ロジクラとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- ロジクラは、発送業務や在庫管理を効率化し、事業の成長をサポートするシステム
- 従来の高額なハンディターミナルは必要なく、iPhoneだけで検品作業ができる
- 多数の外部システムと連携可能で、連携先から注文をワンクリックで取り込みできる
ロジクラは、発送業務や在庫管理を効率化し、事業の成長をサポートするシステムです。コストを抑えて導入でき、多数の外部システムと連携も可能です。本記事では、ロジクラの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
ロジクラとは
ロジクラとは、スマートフォンを使って、入荷から発送までの一連業務を行えるツールです。導入することで、発送業務・在庫管理におけるミスや無駄を削減でき、手間のかかる作業を大幅に簡略化できる可能性があります。
これにより、発送件数の増加や人員不足にも柔軟に対応できるようになり、事業の成長につながるでしょう。本記事では、ロジクラの特徴やメリット、料金体系についてご紹介します。発送業務・在庫管理における課題を抱える企業は、ぜひ参考にしてください。
ロジクラの特徴
ロジクラには、手間のかかる発送業務や在庫管理を簡略化し、事業の円滑化や成長につなげる特徴があります。ロジクラの主な特徴をご紹介します。
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発送業務・在庫管理を効率化
ロジクラでは、スマートフォンを使った発送・在庫管理が可能なほか、外部連携機能によるデータの自動取り込みが可能です。従来は手動で行っていた業務の多くをシステム上で完結できるため、業務上のミスや無駄を削減できるでしょう。
これにより、発送業務・在庫管理の大幅な効率化を図ることができます。さらに、シンプルなデザインと分りやすいUI設計により、発送業務や在庫管理の知識がない方でも、直感的な操作による業務遂行に期待できるでしょう。この点も業務の効率化に寄与しています。
在庫データの一元化を容易に実現
ロジクラには、在庫データの一元化を容易に実現できる特徴があります。例えば、無料プランでも在庫登録数の制限がなく、リアルタイムの在庫状況をPCやスマ―トフォンを使って把握できます。有料プランでは、複数拠点の在庫管理も可能です。
全ての拠点の在庫状況をリアルタイムで確認できるため、過剰入荷や在庫切れといったリスクの低減につながるでしょう。また、在庫に関する情報は、アクセス権限を持つ社員全員に共有されるため、拠点間での商品の取り寄せといった業務も円滑に行うことができます。
多数の外部システムと連携できる
ロジクラは、外部システムとの連携に対応しています。API連携やCSV出力といった連携形式に対応しているため、幅広いシステムとの連携が可能です。
ロジクラとシステムを連携させることで、シームレスなデータ共有を実現でき、手動の転記作業の削減・転記ミスの防止につながります。また、注文データと在庫数を連動させるなど、より柔軟な在庫管理が可能になるでしょう。
ロジクラの主な機能
ロジクラには、発送業務・在庫管理を効率化するための機能が充実しています。代表的な機能をご紹介していきます。
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入荷・入庫
入荷・入庫に関する機能としては、アプリによるバーコード検品などが代表的です。入荷予定を事前に登録しておき、入荷時にスマートフォンのカメラを使って商品のバーコードを読み取ることで、検品と在庫管理を同時に行えます。
この機能を活用して、入荷数を正確にカウントすることで、入荷ズレや入荷ミスによる欠品を防止しやすくなるでしょう。入荷履歴の検索も可能なため、万が一ミスが発覚した場合でも、迅速な原因特定が容易です。
結果として、入荷・入庫管理業務の精度を向上させることができ、迅速な出荷業務を実現できる可能性があります。
在庫
在庫に関する機能には、リアルタイムでの在庫管理やフリーロケーション管理があります。フリーロケーション管理では、現場担当者が入荷商品を棚に保管する際に、スマ―トフォンを使って商品の棚番とロケーションを紐付けることができます。
この機能の活用により、倉庫スペースを最大限に有効活用しながら商品を保管できます。また、保管場所をリアルタイムで管理できるため、出荷時に商品を探し回る無駄を削減でき、出荷作業の迅速化にもつながる可能性があります。
さらに、ロジクラには、SKU単位で確認できる在庫変動ログや、セット商品・ロット・有効期限を管理する機能も搭載されています。従来は手動で行っていた作業をシステム上で完結することにより、複雑な商品管理も効率的に行えるでしょう。
これにより、自社で取り扱う商材の範囲や量が拡大し、ビジネスチャンスの拡大につながる可能性があります。
出荷・出庫
出荷・出庫の機能では、登録した出荷予定を基にオーダーを作成し、現場担当者のスマートフォンに配送指示を出すことができます。手持ちのスマートフォンを使って出荷の指示や確認ができるため、現場の利便性が大きく向上するでしょう。
また、あらかじめ出荷予定を登録することで、今後の在庫予測を正確に把握でき、適切な在庫量の確保が容易になります。オーダーを基にした納品書や宅配送り状の作成も可能であり、出荷作業の迅速化につながります。
このような機能の活用により、出荷業務における目視・手動の作業を大幅に削減できるでしょう。結果として出荷量の増大を見込むことができ、ビジネスの拡大につながる可能性があります。
連携機能
