セキュリティ機能が充実したSFAおすすめ15選を徹底比較!営業支援システム選びの重要ポイントを解説

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  • 厳選したセキュリティ機能が充実したSFA(営業支援ツール)15選をご紹介
  • 2025年最新の比較表であなたにぴったりのSFAツールがわかる
  • SFAツール選びではコスト・機能・連携サービスに着目する

SFAは個人情報をはじめとしたあらゆる機密情報を扱うツールのため、セキュリティ機能の充実度は非常に重要です。本記事では、セキュリティ機能が充実したSFA(営業支援ツール)の選び方とおすすめ15選をご紹介。信用失墜を防ぐセキュリティ機能もそれぞれ詳しく解説します。

目次

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  1. SFA(営業支援ツール)の始め方
  2. おすすめのセキュリティ機能が充実したSFAツール15選
  3. 【比較表】おすすめのSFA(営業支援ツール)
  4. SFA(営業支援システム)とは
  5. SFA(営業支援システム)の選び方
  6. SFAツールを導入する際の注意点
  7. まとめ

SFA(営業支援ツール)の始め方

SFA(営業支援ツール)が一般化し、営業活動は経験や勘に左右されることなく、データドリブンに成果を狙える時代です。AI(人工知能)を取り入れ、SFAの分析能力が向上したことも後押しに、今後はより高度かつ柔軟で、自社の体系・ワークフローに適応したSFA(営業支援ツール)の選定が求められます。

SFA(営業支援ツール)の多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適なSFAツールを選びましょう。

おすすめのセキュリティ機能が充実したSFAツール15選

本記事では、対象や目的別におすすめのSFA(営業支援ツール)をご紹介しています。気になるところからチェックしてみましょう。

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株式会社セールスフォース・ジャパン

Salesforce Sales Cloud

Salesforce Sales Cloud
出典:www.salesforce.com

株式会社セールスフォース・ジャパン

Salesforce Sales Cloud

小規模から大企業まで◎世界No.1の最新AIを活用し成約率アップを図りたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • AIと自動化の機能を標準搭載し、企業規模や形態に合わせた柔軟なカスタマイズが魅力
  • 予測AIと生成AIの両方で営業効率を高め、成約率アップや人材育成改善をバックアップ

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ここが少し気になる…

  • 多機能なため、専門知識を備えた専任者がいないと形骸化する恐れもあり
  • 伴走サポートは別途プランの申し込みが必要

サイボウズ株式会社

kintone

kintone
出典:kintone.cybozu.co.jp

サイボウズ株式会社

kintone

部署・業種・用途別に柔軟なカスタマイズをノーコードで行いたい方におすすめ

出典:kintone

GOOD
ここがおすすめ!

  • 幅広い業種・業務をカバーするサービスは200種類以上!アプリはドラッグ&ドロップで現場に高フィットなカスタマイズができる
  • 導入の検討段階から効果を出すまでのサポートが豊富で、社内全体のDXに貢献
  • 日本語・英語・簡体字・繁体字・スペイン語に対応しているので、海外拠点のメンバーとも共通環境で利用可能

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ここが少し気になる…

  • サービス連携を利用するにはスタンダードコース以上の契約が必要

株式会社ジーニー

GENIEE SFA/CRM

GENIEE SFA/CRM
出典:chikyu.net

株式会社ジーニー

GENIEE SFA/CRM

シンプル操作で「設定・入力・分析」を行いたい方におすすめ

出典:GENIEE SFA/CRM

GOOD
ここがおすすめ!

  • 予算と状況に応じて選択できる3つのプランがあり、管理や進行がしやすいシンプルな設計
  • プロとエンタープライズプランは「名刺管理」が使える

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  • スタンダードは安価ではあるが、使える機能が必要最低限に限られている

レッドフォックス株式会社

cyzen

cyzen
出典:www.cyzen.cloud

レッドフォックス株式会社

cyzen

デスクレスワーカーに特化した業務支援ツールをお探しの方におすすめ

出典:cyzen

GOOD
ここがおすすめ!

