弥生会計 オンラインとは|料金プランや口コミ・評判・機能を詳しく解説
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- 弥生会計オンラインは会計業務の不安を軽減してくれる
- 初めての方なら初年度無償キャンペーンで1年間無料で利用できる
弥生会計 オンラインは、中小企業・小規模法人向けの経理におすすめの会計ソフトです。本記事では、弥生会計 オンラインの強みやできることを知るために、弥生会計 オンラインの主な機能や料金プラン・口コミ・評判・導入するメリットなどを解説します。
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目次
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弥生会計 オンラインとは
弥生会計 オンラインは、企業の会計処理を一括で行えるクラウド型サービスです。直感的な操作が可能なほか、専門スタッフにより手厚いサポートが受けられるため、会計・簿記の知識が少ない従業員でも的確な業務遂行が可能です。
また、Macでも利用できることから、Macパソコンを導入している企業にもおすすめです。本記事では、弥生会計 オンラインの特徴やメリット、料金体系について、詳しくご紹介していきます。
利用イメージ
参考:公式サイト
弥生会計 オンラインの特徴
弥生会計 オンラインは、使いやすい操作性や、会計業務に必要な機能をほぼ網羅している点が特徴的です。弥生会計 オンラインの特徴について、強みの面を中心にご紹介していきます。
弥生会計 オンラインの特徴
中小企業・小規模法人向けに特化している
弥生会計 オンラインは、中小企業・小規模法人向けに特化している点に、大きな特徴があります。
弥生会計 オンラインの導入により、経理部門の人材不足に悩む企業でも、的確かつ効率のよい会計処理を実現できます。その理由について、主に2つの点からご紹介します。
シンプルな機能と画面設計で経理初心者でも使える
弥生会計 オンラインは、シンプルな機能と見やすい画面設計により、経理初心者でも直感的な操作が可能です。
たとえば、事業で発生した取引の処理は、「かんたん取引入力」画面より、取引の内容・日付・金額を入力し、登録ボタンを選択するだけで実行できます。処理は4ステップで完了するほか、さほど複雑な入力項目もありません。
さらに、登録した取引データは各種帳票に自動で反映されるため、簿記や経理の経験が少ない従業員でも、決算書を簡単に作成できます。
このように、弥生会計 オンラインでは原則として、ステップに従って操作するだけで、正確な会計処理を実現できます。
経理に精通した人材が不足している企業には大いに役立つでしょう。また、経理処理にかけていた時間をコア業務に充てられる点もメリットです。
専門スタッフによるサポートで会計業務に関する不安が軽減する
弥生会計 オンラインは、専門スタッフによるサポート体制が充実しています。サポート内容は、製品の導入や操作方法の他、仕訳・経理処理の手順など多岐にわたります。
特に起業したばかりの企業は、会計業務に不安や疑問を抱えることも多いでしょう。
弥生会計 オンラインでは、WebFAQ・メール・電話・チャットなどの多様な手段で、経理業務に関連するさまざまな疑問や課題を受け付けているため、経理業務に不安のある企業でも安心して利用できます。
すべての機能を1年間無料で試せる
弥生会計 オンラインは、2023年12月31日までの申し込み分を対象に、「初年度無償キャンペーン」を実施しており、全てのプランを初年度の1年間のみ0円で利用可能です。なお、同キャンペーン中は、弥生会計 オンラインの全機能を利用できます。
弥生会計 オンラインの操作性・使用感・導入効果を実際に確かめたうえで、本契約に進めるため、導入後のミスマッチを回避できるでしょう。また、初年度のシステムコストを節約できる点もメリットです。
連携機能で請求業務と会計業務を効率化できる
弥生会計 オンラインは、クラウド請求書ソフトである「Misoca(ミソカ)」との連携が可能です。Misoca(ミソカ)とは、請求書・見積書・納品書の作成や送付といった請求書業務を一元管理できるクラウド型サービスです。
弥生会計 オンラインとMisoca(ミソカ)の連携により、さらなる利便性の向上が期待できます。
たとえば、Misoca(ミソカ)で作成した請求データは、弥生会計 オンラインに自動で取込まれます。弥生会計 オンラインに取り込んだ請求書データは、他データと同じく簡単な操作での処理が可能です。
