WaWaD-Beとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- WaWaD-Beは、自社のニーズに合わせて自由にフォームを作成・共有できるシステム
- 作成したデータはCSVで一括出力し、Excelで統計情報を作成することも可能
- データベース作成時は入力方法を限定できるため、入力者別でも失敗や漏れを防ぐ
WaWaD-Beは、顧客情報・商談情報・商品情報など自社のニーズに合わせて、自由にフォームを作成・共有できるシステムです。本記事では、WaWaD-Beの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
WaWaD-Beとは
WaWaD-Bは、顧客情報や営業の進捗状況、商品情報、販促ツール、クレーム情報など社内で別々に保存・管理しているデータを一元管理し、自由にフォームを作成・共有できるシステムです。
これによって、社内に分散しているデータベースが統合されてアクセスできるようになり、業務全体の効率化が図られます。また、自分が知りたい情報に関する項目が更新された場合、通知を受け取れる便利な機能なども搭載されています。
さらに蓄積されたデータはCSV出力できるため、自由にデータ加工を行うことができます。本記事では、WaWaD-Beの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系などについて分かりやすく解説します。
WaWaD-Beの特徴
WaWaD-Beには、自由にフォームを作成できる機能や、蓄積されたデータを一括してCSVに出力することができるなど、多岐にわたる機能が搭載されている点が特徴となっています。ここからは、WaWaD-Beの特徴として、下記の項目について詳しく解説します。
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WaWaD-Beの特徴
自由にフォームを作成できる
WaWaD-Beは、誰でも簡単にフォームを作成・共有ができるように工夫された機能が特徴です。担当者ごとにフォームを作成できるので、各自がそれぞれの方法に合ったデータ処理ができ、作業効率の向上にも効果があります。
これによって、顧客情報、商談進捗状況、商品情報、クレーム情報、販促ツールなど、自社のニーズに合わせて、自由にフォームを作成して共有できるので、社内の情報を有効活用できます。
また、自分が知りたい情報が更新されたことを知らせる「気づき機能」などの便利な機能も搭載されています。
データは一括でCSV出力可能
WaWaD-Be上で蓄積された顧客情報などのデータは、すべてCSV(Comma-Separated Values)としてダウンロードすることが可能です。そのため、ダウンロードしたCSVデータを用いて、他システムへの取り込みなどの連携にも対応できます。
また、抽出したデータを表示した一覧表などの必要なデータをCSVとして取り出して、Excelなどを使用してデータの詳細な分析や集計などを行い、自由に統計資料を作成できる点も特徴です。
低価格で導入できる
WaWaD-Beは、他のクラウドデータベース管理ソフトウェアと比べてコスパが良い特徴があります。月額の基本料金2500円に加えて、1ユーザーあたりわずか300円で導入できます。
また、初期費用が無料となっており、設定方法の説明も1回まで無料となっています。そのため、自社のデータベースに手をかけずに、低価格で構築したい企業などにおすすめのツールです。
WaWaD-Beの主な機能
WaWaD-Beには多岐にわたる機能が搭載されており、自社のニーズに合ったデータベースが構築できます。ここからは、WaWaD-Beの主な機能として、以下の項目の詳細について解説します。
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WaWaD-Beの主な機能
顧客管理
WaWaD-Beでは、それぞれの企業や組織に合う顧客情報データベースのフォームを自由に作成して共有できるので、カスタマーサービスの向上にも活用できます。
また、データベースに入力する項目を自由に設定できる他、フィルタ機能を活用して特定の顧客だけを抽出したり、検索してデータを一覧表示したりすることも可能です。
例えば、Aランクの顧客のみリスト化や、問い合わせ一覧表や顧客電話検索などにも応用できます。抽出したデータはCSV形式で出力できるので、Excelに取り込んで自由に分析することもできます。
また、部署別に閲覧可能範囲を指定などの設定が可能なので、セキュリティー面も安全です。
