Nottaとは|特徴や導入するメリットを解説
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- Nottaはシンプルな操作性で直感的に使いやすく、Web版とアプリから用途別に選べる
- Web会議に「Notta Bot」を追加するだけで、AIが録音とリアルタイム文字起こしを実施
- 50以上の言語に対応した翻訳機能とAIの活用により、スピーディーな意思決定が可能
Nottaとは、Web会議をはじめ、インタビューや商談、セミナーなど、あらゆる場面でAIを活用した音声記録・要約・議事録作成が可能な自動文字起こしサービスです。本記事では、Nottaの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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Nottaとは

Nottaとは、会議をはじめ、インタビュー・商談・セミナーなど、あらゆる場面での音声を文字化し、重要なポイントを自動で抽出・要約できるAI文字起こし・議事録サービスです。誰でもわかりやすい操作性で、音声処理にかかる工数と負担を軽減できます。
また、作成されたデータはクラウドに自動保存され、議事録の編集・共有・翻訳がWebとスマホアプリから簡単に行えます。
本記事では、Nottaの特徴や導入するメリットなどについて解説します。音声を記録した議事録の作成にかかる負担を減らし、言った言わない問題の解消、情報の再利用・共有を効率化したい場合には、ぜひ参考にしてください。
Nottaの特徴

Nottaはシンプルなデザインで使いやすく、Web会議の自動文字起こしや幅広い言語に対応した翻訳機能などを活用し、簡単に音声処理が始められます。ここでは、Nottaの特徴について解説します。
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直感的に使いやすくWeb版とアプリから選べる
Nottaは直感的に使いやすいシンプルな設計となっており、インストール不要のWeb版と、iOS・Androidで使えるスマホアプリから選択できます。常に最新バージョンが同期され、すべての機能を理解しやすいため、学習コストを抑えた運用が可能です。
例えば、Web版では複数のファイルを一括アップロードしたり、YouTubeやGoogle Driveのリンクを貼り付けてアップロードしたりできます。そして、30種類以上の要約テンプレートから、要点やアクションアイテムを自動で抽出し、音声記録の確認・編集が可能です。
文字起こしデータを共有したい場合、パスワードと有効期限を設定できて安心です。また、Nottaに保存されている情報はキーワード単位での検索が可能であり、時間や場所を問わず、いつでもどこでも、PCやスマホから好きな端末で利用できます。
リアルタイムなWeb会議の自動文字起こし
Nottaは、Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・WebexといったWeb会議に「Notta Bot」を追加するだけで、高性能AIが自動で録音とリアルタイム文字起こしを実施します。そのため、会議そのものに集中できるリモートワーク環境の構築が可能です。
さらに、複数人の発言を自動的に特定する話者識別機能により、話者それぞれの発言を正確に記録し、質の高い議事録を作成できます。
Web会議は対面での会議と比べて利便性が高い反面、通信環境に左右されるなど無駄が多く、生産性の低下が懸念されます。しかし、Notta Botが代わりに出席することで、議事録作成の手間を省きながら、後の振り返りもしやすくなるのが特徴です。
声の正確な認識・識別と50以上の言語に対応した翻訳機能
Nottaでは、高度なAI機械学習アルゴリズムを実装しており、人の声を正確に認識・識別しながら98.86%以上という精度で文字起こしが可能です。文字起こし内容は自動的にセクションや章に分割され、タイムコードから簡単に情報の整理と理解ができます。
また、単一言語で文字起こしする際には、50以上の言語に対応した翻訳機能によって、さまざまな内容をリアルタイムで翻訳し、多言語会議のサポートが可能です。海外マーケット向けの企画やマーケティング活動において、スムーズなグローバル展開に役立てられます。
Nottaの主な機能

