レコルとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- レコルは基本料金のみで追加機能を利用でき、マニュアル不要で使いやすい操作感である
- 豊富な打刻方法や外部サービスとの連携により、さまざまな業種業態に対応している
- 万全なセキュリティ管理体制を確立し、業務負担の軽減や人件費の大幅な削減も可能
レコルとは、オプションなしの1人100円ですべての機能を利用可能な勤怠管理システムのプラットフォームです。シンプルで使いやすく、直感的な操作が可能であると評判です。本記事では、レコルの特徴や主な機能から、導入するメリットや強み、料金体系などを解説します。
レコルとは
レコルは、中央システム株式会社が提供する勤怠管理システムです。シンプルで使いやすいユーザーインターフェースを備え、勤怠管理システムの基本機能とともに、有給管理や申請承認機能など充実した機能も装備し、企業の勤怠管理効率化を強力に支援します。
レコルの特徴
レコルは、製造業や卸売業、建設業など、幅広い業界に導入されている勤怠管理システムです。ここからは、数多くの企業から支持され、注目を集めているレコルの特徴について解説します。
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基本料金のみで追加費用がかからない
レコルの最大の特徴は、初期費用、運用・サポート費無料、基本料金・月額1人100円で利用できる点です。多様な打刻方法や外部サービスとの連携、有給・休暇管理、勤怠分析など実装されるすべての機能を利用しても、追加費用はかかりません。
継続的な機能改善と追加で機能が充実
継続的な機能の改善と追加で機能を充実させている点も、レコルの特徴です。バージョンアップの際には不具合を改善し、機能を追加することにより、使いやすさとツールの充実を図っています。
マニュアル不要で誰でも使いやすい
マニュアルが不要で誰でも使いやすい点も、レコルの特徴です。レコルは、誰でも簡単に操作ができるように機能もデザインもシンプルに設計されています。そのため、マニュアルに頼らずとも、誰でも必要な機能を直感的に操作できます。
レコルは操作が簡単なため、勤怠管理システムを利用する従業員に施す教育コストもかかりません。扱いやすいユーザーインターフェースは、勤怠チェックや勤怠データの集計などの作業も効率化します。
レコルの主な機能
レコルは多様な打刻方法に対応しており、勤怠管理機能や有給・休暇管理機能など、業務効率化に役立つさまざまな機能が搭載されています。ここからは、レコルに搭載される主な機能について解説します。
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豊富な打刻方法
レコルは、豊富な打刻方法に対応している勤怠管理システムです。交通系のICカードなどをタイムカードに利用できるICカード打刻、スマートフォンのアプリやPCのWebブラウザから打刻を行うボタン打刻に対応しています。
このほか、レコルには、従業員の指紋・静脈を読み取り打刻を行う生体認証打刻、コミュニケーションツールと連携した打刻にも対応済みです。
外部サービスとの連携
レコルでは、クラウド人事労務ソフトやクラウド給与計算ソフトなどとAPI連携が可能です。クラウド給与計算ソフトとの連携では、機能の一部を共有し、レコルで集計した勤怠実績データをクラウド上で受け渡せるため、人事労務・労務管理業務を一気通貫できます。
また、レコルは、集計した勤怠実績のデータをCSVで出力可能なため、API連携できない主要な給与計算ソフトとも連携可能です。CSVファイルの読み取りに対応した主要な給与ソフトなどに、CSVファイルで出力したレコルのデータを受け渡せます。
有給・休暇管理機能
レコルの有給・休暇管理機能は、有給休暇や特別休暇の付与や取得状況の把握を容易にする機能です。有給・休暇管理機能には、従業員の勤続年数や出勤率により、必要な日数を自動で付与する有給自動付与の機能が備わっています。
有給を取得すると残数が自動的に減り、失効や繰り越しも自動で更新される有給日数を管理する機能も搭載しています。休暇や介護休暇などの法定外休暇と会社が独自に定めている特別休暇についても、休暇の付与や残数の管理ができるようになっています。
申請承認機能
レコルの申請承認機能は、さまざまな申請フローを作成できる便利な機能です。申請承認機能では、打刻や残業、有給休暇などの申請フローを作成できます。申請は、PCとスマートフォンから可能で、申請時には承認者にメールなどで通知が届くシステムになっています。
承認は2段階まで設定できるため、上長から総務といった申請ルートも作成可能です。申請内容はレコルの承認一覧に反映され、承認者は差し戻しも行えます。申請承認機能を利用すれば、PCやスマートフォンから申請ができるため、テレワーク時にも便利です。
勤務アラート
