WisdomBase

WisdomBaseとは、社内に溜まった知識やナレッジ・ノウハウを、社内外のパートナーに提供することができるオンライン学習管理システムです。本記事では、WisdomBaseの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。

WisdomBaseとは

WisdomBaseとは、自社が保有するノウハウを社内外に共有できる学習管理システムです。自社の業種やコンテンツの内容に合わせて、低コストでオリジナルのeラーニング環境を構築できます。

本記事では、WisdomBaseの特徴や主な機能に加え、導入のメリットや導入時の注意点について、詳しく解説します。

WisdomBaseの特徴

WisdomBaseは豊富な機能を備えており、さまざまなニーズに対応できるという特徴を備えています。また、徹底したサポート体制により、素早い導入が可能であり、直感的に操作できます。ここでは、WisdomBaseの特徴について解説します。

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豊富な機能で幅広いニーズに対応

WisdomBaseの一つ目の特徴は、学習コンテンツの作成・テストの実施・ユーザー管理をはじめとする豊富な機能です。これにより、社内外を対象とした、さまざまな場面に適した学習環境の構築が実現します。

機能が豊富であることに加え、複数の機能の組み合わせも柔軟に行えるため、幅広いニーズに対応可能です。また、データの分析機能なども備わっているため、結果の計測や検証などもスムーズに行えるでしょう。

徹底したサポート体制で素早い導入

WisdomBaseの二つ目の特徴は、専任のカスタマーサクセス担当による徹底したサポートを受けられる点です。自社の導入目的や社内の体制に加え、さまざまな活用シーンを想定した適切な運用設計提案が行われるため、スムーズな導入が実現します。

また、WisdomBaseでは導入時だけでなく、運用開始後も手厚いサポートが行われます。マニュアルやメールによるサポートはもちろん、必要な場合はオンラインミーティングによって、画面を共有しながら問題を解決に導いてくれます。

さらに、自社が利用しているシステムとの連携や、機能のカスタマイズについても相談することができます。導入前から導入中・導入後まで続く徹底的なサポート体制は、WisdomBaseの強みの一つであるといえます。

直感的な操作で理想の学習環境を構築

WisdomBaseの三つ目の特徴は、直感的な操作によって、自社のニーズに合わせた学習環境を構築できるという点です。Webサイト構築やプログラミングに関するスキルが不要なため、誰でも簡単に環境構築を行えるでしょう。

WisdomBaseの主な機能

WisdomBaseは、本格的な試験機能や試験の不正対策機能に加え、決済機能やコンテンツ作成機能などの豊富な機能を備えています。また、グループによる権限管理や認証機能なども備えているため、自社のニーズに合わせた使い方が可能です。

ここでは、WisdomBaseの主な機能について解説します。

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本格的な試験機能

WisdomBaseは、本格的な試験機能を備えています。6千万通りにもおよぶ豊富な設定項目の組み合わせによって、学習内容の理解度を計測するための簡易試験から、数千人規模のオンライン検定まで、さまざまな試験に対応可能です。

また、WisdomBaseの試験機能では、制限時間・試験開始終了条件・禁止行動などの項目を設定できます。これらの機能により、公平かつ適正に試験を実施することができます。

加えて、結果表示・受験前フォーム・通信不能時の挙動といった設定項目も備えているため、試験実施中だけでなく、試験前後の設定も柔軟に変更することができます。これにより、試験結果の集計やレポート表示などをスムーズに行えます。

決済機能

WisdomBaseでは、豊富な決済方法を利用することができます。導入時の審査が不要なため、eラーニングコンテンツを迅速に販売できるでしょう。また、決済情報はすべてベンダー側で安全に管理されるため、面倒な決済会社とのやり取りも不要です。

WisdomBaseでは、主要5ブランドのクレジットカード決済に加え、コンビニ決済・PayPal決済・銀行振込をはじめとする5つの決済方法を利用できます。また、多通貨決済にも対応しているため、海外との取引を検討している企業にもおすすめです。

さらに、WisdomBaseでは期間限定セールの実施や、クーポンの発行などにも対応しています。これにより、顧客の属性に応じた特別価格クーポンの配布が可能になり、顧客満足度の向上が期待できます。

