マンモスプロジェクトとは|主な機能や特徴・メリット・料金体系を解説
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- マンモスプロジェクトでは、5つの視点で直感的かつ多角的にプロジェクトを把握する
- メンバーの一元管理で閲覧可能な情報をコントロールし、情報漏洩対策も正確に行える
- 各タスクの状況を担当者ごとに把握することができ、リモートワークにも活用できる
マンモスプロジェクトとは、タスクの見える化を追求して状況を多角的に把握し、プロジェクトの全体像をチームに共有することができるプロジェクト管理システムです。本記事では、マンモスプロジェクトの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
目次
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マンモスプロジェクトとは
マンモスプロジェクトは、タスクの見える化を追求し、プロジェクトの全体像を多角的に把握しやすくするプロジェクト管理システムです。このシステムは、チームメンバーがプロジェクトの進捗や課題を効果的に把握できるように設計されています。
タスクやスケジュールの可視化により、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで共有し、効率的なコラボレーションを実現します。マンモスプロジェクトは、チーム全体が協力してプロジェクト目標に向けて進むためのツールとして活用されています。
本記事では、マンモスプロジェクトの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
マンモスプロジェクトの特徴
マンモスプロジェクトは、5つの視点でプロジェクトを多角的に、議事録やフィードバックを正確に把握できるなど、さまざまな特徴があります。以下では、その特徴について詳しく解説します。
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マンモスプロジェクトの特徴
5つの視点でプロジェクトを多角的に把握
マンモスプロジェクトは、5つの視点を活用してプロジェクトのタスクを多角的に把握できる特徴があります。リスト・カンバン・プロジェクトマップ・ガントチャート・カレンダーの5つのビューを利用することで、プロジェクトのタスク状況を直感的に確認できます。
各ビューは異なる視点からプロジェクトを見ることができ、これによって認識の抜け漏れを防ぎ、全体像をより正確に把握することが可能です。
議事録やフィードバックを正確に把握
マンモスプロジェクトの特徴の一つは、議事録やフィードバックをログとして保存し、情報を正確に把握できる点です。
プロジェクト進行中に行われた議論やフィードバックは、通常、チャットやメールで行われることがあり、その情報が後から必要になった際に不確かなままとなることがあります。
しかし、マンモスプロジェクトではこれらのコミュニケーションがログとして残り、後からでも簡単にアクセスして正確な情報を取得できます。添付ファイルの共有や情報の検索も容易に行えるため、プロジェクトの円滑な進行に寄与します。
プロジェクトへの参加・引退を一元管理
マンモスプロジェクトの特徴の一つは、プロジェクトへの参加や引退を一覧画面で簡単に管理できることです。この機能を活用することで、プロジェクトメンバーの一元管理が容易に行えます。
参加や引退の情報が一元管理されているため、プロジェクトへの参加状況や変更が一目で確認できます。
特に法人契約の場合、組織に所属するメンバーがどのプロジェクトに参加しているのかを簡単に確認でき、必要に応じて一括で引退処理を行うこともスムーズに実現できます。
マンモスプロジェクトの主な機能
マンモスプロジェクトには、メンバー管理やSlack連携など、便利な機能を多く備えています。以下では、その機能に注目して詳しく解説します。
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メンバー管理
マンモスプロジェクトのメンバー管理機能は、各プロジェクトの参加メンバーを一元的に管理する機能です。プロジェクトへのメンバーの招待や引退時の削除などが、直感的で簡単に一覧画面から行えます。
この機能を使うことで、プロジェクトメンバーの招待や変更がスムーズに実行でき、プロジェクト参加者の状況をリアルタイムで把握できます。また、情報の閲覧権限を細かく設定できるため、プロジェクト内の情報漏洩を防ぐことが可能です。
必要なメンバーに必要な情報を正確に提供し、それ以外の情報へのアクセスを制限することで、セキュリティ対策も強化されます。
インポート・エクスポート
マンモスプロジェクトのインポート・エクスポート機能は、効率的なデータの管理を可能にします。