ロジクラは、受注管理システムやECカートといった外部システムとの連携機能を備えています。連携機能を活用することで、商品マスタの取り込みから受注管理、そして出荷までの発送業務における一連の業務をロジクラ内で管理できます。
これにより、人力でのデータの転記作業が不要になり、発送業務の大幅な効率化につながるでしょう。そして、少ない人員でもスムーズな発送業務が可能になります。
ロジクラを導入するメリット
ロジクラを導入することで、出荷業務・在庫管理を効率化できるだけでなく、コストの節約にも期待できます。ここからは、ロジクラを導入するメリットをご紹介していきます。
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ロジクラを導入するメリット
iPhoneだけで検品作業ができる
ロジクラでは、iPhoneのカメラを使って商品のバーコードを読み取ることで、入荷・出荷時の検品作業を行えます。専用のハンディターミナルの購入が必要ないため、備品費用の節約につながるでしょう。
また、既にiPhoneを利用している企業であれば、日頃使い慣れている端末をそのまま業務に利用することができます。つまり、新しい機器の操作方法などのレクチャーが不要となり、従業員教育にかかる時間・労力を削減できる点もメリットです。
出荷業務のミスを軽減できる
ロジクラの導入により、出荷業務のミスを軽減できるメリットに期待できます。ロジクラは、外部システムとの連携により、注文情報の取り込みから出荷までをシステム化できるためです。
従来のような手作業での荷造りに頼らずに済むため、人為的ミスによる誤出荷のリスクを抑えられるでしょう。また、バーコード管理することにより、色・サイズ違いといった商品の出荷ミスも防ぎやすくなります。
ロジクラを導入することで、出荷業務のミスを減らすことができ、結果としてビジネスが円滑化するでしょう。そして、企業としての信頼性の向上にも期待できます。
棚卸し業務の工数を削減できる
ロジクラでは、商品のバーコードをスマートフォンのカメラで読み取ることで、入荷・出荷時に商品の在庫数が即時で更新されていく仕組みが構築されています。
そのため、バーコードの読み取りさえ忘れなければ、正確な在庫数をリアルタイムで把握できます。従来のような目視での商品数の計測や、紙やExcelへの記録作業を削減できるため、棚卸し業務の工数を大幅に削減できるでしょう。
また、数え間違いや数え忘れによる在庫ズレの防止にも期待でき、正確かつ迅速な出荷業務を実現できるメリットがあります。
ロジクラの口コミ・評価
ロジクラの口コミ・評価では、「スマホで出荷業務ができる」という意見が見られました。専用のハンディ端末は操作に慣れるまで時間がかかることもありますが、ロジクラでは使い慣れたスマートフォンを利用できるため、すぐに使いこなせる点が評価されています。
「UIが使いやすい」「誰でも直感的に作業しやすい」といった操作面に関するポジティブな声も多くあります。さらに、「外部システムとの連携により、商品マスタ管理やキャンセル処理が簡易化した」というユーザーもいました。
また、「複数拠点の在庫管理ができる」ことにより、発送業務の大幅な効率化に役立つことが分かります。
ロジクラの料金体系
ロジクラには「プレミアムプラン」と「ライトプラン」があり、年間契約の場合の料金は月額12,800円〜40,000円となっています。初期費用は無料のため、導入費用をできる限り抑えたい企業にも利用しやすいでしょう。
ただし、契約から1年経過時より、年間保守費用30,000円(税抜)がかかる点に留意が必要です。
プレミアムプラン | ライトプラン |
年間契約なら¥ 40,000/月 月額契約の場合は¥49,000/月 | 年間契約なら¥ 12,800/月 月額契約の場合は¥14,800/月 |
※料金は全て税抜き
ロジクラの導入の流れ
ロジクラは本格導入の前に、無料トライアルを利用することができます。トライアル期間中は、上位プランの機能を無料で利用できます。なお、ロジクラの導入の流れをより詳細に知りたい場合は、公式HPから無料の「概要資料」のダウンロードを行うのがおすすめです。
ロジクラを導入する際の注意点
ロジクラを導入する際の注意点は、主に3つあります。1つ目は、ロジクラではAndroidアプリの提供がないことです。原則としてiPhoneのみの利用となるため、自社支給の端末と適合するかどうか、事前の確認が必要です。
2つ目の注意点は、ロジクラのブラウザにはGoogle Chromeが推奨されている点です。Internet Explorerについては、公式のサポートが切れているため、利用は控えることが望ましいでしょう。
また3つ目の注意点として、場合によっては追加料金が発生する点が挙げられます。例えば、ライトプラン・プレミアムプランはともに出荷量の上限が決まっており、超過する場合は1件につき5円〜25円の追加料金が発生します。
また、契約1年間ごとに発生する年間保守費用についても留意しておきましょう。
まとめ
ロジクラは、正確な発送業務や在庫管理を実現し、ビジネスの成長につなげるツールです。商品のバーコードをiPhoneで読み取ることで、リアルタイムな在庫状況の把握や、正確なピッキング・出荷を実現できます。
専用のハンディターミナルの購入が必要なく、システム導入にかかる費用・手間を必要最小限に抑えられるでしょう。
また、外部システムとの連携により、商品マスタの管理から出荷までを一定程度自動化できるため、棚卸し業務の簡略化や誤出荷のリスク低減にも期待できます。正確な発送業務や在庫管理を実現するには、ロジクラの導入がおすすめです。