MOT経費精算とは|主な機能や特徴、導入メリット・料金体系を解説
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- MOT経費精算は、紙・Excelからの切り替えによって業務時間を大幅に削減できる
- 1IDあたり月額199円~と業界最安クラスの料金で充実した機能を使えるのが魅力
- MOT文書管理との連携で、電子帳簿保存法・インボイス制度への対応も網羅できる
MOT経費精算は、経費精算に関わる業務時間を短縮できるクラウド経費精算システムです。紙・Excel管理からの切り替えにより業務を効率化できます。本記事では、MOT経費精算の強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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MOT経費精算とは
MOT経費精算は、経費精算・経費申請業務を大幅に効率化するクラウド経費精算システムです。これまでの紙やExcelによる経費管理から、MOT経費精算への切り替えにより、経費に関わる業務を短時間で効果的に処理できます。
クラウドベースのサービスなので、どこからでもアクセス可能であり、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスからも利用できます。これにより、企業はより効率的で先進的な経費管理を実現できます。
MOT経費精算の特徴
MOT経費精算は、経費精算・経費申請を従来よりもスムーズに、かつ効率的に行うことができます。ここでは、MOT経費精算の特徴について解説します。
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MOT経費精算の特徴
経理の効率化・DXを推進
MOT経費精算はDXを促進させ、経理業務の効率化を図れます。クラウドベースのシステムにより、経費の精算や申請プロセスをオンラインで簡素かつスピーディに実現し、従業員が手間をかけずに作業できます。
経費データをデジタルで管理することで、従来の紙やExcelに依存した手法からの脱却が可能です。経費精算の円滑な運用により、企業は業務プロセスの最適化を図り、柔軟性と効率性を向上させることができます。
電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
MOT経費精算は、電子帳簿保存法やインボイス制度に柔軟に対応しています。経費データの電子保存が義務化されましたが、MOT経費精算はこれに適応し、デジタル環境での電子帳簿の保存が可能です。
さらに、「MOT文書管理」との連携により、電子帳簿保存法に基づくデータの整合性や信頼性を向上させています。同時に、インボイス制度にも対応しており、取引先との電子的なデータのやりとりが円滑に行えます。
業界最安クラスで機能充実
MOT経費精算は業界最安クラスでありながら、充実した機能を備えています。少人数からも利用できるため、中小企業やスタートアップ企業など、予算が限られた企業も手軽に経費精算業務を効率化できます。
リーズナブルながらも、機能は充実しており、経費精算や交通費精算、旅費精算といった基本的な機能だけでなく、電子稟議(ワークフロー)や自動仕訳といった高度な機能も利用可能です。
MOT経費精算は、企業は手頃な価格で高品質かつ多機能な経費精算システムを導入でき、業務の効率向上と経費管理の合理化が期待できます。
MOT経費精算の主な機能
MOT経費精算は幅広い機能を備えたクラウド経費精算システムです。ここでは、MOT経費精算の主な機能について解説します。
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MOT経費精算の主な機能
経費精算
MOT経費精算は経理担当だけでなく、一般社員の経費精算業務も効率化できる機能が充実しています。経費申請を行う一般社員にとって特に大きなメリットとなるのが、よく使う経費の登録機能です。
定期的に発生する固定の経費を登録でき、申請時に項目や用途が自動入力されます。毎週同じものを同じ数、同じ用途で購入する際の入力作業を時短でき、コア業務の時間を確保できます。
もちろん、承認を行う経理担当の負担を軽減する機能も豊富なため、社内全体で経費精算に関わる業務をMOT経費精算1つで効率化できます。
機能 | 概要 |
---|---|