  • 外回り営業・建築業・清掃業など業種別に最適化パッケージで、顧客情報や報告書をリアルタイム共有可能
  • 不透明になりがちな社外での活動状況を見える化し、勤怠管理の負担も軽減できる
  • サポートプランも充実しており、社員に合わせたサービスが取り入れられる(有償プランもあり)

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ここが少し気になる…

  • 顧客情報管理はカバーしておらず、別途ツールが必要

HubSpot Japan株式会社

HubSpot Sales Hub

HubSpot Sales Hub
出典:www.hubspot.jp

HubSpot Japan株式会社

HubSpot Sales Hub

無料機能から導入スタートも可能!取引ステージに適したアプローチで営業力の質向上を図りたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 世界135か国・22万8,000社以上が利用!AI搭載のCRMが優先順位やメール内容を適切にパーソナライズしてくれる
  • 反復業務は自動化して、優先順位の高い顧客・取引へのアプローチタイミングを逃さない
  • 「どの活動がなぜ結果につながったのか」を理解できるレポート機能で営業パフォーマンスを向上

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ここが少し気になる…

  • 英語のみで提供中の機能もあるため、英語に抵抗のない企業向け

株式会社ジャストシステム

JUST.SFA

JUST.SFA
出典:www.justsystems.com

株式会社ジャストシステム

JUST.SFA

ビジネスモデルの変化が多くコストを抑えたい企業におすすめ

出典:JUST.SFA

GOOD
ここがおすすめ!

  • ビジネスの変化にも柔軟に対応でき、余計な中間マージンや開発コスト不要で順国産のシステムが使える
  • 案件管理はもちろん、名刺取込みやモバイルにも対応

株式会社アイアットOEC

WaWaFrontier

WaWaFrontier
出典:www.wawaoffice.jp

株式会社アイアットOEC

WaWaFrontier

簡単操作かつSFAの導入が初めての方におすすめ

出典:WaWaFrontier

GOOD
ここがおすすめ!

  • シンプルな画面で分かりやすく、不慣れでも直感的な操作が可能
  • 1ID単位で追加できるため、従業員数が急に増えた場合も対応しやすい

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ここが少し気になる…

  • 機能面で突出したオリジナリティがない

ゾーホージャパン株式会社

Zoho CRM

Zoho CRM
出典:www.zoho.com

ゾーホージャパン株式会社

Zoho CRM

低コストでさまざまな機能を充実させたい方におすすめ

出典:Zoho CRM

GOOD
ここがおすすめ!

  • 4つのプランすべてのトライアルが無料で試せる
  • 対応可能な業務範囲が広く、リーズナブルな価格設定で利用できる

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ここが少し気になる…

  • 海外発であるため、不自然な日本語で理解しにくい場合がある

株式会社エーエスピーコム

InfAjast

InfAjast
出典:www1.aspcom.co.jp

株式会社エーエスピーコム

InfAjast

セキュリティを強化しながら予実管理したい方におすすめ

出典:InfAjast

GOOD
ここがおすすめ!

  • レポートやワークフローなど使う機能だけを選べる「選択型システム」で低コストを実現
  • パスワード設定が行え、セキュリティ意識を高められる

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ここが少し気になる…

  • 入力項目の引き継ぎやウインドウの開き方が二度手間になる操作性の悪さ

ジョブマネ株式会社

ジョブマネ

ジョブマネ
出典:jobma.jp

ジョブマネ株式会社

ジョブマネ

オールインワン型のシステムを取り入れたい方におすすめ

出典:ジョブマネ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 顧客管理・見積書作成・請求書作成、売上・利益管理などを全ての情報に紐づけて登録・管理できる
  • 多くの機能を使えるにもかかわらず、低コストで導入が可能

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ここが少し気になる…

  • 設定が複雑でわかりにくい

株式会社マツリカ

Mazrica Sales

Mazrica Sales
出典:product-senses.mazrica.com

株式会社マツリカ

Mazrica Sales

営業活動に専念できる環境作りをしたい方におすすめ

出典:Mazrica Sales

GOOD
ここがおすすめ!

  • 成果に直結するダッシュボードを搭載
  • 正答率92%、AIによる受注予測機能を開発
  • シンプルなUIで顧客管理による負担を最小限にすることが可能

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ここが少し気になる…

  • シンプルすぎるがゆえに目的に合わせた細かいカスタマイズができない

ソフトブレーン株式会社

eセールスマネージャーRemix Cloud

eセールスマネージャーRemix Cloud
出典:www.e-sales.jp

ソフトブレーン株式会社

eセールスマネージャーRemix Cloud

移動時間を利用して顧客情報を管理したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • データの二重登録や資料作成時間を削減でき業務効率化できる
  • マルチデバイスに対応しているため場所を問わず使用可能