リコルの勤務アラート機能では、時間外アラートと出退勤アラートを利用できます。時間外アラートは、15時間や30時間など従業員の残業時間を設定し、設定した時間に到達した場合、アラートで警告を通知します。
時間外アラートを利用すれば、残業時間に合わせてアラートを段階的に通知することや対象期間ごとにアラートを通知することができます。これにより、従業員の残業時間を普段から把握しやすくなり、従業員の超過残業防止に役立ちます。
出退勤アラートは、社員の出勤状況や打刻忘れの確認、不正打刻の勤怠チェックに役立ちます。従業員の打刻洩れや遅刻・早退、出退勤打刻と勤務表の時間の乖離がある場合などに、アラートで通知することができます。
勤務集計
レコルの勤務集計機能は、勤務時間の集計を自動化できる優れた機能です。労働時間や休憩時間、締め日、休日などを環境に合わせて事前に設定しておけば、勤務集計機能が従業員の勤務時間を自動で集計します。
勤務集計機能を利用すれば、従業員単位のほか、店舗・作業所単位の勤務時間の自動集計も可能です。勤務表を変更した場合もリアルタイムで再計算を行うため、担当者が勤務時間を再集計する必要はありません。
また、アルバイトの時間給計算の手間も低減します。レコルの勤務集計は、従業員それぞれの勤務パターンに合わせ、勤務時間ごとの自動集計が可能です。レコルには、勤務時間や残業時間の予定と実績の差異を確認できる予実管理機能も搭載されています。
勤怠分析機能
レコルの勤怠分析機能は、勤務時間をさまざまな条件で分析できる機能です。従業員ごとや部署ごとなどさまざまな条件で分析を行え、残業時間が多い、先月や前年から労働時間が増えている、休日出勤や深夜残業をしているなどの勤務状況を把握できます。
レコルの勤怠分析機能にある検索を使用すれば、残業時間の上限規制の把握も容易です。検索機能では、複数月の残業時間を一覧で確認できるようになっています。よって、残業の上限時間を超過しそうな従業員を事前に把握し、勤務状況の改善を図ることもできます。
レコルを導入するメリット
有給・休暇管理機能や勤務集計機能、勤怠分析機能を搭載するレコルを導入すると、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか。ここからは、レコルを導入するメリットを解説します。
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レコルを導入するメリット
万全のセキュリティ管理体制
レコルは、クラウドサービスに関する国際標準規格「ISO/IEC 27017」を取得し、万全のセキュリティ管理体制を整えています。ISO/IEC 27017は、情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格のISO/IEC 27001の認証を受け、はじめて取得できる認証です。
レコルはISO27001を取得することで、国際規格に則った情報セキュリティマネジメントシステムの枠組みを構築し、さらにクラウドサービスの標準規格であるISO/IEC 27017の取得により、クラウドサービスに関するセキュリティシステムも構築しています。
担当者・従業員全体の負担軽減
レコルを導入すれば、勤怠実績の集計業務にかかる工数を大幅に削減できます。レコルは、設定した条件で自動的に従業員の勤務時間の集計を行う仕組みです。それに加えて、担当者は修正作業をアプリケーション上で進められます。
これにより、担当者は締め日前に勤務時間をエクセルで集計し、修正するといった作業は不要になり、従業員に勤怠実績を紙の書類やエクセルで提出させる必要もありません。レコルの導入で、勤怠管理に関わる担当者、並びに従業員全体の負担を軽減できます。
人件費の大幅な削減が可能
レコルの導入は、人件費の削減にも繋がります。レコルは、集計作業が必要な勤怠実績はもちろん残業時間も自動計算する機能を搭載しています。さらに、集計した勤怠実績のデータをCSVファイルに出力することで、給与計算ソフトに取り込めます。
そのため、勤怠実績の集計作業にかかる作業工数と作業時間を減らすことができ、人件費の大幅な削減が実現可能です。また、レコルは、ICカード打刻やボタン打刻に対応しており、システムを導入すれば、タイムカード購入費用や送料なども不要になります。
勤怠管理の自動化と不正打刻対策
勤怠管理の自動化と不正打刻対策ができる点も、レコルのメリットです。勤務時間帯に合わせて事前に個別設定を行うことで、シフトごとに勤怠実績と残業時間を自動で集計を行います。さらに、PCやスマートフォンから打刻や有給の申請などが可能です。
これにより、紙からオンラインへの申請に移行でき、オンライン上の勤怠管理システムで勤怠管理の自動化を実現できます。
また、レコルの豊富な打刻方法は、打刻ミスや不正打刻の防止に有用です。レコルのICカード打刻やPC・スマートフォンからのボタン打刻を利用すれば、タイムカードの押し間違いなどの打刻ミスも防止できるでしょう。
GPS機能を有するスマートフォンでの打刻や生体認証打刻を活用すれば、不正打刻の防止も可能になります。
