オリックスカーリースとは|特長や車両を導入するメリットを解説
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- オリックスカーリースは、オリックス自動車が管理する豊富な車両から好条件で選べる
- ネットで簡単に車両導入が可能であり、幅広い選択肢の中からオンライン見積が行える
- 一度にまとまった資金調達が不要で、車両を購入する場合よりも資金を有効活用できる
オリックスカーリースとは、商用・業務用として利用可能な社用車・商用車をリースできるカーリースのサービスです。新車リースと中古車リースから、自社の用途に合わせて選べます。本記事では、オリックスカーリースの特長や車両を導入するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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オリックスカーリースとは

オリックスカーリースとは、毎月定額のリース料で社用車・商用車をリースできるカーリースのサービスです。車両の購入とは異なり、車両調達や税金支払いのためのまとまった資金調達が不要で、リース料の全額経費処理によって会計処理と車両管理業務が楽になります。
オリックス自動車が管理する幅広い選択肢から、新車・中古車を自由に選ぶことができ、申し込み手続きから納車までオンラインで完結します。また、特におすすめしている新車として、特選車をお得なリース料で選択可能です。
本記事では、オリックスカーリースの特長や車両を導入するメリット、料金体系などを解説します。社用車・商用車における複雑な支払管理と車両管理を効率化しつつ、車両の有効活用と働き方改革にもつなげたい場合には、ぜひ参考にしてください。
オリックスカーリースの特長

オリックスカーリースは幅広い選択肢から、ニーズや予算に合った車両を好条件でリースできるサービスです。ここでは、オリックスカーリースの特長を解説します。
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オリックスカーリースの特長
好条件のリース料を提示できる調達力
オリックスカーリースは、業界大手ならではの調達力により、好条件のリース料を提示できるのが特長です。運営元のオリックス自動車は1973年の創立以来、自動車リース・レンタカー事業・カーシェアリング事業を展開し、100万台以上の車両を管理しています。
大量購入・大量保有という大きなスケール感によって、車両の調達費用を抑えつつ、新車でもリーズナブルなリース料を実現しています。
さらに、ディーラーとの全国ネットワークがあるため、離島を除いて全国どこでも統一価格のリース料で利用できるのも、オリックスカーリースの強みです。
幅広い選択肢からネットで簡単に車両導入
オリックスカーリースでは、車両の選択からリース審査の申し込みまでがオンラインで完結します。オンライン見積もりに加え、決算書・収入証明などの書類提出が不要のWeb審査を行っており、契約のための来店や書類の準備・郵送も不要です。
また、リース車両はすべての国産メーカーの新車と、オリックス自動車が保有する中古車の中から、さまざまな条件で絞り込み検索ができます。ネット上の手続きだけで、幅広い選択肢からニーズに合った車両を簡単に導入でき、導入計画もしやすいです。
豊富な提携整備工場で安心・安全のメンテナンス
全国9,000箇所以上の提携整備工場を有するオリックスカーリースは、リース車両における万全の整備体制を整えており、日本全国どこでも安心の保守サービスを受けられます。
特に、メンテナンスリース契約では、定期的なリース車両のメンテナンス・整備が行われるため、社用車として毎日使う場合も安心・安全です。突然の事故や故障によるビジネスの機会損失や、整備工場とのやり取りにかかる時間的損失の防止にもつなげられます。
さらに、任意保険をリース契約に含む場合は、「オリックスセフティーサービス24」の専門スタッフに、24時間36日対応のフリーダイヤルで、突然の事故・故障に関する相談が可能です。
オリックスカーリースのリースプラン