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ここが少し気になる…

  • マニュアルがわかりにくく定着に時間がかかる

株式会社NIコンサルティング

Sales Force Assistant

Sales Force Assistant
出典:www.salesforce-assistant.com

株式会社NIコンサルティング

Sales Force Assistant

ポータルに集約できAI機能にも抵抗がない方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 1人1人にAI秘書がつけられ、業務負荷を低減できる
  • 専用の無料アプリが多数使え、訪問先の地図や日報・コメントなどの通知も受け取れる

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ここが少し気になる…

  • 機能やアプリが充実している反面、人によっては不要な機能も多く持て余す

ブルーテック株式会社

Knowledge Suite

Knowledge Suite
出典:www.bluetec.co.jp

ブルーテック株式会社

Knowledge Suite

営業活動を可視化させ売上を最大化させたい方におすすめ

出典:Knowledge Suite

GOOD
ここがおすすめ!

  • ユーザー数無制限で、データ蓄積量に応じて利用できる
  • 「グループウェア・SFA・CRM・ビジネスアプリケーション」が機能連動したオールインワン

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ここが少し気になる…

  • 大容量ファイルの共有ができない

株式会社ベーシック

formrun

formrun
出典:form.run

株式会社ベーシック

formrun

カスタマーサポートを素早く漏れなく行いたい方におすすめ

出典:formrun

GOOD
ここがおすすめ!

  • 40種類以上のテンプレートを備え、テキストを入力するだけで簡単にフォーム作成可能
  • 顧客からの問い合わせ対応状況と担当者を一目で確認しやすい

MORE
ここが少し気になる…

  • 電話やビデオ通話でのサポートは行っていないため返答までに時間がかかる

【比較表】おすすめのSFA(営業支援ツール)

強み価格機能連携サービススマホ対応無料トライアル
セキュリティ機能が充実したSFASales Cloud顧客管理月3,000円~
/1ユーザー

30日間
総合支援月1,000円~
/1ユーザー

30日間
案件管理月34,800円~
/10ユーザー

14日間
業務支援1,000円~
/1ユーザー

14日間
商談管理0円~
総合支援要問合せ
14日間
総合支援月1,000~
/1ID

14日間
総合支援月1,680円~
/1ユーザー

15日間
総合支援月550円~
30日間
総合支援月1,000円~
30日間
案件管理月27,500円~
/5ユーザー
案件管理月3,000円~
/1ユーザー

30日間
総合支援3,500円~
30日間
総合支援月55,000円~
総合支援0円~
14日間

SFA(営業支援システム)とは

SFAとは、「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略で、「営業支援システム」「営業支援ツール」を意味しています。SFAは営業活動の可視化を計り、業務の効率化と生産性の向上を目指すツールです。

国内の営業現場においてさまざまな課題が山積みの中、「営業報告に時間がかかる」「顧客との関わり方が見えない」など業務内容が組織内に共有されていない営業の属人化が、課題の根本になっているのが現状です。また、営業担当者による日報・報告書の作成や顧客管理など、時間を要するバックオフィス業務も問題に挙げられます。

現場の属人化やさまざまなデータを可視化し、自動化することで営業活動・報告業務を効率的に行えるように手助けしてくれるのがSFAです。 

SFA(営業支援システム)とは?機能やメリット・デメリットと選び方を解説

SFA(営業支援システム)とは、営業メンバーの行動管理や商談の進捗状況を共有するツールを指します。本記事では、営業活動やマネジメントを効率化してくれるSFAの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。

SFA(営業支援システム)の導入形態

SFAには、インターネット上でログインしてオンラインで使用するクラウド型と、ベンダーとライセンス契約ののち、自社のサーバーを使用して独自に運用していくオンプレミス型の導入形態があります。それぞれにメリット・デメリットがあるのでチェックしていきましょう。

クラウド型オンプレミス型
特徴スムーズな初期導入が可能柔軟なカスタマイズが可能
メリット価格がリーズナブル
スマートフォンにも対応
セキュリティが強固
大企業であれば低コスト
デメリットセキュリティ面に不安がある導入・維持コストが高い
トライアル

SFAのセキュリティが重要な理由

SFAとは、「Sales Force Automation」の略語で、日本語訳は営業支援ツールです。個人情報をはじめとした機密情報を扱うツールで、営業に必要な情報を一元管理することによって、業務の効率化や生産性の向上につながり、利益率のアップが期待できます。

