b→dashとは|特長や主な機能・メリットを解説
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- b→dashには、マーケティングに必要な16の機能がAll in Oneで搭載されている
- システムの導入から運用まで、併走型のサポートで確実な運用体制を構築できる
- 初期構築では、自社の課題や要望にマッチした施策/分析をピックアップして実施が可能
b→dashとは、SQLを使わずにノーコードでデータの取込から活用までを行えるデータマーケティングクラウドシステムです。豊富な機能をAll in Oneで搭載し、工数やコストを大幅に削減できます。本記事では、b→dashの特長や主な機能、導入するメリットなどを解説します。
b→dashとは

b→dashとは、データの取込から加工・統合・抽出・活用までをノーコードで実現できる、データマーケティングクラウドシステムです。SQLの知識がないメンバーでも対応できるため、誰でも簡単にデータを活用したマーケティング施策が行えます。
本記事では、b→dashの特長や主な機能、導入するメリットなどについて解説します。データマーケティングを1つのシステムで完結しつつ、併走型のサポートで確実な運用体制を構築し、運用工数や外注費用の削減を実現したい場合には、ぜひ参考にしてください。
b→dashの特長

b→dashには、データマーケティングに必要な機能がAll in Oneで搭載されており、成果創出に向けて確実に運用可能な体制を構築できるなど、独自の特長があります。ここでは、b→dashの特長について解説します。
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データマーケティングに必要な機能がAll in One
b→dashにはweb接客やBIなど、データマーケティングに必要な16種類の機能がAll in Oneで搭載されています。通常、新規/既存顧客の売上を向上させるためには、顧客ごとのアプローチに向けて複数のツールを組み合わせて構築しなければなりません。
しかし、b→dash1つで豊富な機能を網羅しているため、別途他のツール導入にかかる費用や専門技術者の採用が不要です。膨大なコストと運用工数の発生を抑えつつ、データ構築からコンテンツの作成、高精度なアプローチまでが1つのシステムで完結します。
また、データの活用状況に応じて機能を拡張しながら利用でき、さらなるデータマーケティングの強化に向けた柔軟な取り組みにつなげることが可能です。
SQLなく誰でもノーコードでデータ構築が可能
b→dashは、データ連携・データ加工・データ統合をそれぞれ簡単3stepで行うことができ、SQLなく誰でも簡単に取り込んだデータを扱えます。
各ファイルは一覧から選択し、取り込むフォーマットやテンプレート、統合方法、取込ルールを選べば連携/加工/統合完了です。エンジニアの工数を使わず通常業務に専念しながら、誰でもやりたいデータ活用を実現できます。
なお、SQLの操作環境を選択し、HTMLの直接編集によって高度なメールとweb集客コンテンツの作成も可能です。
導入から運用まで併走型のサポートで確実な運用体制を構築
b→dashでは、導入から運用まで併走型の充実したサポートを用意しています。例えば、オンボーディングでの初期導入サポートにより、ベストプラクティスとして30業界別に整備されたMA/web接客/BIの施策分析ナレッジを提供します。
そして、自社のデータを確認し、b→dashのサポート担当が施策分析を実現できるCDP環境をすべて構築するため、初期導入費用内でスムーズな初期構築が可能です。
また、運用における成果改善では2名の専任担当がつき、定例会の実施をはじめ、取り組み内容の共有/振り返り、改善提案、レクチャー、プロジェクト管理、モニタリングなどを通じて、成果創出に向けて確実に運用可能な体制を構築できます。
高いパフォーマンスと強固なセキュリティ
b→dashは、大量のデータ処理を実現するために必要な処理構造で設計されています。具体的には、データ処理を行うサーバーにAWSを採用し、並列処理が可能なことによって安定的な処理を実現しています。
さらに、データ基盤にはSnowflakeを採用しており、膨大なデータも高速な処理が可能です。これらにより、処理の待ち時間を生じさせることなく、マーケティングにおけるPDCAサイクルの高速化につなげられます。
また、セキュリティ認証として、ISMS認証・ISMSクラウドセキュリティ認証・プライバシーマーク認証を取得しており、AWSでもさまざまなセキュリティ対策を実施しているため、セキュリティの厳しい金融機関においても、数多く導入されています。
b→dashの主な機能