オリックスカーリースでは、新車と中古車のリースが可能です。それぞれ、車両の調達コストをカバーする「ファイナンスリース」と、整備コストが定額リース料に含まれる「メンテナンスリース」があり、予算やニーズに合わせて最適なプランを選択できます。
ここでは、オリックスカーリースのリースプランについて詳しく解説します。
新車リース
新車リースでは、すべての国産メーカー・車種の中から、ニーズに適した好みの車両を選んでリース可能です。メーカーが設定した色から自由に色を選べ、事業用ナンバーの登録にも対応しており、自社で購入した場合と同じように社用車や商用車を運用できます。
契約年数は3年・4年・5年・6年・7年から選択可能で、月間予定走行距離の〜500km・〜1,000km・〜1,500km・〜2,000km・〜2,500kmと組み合わせた契約となります。
新車リースのファイナンスリース
新車リースのファイナンスリースは、車両の調達コストと最小限の維持コストが含まれたシンプルなプランです。月々のリース料には、車両本体価格・環境性能割・新車登録時の諸費用、期間分の自動車税種別割、初回のみの自動車重量税と自賠責保険料が含まれます。
一般整備費用や消耗品の交換といった整備費用は、自社での負担が必要であるものの、車両調達コストをカバーしてくれるため、最小限の固定費で新車を導入できます。
新車リースのメンテナンスリース
新車リースのメンテナンスリースには、ファイナンスリースの内容に加えて、リース契約期間分の自動車重量税と自賠責保険料が含まれます。
さらに、リース期間中の車検・点検・整備費用・一般整備・バッテリー交換・オイル交換・タイヤ交換・代車提供といったサービスも含まれており、法定点検整備や消耗品の交換にかかる手間と費用を抑えられるのが特徴です。
走行距離が長く、整備に万全を期したい企業や、車両管理コストを月々のリース料でまとめたい企業におすすめです。
中古車リース
中古車リースでは、オリックスカーリースが管理する状態の良い中古車から、用途とボディタイプでの検索、メーカーや車種など条件を指定した検索が可能です。商品ごとにリース期間・月間リース料・期間総額が決まっており、基本は月間1,500kmまでの契約となります。
また、希望のボディタイプや車種を選ぶだけで、リーズナブルな価格の中古車を選べるカテゴリ商品も用意されています。新車リースと比べて車両の選択肢は少ないものの、使用歴や整備履歴が明確であるため、一般的な中古車と比べた際にも安心です。
なお、第三者機関発行の車両検査票を確認した上でリース契約を結ぶことができ、信頼度の高いAIS検査基準に基づいた総合評価点に加え、豊富な写真と記載事項による車両案内シートから車両状態の詳細確認が可能です。
中古車リースのファイナンスリース
中古車リースのファイナンスリースは、希望する商品を一定期間貸し出す賃貸借契約です。プランには、初期費用に関する車両の調達コストと、リース契約期間中の自動車税種別割が含まれ、車検残の有無によって月々の定額リース料に含まれる内容が異なります。
乗り出し時に必要な諸経費と納車陸送費までリース料に含まれているため、一定の支払いでコストを抑えたシンプルな契約が可能です。また、納車から1年間、走行距離は無制限の保証が全車に付けられており、消耗品を除くすべての部品が保証されます。
中古車リースのメンテナンスリース
中古車リースのメンテナンスリースでは、新車と比べて故障のリスクが高い中古車において、独自のメンテナンスサービスを全車に付与し、良好な車両コンディションを維持します。
仮に、利用者が原因ではない故障などで使用継続が困難になった場合は、その時点で契約終了となり、中途解約金や原状回復費用といった費用の支払いが不要です。
なお、リース料にはファイナンスリースと同じ車両の調達コストに加え、リース期間中のメンテナンス費用などが含まれています。その他、車検残あり中古車の場合は、車両有効期間までの重量税および自賠責保険料が車両本体価格に含まれ、発生するコストが明確です。
オリックスカーリースで車両を導入するメリット