タスク情報はCSVファイル形式でのインポートとエクスポートがサポートされており、これによって大量のタスク情報を簡単かつ確実に取り込んだり、外部へ共有したりできます。
さらに、プロジェクトマップやガントチャートなどの視覚的な情報も、画像としてダウンロードして簡単に共有できます。この機能により、プロジェクト全体の進捗や計画を理解しやすく、関係者との円滑なコミュニケーションが可能です。
タスクリスト・通知
マンモスプロジェクトのタスクリスト・通知機能は、効果的なタスク管理と即時の情報共有を可能にします。自分に割り当てられたタスクや関連するタスク、ディスカッションなどの更新情報を一覧で確認することができます。
また、通知機能を活用することで、新しいコメントや変更が発生した場合に直ちに通知を受け取ることができます。さらに、Google Chrome用の機能拡張も提供されており、ウェブブラウザを介して手軽にアクセスできるため、作業効率を向上させます。
タスクリスト・通知機能は、メンバー間の連携と情報共有を促進し、プロジェクトの円滑な進行をサポートします。
Slack連携
マンモスプロジェクトのSlack連携機能は、作業効率を向上させるために設計されています。Slack連携を利用することで、プロジェクトの更新情報を迅速に確認できます。
特定のプロジェクトに関連するタスク、ディスカッション、ノートなどの更新情報は、Slackの指定したチャンネルに自動的に送信されます。
これにより、チームメンバーはSlack上で即座に重要なプロジェクトの進捗や変更に関する通知を受け取ることができます。
GitHub連携
マンモスプロジェクトのGitHub連携機能は、ソフトウェア開発プロジェクトにおいてエンジニアが効果的に作業を進めるために設計されています。この機能を利用することで、ソースコードに関連するタスクをGitHubのIssueと直結させることができます。
エンジニアは作業の進捗や課題に対する解決策をGitHub上で管理し、それがマンモスプロジェクト内の該当タスクとリンクされます。
これにより、プロジェクト全体での進捗や課題の共有が円滑に行え、開発者同士が効果的にコミュニケーションを取ることができます。
セキュリティ
マンモスプロジェクトのセキュリティ機能は、高い水準の保護を提供しています。プロジェクト内の通信は金融機関が採用するような強固な256bit SSLにより暗号化され、情報漏洩のリスクを極力低減しています。
このセキュリティ対策により、プロジェクト参加者のコミュニケーションやデータのやり取りが安全に行われます。また、データは分散化して保持されており、災害時においてもデータの損失を最小限に抑えます。
プライベートクラウド版では、侵入検知システム(IDS/IPS)、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、さらにはマルウェアに対するアンチマルウェア対策など、多層的かつ包括的なセキュリティ対策が可能です。
マンモスプロジェクトを導入するメリット
マンモスプロジェクトを導入することで、プロジェクトマップでタスクを共有できたり、各タスクの状況を担当者ごとに把握できたりなど、さまざまなメリットがあります。ここからは、そのメリットについて詳しく解説します。
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マンモスプロジェクトを導入するメリット
プロジェクトマップでタスクを共有可能
プロジェクトマップを活用することで、マンモスプロジェクトの導入において重要なメリットがあります。プロジェクトマップは、タスクを視覚的に組み立て、プロジェクトの全体像を一目で把握できる機能を提供しています。
特にプロジェクトの初期段階では、未知の領域が広がり、関係者が不安を感じることがあります。しかし、プロジェクトマップを活用することで、先の見通しが明確になり、関係者が安心してタスクに着手できるようになります。
さらに、重要なタスクが見落とされていないかを確認することで、プロジェクトの成功に向けた基盤を築くことができます。
各タスクの状況を担当者ごとに把握できる
カンバンを使用することで、マンモスプロジェクトでは各タスクの進捗状況や担当者ごとの状況を簡単に把握することができます。プロジェクトメンバーがタスクに取り組むとき、各タスクの進捗や誰が担当しているかを明確に把握することが重要です。
カンバンは、タスクが進行するさまざまな段階をボード上に視覚的に表現します。これにより、プロジェクトの進捗状況が一目でわかり、担当者ごとの状況も把握しやすくなります。
プロジェクト管理において、各メンバーの進捗や負担を的確に把握できるため、誤りのない作業やスムーズなプロジェクト進行が期待できます。
リモートによるミーティングでも活用可能
マンモスプロジェクトの導入による大きなメリットの一つは、リモートワーク環境でも効果的に活用できる点です。
