HubSpot CRMとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- HubSpot CRMは、営業管理から問い合わせまで1つで対応できるプラットフォーム
- 多くの便利な機能が無料で利用でき、1,500以上のツールと連携も可能
- 情報の集約と整理により、効率的で質高い営業活動や顧客サポートが可能になる
HubSpot CRMは、営業管理から問い合わせまで1つで対応できるカスタマープラットフォームです。多くの便利な機能が無料で利用できます。本記事では、HubSpot CRMの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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HubSpot CRMとは
HubSpot CRMは、企業が顧客情報を効率的に管理し、営業やマーケティング、カスタマーサービスなどの業務をサポートするためのツールです。シンプルで使いやすく、チーム全体で顧客とのやり取りを一元管理できる点が魅力です。
顧客情報の管理や営業支援に役立ち、営業チームだけでなくマーケティング担当者、カスタマーサポート、経営者に至るまですべての部門で活用できるのも便利です。
また、多くの機能は無料で利用でき、最大1,000件の顧客情報を登録できることに加え、データストレージは無制限です。そのため、コストを気にせずに始めることができ、顧客管理や営業活動の効率化を図ることができます。
本記事では、HubSpot CRMの特徴・機能・メリットなどを解説します。
HubSpot CRMの特徴
HubSpot CRMは、低コストで手軽に始められ、幅広い部門に対応した柔軟性の高いツールです。ここでは、HubSpot CRMの特徴を解説します。
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HubSpot CRMの特徴
無料で利用できる
HubSpotのCRMは、多くの機能が完全無料で提供されており、クレジットカードなどの決済情報も不要です。そのため、企業が初期費用や月額料金を気にすることなく、すぐに利用を開始できます。
無料プランでも最大1,000件のコンタクト(顧客や見込み客)を登録でき、顧客データは無制限で保存できます。利用期間の期限もないため、長期間にわたって継続的に運用できます。
また、顧客情報の管理・営業パイプラインの追跡・ミーティングスケジュール機能・Eメールテンプレートなど、業務に必要な基本的な機能が揃っています。
高度な機能(ミーティング・コール・見積もり作成など)が必要な場合は、有料プランを選択することも可能です。ビジネスの成長に応じて機能を拡張できる柔軟性も兼ね備えています。
さまざまな部門で役立つ
HubSpot CRMは、企業内のさまざまな部門で役立つ多機能なツールです。営業・マーケティング・カスタマーサポート・オペレーションなど、どの部門でも活用できるように設計されており、全体の業務効率を向上させます。
例えば、営業部門が活用する場合は顧客とのやりとりを管理し、取引を追跡する機能が役立ちます。営業パイプラインやリードとのやりとりを自動で記録できるため、時間を節約しながら営業活動の効率化につながり、重要な期限やタスクの確認も簡単です。
また、カスタマーサポート部門では、顧客との窓口として便利な機能が役立ち、問い合わせを一元管理する共有受信トレイが用意されています。ウェブチケットやチケット管理機能など、顧客対応の効率を上げる機能もあります。
経営者においては、営業パイプライン・顧客の状況・カスタマーサポートの進捗など、ビジネスの重要なデータをダッシュボードでまとめて把握できます。KPIの追跡やビジネス効果の分析に役立つ機能もあり、データに基づく正確な意思決定をサポートします。
このように、HubSpot CRMには、どの部門の業務でも活用できるさまざまな機能が提供されており、ビジネス全体の生産性向上に貢献します。
1,500以上のツールと連携可能
HubSpot CRMは1,500以上のツールと連携可能で、企業が既に使い慣れているアプリやサービスをそのまま活用しながら、業務を効率化できます。
例えば、カレンダーツールとの連携により、ミーティングのスケジュール管理が簡単になります。外部サービスと自動でデータをやりとりできるツールとの連携も可能であり、これを活用することで、より幅広い業務を効率化できます。
