おすすめの入退室管理システム7選|選び方・比較ポイントも解説

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  • 入退室管理システムは、認証方法・内部不正対策の可否・連携性に注目して選ぶ
  • 入退室管理システムには電子錠と電気錠があり、電気錠の方が長期的に見て経済的である
  • 運用開始までにはICカードの準備やアプリのインストールなど、環境整備に時間を要する

入退室管理システムとは、誰がいつどこに入室・退室したかを管理するためのシステムです。ICカードやスマホで認証できるものなど、様々な種類があります。この記事では、おすすめの入退室管理システムや選び方のポイント、注意点などを解説します。

目次

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  1. 入退室管理システムでセキュリティを強化
  2. 入退室管理システムは認証方法・セキュリティ範囲・錠のタイプで選ぶ
  3. 入退室管理システムの選び方で重要な3つのポイント
  4. 入退室管理システムのその他の比較ポイント
  5. おすすめの入退室管理システム7選
  6. 入退室管理システムの導入フローと注意点
  7. まとめ

入退室管理システムでセキュリティを強化

入退室管理システムとは、誰がいつどこに入室・退室したかを管理するためのシステムです。このシステムには、ICカードやスマートフォンで認証できるものなど、様々な種類があります。

例えば、ICカードをかざすだけでドアを開けることができたり、スマホのアプリを使って入室できたりします。

また、入室・入館するあらゆる人に対して入退室の権限を付与することができるため、特定のエリアへのアクセスの制限や、特定の時間帯にのみ入室の許可をすることも可能です。

このように入退室管理システムは、セキュリティの強化だけでなく、効率的なアクセス管理にも役立つ便利なシステムです。この記事では、おすすめの入退室管理システムや選び方のポイント、注意点などを解説します。

入退室管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説

入退室管理システムとは、いつ・誰が・どこに入室したかを管理・記録できるシステムで、不法侵入や情報漏洩を防げます。本記事では、入退室管理システムについて詳しく知っていくために、必要性や目的の他、機能やメリット・デメリット、選び方について解説します。

入退室管理システムは認証方法・セキュリティ範囲・錠のタイプで選ぶ

入退室管理システムを選ぶ際には、認証方法、セキュリティ範囲、錠のタイプという3つのポイントが重要です。認証方法には、ICカードやスマートフォン、指紋認証などさまざまな種類があり、それぞれに特徴と利便性があります。

セキュリティ範囲はシステムがカバーするエリアや機能によって異なります。さらに、錠のタイプには、電子錠や電気錠など、多様な選択肢があります。この3つのポイントを理解しておくことで、自社のニーズに最適な入退室管理システムを選ぶことができます。

次の章では、これらのポイントについて詳しく解説します。

【重要なポイント3つ】

  1. 認証方法を確認
  2. 電子錠か電気錠か
  3. 内部不正への対策も可能か

【その他の比較ポイント】

  1. 他システムと連携できるか
  2. コストは適正か
  3. サポート体制は充実しているか
  4. 誰でも簡単に操作できるか

入退室管理システムの選び方で重要な3つのポイント

入退室管理システムを導入する際には、どのシステムが自分たちに最適かを見極めることが重要です。以下では、入退室管理システムの選び方で、重要な3つのポイントについて詳しく解説します。

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入退室管理システムの選び方で重要な3つのポイント

  1. 認証方法を確認
  2. 電子錠か電気錠か
  3. 内部不正への対策も可能か

認証方法を確認

入退室管理システムでは、利用者を認証するために複数の方法があります。暗証番号やICカード、スマートフォンアプリ、生体認証などがその代表です。

自社のニーズに合った認証方法を選ぶ際には、セキュリティ要件や利便性、予算などを総合的に考慮する必要があります。様々な要素をバランスよく考慮し、適切な入退室管理システムを選びましょう。

以下の表は、それぞれの概要とメリット・デメリットです。

概要メリットデメリット
暗証番号出入り口に設置したテンキーに暗証番号を入力して開錠簡単に導入可能コストが低い個人の入退室ログが記録されない暗証番号の漏洩リスク
ICカードリーダーにICカードをかざして解錠偽造されにくい入退室ログの記録が可能紛失や盗難のリスク
スマホアプリ専用アプリをインストールし、QRコードなどをリーダーにかざして認証・解錠紛失や盗難のリスクがないスマホの電池切れや故障時に使用不可
生体認証指紋、静脈、顔、虹彩などの生体的特徴を利用して認証なりすましなどの不正が起こりにくい導入コストが高い
プライバシーの懸念

電子錠か電気錠か

入退室管理システムには、大きく分けて電子錠と電気錠の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自社の環境や方針に合わせて選ぶことが重要です。

電子錠と電気錠はそれぞれに利点と注意点があるため、自社の環境やセキュリティ方針、予算に合わせて適切なシステムを選びましょう。以下の表は、電子錠と電気錠、それぞれの概要、メリット・デメリットです。