b→dashには豊富なテンプレートをはじめ、ノーコードでカスタマイズしやすく、効果的なデータ活用とマーケティング施策につなげられる、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、b→dashの主な機能について解説します。
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b→dashの主な機能
b→dash CDP
b→dash CDP(データパレット)は、SQLを使わずにノーコードでデータ構築が可能な機能です。誰でも簡単にデータ構築ができるため、社内エンジニアや外部ベンダーへの依頼が不要になります。
豊富なテンプレートが用意されており、データの加工/統合作業もGUI操作のみで完結し、マーケターだけで加工タスクの処理からデータファイルの統合まで行えます。
さらに、取込フォーマットや取込ルールを設定し、基幹システムやアプリケーションとの連携により、各システムに保管しているデータをシームレスに取り込みつつ、スムーズなデータ分析と施策を講じることが可能です。
b→dash MA
b→dash MAは、ユーザーの属性や行動に応じて、最適なタイミングでコンテンツを送付できます。メールをはじめ、LINE連携・Push通知・SMS配信を掛け合わせたクロスチャネルでの配信が可能です。
各チャネルはGUIを使ったコンテンツの作成、定型文やデータ、短縮URLなどの要素の差し込みに対応しており、画面操作のみでデザイン性のあるカスタマイズができます。そして、多様なデータから、任意の条件に沿った顧客情報の抽出と施策の実施が可能です。
それぞれの成果は、施策ごとに配信/開封/クリック/CVの成果をレポートで確認でき、データの一元管理が実現します。顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションにより、One to Oneアプローチが可能なため、高い集客効果に期待できます。
b→dash BI
b→dash BIでは、広告・アクセスログ・ビジネスデータを組み合わせて可視化し、課題の要因や顧客の行動履歴をスピーディーに分析できます。定型レポート・カスタムレポート・サマリレポートといった指標が、直感的な画面操作のみで作成可能です。
作成したレポートデータは、b→dashのデータパレットに出力でき、webデータ/アプリログ/配信ログなど、複数のテーブル同士を分析用のデータとして扱いつつ、棒グラフ/円グラフ/折れ線グラフ/複合グラフの4種類にグラフ化し、スピーディーな分析につなげられます。
また、顧客一人ひとりの氏名・年齢・性別などの属性情報、メール開封やサイトアクセスを含めた行動履歴を可視化して、一覧で確認することが可能です。対象期間は絶対期間/相対期間で指定でき、顧客別のメモを残しながらマーケティング施策に役立てられます。
b→dash CX
b→dash CXは、web接客コンテンツの作成、レコメンドデータの作成、フォーム/LP(ランディングページ)の作成ができる機能です。ユーザーごとの属性・行動からターゲットを細かく設定し、自由に顧客情報を抽出して効果的なweb接客につなげられます。
例えば、複数のポップアップを順に表示するマルチコンテンツ、AB分岐によるポップアップの出し分け、ポップアップまたは埋め込んでの表示方法設定など、多様なアルゴリズムを利用して、コンテンツ/メールにおけるユーザー別の最適なレコメンドを作成できます。
さらに、お問い合わせフォーム/予約フォーム/アンケートフォーム、LPといった必要なフォーム・ページを自由に作成できるため、簡単にwebサイトを改善しやすいです。これらの豊富な機能と回答者から得られたデータの活用により、顧客体験の向上を図れます。
b→dash AI
b→dash AIにはAIレコメンドとAIシナリオがあり、生成AIによって自動で精度の高い顧客アプローチを行い、施策実施までの作業工数を大幅に削減しつつ、迅速な成果の最大化を目指すことができます。
AIレコメンドでは、協調フィルタリングやテキスト/画像解析、リアルタイムレコメンドといったアルゴリズムを組み合わせ、AI自動チューニングで成果を基にしたABテストの自動改善を行い、アルゴリズムを自動で入れ替えて最適化の停滞を防ぐことが可能です。
また、AIシナリオではABテストの配信比率を最適化したり、顧客ごとの配信タイミングを自動でチューニングして最適化を図ったりできます。メール・LINE・SMSなど複数のチャネルから、最も効果的なコミュニケーションでメッセージを配信することも可能です。
b→dashを導入するメリット