Nottaには、個人やチーム、業務内容を問わず、さまざまな場面で活用できる機能が搭載されています。ここでは、Nottaの主な機能を解説します。
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AI要約機能
AI要約機能では、要約内容のカスタマイズ、AI要約の再生成・編集、テンプレート管理ができます。要約内容のカスタマイズでは、カスタムテンプレートの追加やアクセス権の変更、編集・複製・削除が行えます。
生成された要約が期待通りでない場合、「再生成」をクリックすると新しい要約が作成され、元の結果との置き換えや新しい結果の挿入・破棄が可能です。さらに、文字列の編集や削除、テキストブロックの移動、編集済みのAI要約のエクスポートにも対応しています。
また、文字起こししたテキストの内容を要約する際、AI要約エリアでテンプレートの指定や呼び出し、お気に入り登録が可能です。「無料議事録テンプレート」には、営業、人事・管理、コンサルティングなど、さまざまな業界向けのテンプレートが用意されています。
スケジュール機能
スケジュール機能は、1つのカレンダー上で関係者のスケジュールを一元管理できる完全無料の機能です。Googleアカウントとの連携を済ませれば、「予約ページを作成」から簡単に予約ページの作成、スケジュールの編集・削除ができます。
作成した予約ページはURLでの共有により、複数人が自分の都合に合わせて任意の日程選択が可能です。そのため、ダブルブッキングを確実に防ぎつつ、参加者へ日程を周知する手間をなくし、スケジュール調整を簡略化できます。
なお、予約フォームで入力したメールアドレス宛に招待メールが届き、会議の内容はいつでも確認可能です。
画面録画機能
画面録画機能は、PC画面やWebカメラ・マイク音声を同時に収録し、文字起こしが可能な機能です。「画面共有の収録」「カメラの収録」「画面共有と左下に映る顔の収録」の3つの収録範囲から選び、共有する情報を選択すれば画面収録が開始されます。
収録結果は、ホームの「最近の記録」から録画したデータとテキスト化されたデータを確認でき、文字起こし結果をさまざまな形式でエクスポートすることが可能です。商談の際にデータを照合すれば、顧客のニーズや反応を正確につかめるようになります。
さらに、蓄積されたデータは研修資料としても活用できます。なお、画面録画機能はベータ版であり、Google Chrome上での利用が推奨され、Webカメラ・マイクのアクセス許可をオンにするなどの設定も必要です。
議事録作成
議事録作成では、会議中の音声を録音するだけで自動的に文字起こしが行われ、内容をすべてデータとして記録できます。AIが話者を特定して記録するだけでなく、トークの割合、会話の重なり、話す速度などもAIが自動的に分析し、会話の質改善につなげられます。
また、作成した議事録はその場で翻訳でき、外国籍の社員や海外支社への迅速な共有が可能です。会議の際に後で振り返りたいポイントをメモで取る必要がなくなり、情報の抜け落ちを防ぎながら、正確な記録と適切な要約によって業務の時短・生産性向上に役立ちます。
Nottaを導入するメリット

Nottaを導入することで、会議の質を高めつつ、迅速な意思決定につなげられるなどのメリットが得られます。ここでは、Nottaを導入するメリットについて解説します。
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スピーディーかつ合理的な意思決定につなげられる
GoogleやOutlookカレンダーとの連携によって、会議の予定がNottaに自動同期され、スムーズに文字起こしを行いながら、効率的な企画進行とデータの即時活用が可能です。
最大5時間のインタビューが数分で書き起こしでき、完了後の翻訳もワンクリックで済みます。WindowsやMac、iPhone、Androidなど、さまざまなデバイス間で情報を共有しながらサービスを利用できるため、スピーディーな意思決定につなげることが可能です。
また、デジタルデータとして蓄積した重要な経営会議の内容をAIで分析すれば、実際のデータに基づいた合理的な意思決定に役立つ回答を得られます。AIは学習認識エンジンによって、継続的な利用を続けるほど文字起こし精度が向上していくのもメリットです。
会話に集中して会議の質・成果と信頼を向上できる
Nottaを導入すると、重要なポイント以外のメモ・議事録作成を手作業で行う必要がなくなります。会議中は会話の内容に集中できるため、その場で理解しながら相手の目を見てコミュニケーションが取れ、適切なヒヤリングや回答を素早く出すことが可能です。
そして、会議後には解消されていない論点の再確認や、次のアクションの策定が高品質の議事録で行えるなど、会議の質と成果の向上に役立てられます。顧客や取引先への対応がスピーディーに行えるため、業務効率化だけでなく信頼の向上につながる点も魅力です。
安心のセキュリティ体制で会議の記録を共有しやすい
Nottaは大手企業や官公庁などでも導入可能な、業界トップクラスのコンプライアンス監視体制を整備しています。ISO 27001、SOC 2、HIPAA、GDPR、SSL、APPI、CCPAなど、世界的な基準にも準拠しており、徹底的な情報管理体制によって安心して利用できます。
ユーザーとサービス間でのデータ転送をはじめ、データセンターに保存された音声・画像・テキストなどのデータもデフォルトで暗号化されており、第三者による匿名での閲覧・使用はできません。これらにより、不正アクセスを防ぎながら会議の記録を共有しやすいです。
また、半月ごとのアップデートをはじめ、厳格なセキュリティ管理・監視が行われており、改善要望に対しても素早く対応するなど、透明性・信頼性・安全性の高い環境で運用できます。
Nottaの口コミ・評価

