見積Richとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- 見積Richはインボイス制度・改正電子帳簿保存法に対応した見積書・請求書作成サービス
- クラウド型のためどこでも見積書を作成でき、在宅勤務やテレワークにも対応する
- 外出先からも見積内容の確認が可能なため、承認処理のリードタイムを短縮させる
見積Richは、インボイス制度・改正電子帳簿保存法に対応した見積書・請求書作成サービスです。クラウド型のため、在宅勤務やテレワークにも対応できます。本記事では、見積Richの強みである特徴・主な機能・導入のメリットや料金体系を解説します。
見積Richとは
見積Richは、インボイス制度・改正電子帳簿保存法にも対応した、見積書・請求書の作成ができるクラウドサービスです。見積書の作成から案件の受注管理など、企業における日々のワークフローをすべてWeb上で完結できます。
クラウド型であるため、在宅勤務やテレワークにも対応できることから、働き方改革の推進にも役立ちます。見積Richは、累計契約数2,500社超と多くの企業で利用されているため、信頼性の高さにも期待ができるサービスです。
見積Richの特徴
見積Richは、インボイス制度・改正電子帳簿保存法にも対応しており、適正な見積書・請求書を作成できます。また、セキュリティ管理機能が備わったクラウドサービスであるため、場所や時間を問わず利用できるのも特徴です。
ここでは、見積Richの特徴について詳しく解説します。
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見積Richの特徴
インボイス制度・改正電子帳簿保存法に対応
見積Richは、2023年10月より導入された「適格請求書保存方式(インボイス制度)」に対応しています。インボイス制度の帳票発行や帳票保存ルールに沿った請求書を作成できます。
適格請求書には、課税事業者として登録を行った「適格請求書発行事業者の登録番号」「適用税率」「消費税額」を記載する必要があります。見積Richは帳票の初期設定により、登録番号などの記載必要事項を設定しておくことで、帳票に反映させることができます。
いつでも、どこでも、見積書作成ができる
見積Richは、クラウド型Webサービスであるため、見積書の作成・承認・発行までインターネット上で行えるのが特徴です。インターネットとPC、ブラウザがある環境なら、いつでもどこでも見積書を作成できます。
社外でも見積書を作成できれば、顧客との商談先でもその場で見積書を作成・提示することが可能になります。迅速な対応を行うことで、ビジネスチャンスの損失を防ぎます。また、どこでも利用できることから、在宅勤務やテレワークにも対応できます。
安心のセキュリティ
見積Richで発行されるデータは、すべて暗号化されるセキュリティ機能が備わっているため、万が一の場合でも情報漏洩の心配がありません。PDF帳票を出力する際には、自動的に暗号化されることにより、承認後の不正改ざんを防止できます。
また、データの保管を行う見積Richのデータセンターでは、すべてのデータを暗号化したうえで管理します。ブラウザまでの通信経路もSSL通信によって、やりとりするデータすべてを暗号化するため、安心して利用することができます。
見積Richの主な機能
見積Richには、見積書の作成をはじめ、案件の営業管理や帳票出力の他にも、パッケージソフト並みのマスタ管理ができる機能が搭載されています。ここでは、見積Richの主な機能について詳しく解説します。
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見積書作成
見積Richの見積書作成機能には、テンプレート機能や過去に作成した見積書の流用機能があり、見積書の作成業務が大幅に効率化します。あらかじめ登録しておいた定型テンプレートを呼び出すことで、入力する項目が少なく済みます。
さらに、過去に類似案件があった場合、該当案件を検索して呼び出し、そのまま新しい見積書に項目や単価を流用できます。これにより、見積書作成にかかる時間が大幅に削減されます。過去の見積書の流用は、スキルの差による品質のばらつき防止にも繋がります。
また、原価見積と売価見積を分離して表示するため、適正な利益を確保しながら見積書を作成できます。シンプルで直感的な操作で使い勝手が良いため、社内に浸透しやすくなるのもポイントです。
見積承認
見積Richは、一般的に行われている承認フローだけでなく、見積金額や利益率など実務によって変化する承認フローにも柔軟に対応できることが特徴です。マウス操作だけで、承認フローの決裁権限管理により、承認フローの段階構築を簡単に行えます。
承認処理は外出先からでも可能であるため、承認待ちの時間を短縮することができます。また、承認の下りていない見積書は正式見積書として発行できないため、知らない見積書がひとり歩きしてしまう事態も防止できます。
案件・営業管理
見積Richには見積作成だけでなく、案件・営業管理機能も備わっています。すべての見積を一元管理することで、案件の進捗状況を可視化することが可能になります。案件管理画面は一覧表示され、商談メモや上司のフィードバックなど書き込みを加えることができます。
見積Richを営業活動のフォローに活用することで、案件の追跡漏れがなくなり、ビジネスチャンスの損失を防止します。また、受注状況を分析し、結果をグラフィカルにレポート表示することができます。活動状況を一目で把握できるため、営業戦略にも役立ちます。
帳票出力