このように、弥生会計 オンラインとMisoca(ミソカ)の連携により、請求業務と会計業務の2つを同時に効率化できます。手動での請求データの転記作業を省略するため、入力ミスを削減できる点もメリットです。
また、弥生会計 オンラインは「やよいの給与計算Next」との連携にも対応しています。バックオフィス業務のクラウド化を狙う企業は、3つのサービスの併用がおすすめです。
弥生会計 オンラインの料金プラン
セルフプラン | ベーシックプラン | |
---|---|---|
無料期間 | 初年度 0円 | 初年度 0円 |
年額 | 27,800円 (2,316円/月) | 37,600円 (3,133円/月) |
サポート内容 | △ | ◎ |
利用人数 | 3名まで無料 (4人以上〜 2,300円/人) | 3名まで無料 (4人以上〜 3,100円/人) |
※価格はすべて税別
参考:料金プラン
弥生会計 オンラインには、「セルフプラン」と「ベーシックプラン」の2種類があり、それぞれ料金体系・利用可能なサポートサービスが異なります。なお、利用できる機能内容について、2つのプランで差はありません。
セルフプランの料金は年額27,800円(税別)で、利用できるサポートサービスは、WebFAQと福利厚生サービスの2つです。
ただし、その他のサービスについても、初期最大2ヶ月は利用できるため、システム導入直後のみサポートが必要な企業には、メリットがあるでしょう。
一方、ベーシックプランの料金は年額37,600円(税別)です。電話・メール・チャット・画面共有サポートサービスのほか、仕訳・経理業務の相談にも対応しています。
会計ソフトの導入が初めての企業や、システム操作だけでなく、経理業務全般のサポートを求める企業は、ベーシックプランが適しているでしょう。
なお、弥生会計 オンラインでは「初年度無償キャンペーン」を実施しており、セルフプラン・ベーシックプランともに、初年度は利用料金0円で利用できます。
弥生会計 オンラインの主な機能
弥生会計 オンラインには、複雑な経理業務を支援する機能が充実しています。ここからは、弥生会計 オンラインの主な機能と、各機能でできることをご紹介していきます。
弥生会計 オンラインの主な機能
決算書作成機能
弥生会計 オンラインには、決算書を簡単に作成できる機能が搭載されています。基本的に、決算書は登録した取引データから自動で作成されるため、会計業務の経験が少ない方でも、正確な決算書の作成が可能です。
また、弥生会計 オンラインでは、税理士・会計士の無料紹介サービスや、専門スタッフによるサポートも提供しています。決算処理の疑問や不明点をすぐに解決できる体制が整っており、初めての法人決算を迎える企業にも心強いでしょう。
仕訳・記帳の自動化機能
弥生会計 オンラインでは、勘定科目の仕訳・記帳の自動化が可能です。日々の取引データは、領収書やレシートのスキャンまたは外部サービスとの連携により、自動で弥生会計 オンラインに取り込まれます。
さらに、取り込んだ取引データの仕訳や記帳はAIが自動で行い、従来のような人力でのデータ入力・仕訳は必要ありません。仕訳・記帳業務の大半を自動化できるため、簿記や経理の知識が少ない従業員でも的確な業務遂行が可能です。
正確な記帳は、自社の取引状況や経営状況を可視化するうえで欠かせません。弥生会計 オンラインの導入により、記帳業務の精度を向上させることで、より的確な事業計画の立案を実現できます。
レポート自動化機能
弥生会計 オンラインには、各種レポートを自動作成する機能も備わっています。基本的には、売上期間や作成したいレポートを選択するだけで、精度の高いレポート作成が可能です。
各種データの分析やレポート作成は、自社の財務状況を知るために有効な手段です。しかし、手作業でデータの分析やレポート作成をするには、やや専門的な知識が必要であり、時間と手間もかかります。
弥生会計 オンラインの利用により、レポート作成を自動化することで、簡単に自社の財務状況を可視化できるでしょう。
データ共有機能
弥生会計 オンラインに登録されたデータは、クラウド上で顧問税理士や会計事務所と共有できます。データはリアルタイムで共有され、財務上の問題や改善点があれば、対面することなく相談できます。
また、データ共有のために、ファイルをメールで送付したり、書類を郵送したりする手間を省ける点もメリットです。さらに、クラウド上でやり取りが完結することにより、郵送コストの削減にもつながります。
取引データ自動取得・仕訳機能