電子錠電気錠
概要内蔵した電池で作動するタイプの錠前外部の電源からの電力供給で動くタイプの錠前
メリット業者による取り付け工事不要初期費用が安い耐久性が高いメンテナンスの頻度が低い
デメリット定期的なバッテリー交換が必要取り付け工事などの初期費用が高い 

内部不正への対策も可能か

入退室管理システムを選ぶ際には、外部からの侵入だけでなく、内部不正への対策もできるものがおすすめです。内部不正とは、従業員や関係者が不正にアクセスすることを指し、これを防ぐためには高度な認証方法が求められます。

例えば、二要素認証機能のある入退室管理システムがあります。これは、カードと顔認証など複数の要素を使って身元を確認する方法です。このようなシステムを導入することで、他人のカードを悪用して侵入するなどの不正を防止できます。

入退室管理システムのその他の比較ポイント

入退室管理システムを選ぶ際には、認証方法やセキュリティ範囲だけでなく、さまざまな比較ポイントが存在します。例えば、他システムとの連携性やコスト、そしてサポート体制の充実度などが挙げられます。

以下では、入退室管理システムのその他の比較ポイントについて詳しく解説します。

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他システムと連携できるか

入退室管理システムは、他システムと連携できる製品が多くあります。そのため、勤怠管理システムや人事システムと連携できる製品を選ぶと、従業員の出退勤の記録を自動で反映させることができ、手動での入力作業が減るため効率が向上します。

また、監視カメラなどのセキュリティシステムや設備管理システムとも連携できれば、セキュリティの強化だけでなく、設備の管理やメンテナンスも一元管理できます。このような連携により、人件費や光熱費、システム利用料などのコスト削減が期待できます。

コストは適正か

多くのサービスでは、1扉ごとに料金がかかることが一般的です。そのため、導入するドアやエリアの数に応じて、コストがどの程度かかるかを事前に把握する必要があります。

また、電気錠を導入する場合は、配線工事による初期費用が高くなることがありますが、長期的に見てコストパフォーマンスが高い点も考慮すべきです。電気錠は耐久性があり、メンテナンスの頻度が低いため、運用コストが抑えられる場合があります。

一方で電子錠は、バッテリー交換など定期的なメンテナンスが必要ですが、初期投資が比較的低く済むことがあります。コストの適正性を判断する際には、導入時の初期費用だけでなく、運用・保守にかかる予算も考慮に入れましょう。

サポート体制は充実しているか

入退室管理システム導入後には、予期せぬトラブルの解決やシステムの最適化が迅速に行えるかどうかが大きなポイントです。良好なサポート体制があれば、問題が発生した際に迅速かつ適切な対応が期待できます。

また、定期的なメンテナンスやセキュリティのアップデートも、ベンダーのサポートがしっかりしているかで安全性やシステムの効率性が大きく左右されます。特にセキュリティに関わる部分では、最新の脅威に対応するための迅速な対策が必要です。

入退室管理システムを選ぶ際には、製品の性能や機能だけでなく、ベンダーのサポート体制も評価しましょう。

誰でも簡単に操作できるか

入退室管理システムが複雑すぎると、社員が使い方を覚えるのに時間がかかり、業務の効率が低下する恐れがあります。特に毎日使うものであるため、操作が直感的でわかりやすいことが求められます。

例えば、カードをかざすだけでドアが開くなど、シンプルな操作手順が理想です。また、エラーが発生した場合には、ユーザー自身でも簡単に対処できるようなエラーメッセージやサポート機能があると良いでしょう。

おすすめの入退室管理システム7選

株式会社日本コンピュータ開発

FABRIGATE

株式会社日本コンピュータ開発

FABRIGATE

人材不足に RFID活用を!RFID を活用した生産性向上と自動化を目指す企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 接続先情報を設定するだけでRFIDアドオンが可能
  • すぐに業務で活用できる標準パッケージが複数用意されている
  • 自律動作型、ハンディ型、ゲート型、長距離対応型などの多様な RFID 機器に対応している

MORE
ここが少し気になる…

  • 詳しい機能や料金を確認するには問い合わせが必要

株式会社フォトシンス

Akerun

株式会社フォトシンス

Akerun

工事不要◎堅牢なセキュリティや連携重視の方にもおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 工事不要で後付けできる「Akerun Pro」の提供
  • 「Akerun コントローラー」は自動ドアや既存の電気錠にも設置可能
  • アプリから入退室管理やリモート施錠・解錠の設定が行える

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ここが少し気になる…

  • 費用や設置条件などは問い合わせで確認

株式会社ビットキー

bitlock PRO(ビットロックプロ)

株式会社ビットキー

bitlock PRO(ビットロックプロ)

自動ドアや複数拠点にも対応◎入退室管理も行いたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 今ある扉に後付けでき、自動ドアや電気錠にも対応
  • 入退室管理や複数拠点も利用でき、バッテリー駆動のため停電時でも使える
  • 解錠方法が豊富で、スマホやカードを忘れた場合でもテンキー入力で入室可能