見積Richの帳票は、すべてPDFで出力されます。PDF化することで、印刷にかかる紙代・トナー代・電気代などのコストを削減することができます。見積書だけでなく、注文書・納品書・請求書・領収書などの帳票もPDFで出力します。
帳票の出力機能には、デジタル捺印や見積書のメール送信も備わっています。また、PDF暗号化によって帳票の改ざん防止を行うため、セキュリティ面でも安心です。これにより、改正電子帳簿保存法にも対応することが可能になり、見積Rich上で適正に管理できます。
マスタ管理
見積Richのマスタ管理は、パッケージソフトと同レベルの商品マスタ機能や顧客マスタ機能を搭載しています。商品のカテゴリー設定を画面上で簡単に登録することが可能で、見積書作成の際に、使いやすくカスタマイズすることができます。
また、顧客マスタでは取引先ランクにより、重要度を設定することができます。従来パッケージソフトで使用していた商品マスタ・顧客マスタは、インポート機能によりCSV形式で簡単に移行することもできます。
見積Richを導入するメリット
見積Richを導入することで、さまざまなメリットが得られます。外出先でも利用ができるクラウド型のサービスであるため、在宅勤務やテレワークにも対応が可能で、承認フローにかかる時間を大幅に削減できます。
また、帳票はPDF出力にて保存できるため、印刷にかかるコストも削減できるといった効果があります。ここでは、見積Richを導入することで、得られるメリットについて解説します。
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見積Richを導入するメリット
在宅勤務・テレワークに対応できる
見積Richは、インターネット上で利用できるクラウド型のサービスであるため、出社せずとも見積の作成ができます。見積承認もWeb上で完結できるため、承認の印鑑をもらうための出社をする必要がありません。
印鑑が必要な書類はデジタル捺印を利用することで、紙の書類も不要となり、すべてWeb上でやりとりができます。これにより、在宅勤務やテレワークにも対応できるため、働き方改革の推進にも役立ちます。
コスト削減に繋がる
見積Richは、すべての帳票類をPDF化して保存するため、印刷コストを削減できるメリットがあります。帳票類を印刷しないことで、紙やトナー、電気代が不要になります。また、印刷にかかる手間もかからなくなるため、業務負担の軽減にも繋がります。
紙資源を利用しないことで、ペーパーレス化も推進され、コスト削減だけでなく環境保全活動にも貢献します。エコ活動やSDGsの取り組みを実施できることで、企業イメージの向上にも繋がります。
承認処理のリードタイムを短縮できる
見積Richはクラウド型のサービスであるため、インターネット環境とPCがあれば見積作成・承認処理を行うことができます。よって、見積の承認処理を行うために、上司が社内に常駐する必要がありません。
また、営業担当者は、商談先で見積を作成した場合でも承認処理にかかるリードタイムが短縮できるため、その場で見積提示することができます。スピーディーな見積提示を行うことで、ビジネスチャンスの損失を防止できる効果もあります。
見積Richの料金体系
見積Richの料金体系には、複数ユーザープランと1ユーザープランの2つがあります。複数ユーザープランの月額料金は5,000円〜となっており、見積Richの承認機能や見積共有機能などをフル活用したい企業に向いています。
一方の1ユーザープランは、1ヶ月の見積作成件数が50件まで、取引先やサービス・商品の登録は1,000件までと制限がありますが、無料で利用できます。ただし、承認フローや請求管理、帳票の保存オプションなどの一部機能は利用できません。
1ユーザープランは、見積作成者が1名の場合や個人事業の方に向いています。
複数ユーザープラン | 1ユーザープラン |
5,000円/月〜 | 0円 |
見積Richの導入の流れ
見積Richを導入する際は、導入相談・お問い合わせフォームから必要事項を入力のうえ送信します。申し込みが完了すると、利用登録完了のメールが届き、サービスの利用を開始できます。契約や利用開始後の連絡はすべてWeb上で完結します。
ただし、月額料金を口座振替にしたい場合は、口座振替依頼書をダウンロードし、郵送にて申し込みする必要があります。
見積Richを導入する際の注意点
見積Richを導入する際は、いくつかの注意点があります。まず見積Richは、日本語・日本円ベースでの利用に限られるため、海外向けの見積(外国語、外国通貨)には対応していません。そのため、海外取引がある企業は注意が必要です。
また、最低利用期間については、50ユーザー超の企業向けプランの場合、ASPプランは1ヶ月、自社サーバープランは12ヶ月の最低利用期間が設けられています。
まとめ
見積Richは、インボイス制度や改正電子帳簿保存法にも対応した見積書・請求書作成サービスです。クラウド型であるため、いつでもどこでも見積作成や承認処理が行えるため、業務効率化に繋がります。
作成した帳票はすべてPDF化したうえで、見積Richのデータセンターに保管されます。データの取扱いは、すべて暗号化されているため、セキュリティ面でも安心して利用できます。
見積Richは、すべてWeb上で完結できるため、在宅勤務やテレワークにも対応が可能です。そのため、働き方改革の推進にも役立ちます。また、紙の帳票類をなくすことができるため、環境保護活動の一環としても有効です。
多くの企業で取り入れられていることから、その信頼性の高さにも期待ができるサービスです。ぜひ見積Richを導入して、日々の業務を効率化し、ビジネスチャンスの獲得に役立てましょう。