よく使う経費の登録 | 支払先・経費登録で手間削減 |
事前申請・仮払い | 事前経費申請で無駄な支出を回避 |
仕訳・振込データ作成 | 勘定科目や税区分の登録で、経理の手間を軽減 |
精算書の確認 | 支払い内容・予定日を確認できる |
会計ソフト取り込み | 会計ソフトに取り込みが可能な伝票データを出力できる |
締め処理 | 締日までの経費精算を確定する |
承認フロー設定 | 全ての申請書を一度経理部に承認させるフロー |
プロジェクト管理 | プロジェクト単位での経費申請・経費精算ができる |
交通費精算
MOT経費精算は、交通費精算業務を効率的に行えます。利用者は専用のリーダーやスマートフォンを使って、交通系ICカードの利用履歴を読み取り、それを基に交通費の申請ができます。
さらに、外出先でも「駅すぱあと」との連携により、経路や運賃などの情報が自動的に交通費申請画面に表示されます。移動時の手続きが大幅に簡素化され、業務効率が向上します。シームレスな連携と使いやすさが、非常に便利な機能となっています。
利用者 | 機能 | 概要 |
---|---|---|
申請者 | カード読み込み | 交通系ICカードを読み込み |
自動経路検索 | 駅すぱあとで経路を自動入力 | |
交通費申請 | スマホやPCから交通費精算 | |
承認者 | 承認依頼確認 | スマホやPCから承認可能 |
承認作業 | 押印不要で迅速に承認 | |
代理承認 | 可能 | |
経理担当者 | 定期区間登録 | 自動控除 |
申請締切日、振込日登録 | 自動出力 | |
精算書確認 | 却下、差し戻し、承認を行う | |
支払リスト出力 | 自動作成 |
出張費精算・旅費精算
MOT経費精算は、出張費精算・旅費精算業務を効率化できます。出張時の交通費を自動的に取り込み、宿泊費や日当の自動計算も行います。事前に役職や等級ごとに設定した日当や宿泊費の上限を設定できるため、スムーズな申請を可能にします。
事前申請機能を使用すれば、出張前に必要な経費を申請し、効率的な承認プロセスを経て、出張後には申請データを元に迅速かつ正確に精算が行えます。入力が簡便なため、作業時間を大幅に短縮でき、効率的な業務が運用できます。
機能 | 概要 |
---|---|
日当・宿泊費の自動算出 | 申請時に自動算出 |
事前申請・仮払い | 事前申請・仮払いで無駄な支出を抑える |
海外出張対応 | 日本円に換算する手間が省ける |
承認フロー設定 | 個別の承認フローを設定できる |
自動仕訳/会計ソフト連携
MOT経費精算では、経費申請時に選択した勘定科目や税区分コードが登録され、自動で仕訳が生成される仕組みを提供しています。ユーザーが申請画面で項目を選択すると、それに基づいてシステムが自動的に適切な仕訳を行います。
この機能により、経理担当者は手動での仕訳作業を省略できます。また、勘定科目には補助科目や内訳の設定が可能で、これにより精緻な会計情報を管理できます。
経費精算から仕訳作業、そして会計ソフトへの連携まで、一連の流れが効率的かつ正確に遂行され、経理業務全体の合理化が図られます。
設定項目 | |
---|---|
勘定科目 | 経費精算などの勘定科目を設定できる |
補助科目 | 勘定科目に結びつける、補助科目コードと補助科目名を登録できる |
税区分 | 課税・非課税・不課税などの税区分を管理できる |
内訳 | 申請時に選択できる内訳を登録できる |
未払金など | 仮払金や未払金の勘定科目コードの設定をする |
振込元口座 | 振込元口座情報を登録できる |
仕訳データ設定 | 仕訳データ出力の形式を選択できる |
FBデータ | 全銀協フォーマットのFBデータを作成できる |
スマホ申請・承認
MOT経費精算はスマートフォンやPC、タブレットなど、さまざまなデバイスを活用して経費の申請と承認が可能です。どこでもインターネットが利用可能な環境であれば、テレワーク、外出、出張など様々な場面で経費精算業務を行うことができます。
この柔軟性により、パソコンがない場合や移動が頻繁な社員でも、手軽かつ効率的に経費の処理が実現します。
電子稟議・汎用ワークフロー
電子稟議・汎用ワークフロー機能は、スマートフォンやPCを使い、場所を問わずに稟議申請や承認を行えるサービスです。システム上での完結により、ペーパーレス化を実現し、効率的な業務プロセスを構築します。
電子稟議システム・汎用ワークフローは、経費精算に限らず、幅広い業務にも柔軟に適用可能です。これにより、組織内の申請・承認プロセスを効果的に最適化し、業務の迅速化と透明性を実現します。
