DP Report@とは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- DP Report@は、営業・保守担当など、現場社員の業務支援に特化したサービス
- モバイルデバイス対応のため、外出先から簡単に業務報告や予定作成を行える
- リアルタイムでメンバー同士の位置情報を共有できるため、応援要請などに役立つ
DP Report@は、営業・保守業務の担当者など、一日の間に複数拠点を移動して業務をこなす現場社員の業務支援に特化したサービスです。本記事では、DP Report@の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、料金体系を解説します。
目次
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P Report@とは
DP Report@は、スマートフォンを片手に、営業や保守などの業務に飛び回る現場社員などを積極的に支援するクラウド上で稼働するシステムです。スマ―トフォンやパソコン、タブレット端末などを使用し、現場で簡単に位置情報と共に業務報告ができます。
また、スマートフォンから日時、時間、訪問先、内容などを記入して実績報告ができ、現場の写真を撮影して報告書に添付することも可能です。当日の計画を選択して実績を記入することによって、管理者のPCで予実管理にも利用できます。
さらに、1日で複数個所を廻る業務の場合には、スポットをそれぞれ選択し、効率のよい最適な巡回ルートが作成可能です。本記事では、DP Report@の強みである特徴や主な機能、導入のメリット、料金体系などについて分かりやすく解説します。
DP Report@の特徴
DP Report@には、多様な機能が搭載されており、スマートフォンを活用して、活動報告や顧客情報を位置情報と共に簡単に管理できる点が特徴となっています。ここからは、DP Report@の特徴として、以下の項目について解説します。
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DP Report@の特徴
出先から簡単に業務報告を完了
DP Report@は、スマートフォンやタブレット端末などのモバイルデバイスに対応しています。これにより、現場で働く社員は画面上から日時、時間、訪問先、内容などの項目を記入して、出先から簡単に業務報告や実績報告が行えます。
また、シンプルなインターフェースかつ報告内容が選択式になっているので、入力作業の負荷が軽減され、報告業務の時間を短縮することができます。作業結果の写真を撮影し、報告書に添付して送信することも可能です。
これらの情報により、管理者は現場社員が「今」「どこで」「何の作業」をしているか、リアルタイムに把握することができます。さらに、モバイルデバイスから当日の計画を選択して実績を記入することにより、予実管理にも利用できます。
リアルタイムで位置情報を共有
出先の現場で作業しているメンバー同士が互いの最新位置情報をリアルタイムで共有することができ、アプリ内の地図上で表示することができます。これによって、どの担当者がどの地域で作業しているかを判別することが可能です。
出先のメンバーが互いの位置情報を共有することで、応援要請する時などにも便利です。また、そのメンバーに対し、メッセージを送信することもできます。特定のメンバーの現在位置を至急知りたい時にはメンバーの現在位置を検索して、地図上で表示できます。
メンバーの位置情報やステータス、実績などの情報は履歴として保存されます。これらの情報をもとに、指定期間の行動ルートや地域、作業時間などを表示し、分析することが可能です。また、今後の巡回ルートや担当領域の最適化、業務の平準化などに活用できます。
地図上で顧客情報を見える化
顧客情報を地図上にマッピングし、顧客状況を見える化して把握することができます。また、顧客情報として商品情報や取引情報などを登録することも可能です。登録項目は設定して作成ができるので納品した商品名、納品日などの詳細情報の登録・更新ができます。
さらに、顧客ごとの保守予定日などを登録し、保守日が近づくとリマインダー機能で顧客に通知することによって、積極的な顧客対応として活用できます。また、新規顧客に対しては、その場でアプリを使って登録でき、簡単に新規顧客情報を追加することが可能です。
DP Report@の主な機能
DP Report@には、さまざまな便利な機能が備わっています。ここからは、以下の項目に分けて、詳しく解説します。
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報告機能
DP Report@では、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを使って実績報告ができます。画面上から、日付や時間、訪問先、作業内容などを記入し、作業終了後に完了時間を入力して実績報告ができます。
入力する項目は選択式になっているので、入力作業時間を軽減することができます。また、作業結果や現場の写真を撮影して、報告書に添付することで、作業内容をより具体的に報告できます。
当日の計画を選択して実績を入力することによって、現場から予実管理の情報としても活用できます。また、定期巡回訪問など文書による報告の必要がない作業の場合には、「作業中」「移動中」などの状況ステータスをワンタッチで入力して報告できます。
顧客情報登録機能
DP Report@で扱う顧客情報として、商品情報や取引情報などを登録することができます。登録する項目は選んで設定することができるので、顧客ごとに納品した商品名、納品日、担当者などを登録し、更新することが可能です。
また、搬入している機器の保守予定日などを登録して、保守日が近くなるとリマインダー機能によって顧客に保守日を通知することが可能です。これによって、保守の抜けを防止することができ、積極的な顧客対応としても活用できます。
最新位置表示機能
DP Report@では、管理者のPCに加えて担当者のモービルフォンから、メンバーが当日送信した最新の位置情報を基に、メンバー同士の位置情報をアプリ内の地図上で表示することができます。