しかし、重要な機密情報を扱うツールだからこそセキュリティ面においてのリスクも存在するため、セキュリティ機能が充実したツールを選ぶことが大切です。ここからは、SFAのセキュリティが重要な理由を解説します。

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洩情報漏えいによる信用失墜のリスクがある

SFAには、顧客の個人情報や企業情報、商談履歴などの顧客に関する機密情報が集約されています。そのため、しっかりとしたセキュリティ対策を実施し、正しい管理をしなければなりません。

万が一、外部からの不正アクセスや人為的ミスなどによって情報漏えいが起きた場合、企業の信用が失墜するリスクがあります。また、情報漏えいを起こしたことに対して、法的責任を問われる可能性もあるため、注意しなければなりません。

サイバー攻撃を受ける可能性がある

SFAでは、顧客情報のほか、商談の進捗度や見積もりの作成、企業への訪問履歴なども一元管理しています。これによって、担当者の営業活動をスムーズにし、業務の効率化を図っています。

セキュリティに脆弱性がある場合は、サイバー攻撃を受けて、システムの停止やデータの改ざんなどが起こる危険性もあります。これによって、担当者は必要な情報が得られなくなり、営業活動が滞った場合は、企業の売上や利益に悪い影響を与えかねません。

コア業務を滞らせるリスクがある

脆弱なセキュリティは、コア業務へ悪影響を及ぼす可能性と隣り合わせです。SFAツールのセキュリティやサポートが手薄であれば、当然その穴は自社の担当者、もしくはそれに次ぐ社員が行うことになります。

専門知識がなければ対応できないトラブルや障害に見舞われると、SFAを活用する業務の手は全て止まり、コア業務が不可能な事態にもなりかねません。

有識者がおらずITツールの導入が初めてという場合であれば、よりセキュリティや専門家のサポートが手厚いツールを選択肢に入れましょう。

社員教育の時間やコストがかかる

セキュリティが不十分で、不正アクセスや人為的ミスによる情報漏えいが起こったり、サイバー攻撃でシステムが停止したりした場合は、新たなセキュリティ対策が必要になります。

パスワードや機密情報の取扱い、外部からのメールに添付されたファイルの開封などにおいて、社員のセキュリティ意識を徹底させることが大切です。しかし、社員へのセキュリティ対策の教育には、時間と手間がかかります。

また、新たな情報漏えいやサイバー攻撃が起こった場合は、その度に最新の情報を共有し、適切な対応を取るように教育する必要もあります。専門家を招いて教育してもらう場合は、費用が発生します。

つまり、セキュリティに脆弱性があると、社員教育への余計な手間や時間がかかり、業務の効率化や生産性の向上を目的とした、SFA本来の意味を失ってしまいます。

SFA(営業支援システム)のメリット

SFAの導入には多くのメリットがあります。システムの導入によって従業員の負担軽減やリスク・コスト軽減が期待できますが、どのようなメリットがあるのか具体的にみていきましょう。

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営業業務を効率化できる

営業活動における課題の多くは、業務内容が組織内で共有されていない属人化が根本の原因です。SFAを導入すれば、管理しにくい営業日報の作成・提出などの定型業務を効率化できます。

さらに、顧客情報を外出先でもスマートフォンなどで即時に確認できるため、スムーズな顧客管理で営業の精度とパフォーマンスが向上します。営業活動を可視化し、組織内で共有することで、営業の属人化を解消できるのがメリットです。

社員の負担軽減に繋がる

営業担当者は営業活動の後、帰社してから営業日報を作成したり、見積書を作成したり業務の負担が大きく残業も多くなりがちです。しかし、SFAの導入することによりこれらの業務負担を大きく軽減できます。

外出先からでもリアルタイムで営業日報を作成できるため、帰社後の業務負担が軽減され、残業時間も減らせます。また、データの一元管理で情報入力や資料作成などの手間も減らせるため、営業担当者以外の事務担当など従業員の負担も軽減されるのがメリットです。

営業活動を視える化できる

営業活動は社外に外出して行われる業務のため、進捗状況が見えづらい傾向にあり、それが営業活動の属人化と問題視される原因です。SFAを導入すれば、営業活動の状況をリアルタイムで把握できるので、上司からの適切なフィードバックやアドバイスを行えます。