試験の不正対策機能

WisdomBaseには、試験の不正を防止する機能が備わっています。オンライン試験で懸念される替え玉受験やカンニング、問題流出への対策が可能なため、不正対策を重視したい企業に多く選ばれています。

不正対策機能の例としては、ブラウザのタブ移動禁止やコピー&ペーストの禁止などが挙げられます。これらの機能により、試験実施中に他サイトを閲覧したり、問題文をコピーしたりといった不正行為を防止することができます。

また、インカメラ監視やデスクトップ監視などの機能により、不正行為の証拠を取得できます。これにより、不正行為の証拠を保存し、不正を正しく取り締まることができます。また、不正行為の抑止効果も期待できるでしょう。

コンテンツ作成機能

WisdomBaseでは、動画・音声・PDFやテキストなどのさまざまな形式に対応した学習コンテンツを作成できます。これにより、コンテンツの内容やボリュームに応じて、適切な形式でコンテンツを提供することができます。

例えば、最初に対面研修やWebセミナーによる教育を行い、途中からeラーニングによる研修に切り替えることが可能です。また、社内研修資料の一括管理なども行えます。

グループ・権限管理機能

WisdomBaseには、グループごとに公開するコンテンツを割り当てる機能や、権限を管理する機能が備わっています。これにより、ユーザーの属性や受講状態に合わせて、柔軟に権限を設定することができます。

これらの機能により、管理者だけが受講者の進捗状況を閲覧できるよう設定することができます。また、部門ごとに閲覧権限を設定することも可能なため、「試験結果は閲覧できても、売上に関する情報は閲覧させたくない」といったニーズにも対応できます。

柔軟な認証機能

WisdomBaseは柔軟な認証機能を備えており、ユーザーの種類や用途に合わせてログインの方法を設定することができます。また、SAML認証方式によるシングルサインオンに対応しているため、他のアカウント情報との連携が可能です。

この機能により、社内で使用している他のアカウントを使って、WisdomBaseにログインできます。また、既存システムとの認証を連携すれば、ログイン状態を継続したままシステム間を移動できます。

GoogleやLINEなどのソーシャルアカウントによるログインも可能なため、受講者がWisdomBaseを利用する際、面倒な登録の手続きが不要となります。

学習履歴の分析機能

WisdomBaseでは、受講者の学習履歴を分析できます。また、コンテンツの利用頻度の分析や、ユーザーごと・コースごとのデータ分析なども行えるため、今後の戦略策定に役立てることができます。

これらの情報は、管理画面上で確認できるほか、CSVやExcelなどのファイル形式によってデータをエクスポートすることも可能です。また、CRM・SFA・人事データベースとのAPI連携機能も備えています。

これらの機能により、学習履歴をビッグデータとして活用することができます。

WisdomBaseを導入するメリット

WisdomBaseの導入により、オンライン学習システムならではのさまざまな出題形式によって、試験を実施することができます。また、結果表示内容の設定や、作成した動画コンテンツのEC販売なども可能です。

ここでは、WisdomBaseの導入によって得られるメリットを5つ取り上げ、それぞれについて解説します。

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オンラインならではの出題形式を実現

WisdomBaseは、オンラインで実施されるさまざまな試験・検定に対応しています。また、WisdomBaseの機能によって、ランダム出題や問題ごとの時間制限など紙ベースでは実現できない出題形式にも対応することができます。

これにより、採用試験や昇進試験はもちろん、セキュリティ試験・コンプライアンス試験・新人研修といった、さまざまなWeb試験を実施できるというメリットが得られます。

また、このほかにも試験に備えるための学習教材の配信や、ユーザーの学習の進捗管理なども行えます。そのため、社内でのオンライン学習に必要なすべての機能をWisdomBaseだけで完結させることができるでしょう。

結果表示の内容を自由に設定できる

WisdomBaseには、試験終了後に即座に結果を表示するかどうかを設定する機能が備わっています。また、結果表示の内容を自由に設定できます。さらに、試験の結果や合否判定の結果を受験者や管理者にメールで通知する機能も備えています。

これにより、試験の内容や受験者の属性に合わせた柔軟な対応が可能になるというメリットが得られます。また、試験結果を速やかに把握できるため、管理がスムーズになります。

教育・ナレッジ共有にかかるコスト削減

WisdomBaseによってeラーニング環境を構築することで、オンラインによる社員教育が実現します。そのため、一斉研修の開催や紙ベースでの試験実施が不要となります。