Nottaを導入したユーザーからは、「ポイントを押さえた要約やTODOを作成してくれる」という評価が寄せられています。
自動的な文字起こしだけでなく、AI要約や今後のTODOがわかりやすくまとめられることにより、会議後のタスク整理として活用できるなど、幅広い業務効率化に役立つ点が好評です。
また、「資料の作成工数が大幅に短縮できた」との声もあります。カスタマイズ可能なAI要約のテンプレートを活用し、編集・削除などを行いながら、会議の内容や長さに応じて短時間で議事録や資料を作成できることから、業務負担の大幅な削減に成功しているようです。
Nottaの料金体系

Nottaは利用可能なアカウント数や機能、文字起こし時間、ファイルインポート数、AI要約数の制限などに応じて、4つのプランが用意されています。
無料でお試し利用ができる「フリープラン」では、Zoom・Teams・Google Meet・Webexミーティングの文字起こし、画面収録、話者識別といった基本的な機能が利用可能です。
その他、「プレミアム」以上のプランでは、「1ヶ国語リアルタイム翻訳」「2ヶ国語文字起こし・翻訳」のアドオン機能も提供しています。自社のニーズや利用規模に応じて、豊富なプラン・機能の中から最適な内容を選べます。
プラン | フリー | プレミアム | ビジネス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 0円 | 1,800円 | 3,800円 | 要相談 |
アカウント数 | 1アカウントのみ | 1アカウントのみ | 1~50名 | 51名以上 |
【Nottaアドオン機能】
1か国語リアルタイム翻訳 | 2か国語文字起こし・翻訳 |
780円/月 | 1,200円/月 |
※価格はすべて税抜
参考:料金プラン
Nottaの導入の流れ

Nottaを導入する際、まずは問い合わせが必要です。専用フォームで問い合わせを行い、営業担当者からの連絡、見積依頼、無料トライアルの申込みへと進みます。無料トライアルの期間は3日間であるため、必要な機能や自社の運用方針と合っているかを確認しましょう。
続いて、購入内容を確認し、問題なければ請求書が発行され、サービスの利用開始となります。なお、利用開始後、支払期限内にクレジットカードや銀行振込による請求書払いなどで、料金の振り込みが必要です。
Nottaを導入する際の注意点

Nottaを導入する際には、いくつかの注意点があります。はじめに、請求書払いはビジネスプランおよびエンタープライズプランでのみ利用可能です。フリープラン・プレミアムプランでは請求書の発行が行われないため、注意しましょう。
また、3日間の無料トライアル期間終了後は、プレミアム年間プランで自動更新(課金)となります。自動更新での継続を検討していない場合は、トライアル期間中の72時間以内、トライアルが終了する前に解約の手続きを済ませる必要があります。
まとめ

Nottaは、Web会議の自動文字起こしや幅広い言語に対応した翻訳機能などを活用し、音声処理にかかる工数と負担を軽減できるサービスです。さまざまなWeb会議に「Notta Bot」を追加するだけで、高性能AIが自動で録音とリアルタイム文字起こしを実施します。
また、画面録画機能によって会議中の画面・音声を録画しながら、同時に文字起こしが可能です。Nottaで作成したデータは、後の顧客分析や研修資料として役立てることができ、業務効率化だけでなく会話の質改善などにもつなげられます。
フリープランや3日間のトライアルが用意されており、Web版とアプリから用途別に選んでスモールスタートできます。議事録の作成を短縮化してスピーディな意思決定につなげたい場合や、幅広い業務で音声データを活用したい場合には、Nottaの導入がおすすめです。