また、SFA分析により精度の高い売上予測や問題点の発見・改善にも繋がり、営業マネジメントの効率化を図れます。今まで見えなかった営業活動の現場がリアルタイムで共有できるのが最大のメリットです。

成功例を共有することで、営業力向上に繋がる

SFAは社員教育のツールにも活用できます。過去の資料を登録したり、強化商品などの成功例をリアルタイムで共有したり、情報は組織内でいつでも閲覧が可能です。目標達成への参考資料にもなるため、教育コストの削減にも繋がります。

そのため、SFAに日々入力されている営業活動は、案件の成否に関わらず今後のための貴重な資料となります。

SFA(営業支援システム)のデメリット

以上のようにSFAには多くのメリットがありますが、一方導入の仕方によってはデメリットが発生する可能性があります。システム導入を検討する際はこれらの事項にも注意しなければなりません。

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ツールへの入力が社員の負担になる

SFAは社内でのパソコンや、外出先でスマートフォンやタブレットから入力して使用します。しかし、簡単な操作でも人によっては難しいと感じたり、入力項目が多いと作業が増えたと感じたり、社員の負担になる可能性があります。

導入する際は、構成がシンプルで簡単に操作できるSFAを選びましょう。また、導入前後においては、企業全体での組織的な支援とアフターフォローをしっかりと行っていくのもSFA活用の大きなポイントになります。

システム導入にはコストがかかる

SFAの導入は初期費用や維持費などコストがかかってきます。特にオンプレミス型の場合は、ライセンス・自社サーバー・ハードウェアなど比較的多くの経費が必要です。導入後も保守料金・維持費でさまざまな費用が発生します。

しかし、クラウド型の場合は1ユーザーあたりの月額費用が0円から18,000円ほどで金額に差があります。費用が高くなるほど多くの機能を備えている傾向にありますが、最低限の機能だけ欲しい場合や、お試しで使ってみたいなら無料トライアルを活用したり、コストに注目してサービスを選ぶのもひとつの手段です。

新しいシステムへの適応に時間がかかる

SFAに限らず新しいシステムを導入する際は、操作方法や業務への取り入れ方がスムーズにいかないケースが多く、社員の適応に時間がかかります。また、新しい業務内容を覚える必要があるため社員の負担にもなりかねません。

導入後はスムーズな移行を叶えるために、社内の規定やワークフローを整備する必要もあり、新しい業務スタイルに移行し慣れるのに時間がかかることもあるかもしれません。また、トラブルが発生した際の対処方法も事前に準備する必要があります。

SFAに求めるセキュリティ機能チェックリスト

安心してSFAを利用するために、おさえておきたい機能をリストアップしました。搭載されているセキュリティ機能はサービスによってさまざまなので、ツール機能とあわせて重点的にチェックしましょう。

機能名機能の詳細
権限制御機能認証:ログインできるユーザーを識別する
認可:管理者が定めた条件をクリアしたユーザーのみのアクセスを許可する
監査:認証や許可などの処理で発生したログを記録する
多要素認証知識情報・所持情報・生体情報といった
異なる複数の要素を組み合わせて認証する
IPアドレス制限特定のIPアドレス以外は、閲覧できないようにする機能
ファイアウォール外部からの不正アクセスを防ぐ機能内部から外部への未許可通信を防ぐ機能
WAFWebアプリケーションへの攻撃を防ぐ機能
通信暗号化データネットワーク上を移動するときに暗号化して、
第三者による盗聴やなりすまし、改ざんを防止する機能
データ暗号化データ自体を暗号化し、第三者から読み取れないようにする機能
ディスク暗号化HDDやSSDを丸ごと暗号化する機能

SFA(営業支援システム)の選び方

SFA選びを失敗しないための重要な比較ポイントを4点紹介します。より詳しく知りたい方は、「【もっと詳しく】SFAの選び方」をご覧ください。

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コストと予算が見合っているか

SFAツール選びでは、コストと予算が見合っているかどうか、費用対効果の高さが特に重要な比較ポイントです。自社の規模や使用する従業員数などで導入・運用コストは変化し、クラウド型かオンプレミス型かでも、初期費用やライセンス利用料が大きく変わります。

仮に初期費用を抑えられるクラウド型を導入しても、従業員が多くなれば費用が高額になるケースも考えられます。そして、初期費用が大きくかかるオンプレミス型の方が費用対効果が高い可能性もあります。 