このような連携機能の活用は、データの手動入力や繰り返し作業を減らし、営業やマーケティングの自動化と正確性向上に寄与します。
フォームで得た顧客情報が自動でCRMに反映されたり、Eメールの送信が自動化されたりするなど、さまざまな業務において作業時間の大幅な節約に期待できます。
1,500以上のツールの中から、自社に合ったものを選んで組み合わせることで、業務に最適な環境をカスタマイズできる点もメリットです。ビジネスの成長に合わせて、必要なツールを追加して連携させることで、柔軟に対応できます。
HubSpot CRMの主な機能
HubSpot CRMには、顧客情報の管理・アプローチの効率化・営業活動の手間を削減する多彩な機能があります。ここでは、HubSpot CRMの主な機能について解説します。
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HubSpot CRMの主な機能
コンタクト管理ツール
コンタクト管理ツールは、企業が顧客や見込み客の情報を整理・管理し、効率的に営業活動や顧客対応を行うための機能です。コンタクトとは顧客や見込み客のことで、この機能ではコンタクトの情報を1つのレコードとして管理します。
例えば、Eメールアドレス・電話番号・会社情報などの基本情報に加え、過去のやりとりも記録可能です。また、新しい顧客を追加すると、HubSpotのデータベース(2,000万社以上の企業情報が登録)から自動で詳細情報が取得され、コンタクトレコードが更新されます。
さらに、コンタクトレコードから直接Eメール・電話で連絡でき、そのやりとりも自動的に記録されます。営業タスクのフォローアップやミーティングの設定も、同じ画面で管理できます。
どの部門からも同じコンタクト情報にアクセスでき、顧客に関する詳細情報を共有できる点も便利です。このような一元管理により、チーム全体で一貫した対応ができ、顧客との信頼関係を深められます。
タスク管理ツール
タスク管理ツールは、営業プロセスを効率化するために、タスクの作成から完了までの管理を一元化する機能です。見込み客との関係を築くための活動や、日々の営業タスクをスムーズに進めることができます。
通常営業活動では、見込み客とのやり取りを管理するために複数のツールを使いがちです。しかし、HubSpot CRMのタスク管理ツールは、さまざまな情報や機能を1つのダッシュボードで統合的に管理できます。
また、見込み客に関するすべての情報が一元化されているため、どの顧客がEメールを開封したか、ウェブページや資料を確認したかなどの情報を即座に把握できます。この情報を基に、次に取るべきアクションを適切なタイミングで実行できます。
さらに、タスクを「タスクキュー」として整理し、優先度の高いタスクに集中することも可能です。レポート機能を活用して、自分やチームの進捗状況をリアルタイムで確認し、成果を分析することもできます。
これらの機能により、タスクの実績や業務プロセスの見直しが簡単になり、効率的に営業活動を進められます。
無料の日程調整ツール
無料の日程調整ツールは、ミーティングのスケジュールを効率よく管理するための機能です。ミーティングの日程を決める際は、何度もEメールのやりとりを重ねてスケジュールを調整する必要がありますが、このツールではそうした手間を大幅に軽減できます。
使い方はシンプルで、担当者の空き時間を事前にカレンダーに設定しておけば、見込み客はその中から自分の都合に合った時間を選んで、ミーティングを予約できます。
この仕組みによって無駄なやりとりを省き、迅速に予定を確定できるため、営業活動の効率が向上します。また、外部のカレンダーツールと同期できる場合は、カレンダー情報が常に最新の状態に保たれ、他の業務とバッティングする心配もありません。
さらに、日程が決まるとその情報が自動的にHubSpotのコンタクトデータベースに登録され、顧客情報の管理も同時に行われます。
このツールの魅力は、スケジュール調整を簡単にするだけでなく、見込み客とのやり取りを一元管理できる点です。ミーティングの設定から顧客データの管理までを一貫して自動化し、手作業の負担を減らすことで、担当者は商談そのものに集中できるようになります。
無料のEメールテンプレート作成ツール
無料のEメールテンプレート作成ツールは、営業やマーケティング活動において効果的なEメールを簡単に作成し、時間を節約するための機能です。Eメールをゼロから作成する手間を省きつつ、効率的に見込み客とコミュニケーションをとることができます。