機能 | 概要 |
---|---|
承認フロー | 各ワークフロー毎に承認フローを設定できる |
代理申請 | 稟議申請の代理申請が可能 |
申請書への添付ファイル | 稟議申請時に必要な書類を添付できる |
経費精算と一元管理 | 経費精算時に決裁されている稟議申請と紐づけできる |
閲覧制限 | 部署や申請者毎に公開範囲の設定が可能 |
社内データの活用・集計・分析 | 申請業務を効率化 |
電子帳簿保存法・インボイス制度対応
MOT文書管理は、電子帳簿保存法とインボイス制度に対応しており、法改正の知識がなくても簡単に法令に適合した形で文書を保存できます。MOT文書管理へのアップロードにより、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応した形での保存が自動的に行われます。
また、導入後のサポートは電話もあり、わからないことがあれば迅速に問い合わせができます。これにより、企業は合法的かつ簡便に文書の管理を行い、法令遵守を確実にします。
電子帳簿保存法への対応
MOT文書管理は電子帳簿保存法に対応しています。経費精算からデータの保存まで一貫して対応し、あらゆる紙書類を電子化することでペーパーレス化を実現します。
法令に基づく文書の保存期間や方法を厳密に管理でき、適切な電子帳簿保存が可能です。また、電子化業務の代行も提供しており、手間をかけることなく法令遵守を確実に行うことができます。
インボイス制度への対応
MOT文書管理はインボイス制度に対応する機能が充実しています。経費精算データから登録番号を自動で読み込み、国税庁の登録リストと自動で照合します。
登録されていない場合はエラーで通知するため、ユーザーは登録漏れやエラーを素早く把握し、正確なインボイスデータの管理が可能です。この機能により、法令遵守を確実に行いながら、手間を最小限に抑えた業務が実現します。
MOT経費精算を導入するメリット
MOT経費精算を導入することで、経費関連業務が効率的に行え、企業の生産性向上が期待できます。ここでは、MOT経費精算のメリットについて解説します。
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MOT経費精算を導入するメリット
経理担当者・申請者・承認者の業務をすべて効率化
MOT経費精算の導入により、経理担当者、申請者、承認者の業務が統合され、全体の効率が向上します。経理担当者は経費精算データの自動仕訳や会計ソフトへのデータ連携により、煩雑な作業を軽減し、正確な経理を迅速に行えます。
また、申請者はスマートフォンやPCから簡単かつ迅速に経費申請が可能で、事前申請や仮払いの利用などもスムーズに行えます。承認者はいつでもどこでも申請を確認・承認でき、柔軟な対応が可能です。
この一元管理により、経費に関するやりとりが効率的に進み、経理関連の業務全体が円滑かつスピーディに運用できます。
他サービスとの組み合わせで機能拡張も可能
MOT経費精算を導入する際の大きなメリットは、他サービスとの組み合わせによる機能拡張が可能で、これによって全体の利便性が向上します。
これにより、経費精算に留まらず、業務全体の効率向上やDXが可能となります。経費管理と連動する他のサービスとの統合により、企業はより業務効率を向上させ、企業の競争力を強化できます。
経理のテレワーク
V-WarpとMOT経費精算の組み合わせにより、経理業務も安全かつ効率的にテレワークが可能です。経費申請をペーパーレス化することで、請求書などの原本の管理が不要になり、データの電子的な取り扱いがより安全に行えます。
V-Warpはリモートアクセスを提供し、自宅から社内の経理ソフトに安全にアクセスできます。経理の担当者は場所に縛られず、効率的かつセキュアに業務を進めることができます。
経理業務のテレワーク化により、柔軟性が向上し、企業はビジネスの安定性と生産性を高めることができます。
電話代行
「オフィスのでんわばん®」とMOT経費精算を組み合わせることで、経理の電話対応を大幅に削減し、担当者は業務により集中できる環境が整います。
従業員が経費関連の問い合わせに迅速に対応できない場合、業務の遅れや誤解が生じる可能性がありますが、「オフィスのでんわばん®」が対応することでこれを回避できます。