したがって、初期費用だけでなく、運用費用などコストと予算が見合っているかどうかを確認することが重要です。

自社サービスに合ったスペック・機能なのか

SFAのシステムにより搭載している機能は異なります。営業活動における自社の課題や問題点の解決のために必要な機能を考えて選びましょう。また、今後の事業拡大なども視野に拡張性・カスタマイズ性を考慮するのも重要なポイントです。

そのために、どんなスペックや機能があるのかしっかりと把握してから導入することが必要です。オーバースペックにならないように、自社の社員が使いこなせるかどうか見極めて機能を選択しましょう。

誰でも直観的に操作できるか

SFAのデメリットでも挙げられたのが、操作に関する問題点です。社員誰でも使いやすく、業務負担にならないことが重要になります。システムによっては細かい入力項目が設定されているものもありますが、できるだけ直感的な操作で情報を一元化してくれるシステムが理想的です。

単純に営業日報・顧客情報だけをSFAに求める場合など、重要視する機能を絞って入力項目を少なくし、シンプル操作で済むSFAを選びましょう。

外部サービスと連携できるか

外部サービスと連携が可能か確認することも重要です。例えば、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)、MA(マーケティング・オートメーション)と連携することにより、SFA活用の幅は大きく広がります。

その他にも、受注管理システムなどの外部サービスをすでに導入している場合は、既存のシステムやデータと連携できるかを確認しておくと、移行作業もスムーズに完了します。

SFA導入成功へ導く4つのポイント

システムの導入だけでは、SFAの効果を実感することはできません。SFAの導入はあくまでスタートラインであり、以降の活動次第で営業プロセスを改善していけるかが大きな分岐点となるでしょう。

それではSFA導入を成功へと導くためには何に着目していくべきなのか、自社の課題とあわせて確認し、より綿密な活動計画を練っていきましょう。

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研修やサポート体制を整える

SFAの導入には社員研修を行い、全員が使用できる環境を整える必要があります。また、マネージャーや上司は操作をより熟知し、部下への質問に答えられるように社内でのサポート体制も準備しておくようにしましょう。

SFAの管理者として万全なスキルを身に付けたいなら、SFA管理者研修を受講するのもひとつの手段です。SFAの全体像から運用方法、機能の活用方法から業務改革に至るまでSFAのすべてを熟知できます。

社員にSFAを使用するメリットを理解してもらう

SFAを導入する際は、社員に導入の目的や、使用するメリットを理解してもらう必要があります。営業担当者の業務負担・残業の軽減や、商談進捗状況・顧客情報の確認を共有できるため、効率化できるメリットを伝え、社員に周知しておくことも重要です。

SFAを営業活動の中心に据える

SFAの導入を成功させるポイントは、SFAを営業活動の中心に捉えることです。常にSFAを意識して取り組めばシステムを最大限活用でき、質の高い情報収集が行えます。また、データを活用してKPI(重要業績評価指標)を設定し、PDCAサイクルを回すことが重要です。

営業活動の属人化を解決し、共有化した営業活動に移行できれば、さまざまな進捗状況が自動的にデータ化され、リアルタイムで分析が可能です。SFAイコール営業のツールとして活用していくことが目標達成へのマネジメントに繋がります。

PDCAを継続し続ける

SFAを導入したからといって、すぐに営業プロセスが改善できるわけではありません。前述した対策を講じても、習慣化したプロセスやマネジメントが影響し、正しいプロセスで営業活動し続けることは難しいものです。

常に改善へつなげPDCAサイクルを回し続けるために、外部のコンサルティングや支援サービスを活用することも効果的です。既存の営業プロセスやマネジメントの改善へもフォーカスし、課題解決のための周期的なマネジメントを行っていきましょう。

SFAツールを導入する際の注意点

SFAツールを導入する前に、注意点も必ず確認しましょう。注意点も含めてSFAを選ぶことでトラブルを回避できるでしょう。

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導入目的を明確にする

SFAツールを導入する際は、導入目的を明確にすることが重要です。目的が曖昧な状態では、軌道に乗らずツールが機能しないといった結果を招きかねません。一般的に、SFAは「売上の最大化」を目的とします。

そのため、自社の営業活動の課題を洗い出してから、SFA導入後の方向性を明確にし、会社全体に周知させる必要があります。導入目的を明らかにすることで、会社全体のモチベーション維持につながり、事業の取り組みの一体化にも期待できます。