b→dashは誰でも簡単に操作できることから、属人化の防止や運用工数・外注費用の大幅な削減につながるなど、導入によってさまざまなメリットが得られます。ここでは、b→dashを導入するメリットについて解説します。
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b→dashを導入するメリット
属人化を防いで施策の精度向上を図れる
一般的なデータマーケティングの実施では、データを活用する機能にフォーカスしがちですが、b→dashではSQLを使用せずにデータの加工/統合/抽出ができます。ノーコードかつGUI上で誰でも簡単に操作できるため、経験やスキルを問わず対応が可能です。
専門知識を必要とせず、豊富なテンプレートの活用とGUI操作のみで、データ構築から施策・分析までスムーズにつなげられます。社内エンジニアや外部依頼、特定のマーケターに対する業務の属人化を防ぎつつ、ツールに慣れるまでの時間も削減可能です。
そして、1つのシステムでデータ活用しやすい基盤を構築することにより、長期的なデータマーケティングにおける施策の精度向上を図れます。
運用工数や外注費用を大幅に削減できる
b→dashの導入によって、運用工数の確保やシステム開発を行うためのSIerへの依頼が不要となり、高額な費用が発生しません。データマーケティングに必要な機能がAll in Oneで搭載されており、複数のツール導入やメンテナンスにかかる費用も抑えられます。
社内エンジニアの工数を奪うことなく、非エンジニアが求めるデータ活用が素早く行えるため、予算やリソースが限られている企業でも、効率的な業務の効率化をはじめ、運用工数と外注費用の大幅な削減が可能です。
また、ツール導入後の成果改善を図りたい場合、外部のコンサルタントに依頼すると膨大な外注費用が発生しますが、b→dashは専任担当が個社別に必要なサポートを提供するため、どのような施策/分析を実施すべきか相談しながら、適切な選定が行えます。
課題や要望にマッチした施策/分析を実施できる
b→dash導入時の初期構築では、ベストプラクティスとして抽出した約80個の施策/分析の中から、自社の課題や要望にマッチした施策/分析をピックアップして実施できます。そして、実施した施策や分析を共有しながら、振り返りのサポートを受けられます。
仮に、b→dashの活用において不明点がある場合には、サポートサイトから必要な記事を参照し、素早く不明点を解消することも可能です。なお、カスタマーサクセス担当者からは、データやコンテンツの差込方法、レポートの作成方法などのレクチャーが受けられます。
その他、b→dashはSaaSのみのサポート支援だけでなく、BPaaSを提供しており、b→dashの活用に伴う業務をコンサルティング・アウトソーシングすることも可能です。
自社内のリソースが足らず活用が思うように進まない場合や、より高精度なデジタルマーケティングを実現したい場合に、追加のサポートを依頼できるのも大きなメリットです。
b→dashの口コミ・評価

b→dashを導入したユーザーからは、「数値が可視化されたことで改善すべきポイントを見つけやすくなった」と評価されています。b→dashにデータを取り込み、さまざまなレポートやグラフで数値を可視化することで、改善点が把握しやすくなっているようです。
また、「困ったときにすぐ解決できる体制が整っているのは大きな魅力です」という声も上がっています。b→dashでは専任担当による併走型のサポートを受けられ、迅速かつ丁寧な対応で安心して利用を続けられる点が高く評価されています。
b→dashの料金体系

b→dashの料金体系は、初期費用と月額費用から構成されています。初期費用は50万円で、月額費用は活用するデータ量やアプリケーションに応じて変動します。他社ツールと比較しても、導入時の初期費用から大幅にコストを抑えて導入できるのが魅力です。
アプリケーションは利用したいものに応じて各10万円の月額費用が発生し、1つ目のアプリケーションはパッケージ内での提供です。2つ目以降は、1アプリケーションごとにオプションでの追加となります。
導入までの期間は、約1〜3ヶ月での完了予定となっているため、導入したい時期や利用するアプリケーションなどを担当者と打ち合わせしつつ、自社に最適なシステムの運用を検討しましょう。
初期費用(オンボーディングプログラム導入費用) | 50万円 |
【データ量に応じた費用】
プラン | Start-up | Basic | Enterprise | Professional |
---|---|---|---|---|
月額費用 | 30万円 | 60万円 | 120万円 | 180万円 |
【アプリケーションに応じた費用】
固定料金の場合 | 従量課金の場合 | |
---|---|---|
月額費用 | 各10万円 | 別途見積り |
まとめ

b→dashはSQLの専門知識が不要で、ノーコードでデータ活用やマーケティング施策を実現できる、データマーケティングクラウドシステムです。データの取込・加工・統合・抽出・活用までをすべてGUI上で完結できるため、業務の属人化防止につながります。
さらに、All in Oneで搭載されている豊富な機能の活用により、ユーザーの属性や行動に応じた最適なタイミングでのアプローチ、顧客一人ひとりの行動履歴からスピーディーな分析などを行えます。
また、併走型の充実したサポートを提供しており、導入後のデータ活用が困難な場合にも、丁寧なサポートを受けられて安心です。デジタルマーケティングにおけるリソース不足の課題があり、運用工数やコスト削減を図りたい企業には、b→dashの導入がおすすめです。