オリックスカーリースでは、調達・維持・管理における費用と手間を抑えながら、社用車や商用車を簡単に導入できます。ここでは、オリックスカーリースで車両を導入するメリットについて解説します。
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オリックスカーリースで車両を導入するメリット
一度にまとまった資金調達が不要で資金を有効活用できる
車両代・税金・登録諸費用などはオリックスカーリースが全額負担し、初期費用や税金は毎月定額のリース料に含まれます。そのため、車両を購入する場合と比べて、一度にまとまった資金調達が不要です。
導入から契約期間の終了まで毎月均一の支払額となることで、余った資金を有効活用しやすくなります。資金の固定化を防ぎつつ、車両における想定外の支払いを減らし、予算が限られる企業でも無理なく社用車・商用車の導入が可能です。
リース料金の全額経費処理によって経費の均等化が可能
税法上、カーリースの毎月のリース料は全額必要経費として処理できるため、節税につながります。カーリース車両はオリックスカーリースの資産となり、法人側では固定資産として計上する必要がなく、減価償却や資産管理の手間を削減することが可能です。
さらに、車両の使用に伴うコストはリース料にまとめられ、契約期間中常に一定であるため、再リースを活用してリース期間を実際の車両の使用年数に一致させれば、経費の均等化を図れます。
突発的な出費のリスクを抑えつつ、車両1台ごとの経費が把握しやすくなり、費用対効果に基づいた車両導入計画が容易な点もメリットです。
複雑な車両管理業務の大幅な削減で働き方改革にもつながる
オリックスカーリースでの車両導入により、車両の導入から維持・管理にかかる工数を大幅に削減できます。例えば、ディーラーとの価格折衝と支払い、車両の点検・整備、各種税金の支払い、任意保険の加入と更新など、複雑な車両管理業務を一任することが可能です。
主に、利用者は車両の選定・リース契約手続き・リース料支払いのみで車両を導入できます。車検切れや保険の未更新など、管理ミスがあった場合は重大なトラブルへと発展するリスクを抱えていますが、リース会社による管理で安全性・法令遵守の面でも安心です。
そして、総務・管理上の負担を減らし、業務の効率化を実現することで、より戦略的な業務や営業活動に専念できるため、働き方改革にもつなげられます。
オリックスカーリースの料金体系

オリックスカーリースの料金体系は、選択する車種や台数、リースプランによって異なるため、詳細な金額を知りたい場合は個別での問い合わせが必要です。
なお、契約開始月の翌月に第1回目・第2回目のリース料をまとめて支払い、支払方法は法人名義の口座からの振替となります。その他、契約期間中に車両が不要になった場合や、事故・盗難などで車両を使用できなくなった場合には、所定の中途解約金が発生します。
ファイナンスリース | メンテナンスリース | |
---|---|---|
車両本体価格 | ◯ | ◯ |
オプション代 | ◯ | ◯ |
環境性能割 | ◯ | ◯ |
購入時諸費用 | ◯ | ◯ |
自動車税種別割 | ◯ | ◯ |
重量税 | ◯(初回分のみ) | ◯ |
自賠責保険料 | ◯(初回分のみ) | ◯ |
車検費用 | × | ◯ |
メンテナンス費用 | × | ◯ |
参考:よくあるご質問
オリックスカーリースの納車までの流れ

オリックスカーリースで車両を導入する場合、まずWebサイトからオンライン見積を確認し、リース審査を申し込みます。掲載されていない車種の相談や複数台のリースを申し込みたい場合など、個別の要望がある際には審査前に商談申込が可能です。
リース審査に通過すると、中古車の場合は車両の詳細な情報が届き、内容に合意したらリース契約の手続きに入ります。オリックスカーリースから発注を受けた自動車販売店と、自動車登録に関する書類をやり取りした後、会社所在地まで納車される流れです。
新車の納車までは契約書の締結から1〜2ヶ月、中古車は3週間程度となっています。また、リース導入時に不要となる自社の車両は、オリックスカーリース独自の買取サービス「オートビット」が適正価格で買い取ることも可能です。
オリックスカーリースで車両を導入する際の注意点

法人向けのオリックスカーリースでは、原則車両の買取ができません。リース期間中に車両が気に入った場合でも、契約期間終了後はリース車両の返却が必要です。仮に、オプションでカーナビやETCを取り付けていた場合も、車両と一緒に返却しなければなりません。
また、オリックスカーリースでは、新車・中古車リースともに「わ」ナンバーにはなりません。車検証上の「使用者」が企業の法人名となり、オリックス自動車が「所有者」として登録されます。
中古車のメンテナンスリースプランを除き、有料で希望の事業用ナンバーを取得できるため、会社のブランドイメージ保護につなげることが可能です。
まとめ

オリックスカーリースは、車両調達にかかる諸費用や税金を毎月定額のリース料にまとめ、社用車・商用車を低コストでリースできるサービスです。メンテナンスリース契約なら、リース期間中の車検・一般整備・消耗品の交換にかかる費用も、リース料に含められます。
取得費用や車検、税金の支払いのために、まとまった資金を調達せずに済み、車両コストをリース料として全額一括経費処理することで、会計処理や支払管理業務の負担軽減・効率化が可能です。
車両の検索からリース審査までオンラインで完結し、豊富なネットワークによって全国どこでもネットで簡単に車両を導入できます。好条件のリース料で、調達・維持・管理における手間とコストを減らしたいなら、オリックスカーリースでの車両導入がおすすめです。