KnowledgeC@feとは|主な機能や特徴・メリットを解説
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- KnowledgeC@feでは、企業のニーズによって選択できる柔軟なサービスを提供している
- スマートフォンやタブレットでの使用に対応し、見やすくて使いやすい画面構成である
- KnowledgeC@feは複数言語に対応しており、企業成長に合わせたグローバル展開が可能
KnowledgeC@feとは、人材会社ならではの研修運営実績やノウハウを活かした学習管理システムです。強固なセキュリティ環境下での運用が可能です。本記事では、KnowledgeC@feの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
KnowledgeC@feとは
KnowledgeC@feは、さまざまなニーズに応じた学習コンテンツをオンライン上で提供し、効率的に人材育成を行うことで、企業の成長に繋げる学習管理用プラットフォームです。
モバイル端末や複数言語にも対応しており、多様な働き方を推進する企業でも安心して利用できます。本記事では、KnowledgeC@feの特徴・メリット・料金体系をご紹介します。
KnowledgeC@feの特徴
KnowledgeC@feには、人材育成に関する実績やノウハウ・セキュリティ性・柔軟性に特徴があります。KnowledgeC@feの主な特徴をご紹介します。
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KnowledgeC@feの特徴
人材育成会社ならではの実績とノウハウ
KnowledgeC@feは、人材育成企業の株式会社「富士通ラーニングメディア」が提供するサービスです。導入社数1,950社・利用者数113万人という豊富な研修運営実績があり、導入事例から得た人材育成に関する知見・ノウハウがKnowledgeC@feに活かされています。
また、LMSの開発は豊富な納品実績を誇る開発チームが行い、幅広い業界・業種の企業の人材育成ニーズにも柔軟に対応してくれます。さらに、経験豊富な専任部隊によるサポート体制も整っており、システム運用に不安のある企業でも安心です。
強固なセキュリティ環境による安定稼働
KnowledgeC@feには、強固なセキュリティ環境による安定稼働を実現している特徴があります。具体的には、システムは障害や故障に強く、高い拡張性を有したクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service for OSS」上で稼働しています。
これにより、障害発生時や大規模アクセスの際も安定的なサービスの提供に期待できます。24時間365日のセキュリティ体制が整っているため、クラウド上でも企業の情報を安全に管理・保管できるでしょう。
また、KnowledgeC@feは、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)の要件を満たしたクラウド型プラットフォームでもあります。
ニーズに応じて選択できる柔軟なサービス
KnowledgeC@feには、企業内研修を全般的に行える「KnowledgeC@fe」と、eラーニングでの一斉研修に特化した「KnowledgeC@fe for eラーニング」の2つのプランがあり、ニーズに応じて柔軟にサービスを選択できます。
自社に必要な機能のみを有したプランを導入することで、操作や運用の利便性が向上するでしょう。また、コストの節約にも繋がります。
KnowledgeC@feの主な機能
KnowledgeC@feには、人材育成のための学習管理を効率化する機能が充実しています。KnowledgeC@feの主な機能をご紹介します。
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モバイル端末対応
KnowledgeC@feは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応しています。営業・出張先・リモートなどの社外にいる社員もモバイル端末を使って、時間・場所にとらわれずに社内研修を受けられます。これにより、学習効率の向上に期待できます。
また、KnowledgeC@feは、利用者の立場に立った見やすく使いやすい画面構成になっています。具体的には、シンプルなレイアウトと分かりやすいメニュー配置で操作がしやすく、誰でも戸惑わずに利用できるでしょう。
さらに、コンテンツは、使用する端末の画面に合わせて最適化されています。スマートフォンや小型ノートPCなどでも視覚的な障害が少なく、スムーズに学習に取り組むことができます。
受講者の投稿
受講者の投稿では、コンテンツを受講した受講者が自由に意見や感想を投稿できます。この機能の活用により、研修に関する新たな視点や気づきを得ることができ、より深い理解を促せるでしょう。
受講者同士での活発な交流は、受講の孤独感を軽減することにも繋がります。特にeラーニングなどは、録画された研修を1人で視聴することが多いため、孤独を感じやすく、モチベーションの低下に繋がる恐れがあります。
しかし、KnowledgeC@feには受講者同士の繋がりを強化する機能が備わっているため、このようなリスクを回避できます。また、受講者同士で学びあい教えあうことで、互いに刺激を受け、より積極的な学習やスキル習得を促す効果にも期待できます。
eラーニング内製化の支援