弥生会計 オンラインでは、各金融機関と連携し、取引データの自動取込が可能です。提携金融機関サービスは2,500行以上にのぼり、各銀行口座の入出金明細・クレジットカードの利用明細からデータを取り込めます。
また、弥生会計 オンラインには、領収書やレシートをスマートフォン・スキャナでスキャンするだけで、日付・金額などの取引データを自動取込する機能も備わっています。なお、取り込んだデータの仕訳は、他データと同じくAIが自動で実行します。
従来のように、取引データをその都度手入力し、仕訳する手間を省けるため、経理業務の大幅な効率化が見込めます。正しいデータをそのまま反映させるため、入力ミスや計上ミスを減らせる点も魅力です。
POSレジ連携機能
弥生会計 オンラインは、5種のPOSレジとの連携が可能です。レジ締め時刻になると、その日の売上データは自動でPOSレジから弥生会計 オンラインに自動で転送され、その後、取引データとして仕訳されます。
従来のように、手動でレジ内のお金を集計したり、システムに手入力したりする必要はなく、レジ締め業務の効率化が期待できるでしょう。また、日々の売上状況を正確に数値化できるため、より戦略的な経営戦略・販売戦略の立案も見込めます。
スマホアプリ機能
弥生会計 オンラインは、スマートフォンでも利用可能です。なお、スマートフォンで利用するには、『弥生会計 オンライン』アプリ・『弥生 レシート取込アプリ』のインストールが必要です。
『弥生会計 オンライン』アプリでは、スマートフォンで経理処理を行えます。従業員は、消耗品費・交通費などの経費申請を社外でも行えるほか、経理担当者・管理者にとっても、時間・場所にとらわれずに会計処理できるメリットがあります。
また、『弥生 レシート取込アプリ』のインストールにより、手持ちのスマートフォンを使って領収書やレシートをスキャンできます。営業先や出張先でも、移動時間などを利用して効率よく経費申請を行えるほか、申請漏れ・金額等の申告ミスの防止も期待できます。
弥生会計 オンラインを導入するメリット
弥生会計 オンラインは、複雑な会計業務の効率化を図れることから、中小企業や小規模法人にとって、多くのメリットを期待できます。ここからは、弥生会計 オンラインを導入するメリットをご紹介していきます。
弥生会計 オンラインを導入するメリット
自動化と効率化で本業に集中できる
弥生会計 オンラインには、取引データ自動取得・仕訳機能や、仕訳・記帳の自動化機能のほか、決算書作成機能など、会計業務を効率化する機能が充実しています。
従来は手動で行っていた作業の大半を自動化できるため、経理業務に割かれていた時間を他業務に割り当てられます。コア業務への注力が実現すれば、生産性の向上や売上の拡大が期待できるでしょう。
レポート機能で経営状況をリアルタイムに把握できる
弥生会計 オンラインでは、簡単な操作で集計グラフなどの各種レポートを作成できます。日々の取引状況や売上状況を数値化することで、リアルタイムな経営・財務状況を把握できます。
取引先別・科目別のレポートも可能であり、財務上の課題や改善点をいち早く発見できます。これにより、迅速かつ的確な経営判断を下せるというメリットを期待できます。
クラウドなので場所の制約を受けない
弥生会計 オンラインはクラウドサービスであるため、場所や時間の制約を受けずに、業務にあたれる点もメリットです。
インストール型の会計ソフトは、原則として、社内のパソコンでのみ利用できます。経理や会計処理のために出社せねばならず、そのためだけに外出先から帰社するケースや、在宅勤務・リモートワークが阻害されるケースが多くみられます。
一方、弥生会計 オンラインは、通信環境さえあれば、社外からでも業務に取り組めます。また、スマートフォンアプリでの操作も可能であり、より利便性が高まります。
在宅勤務やリモートワークなどの多様な働き方を推進する企業には、大きなメリットがあるでしょう。また、社外でも隙間時間を使って処理を進められるため、業務の効率化や残業時間の短縮も期待できます。
最新の法改正に対応した書類整理ができる
弥生会計 オンラインは、インボイス制度・電子帳簿保存法の改正に対応する上でも役立ちます。
たとえば、インボイス制度に対応できる機能には、仕訳入力・会計期間中の課税事業者への変更・適格請求書の判別などがあります。
また、各種証憑類は、電子帳簿保存法に対応した形での管理が可能で、法令違反のリスク回避のほか、ペーパーレス化の促進・書類の紛失防止が期待できます。
なお、クラウドサービスである弥生会計 オンラインでは、法改正・制度変更の際のシステムアップデートも自動で実行されます。
