InfAjast ES3とは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- InfAjast ES3は、営業業務で必要なCRM/SFA機能を選択して構築できる営業支援システム
- 「Cloudestクラウド」「ECL2.0クラウド」「オンプレミス」の3つの導入形態から選べる
- 顧客管理や案件管理の機能により情報共有がスムーズになり、業務の属人化を解消できる
InfAjast ES3は、顧客管理・案件管理・日報管理など営業業務で必要なCRM/SFA機能を、選択して構築できる営業支援システムです。本記事では、InfAjast ES3の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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InfAjast ES3とは
InfAjast ES3は、顧客管理、案件管理、日報管理など、営業業務における重要なCRM/SFA機能を柔軟に構築できる営業支援システムです。
このシステムでは、ユーザーが必要とする機能を選択して組み合わせることが可能であり、これにより企業は自身の業務ニーズに合わせたカスタマイズが容易に行えます。
ユーザーは顧客情報を効率的に管理し、営業活動や案件の進捗をリアルタイムに把握できます。本記事では、InfAjast ES3の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
InfAjast ES3の特徴
InfAjast ES3は、自由に組み合わせ可能な機能選択型システムや、3つの導入形態から選べるなど、さまざまな特徴があります。ここからは、その特徴について詳しく解説します。
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InfAjast ES3の特徴
自由に組み合わせ可能な「機能選択型システム」
InfAjast ES3は、営業業務に必要なCRM/SFA機能を柔軟に選択して構築できる「機能選択型システム」です。必須となるベース機能を備えており、その上で顧客管理、案件管理、日報管理、KPIシートなどの機能を使いたいものだけを組み合わせて導入できます。
この柔軟性により、自身の業務ニーズに合わせてシステムをカスタマイズでき、無駄な機能を排除できます。組み合わせは自在で、多目的に対応する導入が可能です。効果的な機能の組み合わせを選択することで、営業を最適化できるでしょう。
3つの導入形態から選べる
InfAjast ES3は、3つの導入形態から選べる点が特徴です。ユーザーは「Cloudestクラウド」「ECL2.0クラウド」「オンプレミス」の中から最適な導入形態を選ぶことができます。
「Cloudestクラウド」は、サーバー不要でクラウド上で動作し、堅牢なインフラサービスを提供します。「ECL2.0クラウド」は、NTTコミュニケーションズが提供するクラウドサービスで、大規模に対応したハイパフォーマンス環境やカスタム構築環境が利用できます。
最後に、「オンプレミス」では、物理サーバーまたは仮想サーバーに導入し、ユーザーが自身のインフラでシステムを構築・利用できます。ビジネスの要件に合わせて最適な環境を選択し、InfAjast ES3を効果的に導入・活用できます。
グループウェアが無料で使える
InfAjast ES3は、無料で使えるグループウェア機能がベース機能に組み込まれています。このグループウェア機能には、スケジュール、施設スケジュール、Eメール、アドレス帳、社内メールなどが含まれ、これらは無償で利用可能です。
特にビジネスコミュニケーションにおいて欠かせない機能が組み込まれており、これらを無料で利用できることは、ユーザーにとって大きなメリットとなります。
InfAjast ES3の主な機能
InfAjast ES3の主な機能には、ベース機能や顧客管理機能など多くの機能が備わっています。ここからは、それらの機能について詳しく解説します。
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ベース機能
InfAjast ES3のベース機能は、システムの基本を担う要素で、ログイン認証、ダッシュボード、ユーザー管理など多くの機能が統合されています。
また、無料で使えるグループウェア機能も含まれており、共有カレンダーやファイルの共有、タスクの進捗管理などが可能です。そのため、チーム全体でのコミュニケーションや業務の効率化が促進されます。