案件管理
WaWaD-Beによって、案件ごとに進捗管理ができたり、進行中の案件を一覧表示して進捗状況や受注確度、受注予定日など、日々の顧客案件管理を一元的に行なったりすることができます。
また、フィルタ機能を活用して、提案中の案件の絞り込みや、受注が予定されている遅延案件の絞り込み、提案から特定の日数が経過した案件など、気になる案件の絞り込みができます。
さらに、ミーティング前に情報を更新して、ドキュメントとして活用できます。また、CSV出力して会議資料の作成も可能です。その他、顧客マスタと連携させて、顧客別の案件一覧の表示もできます。
問合せ・クレーム管理
WaWaD-Beを利用して、顧客からの問い合わせやクレームの内容を登録し、社内で共有することができます。これによって、顧客から寄せられた声やクレームを企業内のナレッジデータベースとして蓄積し、活用することができます。
また、フィルタ機能により、問い合わせやクレームの内容ごとに分類して集計することもできます。一覧表示させたリストは、CSV形式で出力することができ、より詳細な分析も可能です。
問い合わせやクレームの適切な管理は、顧客との信頼関係を構築し、ビジネスの信頼性を向上させるために欠かせないプロセスとなります。
機器導入履歴管理
機器導入履歴の管理は、組織が機器や設備を効果的かつ効率的に運用するために重要なプロセスです。具体的には、受注・納品が完了した機器の詳細情報を、WaWaD-Beのデータベース上に登録して蓄積することができます。
これには機器に関する詳細な情報として、導入年月日、リース開始日、契約内容などが含まれます。このデータベースを基にフィルターを活用して、交換時期が近づいた機器を一覧表示することにより、機器交換などの提案がしやすくなります。
WaWaD-Beによる機器導入履歴の適切な管理は、機器のライフサイクル全体を把握して、適切な保守や更新を行う際に有効です。これにより、機器の効果的な受注や納入を確保し、適切な機器入れ替えなどの意思決定を行うことができます。
フォーム設計
WaWaD-Beによるデータベースの自由なフォーム設計機能によって、ユーザーはデータ入力フォームを任意にデザインできます。これによって、固定のフォームにとらわれずに、ユーザーが必要に応じてフィールドの配置やコントロールを柔軟に指定できます。
また、フォームのデザインに関してもカラーやスタイル、サイズ、フォントなどを自由に設定することが可能です。データ入力フォームを見やすく、利用しやすいフォームデザインやカスタマイズができます。
さらに、各フィールドに対して、テキストボックスなどのデータ入力コントロールを自由に設定できるので、データの正確性や使いやすさをアップさせることができます。
マスタ連携・マスタ連携時の検索
WaWaD-Beにおけるマスタ連携機能では、データベース同士でマスタ項目の連携を行うことが可能です。例えば、「案件報告」の顧客名と、「顧客マスタ」の顧客名を連携することができます。そのため、同じ顧客に関連する情報が統合しやすくなります。
また、マスタ連携時の検索としての「サジェスト検索」では、マスタ連携していた場合に、入力途中で文字予測が行われ、入力した文字列の下に候補が表示されます。例えば、「株式会社」が付く顧客名の表示などの検索に有効です。
マスタ連携時の「通常検索」では、文字の部分一致を「含む」「含まない」の検索が可能です。例えば、「ア」の文字を含む顧客名を検索した場合に候補が表示されます。
検索機能
WaWaD-Beの検索機能では、データベース一覧表示画面から絞り込み検索が行える機能があります。通常の検索機能を使わなくても、Excelのピボットテーブルのように、画面上でさまざまな切り口の検索を簡単に行うことが可能です。
例えば、区域・担当者・商品ごとに売上を集計するケースや、売れている人気商品などをランキング付けするケース、顧客からのアンケートの回答の内容をまとめるケースなど、さまざまな切り口で簡単に検索ができます。
また、通常の検索機能では、データベースの項目ごとに検索対象にしたものを検索項目として表示します。文字の部分一致を「含む」「含まない」を指定して検索ができます。
WaWaD-Beを導入するメリット
WaWaD-Beを導入するメリットは多岐にわたります。まず、データベースを作成する段階で入力ミス・入力漏れが防止できます。また、知りたい情報をタイムリーに把握できることや、Excelを利用して統計資料を作成できるなどの点が挙げられます。
ここからは、WaWaD-Beを導入するメリットとして、以下の項目について詳しく解説します。
