運用管理の効率化・時間短縮・ユーザーの利便性向上に直結します。
汎用性が高いため幅広い使い方ができる
learningBOXは、さまざまな問題作成・教材作成が簡単にできるため、社員研修・採用試験・学校教育など、多岐にわたるシーンで活用可能です。また、多機能であるため、ビジネスの人材育成から学校での教育まで、幅広いニーズに対応できるのが大きなメリットです。
例えば、採用試験では、AIアシスト機能により記述問題の採点ができ、採点者の負担を大きく軽減できます。また、社員研修や学校教育の場合は、learningBOXによって学習進捗や成績を把握するのが簡単なため、個別の指導やフォローアップに注力しやすくなります。
認定証やメッセージ機能を活用して、イベントの開催を容易にすることもできます。多種多様な学習コンテンツに誰でもアクセスできるようにすることで、社内のナレッジ共有に活用することも可能です。
このように、learningBOXは豊富な機能によって、幅広いシーンに活用することができます。
直感的に操作できるため誰でも使いやすい
learningBOXは、高齢者やパソコンに不慣れなユーザーも含め、誰もが簡単に使えるよう設計されています。
例えば、自治体が実施する検定などでは、パソコンに不慣れな高齢の受検者が多いことから、効率的なWeb検定になかなか移行できない課題がありました。
しかし、learningBOXの画面の見やすさや直感的な操作は、高齢者にとっても使いやすく、WEB検定への移行を実現することができます。
このようにlearningBOXは、直感的に操作できる大きなメリットを持っています。さらに、オンラインでアクセスが可能なことにより、地理的な制約もなく誰でも使いやすいシステムといえます。
クイズ形式やキャラクターで楽しく学習できる
learningBOXは、クイズ形式やキャラクターを用いた楽しい学習アプローチが可能です。このアプローチにより、学習者は飽きずに学習を続けられるようになり、研修コンテンツへの関心と学習効果を高めることができます。
効果的な学習のためには、学習内容を整理するだけではなく、学習者の関心やモチベーションを高めることも大切です。そのためには、学習者が学習コンテンツに対して、「難しそう」「やる気が起きない」と思わせないコンテンツを作る必要があります。
例えば、learningBOXが提供する「QuizGenerator」のライセンスを購入すれば、クイズ画面のデザインは自由にカスタマイズできます。
独自のキャラクターを追加したり、音声の読み上げをしたり、柔軟なカスタマイズによって学習への意識的なハードルを下げることができます。
モバイル対応のためすき間時間を有効活用できる
learningBOXは、スマートフォン・タブレット端末に対応しています。これにより、eラーニングシステムの柔軟性とアクセス性は大幅に向上します。
例えば、スマートフォン・タブレットでの学習対応により、通勤・休憩時間などのすき間時間を利用して学習することが可能になります。忙しい社会人にとっては、学習の機会を増やし、より柔軟にスキルアップを図ることができます。
また、手軽にアクセスできることは、学習者のモチベーション向上・学習習慣の定着に寄与し、結果的に学習効果の向上につながります。学習者は自分の理解度を即座に確認でき、必要に応じてすぐに復習できることもメリットです。
これにより、learningBOXの導入後、資格取得の合格率の向上にも繋がります。learningBOXを導入し、繰り返し学習しやすい環境が整ったことで、学習内容の理解度を深めることが可能になります。
learningBOXの口コミ・評価
learningBOXは、実際に利用したユーザーから「使いやすさ」「コストパフォーマンス」「教材作成の簡単さ」について、多くの高評価を集めています。
使いやすさについては、「ITリテラシーが低くても直感的な操作が可能」という声があります。ユーザーインターフェースが分かりやすく、初見でも迷うことなく操作できる点が評判です。
コストパフォーマンスについては、「高コスパでeラーニングが実現した」という声が目立ちます。10人まで無料で利用でき、有料プランでもコストパフォーマンスが良い点が評判で、予算に限りがある企業や組織にとって大きな魅力です。
教材作成の簡単さについては、「問題の作成がフォームに入力する形でできるので、非常に楽」との声があります。実務寄りの教材作成が容易であり、多様なコンテンツ形式に対応している点が評判を集めています。
これらの口コミから、LearningBOXは、ITスキルや予算を問わず利用を始めやすく、実用的な教育コンテンツを制作できるeラーニングシステムであることが伺えます。
learningBOXの料金体系
LearningBOXの料金体系は、柔軟性の高い従量課金制を採用しており、100アカウントごとの料金設定となっています。これにより、必要なアカウント数に応じて料金を支払うことが可能で、小規模な利用から大規模な利用まで幅広いニーズに対応しています。
また、カスタマイズ・独自ドメイン・QuizGeneratorなどの有料オプションを追加購入することもできます。フリープランも用意されており、10アカウントまでなら無料で利用できます。以下の表に料金体系をまとめます。
プラン名 | フリー | スターター | スターターPlus | スタンダード | スタンダードPlus | プレミアム |
金額(月々払い)/100アカウント | 0円 | 5,500円 | 8,250円 | 11,000円 | 16,500円 | 22,000円 |
金額(年間払い)/100アカウント | 33,000円 | 49,500円 | 99,000円 | 148,500円 | 198,000円 |
※価格はすべて税込み
learningBOXを導入する際の注意点
LearningBOXは、スターター・スターターPlus・スタンダード・スタンダードPlus・プレミアム・フリープランの、異なるニーズに応える6つのプランが用意されています。
各プランは、サーバー容量・1教材あたりのアップロード上限・AIアシストの利用・動画の画質など、機能性が異なります。例えば、動画教材を多用する場合は、高画質対応のスタンダードプラン以上を選ぶ必要があります。
フリープランでは10アカウントまで無料で使用可能ですが、機能が限られています。自社のニーズに合わせて、最適なプランを選択することが肝心です。
また、LearningBOXの契約形態は、100アカウントごとの従量課金制となっており、50人分やスポットでの追加契約はできません。将来の拡張も見越して、慎重に契約数を決定することが重要です。
まとめ
LearningBOXは、あらゆる規模の組織や個人にとって、eラーニング導入の際の魅力的な選択肢です。誰もが簡単に使える直感的な操作性を備えており、幅広い教材形式に対応しているため、多様な学習ニーズに応えることができます。
フリープランの提供により、リスクなくシステムの試用が可能であり、必要に応じて低価格でスケールアップできる料金体系も魅力です。クイズ形式やキャラクターを用いた学習方法は、学習者のモチベーションを高め、より効果的な学習効果に期待できます。
スマートフォンやタブレットにも対応しているため、場所を選ばず、すき間時間を利用した学習が可能です。learningBOXは、急速に変化する教育ニーズに応えるための理想的なeラーニングシステムです。本記事を参考に、導入をぜひご検討ください。