例えば、過去に効果のあったEメールをテンプレート化しておけば、毎回新しいEメールを作成する必要がありません。テンプレートはチーム全体で共有可能で、効率よく顧客とのコミュニケーションを進められます。
また、単なるメールの繰り返し作業を自動化するだけでなく、見込み客一人ひとりに合わせたEメールを送信できます。顧客の名前・会社情報・過去のやり取りを自動的に反映させられるため、よりパーソナルなやりとりが可能です。
テンプレートの効果を測定するためのレポート機能も標準で搭載されています。Eメールがどれだけ開封されたか、リンクがクリックされたか、添付ファイルがダウンロードされたかなどのデータをリアルタイムで確認できます。
無料のEメール トラッキング ツール
無料のEメールトラッキングツールは、営業担当者が送ったEメールに対する見込み客の反応をリアルタイムで把握できる機能です。
この機能により、Eメールの開封やリンクがクリックされたタイミングを把握し、その瞬間に最適なフォローアップができるようになります。
また、Eメールの反応データはすべてHubSpotのCRMに記録されるため、過去のEメール履歴や顧客の反応をまとめて確認できます。この情報を基に、次に送るEメールや提案内容をパーソナライズでき、見込み客との関係をより深めることが可能です。
例えば、どのリンクがクリックされたか、どの資料がダウンロードされたかがわかるので、見込み客の興味を正確に把握し、効果的なアプローチができるようになります。
さらに、外部のメールサービスと連携した場合にもこのトラッキング機能を利用できるため、使い慣れたツールで簡単にトラッキングの効果を得られるのも魅力です。
無料のウェブチャット機能
無料のウェブチャット機能は、ウェブサイトの訪問者とリアルタイムでコミュニケーションをとるための機能です。
この機能を利用することで、見込み客の質問に素早く対応したり、顧客サポートを提供することができ、コンバージョン率の向上や顧客満足度の改善につながります。
また、ウェブサイト訪問者の問い合わせを適切な担当者に自動で振り分けることも可能です。例えば、営業チームが見込み客に対応し、カスタマーサポートが既存の顧客に対応するなど、チーム内での役割分担をスムーズに行えます。
さらに、チャットボット機能が組み込まれているため、一般的な質問に対しては自動応答を設定でき、効率よく対応を進めることができます。チャットボットは簡単に作成できるため、コーディングの知識は不要です。
Eメール同様、このチャット機能を介したやりとりもHubSpotのCRMに記録され、チーム全員がその履歴を共有・活用できます。モバイルアプリと連携して、外出先でウェブチャットの通知を受け取れる点も便利です。
無料のフォーム作成ツール
無料のフォーム作成ツールは、ウェブサイト訪問者からコンタクト情報を収集し、それを顧客データベースに自動登録するための便利な機能です。技術的な専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にウェブサイトにフォームを作成して設置できます。
ウェブサイト訪問者がこのフォームに情報を入力すると、そのデータが自動的にHubSpotのCRMに登録されます。そのため、手動でデータを入力する必要がなく、効率的に見込み客を管理できるようになります。
フォームで収集した情報は、Eメールキャンペーンやフォローアップにすぐに活用できます。例えば、訪問者がフォームを送信した後、すぐにパーソナライズされたEメールを自動で送信して、見込み客を育成できます。
この機能の強みは、単に情報を集めるだけでなく、その後のフォローアップを自動化できる点です。フォーム送信後のEメールや通知も自動で送信されるため、営業チームやマーケティングチームの作業を大幅に効率化できます。
データ品質管理ツール
データ品質管理ツールは、企業が顧客データを正確でクリーンな状態に保ち、データに基づく意思決定をサポートするための機能です。データの信頼性を高め、業務の効率化と成長を促進できる効果があります。
ビジネスが拡大して扱うデータ量が増えると、データの整合性を維持するのは難しくなります。このデータ品質管理ツールは、そうしたデータ管理の負担を軽減し、データの正確性を保つための仕組みを提供します。
まず、データモデル機能により顧客データの構造を視覚化し、設定や管理が簡単になります。また、自動エラーチェックでは、データ入力ミスや不正確なデータがデータベースに蓄積されるのを防ぎます。