費用対効果の高さを見極める

SFAツールの導入によって、業務効率化で人件費を削減したり、パフォーマンス向上で利益を高めたりなど、コスト面での効果が望めます。しかし、その一方で、初期費用・月額利用料金・人件費といった費用も発生します。

よって、SFAツールを選ぶ際は費用対効果を重視する必要があります。費用対効果が合わない状態では導入が失敗につながりやすくなるため、自社の業務形態や規模に合った費用対効果の高いツールを選定しましょう。

スモールスタートから始める

SFAツールを導入する際は、最初から大規模プロジェクトを組むよりも、少人数のチーム安いSFAから取り入れるなど、スモールスタートするのがおすすめです。無料で使えるオープンソースのクラウド型などもあるため、試験的な運用から始められます。

新しいシステムを導入する際は、トラブルの発生も少なくありません。導入後の混乱を避けるためにも、少ないチームで運用を開始し、徐々に会社全体に導入していくと、ルールの設定がしやすくなります。

そして、スモールスタートで得た課題をピックアップすることで、自社が求める機能や規模を把握できます。システム導入にかかる無駄な費用を抑えつつ、より一層効率的なパフォーマンス向上を目指すことが可能です。

【もっと詳しく】SFAの選び方

SFAツール選びでは先述した他、以下のような比較ポイントがあります。自社のニーズを把握し、最適なシステムを選びましょう。

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スマホ・タブレットなどのマルチデバイス対応か

SFAツールは、営業担当者が外出先から利用できるのが魅力です。そのため、パソコン以外のデバイスでも利用できるかを確認しましょう。スマホやタブレット端末でSFAを入力できれば、移動中などの時間を有効活用できます。

また、リアルタイムな進捗状況の共有により、社内にいる上司からのフィードバックを受けながら営業活動の精度向上が見込めます。なお、SFAツールの中にはスケジュール管理機能が搭載されたものもあるため、手帳がなくても行動管理が可能です。

サポート体制は手厚いか

オンプレミス型のSFAを運用する場合は、トラブルが発生した際にベンダーのサポート体制が整っているか事前に確認しておくと安心です。また、ベンダーが休日にサポートを行っているか把握しておきましょう。

また、クラウド型のSFAをはじめて導入する際も、準備や導入後のアフターフォローやトラブルへの対処方法などサポート体制がどんな仕組みになっているか確認し、できるだけ充実したサービスを提供しているシステムを選ぶと良いでしょう。

セキュリティ対策は万全か

特にクラウド型のSFAの場合、顧客情報を扱うため、ロック機能やアクセス制限・プライバシーマークの取得などは、セキュリティリスクを避けるために確認すべきポイントです。社外で使用するケースが多い場合は、画面の覗き見対策として、特定の端末以外からアクセスできなくなるような機能があると安心です。

また、オンプレミス型のSFAを運用している場合は、自社で独自のセキュリティレベルを設定することで対策を立てられます。

導入実績は豊富か

SFAを選ぶにあたって、システムの導入実績はなによりも信用に値する判断基準です。営業力強化のためにSFAを導入し実際に効果を得るためには、試行錯誤のもとPDCAを継続し続ける必要があります。

導入実績が多いほどツールの安定性は高く、効果を実感するまでのノウハウも蓄積されているということになります。掲げる課題や規模が近い企業の導入実績も参考にしながら、自社の営業プロセス改善に着手していきましょう。

無料トライアルの有無

操作性がシステム導入の重要な要素となり得るように、無料トライアルも実際のシステムに触れられる貴重な機会です。説明から魅力を感じた機能も、実際に使用し複雑な操作が伴うのであれば、導入後の営業活動に活用される機会は減ってしまいます

機能内容の確認だけでなく、マネージャーや営業担当、利用する社員全員が扱えるツールとなるよう、複数のトライアルで試用し比較することも大切です。

まとめ

SFAは、大切な顧客情報や企業情報などの機密情報を一元管理しているため、不正アクセスや人為的ミスによる情報漏えいが起こらないように、セキュリティ対策が重要です。

セキュリティ機能の高いツールを導入すれば、外部からのサイバー攻撃・マルウェアの侵入を防ぎ、内部へは機密流出や不正を対策する環境構築を行ってくれます。

本記事で、権限制御機能や不正アクセス防止機能、暗号化機能などの機密情報を守る働きをする機能を搭載しているかどうかをきちんと確認し、自社に合ったSFAツールを選びましょう。

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