KnowledgeC@feには、独自のeラーニングを作成する機能が備わっています。具体的には、教材の目次・テスト・アンケートなどの作成や教材用ファイルのアップロードを全てブラウザ上で行えます。
内製化に必要な機能はメニューごとに区分して表示されているため、誰でも簡単に作成作業を進められるでしょう。
専門性や特殊性の高いコンテンツは需要が少ないため、教材などが限られていることが多く、企業が希望するレベルでの学習ができないことがあります。
eラーニングの内製化が簡単にできるKnowledgeC@feなら、このようなコンテンツも柔軟に作成できるため、効率的な人材育成が可能になります。
多言語対応
KnowledgeC@feは日本語に加え、英語・中国語(繁体字・簡体字)・フランス語・タイ語・ベトナム語・ドイツ語・スペイン語・インドネシア語・韓国語・ポルトガル語に対応しています。
これらの言語の切り替えは利用者ごとに行うことができ、管理者がその都度操作する手間を省けます。多言語での学習環境を提供できることにより、人材育成の対象の幅を広げることができ、企業の成長性をさらに高めることに繋がります。
Web API
KnowledgeC@feは、企業ごとの環境に応じた拡張性を備えており、既存システムとの柔軟な連携が可能です。例えば、人事管理システムとシームレスに連携することで、人材管理やスキル管理などの利便性がより向上するでしょう。
組織・ひと名鑑
組織・ひと名鑑は、部門や個人に属人化した情報を組織全体で共有することで、社内コミュニケーションの活発化を促す機能です。
例えば、KnowledgeC@feに登録されたグループの連携により、組織ツリーをベースにして、その中の実働単位のグループを可視化できます。ユーザー個人としては、自身の個人ページに、自己紹介・スキル・アバターなどプロフィールを記載し、公開できます。
連絡先などへのリンクも設定できるため、個人間でのアクセスがしやすくなり、部門を横断した社内交流の活性化に期待できるでしょう。
また、実働単位のチームや個人のプロフィールを組織全体で可視化することで、所属部門に関わらず、チームまたは個人単位での柔軟な人材登用が可能となります。より創造的なビジネス活動に繋がるでしょう。
KnowledgeC@feを導入するメリット
KnowledgeC@feの導入により、効率的な人材育成・従業員のコンプライアンス意識やモチベーションの向上・企業のグローバル展開などのメリットに期待できます。ここからは、KnowledgeC@feを導入するメリットをご紹介していきます。
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KnowledgeC@feを導入するメリット
コンテンツを継続的に改良することが可能
KnowledgeC@feには、オリジナルコンテンツの作成を支援する機能が搭載されています。基本的には、KnowledgeC@feのみで自社独自のオリジナルコンテンツを作成・アップロード・配信できるため、他ツールとの併用は必要ありません。
1つのシステム上でコンテンツを作成・管理できることにより、担当者の負担軽減や業務の効率化に繋がるでしょう。さらに、自社のオリジナルコンテンツは、自由に編集・削除できる点もメリットです。
継続的な改良を施すことができるため、企業の成長やニーズの変化に合わせてコンテンツを作り変えることができ、柔軟な人材育成を実現できます。
現場でコンテンツを確認しながら作業できる
KnowledgeC@feは、現場でコンテンツを確認しながら作業に取り組めます。KnowledgeC@feは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応しており、社外でも簡単にコンテンツを見ることができるためです。
例えば、工場設備の操作手順について、スマートフォンでコンテンツを確認しながら行うことができます。手持ちの端末が利用できるため、従業員の手荷物を減らすことができ、負担の軽減に繋がるでしょう。
また、通信環境と端末さえあれば、時間・場所に関係なくすぐにコンテンツを確認できる点もメリットです。例えば、緊急の対応が求められる場面でも担当者に連絡する必要がなく、各従業員が主体的に対応できます。
確認作業のタイムラグを削減することで、より迅速で的確な対応に期待できるでしょう。
全従業員のコンプライアンス遵守につながる
KnowledgeC@feのeラーニングの活用により、数万人規模の大企業でも効率よく社内全体研修を実施できます。集合型の研修の場合、従業員には受講のためのスケジュール調整や会場への移動といった負担がかかります。
中には、スケジュールの調整がつかず研修に参加できない従業員が出ることもあります。このために、従業員間でコンプライアンス意識にバラつきが出たり、企業全体での意思統一が妨げられることになりかねません。
一方、KnowledgeC@feのeラーニングでは、全ての従業員が時間・場所にとらわれずにコンプライアンス研修を受講できます。これにより、全従業員のコンプライアンス意識が向上しやすくなり、ひいてはコンプライアンス遵守に期待できます。
受講者のモチベーション管理で研修を効率化
オンライン学習は基本的に1人で学習に取り組むため、モチベーションが下がりやすいのが課題です。学習意欲の低下により、なかなか成果が出なかったり、中座したりすることもあるでしょう。
その点、KnowledgeC@feは受講者のモチベーションを管理して、研修を効率化できるメリットがあります。例えば、従業員の受講状況を一元管理できるだけでなく、自己学習での習得が難しい項目については、eラーニング上でテストで理解度を確かめられます。