例えば、CSVファイルをインポートする際に、フォーマットの不整合や重複データ、スパムのような質の低いデータを自動的に検出し、問題を修正します。
さらに、データのモニタリング機能を活用すると、データベース全体の健全性を継続的にチェックできます。古い情報や不整合を特定し、修正が必要な箇所を見つけられるため、エラーが蓄積して大きな問題に発展する前に対処できます。
HubSpot CRMを導入するメリット
HubSpot CRMは、営業活動の質と効率性を向上させることができ、また、企業の成長や変化にも柔軟に対応できるツールです。ここでは、HubSpot CRMを導入するメリットを解説します。
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HubSpot CRMを導入するメリット
効率的な営業活動が可能になる
HubSpot CRMを活用することで、営業活動が効率的に進められるようになります。これは、顧客データの管理が簡単になるためであり、営業担当者は重要なタスクに集中し、見込み客との関係をスムーズに構築できます。
例えば、HubSpot CRMでは、顧客データの整理や追跡が簡単であり、新しいコンタクト情報は自動でCRMに登録されます。必要なデータはいつでも確認できるため、各担当者が最新の顧客情報に基づいて動けます。
また、スケジュール設定の活用により、見込み客とのミーティング調整にかかる手間を削減できます。リンクを送るだけで、相手が都合の良い日時を選べるため、何度も日程調整のやり取りをする必要がなくなります。
さらに、顧客がアクションした際には通知が届くため、営業担当者は見込み客が興味を示しているタイミングで即座に対応できます。これらの機能によって、顧客データを一元管理しながら最適なタイミングでアプローチでき、営業活動の効率が大幅に向上するでしょう。
質の高いアプローチやサポートが実現する
質の高いアプローチやサポートが実現しやすい点もHubSpot CRM導入のメリットです。顧客とのやりとりを一元管理できるため、チーム全体が常に最新の情報を共有し、個々の顧客に合わせた対応ができます。
例えば、HubSpotには共有受信トレイが備わっており、Eメール・ウェブチャット・サポートチケットなどを通じた顧客とのやりとりを一箇所で管理できます。どの担当者でも顧客の過去のやりとりや背景情報に簡単にアクセスできるため、スムーズな対応が可能です。
顧客の問い合わせがどのチャネルから来ても、すべての情報が集約されているため、対応の一貫性が保たれ、顧客は適切なサポートを受けられます。予め作成されたテンプレートや自動化されたツールを使うことで、定型的な回答が素早く提供できる利点もあります。
さらに、HubSpotのCRMでは、顧客データに基づいてパーソナライズされたアプローチが可能です。顧客の過去の行動や問い合わせ内容に基づいて、次に適切な対応や提案を行うことで、顧客一人ひとりに合わせた最適な体験を提供できます。
成長段階に合わせて機能を拡張できる
HubSpot CRMは、ビジネスの成長に合わせて機能を柔軟に拡張できます。企業がどの成長段階にあっても、そのニーズに合ったツールとして活用でき、ビジネスが拡大するにつれて、必要な機能を追加できます。
例えば、個人事業主や小規模なスタートアップは、まずはHubSpotの無料CRMを使ってシンプルに顧客データを管理し、営業活動を効率化できます。無料プランでも、最大100万件のコンタクトと会社を保存できるため、基本的な顧客管理には十分対応できます。
また、チーム全員で顧客情報を一元管理できるため、規模が小さいうちはこの機能で十分に運営を支えられます。ビジネスが成長し、より大規模で複雑なマーケティング活動が必要な場合、有料のエンタープライズ向けプランにアップグレードすることも可能です。
有料プランでは、マーケティングオートメーション・詳細なレポート機能・マルチチャネルでの顧客管理など、高度な機能が追加されます。これらの機能を活用することで、より多くのコンタクトやプロセスに対応できるようになります。
機能を拡張しても扱いやすさを維持できるため、設定に余計な時間をかけずに、スムーズに業務を進められるのも大きなメリットです。
HubSpot CRMの口コミ・評価
HubSpot CRMは、実際に利用したユーザーから業務効率化・多機能性・顧客対応の改善効果の3点で特に高い評価を集めています。