個人設定機能も搭載されており、ユーザーは自身の好みや業務スタイルに合わせてシステムをカスタマイズできます。使いやすい環境を整えることができ、業務に集中するための効果的なツールとなっています。
顧客管理機能
InfAjast ES3の顧客管理機能は、営業活動において重要な顧客情報をデータベース化して一元管理する機能です。この機能により、顧客情報の属人化を防ぎ、担当者間での効果的な情報共有が実現されます。
時系列に紐づけて顧客との接点情報を管理し、日報、電子メール、アタック、電話などの様々な情報を一元化します。顧客情報の登録は直接行うほか、CSVを用いた一括メンテナンスも可能です。
また、顧客に紐づく担当者や自社の営業もシステム上で効果的に管理できます。営業担当者は効率的に営業活動を展開できるため、顧客との関係を強化することができます。
日報管理機能
InfAjast ES3の日報管理機能は、営業活動を日々追跡して、上司や関係者が適切なタイミングで進捗を把握できる便利な機能です。これにより、情報共有はもちろん、フォローや指示なども効率的に行うことができます。
日報画面は柔軟で多様な様式に対応しており、顧客や案件と連動して管理できます。最大200項目までの任意の管理項目を追加でき、業務に合わせたカスタマイズが可能です。これにより、日報作成がスムーズに行えて、業務の進捗管理がより効果的になります。
案件管理機能
InfAjast ES3の案件管理機能は、複数の案件を一元管理し、効率的な進捗管理を可能にする機能です。この機能を通じて、案件に関連する情報の共有、タスク管理、スケジュール管理、進捗管理が円滑に行えます。
この活動結果は日報としても連動して管理されます。可視化機能に優れており、個々の案件の状況を一目で把握しやすくなっています。InfAjast ES3の案件管理機能は、効果的なプロジェクト管理と業務の円滑な進行をサポートしています。
KPIシート機能
InfAjast ES3のKPIシート機能は、Web型の表計算スプレッドシートで、通常のスプレッドシート以上の機能を提供します。このシートは縦軸に顧客、案件、担当者など多岐にわたる設定が可能で、それぞれの情報とリンクしています。
さまざまなシートを自由に作成でき、テキスト項目だけでなく数値、日付、チェックボックス、ドロップダウンなど様々な項目を設定できます。KPIシートは社内の表計算シートを置き換え、営業支援システム内で統合的に運用できます。
また、共有機能により入力表示がスムーズで、タブレットにも最適化されています。これにより、必要に応じていつでもスムーズな入力が可能です。
ワークフロー機能
InfAjast ES3のワークフロー機能は、自由にデザインできる申請書のデザイナ機能と、条件分岐に対応する複雑な経路作成が特徴です。使いやすさを重視し、申請から差し戻し、再申請までシンプルに行えます。
この機能は、営業における決済だけでなく、全社のワークフローとしても適用でき、企業内で一般的なワークフロー処理を効果的に行えます。
また、ワークフロー機能では、申請書のデザインや経路作成が直感的で、金額などの判定項目で分岐させたり、決裁者に回議設定を行ったりすることも容易です。条件に合わせて柔軟に設計でき、決裁プロセスを円滑に進めることができます。
レポート機能
InfAjast ES3のレポート機能は、データベース内のテーブルから情報を連結し、整理・抽出・集計・グラフ化までサポートします。
また、簡単なレポートから複雑な情報連結まで柔軟に対応し、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどを作成できます。グラフはダッシュボードに配置可能で、リアルタイムに結果を確認できます。
InfAjast ES3のデータを可視化し、多角的な視点や他のデータと統合した分析レポートは、ウイングアーク1st株式会社の「MotionBoard」と連携できます。これにより、より多岐にわたる状況を把握可能です。
InfAjast ES3を導入するメリット
InfAjast ES3を導入することで、属人化を解消できたり、社内業務を効率化できたりなど多くのメリットがあります。ここからは、そのメリットに注目して詳しく解説します。
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InfAjast ES3を導入するメリット
属人化を解消できる