これにより、管理者・社員共に学習の進捗状況や習熟度の客観的な把握が可能になります。また、KnowledgeC@feには、投稿機能を始めとする受講者同士の交流を活性化させる機能が搭載されています。
このような機能の活用により、1人の学習でも緊張感が増し、モチベーションが向上しやすくなります。従業員一人ひとりの学習意欲が増すことで、円滑な人材育成に期待できるでしょう。
社員同士のつながりやモチベーションが向上
KnowledgeC@feには、チームや個人を可視化する「組織・ひと 名鑑」が備わっており、活用することで社員同士の横つながりの強化やモチベーションの向上に期待できます。
例えば、個人のプロフィールを充実させることにより、業務上の成績だけでは見えづらい人となり・スキル・嗜好を他メンバーを知ることができ、交流の糸口になるでしょう。
このように社内同士の横の繋がりを強化することで、部門を超えた連携がしやすくなり、より円滑な業務遂行に期待できます。また、社内交流が活性化し円滑な人間関係を構築することで、社員一人ひとりの帰属意識が強化され、モチベーションの向上にも繋がるでしょう。
複数言語に対応したグローバル展開が行える
KnowledgeC@feは複数の言語に対応していることから、企業のグルーバル展開にも役立ちます。例えば、さまざまな言語でマニュアルを提供できるため、海外拠点や外国人労働者の割合が大きい国内拠点でも、同一レベルでの業務遂行を期待できます。
また、言語の切り替えは自由に行うことができるため、マニュアルを複数言語で作成する手間がかからず、作成担当者の負担軽減にも繋がるでしょう。
このようにKnowledgeC@feは、グローバル企業の人材育成も効率的に行うことができ、海外での新たなビジネスチャンスを支援してくれます。
KnowledgeC@feの口コミ・評価
KnowledgeC@feの口コミ・評価では、「従業員の学習の進捗状況を把握しやすい」という意見が複数見られました。特にeラーニングで学習テストを実施できる点が評価されており、「従業員の理解度や習熟度を把握できる」というユーザーもいます。
また、「自分のPCやスマホで学習できる」「時間を選ばず受講できる」といったeラーニングならではの特徴についても、ポジティブな評価が多くありました。
「UIが使いやすい」「シンプルな操作画面で直感的に操作できる」など、操作性についても高い評価が寄せられています。いつでも・どこでも・誰でも利用しやすい学習システムを導入することで、企業の人材育成を効率的に進められるでしょう。
KnowledgeC@feの料金体系
KnowledgeC@feの料金体系は、「初期費用」と「年額利用料」で構成されます。初期費用は「KnowledgeC@fe」「KnowledgeC@fe for eラーニング」の両プラン共通で「176,000円」です。
年額利用料はプランによって異なるため、詳しくは個別の問い合わせが必要です。なお、KnowledgeC@feの年額利用料は、登録ID数が多くなるほどお得になる価格設定であるため、大企業でもコストを抑えて導入できます。
プラン | KnowledgeC@fe | KnowledgeC@fefor eラーニング |
初期費用 | 176,000円 | |
年額利用料 | 33,000円 ※100IDの場合 | 13,750円 ※100IDの場合 |
※価格はすべて税込
参考:料金プラン
KnowledgeC@feの導入の流れ
KnowledgeC@feの導入の流れは、次のようになっています。
- 問合せフォームで相談
- 契約
- 「基本環境仕様書」などの書類の作成
- システム環境の構築
- 運用開始
システム環境の構築は、企業のニーズを基に納品実績豊富な開発チームが行います。また、運用開始後のコース登録やユーザ登録、システムのカスタマイズといった運用業務は、運用担当者に委託することも可能です。
さまざまなステップで手厚いサポートを受けられるため、システムの導入や運用に不安がある企業でも安心です。
KnowledgeC@feを導入する際の注意点
KnowledgeC@feを導入する際は、IDの最小契約数と価格に注意しましょう。具体的には、IDの最小契約数は100で、ID数別の価格設定については個別の問い合わせが必要です。なお、100以上のIDの追加については1単位から可能です。
また、KnowledgeC@feには有料の「導入支援オプション」があります。こちらは「KnowledgeC@fe初期設定サービス」の契約が前提となっており、利用するには、初期設定サービスと別に契約しなければなりません。
企業のニーズに合わせて運用設計を行ってくれるため、独自性の高いシステム運用方法を構築したい企業や、IT人材の不足などによりシステム導入に不安がある企業におすすめです。
まとめ
KnowledgeC@fe初期設定サービスは、大手人材育成会社が提供する人材育成プラットフォームです。知識やスキルの習得に役立つコンテンツをWeb上で視聴でき、eラーニングで学習テストやアンケートを実施することも可能です。
従業員一人ひとりの学習の進捗状況を可視化できるため、効率的な人材育成を実施できるでしょう。大規模企業の社内全体研修にも活用でき、コンプライアンスやガバナンスの強化を図ることも可能です。
また、KnowledgeC@fe初期設定サービスには、受講者や社員同士のコミュニケーションを促す機能も搭載されており、社内交流の活発化にも役立ちます。その結果、学習意欲の向上や組織強化に期待できるでしょう。
人材育成や組織強化の効率化を狙う企業は、KnowledgeC@feの導入がおすすめです。