これにより、社内教育やナレッジ共有にかかるコストを削減することができるというメリットが得られます。

eラーニング動画の製作を一任できる

WisdomBaseは、eラーニング動画の制作に関する豊富な実績があります。スタジオ撮影・カット編集・テロップ挿入・サムネイル作成をはじめとするさまざまな制作業務を実施しているため、eラーニング動画の制作を一任することも可能です。

これにより、eラーニング動画を自社で制作するスキルがない企業でも、簡単にeラーニングの提供を開始できるというメリットが得られます。

作成した動画コンテンツのEC販売が可能

WisdomBaseは、eラーニング機能に加え、作成した動画などのコンテンツをオンライン講座としてEC販売する機能を備えています。これにより、オンライン講座の販売収益を得られるというメリットが生じます。

また、動画だけでなく、教材と試験をセットにした商品やオンラインセミナーなどを販売できるため、ビジネスの幅が広がるでしょう。

WisdomBaseの口コミ・評価

WisdomBaseの口コミ・評価では、「eラーニングとEC販売機能を持つ数少ないサービスで、安価に利用できる」「オンライン上で、不正なくテストができるようになった」といった声が見受けられました。

また、サポートチームの迅速かつ丁寧なサポートに対しても評価の高い口コミを投稿しているユーザーも多く、「操作方法や不明点を質問しやすい」といった点が高く評価されています。

これらの口コミから、WisdomBaseは豊富な機能により、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に使用できる学習システムであることが伺えます。また、サポートが充実しているため、社内担当者に特別なスキルがなくても、使いやすいシステムであるといえるでしょう。

WisdomBaseの導入の流れ

WisdomBaseを導入する際は、まずベンダー側の担当者によるヒアリングが行われます。WisdomBaseの導入によって解決したい課題や導入の目的を担当者に伝えることで、適切なサービスの提案を受けられるでしょう。

また、予算に関する相談も行えるため、希望予算や必要な機能などを事前にリストアップしておくのがおすすめです。

ヒアリングが完了したら、無料デモ環境が提供されます。実際の製品画面を操作できるため、操作性の良さや自社のニーズに合っているか、自社の課題を解決できるかなどを見極めることができます。

デモ環境の利用を経て、WisdomBaseの導入が決定したら、契約に進みます。導入の際は、カスタマーサクセスチームによる導入支援のサポートを受けられます。また、デモ環境で使用したデータを引き継ぐことも可能なため、スムーズに導入を行えるでしょう。

さらに、システムの環境構築や運用フェーズに合わせたサポートなども行われるため、導入時の社内負荷を最小限に抑えることが可能です。

なお、WisdomBaseの公式サイトでは、オンライン試験に関する役立つ情報をまとめた「お役立ち資料」や、WisdomBaseの製品資料などを無料でダウンロードすることができます。導入を検討する際に役立ててみましょう。

WisdomBaseを導入する際の注意点

WisdomBaseの導入時には、いくつかの注意点があります。まず、サイト全体のデザイン変更には対応していないため、自社のオリジナルデザインによるサイト制作はできません。

ロゴの反映やボタン表記などのカスタマイズは可能ですが、オリジナルのサイトデザインにこだわりたいと考えている企業は、この点を考慮しましょう。

加えて、WisdomBaseでは、求める機能や想定される利用場面などに合わせて、料金が決定されます。そのため、料金体系に関しては個別の問い合わせが必要です。

また、無料の資料ダウンロードを行う際は、問い合わせフォームへの入力が必要です。同業他社が資料をダウンロードすることはできないため、注意しましょう。

まとめ

WisdomBaseは、自社の知識やノウハウを社内外に提供できる学習管理システムです。幅広いニーズに対応できる豊富な機能を備えており、サポート体制が非常に充実しています。

WisdomBaseでは、豊富な設定項目の組み合わせにより、本格的なオンライン試験を実施できます。また、他システムとの連携や試験の不正対策が可能です。加えて、eラーニングの動画制作依頼や、作成した動画コンテンツの販売にも対応しています。

WisdomBaseの導入により、手間やコストを抑えて、動画コンテンツの販売を行うことができます。オンライン試験の実施に力を入れたい企業や、動画コンテンツの販売を検討している企業は、WisdomBaseの導入を検討してみましょう。