業務効率化では、「データを表計算ソフトから、HubSpot CRMに統合して一元管理を実現でき、業務負担が軽くなった」との声があります。従来の表計算ソフトや複数のツールで管理する方法と比べて、HubSpot CRMは顧客管理の効率性の高さが評判です。
多機能性については、「無料で多くの機能が利用でき、必要に応じて機能追加できる柔軟性もありがたい」と評価されています。HubSpot CRMは多機能なため、幅広いビジネスニーズに対応し、事業規模の変化に応じて機能拡張できる点でも優れています。
顧客対応の改善効果では、「HubSpotで管理することにより、対応漏れが0%になった」との口コミがありました。他にも問い合わせ対応のクレーム減少や、対応履歴の便利さなどを評価する声も多く見られます。
これらの口コミから、HubSpot CRMは、情報の一元管理を通じて、企業の営業活動や顧客対応の効率を大幅に向上させるツールであることが伺えます。
HubSpot CRMの料金体系
HubSpot CRMは基本的に無料で使える便利なツールですが、より高度な機能や規模に応じたサービスを必要とする場合、以下の料金で有料プランを選ぶことができます。
無料プランでは、最大2ユーザーまでに基本的なCRM機能を提供し、Eメール・フォーム・チャットボット機能なども利用できます。有料プランでは、フォームの自動化・リードスコアリング・ソーシャルメディア連携など、より高度な機能が利用可能です。
大規模な企業向けのEnterpriseプランは、複数のビジネスプロセスに対応でき、顧客行動やマーケティング効果を分析する機能などが備わっています。各プランは、ユーザー数やコンタクト数に応じて料金設定されており、それらを追加する場合は追加料金が発生します。
【個人~小規模チーム向け】
無料ツール | Marketing Hub Starter | Starter Customer Platform | Marketing Hub Professional |
---|---|---|---|
¥0 | ¥1,800/月/シートから | ¥1,800/月/シートから | ¥96,000/月から |
【企業単位~大規模企業向け】
Marketing Hub Professional | Marketing Hub Enterprise |
---|---|
¥96,000/月から | ¥432,000/月から |
HubSpot CRMの導入の流れ
HubSpot CRMの導入は簡単にでき、無料版から始める場合はクレジットカードの登録も不要です。無料版を導入するには、HubSpotの公式サイトにアクセスし、アカウントの作成と基本情報を入力すれば、すぐに利用を開始できます。
より高度な機能を利用したい場合は、有料プランへアップグレード可能です。その際は、公式サイトで製品デモを申し込みましょう。
HubSpot CRMを導入する際の注意点
HubSpot CRMの導入では、Marketing HubのProfessionalプラン、またはEnterpriseプランの選択において導入支援が必須であり、これに伴う料金が自動的に追加されます。
導入支援は、ツールの効果的な活用をサポートするためのサービスで、支援の料金はプランの利用にあたって、一回限りの必須費用として発生します。
また、利用できるサポートはプランによって異なります。例えば、大規模企業向けのProfessionalプランやEnterpriseプランでは、Eメール・チャット・電話サポートが受けられます。しかしStarterプランではEメールサポートのみです。
なお、無料プラン含むすべてのユーザーは、HubSpotコミュニティやHubSpotアカデミーなどを活用でき、自己学習や他ユーザーとの交流が可能です。
まとめ
HubSpot CRMは、顧客管理から営業・マーケティング・カスタマーサポートまで、企業のあらゆる業務を効率化する強力なツールです。無料で利用可能な機能が豊富に揃っているため、初期コストを抑えて導入を開始できます。
このCRMは、営業チームが顧客とのやりとりをスムーズに管理し、マーケティング部門やカスタマーサポートが顧客のニーズに迅速に応えられるよう支援します。すべての部門が連携し、顧客ごとに個別化されたアプローチができるため、より高い満足度を提供できます。
ビジネスの成長に応じて、必要な機能を追加し拡張できる点もHubSpot CRMの強みです。本記事の内容を参考にして、顧客管理や営業活動の負担を抑えつつ、顧客との関係の育成・顧客満足度の向上を目指しましょう。