ペイディとは|特徴や導入するメリットを解説
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- ペイディでは払込票がなく、決済から支払いまでデジタルで完結するため利便性が高い
- ペイディの加盟店側は、ユーザーに対して3・6・12回あと払いを無金利で提供できる
- ペイディを導入すると、コンビニ決済の未払いや代引き決済に関する問題を解決できる
ペイディとは、スマホだけで今すぐに買い物ができるあと払い決済サービスです。加盟店側は、初期費用と月額使用料なしで導入可能であり、3・6・12回あと払いを無金利で提供できます。本記事では、ペイディの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。
ペイディとは
ペイディとは、加盟店がユーザーに対して3・6・12回あと払いを無金利で提供できる、オンラインショップ向けのあと払い決済サービスです。加盟店は初期費用と月額使用料なしで導入でき、売上金は100%入金保証のため、リスクを心配せずに導入しやすいです。
本記事では、ペイディの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。
ペイディの特徴
ペイディは、リスクなしでユーザーの決済手段の利便性を高めつつ、加盟店側の売上増加につなげられるサービスです。ここでは、ペイディの特徴を解説します。
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決済から支払いまでがデジタルで完結する
ショップの支払い方法でペイディを選択すると、携帯電話番号とメールアドレスの入力に加え、4桁のPINコードで本人認証を済ませることで決済が完了します。代金は月末締めの翌月一括払いで、ネットバンクであればスマホからの支払いも可能です。
通常のあと払い決済サービスのように、商品の購入後に紙の払込票を使って振り込まずに済み、決済から支払いまでがデジタルで完結するため、ユーザーの利便性が高いのが特徴です。
3・6・12回あと払いを無金利で提供可能
ペイディでは、ユーザーに3・6・12回あと払いといった分割払いを無金利で提供できます。ユーザー側に対し、クレジットカードのような3回以上の分割払いで発生する分割手数料がかからないため、高額商品における購入のハードルを下げることが可能です。
ペイディの利用によって、支払総額はそのままで月々の支払い額を調整できるため、ユーザーはワンランク上の商品購入を楽しめます。
その結果、加盟店側は分割手数料の発生を理由に離脱してしまうユーザーの流出を防止でき、コンバージョン率の向上や購入単価アップに期待しながら、ECサイト全体の売上増加に役立てられます。
決済手数料のみで初期費用と月額使用料が不要
ペイディは初期費用と月額使用料なしの0円で始められ、加盟店側には決済手数料のみが発生します。固定費用がかからないため、売上の少ない月でも必要最小限の維持費で済み、小規模の店舗でも無理なく運用できます。
また、ペイディが標準搭載されているカートシステムであれば、発行される「キー」を管理画面に貼り付けるだけで導入でき、決済接続が簡単です。決済接続に必要な開発が不要であり、迅速かつ効率的に売上を上げられるため、費用対効果が高いサービスといえます。
ペイディを導入するメリット
ペイディの導入によって、顧客層の拡大や決済に関する問題の解決、購入単価の増加といったメリットが得られます。ここでは、ペイディを導入するメリットについて解説します。
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ペイディを導入するメリット
顧客層を広げて若年層を獲得し売上を増やせる
ペイディは、ネットでの買い物における「めんどくさい」をなくした、シンプルかつ簡単な使い方が広く支持されており、利用登録時の審査もスピーディーに完了します。そのため、「今欲しい」というユーザーニーズに応えながら、効果的に売上を増やすことができます。
クレジットカードの事前審査、カード番号登録、コンビニでの事前決済、代引きのための現金準備・自宅待機が不要であり、ユーザーは欲しい商品を購入しやすいです。
さらに、ユーザー自身で分割回数を選択し無金利で利用可能なため、クレジットカードを保有していない層や若年層に対しても、顧客層を広げて売上につなげられます。ペイディのユーザーニーズに合わせた決済によってカゴ落ちを防ぎつつ、新規顧客の獲得が可能です。