自社でコストやリソースを割くことなく、常に法令に対応した書類の作成・管理ができるため、法令対応に不安のある企業でも安心して利用できるでしょう。
弥生会計 オンラインの口コミ・評判
弥生会計 オンラインの口コミ・総評では、「初心者でも手軽に使える」「確定申告が簡単にできた」という意見が多くみられます。
シンプルな設計と決算書作成機能・データの自動取込や仕訳などの機能により、複雑な経理業務を自動化できる点にメリットを感じるユーザーが多いようです。また、専門スタッフによるサポートの質の高さから、「税理士がいらなかった」という口コミもありました。
また、「税理士とのデータ共有が簡単になった」という意見や、「リモート化に対応できる」「出先で経費を登録できる」という意見も目立ちます。なかには、「法改正の際もソフトの再購入やシステムアップデートのコストがかからない」という声もありました。
時間・場所の制約を受けずにサービスを利用できる点や、システムのアップデートが自動で行われる点は、クラウド型サービスである弥生会計 オンラインならではのメリットといえます。
弥生会計 オンラインを導入する流れ
弥生会計 オンラインを導入する流れは、次の5ステップに分けられます。
- 会計基礎知識の理解
- 初期設定
- 会計事務所とのデータ共有設定
- 取引入力
- スマート取引取込
会計基礎知識の理解では、オンライン動画を利用して、会計ソフトの利用方法や会計業務のコツを学びます。会計業務の基礎知識を事前に学習することで、スムーズなシステム運用が可能になるほか、会計データを経営戦略に活かせるメリットがあります。
次に、システムの初期設定を行います。具体的には、「消費税」「口座」「固定資産税・残高」「科目」の設定が必要です。設定方法は、Webマニュアルやオンライン動画で確認できるため、初期設定に不安のある企業でも問題なく進めやすいでしょう。
続いて、会計事務所とのデータ共有設定や取引入力を行います。取引入力では、経理業務の知識・スキルに応じて、「かんたん取引入力」または「仕訳の入力」のどちらかを選択できます。簿記や会計業務の知識が少ない場合は、「かんたん取引入力」がおすすめです。
最後に金融機関サービスとの連携・領収書やレシートの取込などを設定する「スマート取引取込」を完了し、いよいよサービス利用開始となります。
まとめ
弥生会計 オンラインは、会計業務や経理業務を実行するクラウド型サービスです。決算書作成機能や、取引データの取込・仕訳・記帳機能を備えており、煩雑な経理業務の自動化・効率化が可能です。
また、クラウド型サービスの弥生会計 オンラインは、税理士とのデータ共有や社外からの操作にも優れているほか、スマートフォンアプリでの利用も可能です。
さらに、インボイス制度や電子帳簿保存法などの各種法令の改正の際も、自動でシステムがアップデートされるため、自社のコスト・リソースを抑えつつ、法令に沿った経理業務を実現できる点もメリットです。
なお、初年度は利用料金0円で利用できます。コスト・リソースの節約と、会計・経理業務の最適化の両立を目指す企業は、弥生会計 オンラインの導入がおすすめです。
製品詳細
サポート
チャット | 有人チャットサポート 平日 9:30〜12:00/ 13:00〜17:30 |
メール | 24時間365日対応 ※返信は営業日によって前後する場合がある |
電話 | 平日 平日 9:30〜12:00/ 13:00〜17:30 |
その他 | Web FAQ・画面共有サポート・仕訳相談・経理業務相談 ほか |
※ プランによって利用できるサービスが異なります
参考:サービスメニュー一覧
推奨環境
推奨ブラウザ | PC(OS) Microsoft Windows 11 Microsoft Windows 10 Mac OS(最新バージョンより3世代) ブラウザ Google Chrome Microsoft Edge Mozilla Firefox Safari メモリ 4GB以上(64ビット)/2GB以上(32ビット) |
ディスプレイ表示 | 1366×768(WIDEXGA)以上必須 |
参考:弥生製品 システム要件
運営会社情報
企業名 | 弥生株式会社(Yayoi Co., Ltd.) |
住所 | 本社 〒101-0021 東京都千代田区外神田 4-14-1 秋葉原 UDX 21F |
設立 | 2007年1月 |
代表者名 | 前山 貴弘 |
事業内容 | 業務ソフトウェアおよび関連サービスの開発・販売・サポート |
資本金 | 5千万円 |
参考:会社概要
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