リモートで作業しているメンバーがいる場合、オンラインミーティングツール(Zoomなど)を利用してカンバンを映し出すことで、タスクの進捗確認やスケジュールの調整が円滑に行えます。
たとえば、朝会などでリモート参加するメンバーがカンバンを共有しながらディスカッションすることで、プロジェクト全体の進行状況をリアルタイムに把握できます。
リモート環境においてもカンバンを活用することで、遠隔地にいるメンバー同士のコミュニケーションが強化されるため、プロジェクトの進行管理がスムーズに行えるでしょう。
ノートへのまとめでケアレスミスを防げる
マンモスプロジェクトの導入において、ノート機能を活用することでケアレスミスを効果的に防ぐことができます。頻繁に参照する情報やプロジェクト内で検討した要件定義資料などをノートに整理しておくことで、情報の探索作業が効率的になります。
ノートにまとめた情報は簡単にアクセスでき、ファイルのバージョンの取り違えや重要なポイントの見逃しを防ぐことができます。また、wikiのような複雑な書き方を覚える必要もなく、Wordよりも使いやすい編集が可能です。
さまざまな設定・課金の情報確認を行いやすい
マンモスプロジェクトの導入において、アカウント設定のメリットはさまざまな設定や課金情報を簡単に確認できる点にあります。
アカウント設定画面では、通知設定タブを通じてプロジェクト全体の更新情報の受け取り頻度や、自分が担当者として設定されたタスクの更新情報などをカスタマイズできます。
また、課金履歴タブからは課金の履歴や次回の課金予定金額、請求書、領収書の確認が容易です。プロジェクトメンバーは自身の設定やプロジェクトに関連する通知を効果的に管理できるため、課金に関する情報も透明性を持って把握できます。
マンモスプロジェクトの口コミ・評価
ユーザーからの口コミによれば、マンモスプロジェクトは「プロジェクトの形態に合わせた方法で進捗管理ができる」と評価されています。豊富なタスクのビュー形式(全5種類)は、異なるプロジェクト形態に柔軟に対応できる点が好評です。
特に、「業務の担当者が変わった際に引継ぎが非常に便利」との意見があり、マンモスプロジェクトがシームレスな情報共有と引継ぎサポートし、業務の連続性を確保している様子がうかがえます。
柔軟性と使いやすさが特に高く評価され、プロジェクトの管理やチームコラボレーションにおいて効果的に機能していると言えるでしょう。
マンモスプロジェクトの料金体系
マンモスプロジェクトは、個人利用なら無料で利用可能です。オンライン版は通常500円/月(1メンバーあたり)で、オンプレミス版やプライベートクラウド版も提供されています。
オンプレミス版の年間費用は36万円、プライベートクラウド版は60万円で、それぞれ150ライセンスが含まれています。なお、インストールや移行作業については別途見積もりが必要となります。
また、セキュリティチェックシートの対応は無料で提供されています。導入を検討している場合や詳細な料金について知りたい場合は、問い合わせを行うことで見積書や試用期間の要望も可能です。
プラン | 通常オンライン版 | オンプレミス版 | プライベートクラウド版 |
費用 | 500円/月 (1メンバーあたり) | 36万円/年 (150ライセンス込み) | 60万円/年 (150ライセンス込み) |
参考:サービスの料金
マンモスプロジェクトの導入の流れ
マンモスプロジェクトの導入は、ホームページまたはメールにて問い合わせましょう。問い合わせからはじまり、導入の日程を調整し、納品後には検収が行われます。検収完了後に、請求書が送付されます。
導入後は、オンプレミス・プライベートクラウドプランでは年間16時間までの不具合対応が無料で提供され、使い方セミナーやプロジェクトマネジメント講座も受けられます。契約期間終了1ヶ月前には継続確認の連絡があります。
導入の際には資料ダウンロードも行えますので、具体的な流れや情報について確認してみてください。
マンモスプロジェクトを導入する際の注意点
マンモスプロジェクトを導入する際の注意点として、チーム内で複数プロジェクトを進めている場合、メンバーが同じでもプロジェクトオーナーが変わると別途料金が発生します。これに留意することが重要です。
また、法人契約に関しては具体的な条件や料金については問い合わせが必要です。導入前に十分な情報収集と問い合わせを行い、自社のニーズに最適なプランを確認することがスムーズな導入につながります。
まとめ
マンモスプロジェクトは、プロジェクト管理をスムーズかつ効果的に行うために開発されたシステムで、タスクの見える化を追求し、状況を多角的に把握できる特長があります。
プロジェクト全体の進捗やタスクの担当者ごとの状況をプロジェクトマップを通じて共有することで、チーム全体が協力しやすくなり、業務効率が向上します。
プロジェクト管理システムを導入する際には、自社のニーズに合わせて検討を行い、最適なシステムを選択しましょう。