コンビニ決済や代引き決済の問題を解決できる
基本的なECサイトの決済手段として挙げられる、コンビニ決済はユーザーの未払いが多いのが問題です。さらに、代引き決済の不在続きによって商品が事業者の元に返却され、配送料をEC事業者が負担しなければならないといった事例も増えています。
しかし、ペイディはデジタル上で即時決済が完了するため、コンビニ決済の未払いや代引き決済での受取拒否・詐欺など、ECサイトの決済方法で多発しやすい問題の解決に役立ちます。
また、ユーザーの代金支払いの有無を問わず売上金は100%入金保証で、未払い金はペイディが負担するため、加盟店は代金の確実な回収が可能です。加盟店側がリスクなく利用可能なサービスであることに加え、ユーザー側も商品到着後に支払いができて安心です。
ウィジェット機能で購入単価の増加に期待できる
ペイディには、加盟店が無料で利用可能な「ウィジェット機能」があります。この機能では、数行のタグを埋め込むことで、「商品詳細ページ」に分割支払いを選択した際の、月々の支払い金額を画面表示できます。
分割手数料が無料の範囲内で「ペイディなら月々◯◯円」と表示させられ、ユーザーは総額ではなく、月々の支払い額で購入を検討することが可能です。高額商品でも負担のない範囲で商品購入を検討できるため、ECサイト上でユーザーに心理的な安心感を与えられます。
その結果、高単価商材や複数商材の売上増加が見込めます。ペイディのウィジェット機能を効果的に活用すれば、価格でユーザーを離脱させることなく、一括払いの決済手段よりも購入単価の増加につなげられます。
ペイディの口コミ・評価
ペイディを導入した事業者からは、「クレジットカードと違って分割手数料が事業者負担なので、気軽に分割払いをご利用いただける」という声が上がっています。無金利の分割あと払いによって、高額の商品でも購入のハードルを下げる効果があると評価されています。
また、「ペイディなら実装も比較的楽でユーザ体験的にも効果的」と、導入のしやすさ・ユーザーの利便性の高さを評価する声もあります。初期費用・月額使用料0円で導入でき、売上に直結しやすいことから、コストパフォーマンスが高いサービスといえるでしょう。
ペイディの料金体系
ペイディは初期費用と月額使用料0円で始められ、加盟店側は決済手数料の3%〜5%のみ発生する料金体系です。費用対効果が高い売上を上げるための施策として、自社ECサイトの支払い方法に取り入れるのがおすすめです。
初期費用 | 月額使用料 | 決済手数料 |
---|---|---|
0円 | 0円 | 3%~5% |
ペイディの導入の流れ
ペイディを導入する流れとしては、まずWebフォームより事業内容や金融機関などの必要情報を入力・送信します。その後、加盟店審査が行われ、10営業日以内を目安に審査結果がメールで通知されます。初期設定の完了後、利用開始の運びとなります。
すでに多くのプラットフォーム・パートナーがペイディを導入しており、管理画面への「キー」の貼り付けだけで導入できるなど、導入工数も少なくスムーズな導入が可能です。
申し込み・導入に関して不明点がある場合には、業種に合わせた専門の担当者によるサポートを受けられるため、リソース不足の企業でも安心です。
ペイディを導入する際の注意点
ペイディを導入する際の注意点は2つあります。1つ目は、あと払いペイディの利用者は分割手数料無料ですが、導入した加盟店側には、売上の回数に応じた3%〜5%の決済手数料が発生することです。売上の増加に伴って手数料も増える点に注意しましょう。
2つ目に、6・12回あと払いを導入したい場合には、別途申し込みが必要です。例えば、高額商品のセールに合わせて、新たに6回以上の分割払いを提供したい場合などは、販売スケジュールを逆算して申し込むようにしましょう。
まとめ
ペイディは、ユーザーがスマホだけで決済から支払いまでを完結できるあと払い決済サービスです。加盟店は初期費用・月額使用料0円で始められ、決済ごとの手数料のみで導入できるため、売上の大きさに関わらず継続的な運用が可能です。
ユーザーはメールアドレスと電話番号の入力、本人認証のみで即時決済が完了し、3・6・12回あと払いを無金利で利用できます。そのため、加盟店は若年層も取り込みやすく、決済手段を理由にしたカゴ落ちを防げます。
無金利で分割あと払いを提供することにより、負担の少ない範囲で顧客単価のアップにつなげられ、最小限のコストで売上の増加が見込めるサービスです。ネットショップにおける決済の問題を解決し、効果的な売上の増加を図るなら、ペイディの導入がおすすめです。