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ここが少し気になる…

  • オプション費用や詳細な説明は問い合わせや電話で確認

株式会社 構造計画研究所

RemoteLOCK

株式会社 構造計画研究所

RemoteLOCK

暗証番号発行で管理!物理キーでの管理をやめたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 1人1人異なる暗証番号の発行が行え、オンライン上で自由に設定可能
  • 異なる施設でも個人では同じ暗証番号で出入りできる
  • 宿泊関連サービス・時間貸し関連サービスとの連携に対応

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ここが少し気になる…

  • 鍵本体の購入費・取付費用がかかり、施工には施工パートナーへの問い合わせが必要

株式会社アート

ALLIGATE

株式会社アート

ALLIGATE

電池交換不要◎警備システムやアプリを活用したい方にもおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 物理キーをなくし、社員証やスマホアプリを使用することで瞬時に解錠
  • クラウド上で「入退室権限の付与・無効化」が行え、管理の負担軽減にも
  • 複数拠点の一元管理や、入退室ログ管理・在室状況の確認ができる

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ここが少し気になる…

  • 設置可否には現地調査が必要になる場合もある

セーフィー株式会社

Safie Entrance2(セーフィー エントランスツー)

セーフィー株式会社

Safie Entrance2(セーフィー エントランスツー)

遠隔管理可能◎顔認証でセキュリティ強化に努めたい企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • ICカードやスマホの取り出しがいらず、手ぶらでの解錠を実現
  • 顔の登録や端末設定・変更は遠隔で行え、管理業務の負担を軽減
  • 顔認証を利用することで、紛失・盗難やなりすましを回避

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ここが少し気になる…

  • 専用端末が必要で、設置する場合は無料相談後に現地調査がある

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

カギカン

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

カギカン

初期費用・工事不要!使用中のドアに後付けしたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 両面テープで貼るだけなので、利用中のドアにも簡単に後付けできる
  • 多用な解錠に対応しており、シーンにあわせて活用可能
  • 入退室履歴を残せ、複数ドアの一元管理も行える

MORE
ここが少し気になる…

  • Proプランの機器設置には別途費用が必要

入退室管理システムの導入フローと注意点

企業や施設におけるセキュリティ管理の重要性が高まる中で、適切なシステムを導入することは極めて重要です。以下では、入退室管理システムを導入する際のフローと注意点について、具体的に解説していきます。

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1. 自社の要件に合ったシステムを選ぶ

入退室管理システムを導入する際は、上記の選び方を参考に自社の要件に合ったシステムを選択しましょう。また、施設の規模や従業員の数、特定の入退室制限が必要な部署がある場合、それらに対応できるかを確認しましょう。

例えば、数百人規模の従業員を抱える大企業の場合、高度な管理機能や多様な認証方法が求められることがあります。一方で小規模なオフィスでは、シンプルで使いやすいシステムが適しているかもしれません。

このように、自社のニーズを把握し、それにマッチした入退室管理システムを選ぶことで、セキュリティと効率性を両立させることが可能です。

2. 利用開始できる環境を整備する

入退室管理システムを利用開始するには、従業員のICカード準備やアプリのインストール、必要に応じて指紋の登録などの環境整備が欠かせません。

ICカードを使用する場合、全従業員にカードを配布し、それぞれの個別情報やアクセス権をシステムに登録することで、正確な入退室管理が可能になります。

また、スマートフォンアプリを利用する場合は、社員が自身のスマートフォンに専用アプリをダウンロードして設定を完了させる必要があります。各従業員がシステムを正しく理解し、適切に利用できるよう、事前の準備を十分に行いましょう。

3. トラブルに備えておく

ICカードの紛失や盗難、そしてバッテリー切れなど、入退室管理システムにおけるトラブルは避けられないリスクです。これらのトラブルが発生した際には、事前に対処法を決めておきましょう。

例えば、ICカードが紛失した場合は、速やかにシステム管理者に連絡してカードの無効化手続きを依頼し、新しいカードを発行してもらえると安心です。盗難の場合も同様に、即座に対応してセキュリティを守ります。

また、バッテリー切れやシステムの不具合が発生した場合には、事前に定めたトラブルシューティングの手順に従って修復します。このようにトラブルに備えておくことで、業務の中断やセキュリティリスクを最小限に抑えることできるでしょう。

まとめ

入退室管理システムは、企業や施設でのセキュリティ管理を効果的に行うための重要なシステムです。適切なシステムを選定して導入するためには、慎重な計画と評価が欠かせません。

各製品の機能や価格、そしてサポート体制を詳細に比較し、自社のニーズに最も適した製品を選びましょう。セキュリティの強化と業務の効率化を実現するために、認証方法やシステムの連携性、そしてトラブルへの対応策を十分に考慮することが重要です。

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