経費精算においては、必要な電話を担当者へ的確に取り次ぎつつ、営業電話などの不要な電話をカットすることで、担当者の電話応対にかかる負担を軽減します。これにより経理担当者は業務に専念でき、全体的な業務効率が向上します。
チャット承認
クラウド電話「MOT/TEL」とビジネスチャット「MOT/Cha」の組み合わせは、効率的なコミュニケーションと業務プロセスの迅速な承認を実現します。
経費精算システム「MOT経費精算」で行われた各申請が、「MOT/Cha」でのビジネスチャットに通知され、承認者はチャット内で詳細を確認できます。
この組み合わせにより、承認者はチャット内で簡単に「承認」「却下」「差戻」のアクションを選択でき、業務プロセスのスピードと透明性が向上します。
MOT経費精算の口コミ・評価
MOT経費精算は「MOT経費精算だけでわかりやすく経費の仕分けができる」とユーザーから評価されており、シンプルで使いやすいインターフェースを提供しています。
また、「低価格で利用できる」と好評で、手頃な価格帯でありながら高品質な経費精算機能を提供しています。低予算の中でも経費管理を効果的に行えるため、中小企業や予算に制約のある組織にとっても魅力的な選択肢となります。
MOT経費精算の料金体系
MOT経費精算の料金体系は、初期費用が30,000円であり、月額費用は20ユーザーIDまでが3,980円です。この月額利用料には、サポート・保守が含まれています。
利用者が20人以下であれば、このプランを選択することで継続的なサポートとシステムのメンテナンスを包括的に利用できます。ただし、21人以上の利用者に関しては具体的なプランや料金については問い合わせが必要です。
初期費用 | 月額費用 |
---|---|
30,000円 | 3,980円/20ID |
MOT経費精算の導入の流れ
MOT経費精算を導入する際は、まず問い合わせが必要となります。導入に関する具体的な要件や料金についての詳細は、問い合わせを通じて確認できます。
導入に興味がある場合は、資料ダウンロードや無料デモの利用も可能です。これにより、システムの機能や操作感を実際に体験することができ、導入のイメージを具体化できます。
さらに、別途有償で提供されている初期設定やサポートも活用することで、スムーズな導入と安心した運用が期待できます。専門のサポートが提供されることで、利用者は効果的かつ円滑にMOT経費精算を導入できます。
MOT経費精算を導入する際の注意点
MOT経費精算を導入する際は、注意点が2つあります。 まず、経費精算において交通費の自動取り込みを行う際、利用者は「PaSoRi(SONY RC-S380)」という特定のICカードリーダーを使用する必要があります。
これは交通系ICカードの読み込みに使用される機器で、正確な情報の取り込みをするために必要です。
次に、自社システムとの連携に関してです。MOT経費精算はオンプレミス版を通じて自社のシステムと連携することが可能ですが、この連携には調整が必要です。導入を検討する際は、自社のシステム要件や連携の詳細について十分な検討が必要です。
このため、オンプレミス版を導入する場合は、要件や連携の相談を通じて十分な調整を行い、システムとのシームレスな連携を実現することが求められます。
まとめ
MOT経費精算は、経費の申請から精算までの一連の業務を効率化し、経理のDXを推進するクラウドベースの経費精算システムです。その特徴として、まず経理の効率化・DXを図ることが挙げられます。
経費精算業務がクラウド上で管理され、煩雑な手続きを大幅に削減することで、業務フローが簡略化されます。また、経費精算データは電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しており、法改正にも迅速に対応できます。
MOT経費精算は業界最安クラスでありながら、機能は充実しています。経費精算・交通費精算・旅費精算・電子稟議(ワークフロー)・自動仕訳など豊富な機能が低価格で提供されており、多くの企業にとってコスト効率の高いシステムと言えます。
導入メリットとして、経理担当者、申請者、承認者の業務がすべて効率化されます。クラウド上での管理により、申請から承認までのプロセスが円滑に行え、時間とコストの削減が実現します。また、他のサービスとの組み合わせで機能を拡張でき、利便性が向上します。
大企業や中小企業、個人事業主など広範な利用者にとって、経済的な負担を最小限に抑えつつ高品質な経費管理が実現します。MOT経費精算は、利便性とコストパフォーマンスを両立し、経理業務のコスト効率を大きく向上させます。