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WaWaD-Beを導入するメリット
入力ミス・入力漏れをせずにデータベースを作成できる
WaWaD-Beでは、データベース作成時に入力方法を限定することができるため、データの正確性や一貫性を向上させることが可能です。これにより、利用者も保存の仕方や、入力方法で間違えたり失敗することはありません。
データベースの項目に対して、適切なデータ型を設定します。例えば、数値型や文字列型、日付型などを指定し、範囲や一意性などの制限を指定します。また、特定の項目を必須項目として設定でき、データを入力しない限り次項目の入力を受けないようにできます。
これらの設定を組み合わせることで、データベースへのデータ入力において利用者が保存や入力の仕方を誤る可能性を大幅に減少させることができます。これによって、データの品質が向上し、正確で信頼性のある情報を保存できるようになります。
知りたい情報をタイムリーに把握できる
WaWaD-Beには「気づき機能」が搭載されており、自分が知りたい情報が入力や更新された場合など、データ項目に変更があった時に知らせを受け取れるように設定できます。
この機能は、自分が知りたいデータ項目にのみ設定できるので、必要な最新の情報をタイムリーに把握できます。
Excelで統計資料を作成できる
WaWaD-Beのデータベース上で扱うデータ項目は、CSV形式で出力ができます。このCSV形式はほとんどのデータ処理ソフトウェアがサポートしており、ExcelでもCSVを直接取り込むことができます。従って、データベースからExcelにデータを容易に移行できます。
Excelでは数式や関数を使用してデータを計算し、集計できます。これにより、統計資料に必要な各種統計数値を素早く取得できます。
また、データベースから取り込んだデータを元に、視覚的な表現を含むグラフやチャートを簡単に作成できます。そのため、Excelと連携することで、統計データをわかりやすく可視化できます。
WaWaD-Beの口コミ・評価
WaWaD-Beは、安価な料金と使いやすいフリーフォーマットの作成機能により、多くの利用者から好評を得ています。利用者からは「安価なサービスで、できる範囲が広いため、思った通りの設計が出来る」といった口コミがあり、低価格と設計機能が好評です。
また、「Excel管理からのステップアップができ、安価に移行できる点が魅力」という声があり、機能面での豊富さや価格面での評価が高くなっています。
さらに、「使いやすいフォームなのでニーズに合わせてカスタマイズできます」といった口コミがあり、使い勝手の良さやニーズに合わせやすい柔軟性の点が高評価です。
WaWaD-Beの料金体系
WaWaD-Beの費用に関しては、誰でも始めやすい低価格を実現しています。月額の基本料金が2500円で、1ユーザーごとにID:300円/月です。初期費用はかからず、設定方法の説明も1回まで無料となっています。
1ID | 基本料金 |
300円/月 | 2,500円/月 |
※基本料金はID単位ではなく、1契約単位
WaWaD-Beの導入の流れ
WaWaD-Beの導入の流れとしては、STEP1からSTEP4までとなっています。以下にSTEPごとの内容を解説します。
【STEP1】
14日間無料でデータベース作成サービスが利用できます。これによって、使い勝手などを含め、実際の画面でさまざまな機能を試して評価することができます。
【STEP2】
無料期間を利用した後に、実際の利用開始前にWaWaD-Beの担当者より最適なサービスの案内があります。
【STEP3】
利用する前に、実際のサービスに応じたシステムなどの導入、またはインストールの具体的な案内があります。
【STEP4】
全ての設定が完了すると、データベース作成を開始できます。その後は設定などの相談も問い合わせることができます。
まとめ
WaWaD-Bは、顧客情報や商品情報、クレーム情報など社内で別々に管理しているデータを一元管理し、自由にフォームを作成・共有できるデータベース管理システムです。
WaWaD-Bによって、社内に分散しているデータベースが一元管理され、社内の業務全体の効率アップが期待できます。また、CSV形式のデータをダウンロードして、Excelと連携することで、総計情報などが作成できる点も便利です。
自社のデータベース構築に当たっては、低価格で使い勝手の良いWaWaD-Bを導入して、効率の良いデータベースを作成し、社内で共有して効率的なDB業務を展開しましょう。