InfAjast ES3の導入により、顧客情報や商談の経緯を把握しやすくなり、業務が担当者に依存しがちな属人的な情報管理から解放されます。顧客履歴機能は、顧客に関連する日報、Eメール、アタック、電話メモなどを時系列に紐付けて、一元的に閲覧できます。
この機能を活用することで、過去の対応履歴を簡単に確認でき、顧客訪問や引き継ぎの際にもスムーズな対応が可能です。業務における情報が全て集約されており、担当者に依存せずに情報を共有できるため、効率的な業務遂行が実現します。
これにより、組織全体での知識共有が円滑に行われ、属人化を解消する大きなメリットが得られます。
社内業務を効率化できる
InfAjast ES3の導入により、報告業務やワークフローが効率的に行え、各担当者の業務進捗や活動内容がリアルタイムに把握できるため、社内業務が効率化されます。
これにより、従業員は簡素化された業務により、業務に費やす時間を有効に活用でき、生産性が向上します。また、InfAjast ES3は報告業務の手間を削減し、効率的な業務遂行が可能となります。
組織全体の業務を合理化し、スムーズな運用をサポートすることで、企業の生産性向上に寄与します。報告業務やワークフローが円滑に進むことで、組織全体がより効果的に業務を遂行できます。
業績アップに繋がる
InfAjast ES3のレポート機能を活用することで、業績や状況を分かりやすく可視化できます。作成されたレポートはダッシュボードで実行可能であり、抽出・集計データから得られた情報をリアルタイムに確認できます。
このレポート実行機能は、事業の様々な側面を視覚的に理解しやすくし、業績アップに直結します。得られた情報をもとに改善策や戦略を検討することで、組織全体のパフォーマンス向上に寄与します。
これにより、業績向上に繋がり、持続可能な成果を生むことが期待できます。
InfAjast ES3の口コミ・評価
InfAjast ES3は、ユーザーから「自身好みにレイアウト変更しやすい」という高い評価を得ています。ユーザーがストレスなくシステムを利用できることが、このプラットフォームの強みとされています。
また、「営業活動や関連情報の可視化ができた」との評価もあります。これらの評価から分かるように、InfAjast ES3は柔軟性に優れ、営業活動を効率的にサポートするプラットフォームとして、ユーザーから高い評価を受けていることがわかります。
InfAjast ES3の料金体系
InfAjast ES3には、以下の3つの料金体系があります。ここからは、それぞれの料金体系について詳しく解説します。
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InfAjast ES3の料金体系
Cloudで月額利用(丸紅グループ Cloudest)
InfAjast ES3を丸紅グループの「Cloudest」で利用する場合の料金体系は、利用人数とプランの選択によって変動します。顧客管理プラン・営業支援プラン・フル機能プランの3つから選択が可能で、ユーザーは自身のニーズに合わせて最適なプランを選ぶことができます。
このプランは、クラウド型のサービスならではの手軽さと柔軟性が魅力であり、専門的なサーバー管理の知識や構築作業が不要です。また、初期費用は無料となっています。シンプルな導入形態でありながら、自社の要件に合わせた柔軟な選択が可能です。
利用可能人数 | 顧客管理プラン | 営業支援プラン | フル機能プラン |
---|---|---|---|
~5人 | ¥15,730 | ¥19,910 | ¥27,280 |
~10人 | ¥23,210 | ¥30,910 | ¥44,770 |
~15人 | ¥41,250 | ¥52,580 | ¥72,820 |
~20人 | ¥47,850 | ¥62,700 | ¥89,430 |
~30人 | ¥60,940 | ¥82,940 | ¥122,540 |
~40人 | ¥74,140 | ¥103,290 | ¥155,760 |
~60人 | ¥114,510 | ¥157,960 | ¥236,170 |
~80人 | ¥140,800 | ¥198,550 | ¥302,500 |
~100人 | ¥167,090 | ¥239,140 | ¥368,830 |
参考:お見積 / ご購入「InfAjastをCloudで月額利用 (丸紅グループ『Cloudest』) × 30日お試し」
Cloudで月額利用(ECL2.0 Cloud)