主要な給与ソフトとファイル連携
レコルでは、主要な給与ソフトとファイル連携ができます。クラウド給与ソフトなどの外部サービスとのAPI連携やCSVファイル連携により、勤怠実績の集計データを簡単に給与ソフトに受け渡せ、業務を大幅に効率化できます。
これにより、給与ソフトに勤怠管理システムで集計された勤怠実績を手入力するといった手間も不要になります。また、連携する給与ソフトに合わせて、項目の順番変更や項目名の変更、項目の追加など、出力形式をカスタマイズできる機能も便利です。
24時間365日のメールサポート
レコルでは導入前から導入後まで、24時間365日メールサポートを受けられます。メールで相談をすれば、当日中または翌営業日までに回答が届きます。
また、レコルは、予約制の無料電話サポートを提供しています。電話サポートでは、メールと同様に、操作方法や設定方法、運用に関しての不明点などさまざまな疑問を相談できます。
レコルの口コミ・評価
レコルは、低価格の料金で充実した機能を提供している優れた勤怠管理システムです。低価格でありながら、豊富な打刻方法に対応しており、勤務実績の自動集計機能や申請承認機能、有給・休暇管理機能など業務効率化に大いに役立つさまざまな機能を搭載しています。
月額1人100円と低価格で利用できる点は、レコルの魅力の一つです。ユーザーの口コミでは、「コストパフォーマンスが最強」と評価されています。レコルを導入すれば、PCやスマートフォンで打刻や休暇申請などができるため、ペーパーレス化も促進できます。
ほかにも、「スマホ一つあれば簡単に打刻できる」とユーザーから高評価です。営業先でもGPS機能搭載のスマートフォンがあれば、どの場所でいつ打刻したのかが分かり、タイムカードに退勤時間を打刻するために会社に戻る必要もありません。
レコルの料金体系
レコルの利用料金は、月額ひとり100円です。利用料金は月額料金のみで、初期費用0円、運用・サポート費用も0円、バージョンアップの際や機能を追加する際にも追加費用は発生しません。しかし、レコルでは、最低利用料金が月額3,000円と定められています。
レコルは30人以下でも利用可能ですが、ユーザーが30人に満たない場合、月額3,000円の最低利用料金が必要です。料金の支払い方法は、クレジットカード払いと銀行振り込みに対応しています。
初期費用 | 月額費用 | 運用・サポート費用 |
---|---|---|
0円 | 100円/1人 | 0円 |
※上記は税抜き価格
参考:利用料金
レコルの導入の流れ
レコルでは勤怠管理システム導入前に、ホームページ上にあるデモサイトで機能を確認できるようになっています。デモサイトでは、無料でレコルのさまざまな機能を試せます。デモサイトで機能を確認した後は、30日間無料のお試し登録をしましょう。
30日間の無料お試し期間の間に、レコルの試験運用をします。勤怠管理の機能の設定を調整し、実際に運用することでレコルの使い勝手を確かめられます。トライアル期間の30日経過後、レコルを継続して利用したい場合は、正式に申し込みをしましょう。
レコルは、トライアルから本格運用に簡単に移行できます。トライアル期間で設定したレコルの環境は、本格運用の際にも引き継がれます。新たに機能の設定をやり直したり、従業員データを登録したりする必要はありません。
レコルを導入する際の注意点
レコルを導入する際は、別途発生する費用のことを考えておきましょう。レコルは、ICカードタイムレコーダー、生体認証(指紋・静脈)タイムレコーダーなどの打刻機器などを購入する場合は、別途購入費用が発生します。
しかし、レコルには、30日間無料で搭載されるすべての機能を試せるトライアル期間があります。トライアル期間で試験運用を行い、自社に合った打刻方法を確かめられることで、どのような打刻機器が必要か検討することができます。
まとめ
レコルは初期費用0円、運用・サポート費用0円、月額1人100円で利用できるコストパフォーマンスの高い勤怠管理システムです。シンプルで扱いやすいユーザーインターフェースと搭載される優れた機能は、ユーザーに好評です。
レコルを導入することで、勤怠管理を自動化し、業務を効率化できるでしょう。レコルは、設定した条件で従業員の勤務時間や残業時間を自動的に集計する機能を備えています。
さらに、打刻漏れや有給の申請もPCやスマートフォンから行え、主要な給与ソフトと連携可能です。そのため、レコルを利用すれば、オンライン上のシステムで勤怠管理を行え、勤怠管理にかかる工数を大幅に削減できます。
レコルは、国際標準規格であるISO/IEC 27017を取得するとともに、24時間365日のメールサポートと予約制の無料電話サポートを提供しています。従って、セキュリティ管理対策とサポート体制も万全です。
レコルは、本格運用前に無料で試験運用できる30日間無料のお試し期間を設けています。レコルの導入を検討している方は、トライアル期間を利用して試験運用を行い、使い勝手を確かめてみましょう。