メンバーが互いの位置情報を共有することによって、応援要請をする場合などに役立ちます。応援依頼をするメンバーに対し、応援依頼の詳細内容をメッセージとして送信することもできます。
また、特定のメンバーの現在位置を至急知りたいケースには、メンバーの現在位置を検索し、地図上に表示することができます。
日報一覧機能
DP Report@では、日報一覧機能として、現場で作業する担当者が送信した報告内容を一覧で確認できます。これにより、全体の作業の把握や管理がしやすくなります。
また、報告された内容をそれぞれ報告フォーマット毎や、訪問先毎に抽出して、CSVデータ形式で出力も可能です。このデータを基に他のシステムと連携して、情報の分析などに活用できます。
予定作成機能
DP Report@による予定作成機能として、スマートフォンのアプリ上でカレンダーを表示し、日毎や週毎に個人別の計画を入力して、登録することができます。
管理者のPCからは、担当者個人の予定に加えて、グループ内の複数メンバーの予定や計画を一括で登録・管理することが可能です。
簡易ルート機能
一日の内に複数スポットで作業する場合には、それぞれのスポットの情報を入力し、効率のよい最適な巡回ルートを作成することができます。
具体的な入力項目として、出発地・到着地、出発時間、作業時間、経由地などを設定すると、システムが最適なルートを算出して順番を付けて表示します。
最適なルートが表示された後は、順番などを調整して再計算を行って保存が可能です。保存したルートは予定として登録され、カレンダーから一覧で確認できます。
メッセージ
DP Report@では、グループチャットのようなメッセージの送受信が可能です。そのため、グループ内でのリアルタイムな情報共有に活用でき、ディスパッチ業務や応援依頼をする場合などに便利です。
メッセージの添付として、地図情報、スポット情報、画像ファイルのデータの送信もできます。また、メッセージに対する「既読」が表示されるので、確認の際に便利です。
DP Report@を導入するメリット
DP Report@を導入することによって、業務の最適化・標準化が行えることや、ペーパーレス化・業務効率化が実現できるなど、数々のメリットがあります。ここからは、メリットに注目し、それぞれの項目の詳細を解説します。
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DP Report@を導入するメリット
業務の最適化・標準化が行える
DP Report@では、メンバーのそれぞれの担当者が作業した位置情報やステータス、実績などの情報が履歴として登録され保存されます。
これらの情報を基に、指定した期間のメンバーの行動ルートや地域・範囲、ステータスによる時間を表示し、分析することが可能です。これによって、今後の巡回ルートや担当テリトリーの最適化、業務の平準化などに活用できるメリットがあります。
ペーパーレス化・業務効率化の実現
DP Report@導入により、紙で行っていた業務の日報や計画書などを、スマートフォンやPCで表示することができます。また、スムーズな物品の配送から搬入まで、効率的な配送ルートの算出・表示といった業務効率化が実現できます。
一般的に手書きの報告書により業務管理を行う場合、作業負荷がかかるために問題となりやすいです。DP Report@の導入によって、内勤や外勤のスタッフの管理や、報告業務のデジタル化が実現でき、効率化も図られます。
DP Report@を導入することで、月末に丸一日を費やして行なっていた集計作業が不要となります。また、業務を実施する際の担当者の無駄な時間を削減することにも効果があります。
シンプルな料金体系で予算管理が手軽
DP Report@は、位置情報の確認などの機能に加えて、報告書が作成できる機能やその場でスポットが登録できる機能など、豊富な機能を利用できます。料金も安価で予算管理が手軽な点が注目され、多くの企業に導入されています。
また、10日間無料で試すことができるので、導入前に各種機能の内容やユーザーインターフェースなどの使い勝手、安定性、地図の正確性などを確認することができます。
DP Report@の料金体系
DP Report@の料金体系は、月額の基本料金が5,000円、一般ユーザーが月額1,200円/ID、管理ユーザーが月額2,000円/IDとなっています。また、初期費用は無料であり、その他に10日間無料お試しプランも用意されています。
基本料金 | 一般ユーザー | 管理ユーザー | |
月額費用 | 5,000円/契約 | 1,200円/ID | 2,000円/ID |
※価格はすべて税抜き
DP Report@を導入する際の注意点
DP Report@を導入する場合には、いくつかの注意点があります。まず、契約の最短利用期間は10ヶ月となっており、期間途中で解約になった場合には解約金が発生します。
また、動作環境は、スマートフォンでは、iPhone・iPad 12以上、Android 6.0以上となっています。パソコンのOSは、日本語版Windows 10・ Windows 8となっており、その他のWindowsについては動作保証外となります。また、macOSには対応していません。
インターネットブラウザは、Microsoft Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Google Chromeとなっています。また、インターネットに接続できる環境が必要となり、Microsoft Internet Explorer 11は、2022年6月15日以降動作保証外となっています。
まとめ
DP Report@は、外回りの営業や保守などの業務に携わる現場社員を積極的に支援するクラウド型のシステムです。スマートフォンやパソコン、タブレット端末などを使用して、現場で簡単に位置情報の表示と共に業務報告ができます。
また、出先の現場で作業しているメンバー同士が、互いの最新位置情報をリアルタイムで共有することができ、アプリ内の地図上で表示することができます。これらの豊富な機能や料金が安価な点が注目され、現在多くの企業や組織に導入されています。
外回りや現場で働くことの多い企業や部署で、位置情報ソフトの導入を検討する際には、DP Report@も選択肢に入れて、ダイナミックで正確な位置情報ソフトを選定し、業務の効率化を図りましょう。