InfAjast ES3の「ECL2.0 Cloud」は、オンプレミスのように利用機能を柔軟に構成できるクラウドサービスです。NTTコミュニケーションズが提供するこのサービスは、サーバーの専門知識が不要で、クラウド型の月次型サービスとして提供されています。
そのため、構築やサーバー管理に関する専門的な知識がなくても利用できます。月額利用でき、初期費用は発生しますが、ユーザーに合わせたライセンス体系が可能です。ECL2.0 Cloudはサーバーが不要で、設備コストもかからないため、手軽に始めることができます。
MySQL版は上限300名程度まで、Oracle版は上限5,000名程度まで対応しています。
機能 | MySQL版 | Oracle版 |
---|---|---|
ベースライセンス(基本料) | ¥1,980 | ¥3,080 |
顧客機能 | + ¥880 | + ¥880 |
日報機能 | + ¥880 | + ¥880 |
案件機能 | + ¥880 | + ¥880 |
レポート機能 | + ¥880 | + ¥880 |
ワークフロー機能 | + ¥880 | + ¥880 |
KPIシート機能 | + ¥880 | + ¥880 |
参考:お見積 / ご購入「InfAjastをCloudで月額利用 (ECL2.0 Cloud)」
オンプレミス構築して利用(物理/仮想サーバーに導入)
InfAjast ES3のオンプレミス構築プランでは、InfAjastを社内の物理サーバーまたは仮想サーバー/レンタルサーバーに導入できます。
このプランでは、オンプレミス用の年間ライセンスが必要で、2年目以降は半額となる価格体系が採用されています。長期利用においては、コストメリットが非常に大きいです。
ライセンスは年間の使用権であり、購入日の翌月1日からサービスが開始され、1年間がライセンスの有効期間です。このオンプレミスプランは、自社の環境に合わせた柔軟な構成と経済的な価格体系が特長です。
ライセンス | 初年度単価(年額) | 2年目以降更新単価(年額) |
---|---|---|
ベース機能 | ¥7,150 / 人 | ¥3,575/ 人 |
顧客機能 | ¥6,600 / 人 | ¥3,300 / 人 |
日報機能 | ¥6,600 / 人 | ¥3,300 / 人 |
案件機能 | ¥5,500 / 人 | ¥2,750 / 人 |
ワークフロー機能 | ¥7,150/ 人 | ¥3,575/ 人 |
KPIシート機能 | ¥8,250 / 人 | ¥4,125 / 人 |
レポート機能 | ¥5,500 / 人 | ¥2,750 / 人 |
標準サポート | ¥0 / 人 | ¥0 / 人 |
サポートプラス | ¥2,200 / 人 | ¥1,650 / 人 |
参考:お見積 / ご購入「InfAjastをオンプレミス構築して利用 (物理/仮想サーバーに導入)」
InfAjast ES3の導入の流れ
InfAjast ES3を導入する場合は、公式ホームページ上にある問い合わせフォームを利用して、担当者に直接問い合わせを行います。事前にシステムに関する詳細な情報や資料の請求も可能です。
資料請求を通じて、InfAjast ES3の特長や機能、利用メリットについてより深く理解できます。専門の担当者が提供する資料は、導入の際に必要な基本情報やシステムの概要を網羅しており、検討段階から具体的なニーズに合わせた情報収集が可能です。
InfAjast ES3を導入する際の注意点
InfAjast ES3を導入する際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、クラウドサービスを利用する場合、問い合わせを行うにはサポートチケット(¥3,300/枚)の購入が必要です。
また、オンプレミスの場合、購入したライセンスは一度購入するとサービスの途中ではライセンス数を削除できません。そのため、導入時に適切なライセンス数を検討して、必要な数を事前に確保することが重要です。
これらの注意点を把握し、検討段階から計画的な導入を行うことがおすすめです。
まとめ
InfAjast ES3は、営業活動を効率的に支援するための営業支援システムであり、顧客管理、案件管理、日報管理などの重要なCRM/SFA機能を柔軟に構築できます。自社の業務プロセスに合わせてカスタマイズが可能で、柔軟性と使いやすさが特徴です。
導入形態は「Cloudest」「ECL2.0クラウド」「オンプレミス」の3つから選ぶことができるため、ニーズに合った展開が可能です。導入を検討する際には、自社のニーズに合った導入形態やプランを検討してみましょう。